任天堂から配信されているスマホゲーム「ポケモンGO」が話題となっていて、先行配信されたアメリカでは3日で脅威の750万ダウンロードとなりすでに社会現象となっている。
海外では配信以来毎日のように、今まで起きなかった珍事件が報道されている。
そんな社会現象を巻き起こしている「ポケモンGO」だが、日本で配信されて考えられるメリット・デメリットについて言及したい。
ポケモンGOによってもたらされるメリット
すでに社会現象にもなっている通り、プレイする人も多いはずだ。
プレイヤーが多いほど実証されてメリットも多数出てくるはずである。
まずは考えられるメリットについて見てみることにしよう。
犯罪の減少
海外で報じられたように、水属性のポケモンを探して川辺を歩いていると水死体を発見したらしい。
⇒ GIGAZINEネット
指名手配中の犯人の目撃情報などこういったニュースはまだまだあって、事件を解決する手助けになる。
そして発見されるのを恐れて犯行自体が減るというものである。
健康になる
普段から外出しない人が「ポケモンGO」にハマったら、これは外に出ないとモンスターを捕まえることはできないので、必然的に歩かなくてはならない。
つまりウォーキングと同じ効果が見込まれるのである。
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他にも前述したとおり「引きこもり」から「アクティブ」というように、内から外に出ることによって色んなコミュニケーションが生まれて精神病からの立ち直りも考えられる。
さらには、認知症への予防も推測できるのではないだろうか。
経済効果
この任天堂のアメリカで750万ダウンロードされたのがきっかけだろうとは思うが、任天堂の株は大幅に上がった。
マクドナルドとの提携も決まって、マクドナルドの株も上昇。
というように今回の「ポケモンGO」リリースは凄い経済効果を生んでいる。
おそらくスマホの普及もこれからまだまだ増えるだろう。
そして修理業者もこれからもっともっと忙しくなるのが予想できる。
さらに言えばゲーム内では特有のポケモンを集める道具が買えるらしく、店舗で買ってその道具を使えば、そのポケモンがそのお店に行けば捕まえられることにもなるのである。
つまりお店の商品目的ではなく、ポケモン目的で来客するようになるのだ。
これは課金されるという任天堂への直接的経済効果もあるが、消費者のポケモン目的での商品の購買による経済効果が見込まれるのである。
リーマンショック以来、イギリスのEU離脱による株価激減・・・といったマイナス報道はあったが、経済が活性化されるニュースは最近はなかったのでとても良い傾向である。
ポケモンGOで起こりうるデメリット
すでに先行配信されている海外では色々な事件や事故が多発しているようだ。
海外のニュースでも報道されているものから、日本でも考えられるデメリットについても見てみよう。
危険な場所への立ち入り
以前から懸念されてはいたが「ながらスマホ」が大前提となるこのゲーム。
やはり危険なようで、知らないうちに電力発電所に入ってしまったり、民家に入って不審者だと勘違いされ発砲されるという事件さえ海外では起きている。
あと配信前の日本ですでに問題提起されているが、電車での人身事故が多発するのでは?と言われているようである。
これはホーム内でゲームに夢中になって事故となってしまうケースの他、踏切での人身事故もあると考えられるのではないだろうか。
交通事故多発
海外では高速道路内での事故が多いようだ。
なんでもポケモンを探すのに高速道路内に侵入して警察に保護されるケースや、ポケモンを捕まえるのに高速道路内で車を止めて大惨事になった事故もすでにある。
とにかく日本でも懸念されているのが、車の運転中にプレイするという事故だ。
車を運転している時は、危険な鉄の塊を操縦しているという意識をしっかりしないと、人を怪我させてしまう他、自身も危険と隣り合わせなのを自覚しなければならない。
⇒ ポケモンGOの日本でのダウンロードはいつ?ニコ生放送で手動更新中
最後に・・・
まだまだ他にもメリットやデメリットは考えられるが、ここでは抜粋して挙げてみた。
やはり一般人としては「ゲームを純粋に楽しむ」反面、企業などの政策にもハマってしまう傾向にあるようにも思える。
それにしても画面の向こう側とリアルな世界を初めにつなぐのが「ポケモン」になるとは・・・ゲームの影響力に脅威を感じずにはいられない。
本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。