ドラマ「テセウスの船」の真犯人について、原作漫画のネタバレをするとともに考察していきます。

現在、ドラマでは4話まで放送されており、ネット上では「真犯人は誰?!」という声が高まっていることもあり、このサイトでも犯人を考察していこうと思う。

とはいえ、このドラマには同名の原作、漫画「テセウスの船」が存在するので、それを読んだら一発でわかるはず…と考えた。

なので、ここでは漫画「テセウスの船」の結末ネタバレを公開するので参考になればと思う。

※しかし、先日のワイドショーで原作者本人が「ドラマ版と漫画では、犯人が違う」と宣言したようなので、世間でもざわつきを隠せない様子だ。

 

テセウスの船

まずはじめに「テセウスの船」とは何なのかを説明しよう。

テセウスの船とは

「テセウスの船」とはパラドックス(矛盾)の一つ…その昔、クレタ島から帰還した英雄・テセウスの船を後世に残すため修復作業が行われた。

古くなって、朽ちた部品を徐々に新しい部品に交換していくうちに、当初の部品は全てなくなった。

ここで矛盾(パラドックス)が生じる…この船は最初の船と同じといえるのか?

そしてこの矛盾が人間だったらどうだろう…人の体の中では毎日3千億個の細胞が死に、そして生まれているという…これが数ヶ月すると体のほとんどの細胞が入れ替わることになるが、別人になるということにはならない。

今の俺を作ったもの…経験と記憶、過去(の環境)…というのが、この物語の大筋となってくる。

漫画結末ネタバレ

ここからは漫画「テセウスの船」の結末ネタバレを公開しています。

序章

物語の主人公・田村心は由紀という最高の妻と出会い、そして由紀のお腹の中には2人の子供がいて、もうすぐ生まれるという幸せ絶頂期にいる。

しかし心は他人には口が裂けても言えない過去があった…それは心がまだ生まれる前の話だが、故郷の音臼村で起きた「音臼小無差別殺人事件」の犯人が心の父・佐野文吾だということ…。

「音臼小無差別殺人事件」とは…1989年6月24日、北海道の音臼村という小さな村で毎年行われるレクリエーションの「お泊り会」で学校に集まっていた小学生たちが飲んだオレンジジュースに青酸カリが混入していて、21名もの子供たちが命を落とした。

その後、警察は佐野の自宅から青酸カリを押収…それが決め手となって佐野文吾が犯人として捕まった。

そして佐野は死刑を言い渡されるが、いまだに無実を訴え続けており、まだ刑は執行されていない。

佐野が逮捕されてからの佐野一家は事件のことがバレるたびに、借金して引っ越して転校して、母・和子は毎日寝ずに働いていたのだという…人には「申し訳ございません、申し訳ございません」と謝るが、結局、世間から叩かれ憎まれ傷つけられた。

加害者家族という「毒」に支配され、それは今も消えずに一家全員の人生を蝕み続けてきた…それでも母・和子は「女手ひとつで俺たち子供を守るのに必死だったと思う」と心は語る。

そんな心にも「学校の先生になる」という夢を持っていたが、殺人犯の息子じゃ無理だと諦めていた…そんな心の言葉を聞いた由紀は「心はお義父さんの事件とは関係ないよ!」と言って、一つのノートを心に見せる。

それは由紀が音臼村での事件などを独自に調べ、当時の新聞などの記事をスクラップしたものだった…それを見た心は「やめてくれ…こんな過去なければいいのにって今までずっと思ってた。もしも別の過去だったらどんなに良かったのだろうって…でも俺、いま幸せだよ。この幸せを由紀と一緒に築いていきたい…守っていきたい。これが俺の全てだ」と語る。

そんな心にすぐに悲劇が襲いかかってくる…産気づいた最愛の妻である由紀が子供の命と引き換えにこの世を去り、誕生した娘の名前は「未来に進んでいけるように…」と未来(みく)と名付けた。

そして心はこの子を守っていくんだと強く考えるようになる…そこで由紀が当時の事件についてスクラップしていたノートが目に入り、中を読むと犯人である佐野に「冤罪の可能性がある」ことを知った心は未来を守るため、「佐野が本当に犯人なのか、もしくは冤罪なのか」を確かめに佐野に会いに行くことにするのだった。

心は佐野に会いに行く前に、事件が起きた音臼村(現在は廃村となっているが、当時は1200人ほどが生活していた)を訪れた…事件現場の音臼小学校に足を進めた心の前には、音臼小慰霊碑なるものが置かれ、校舎は事件の後取り壊されて更地になっている。

そうこうしていると心の周りに濃い霧(前も見えないし、音も全く聞こえなくなってくる)がたちこめてきて、心は気を失ってしまい…心が目を覚ますと、取り壊されたはずの音臼小学校らしき校舎が復活していたり、人も生活している様子。

心は始めさっきまでいたところと違う…と考えていると雪の中から人の手が見え心は大慌てで掘り起こすと、それは少女(鈴の幼少期)で取り急ぎ救急車を呼び近くの病院へ運んだ。

心が病院のカレンダーを見ると1989年1月7日とある…そこで心は1989年1月7日に「姉ちゃん(鈴)が自宅屋根の除雪中に転落する」という由紀のノートに書いてあった記事を思い出した。

そしてそこに現れたのが、鈴の父でもあり、村の警察官であり、音臼小事件の犯人とされている「佐野文吾」…ここで心は完全に自分が過去にタイムスリップしたのだと気づくのだった。

「過去」を変え真相を暴け!

佐野文吾は心がイメージしていた(この時、心は初めて父親と対面した)人ではなく、家族思いの陽気でアツい男だったこともあり、心は「やはり由紀の予想通り父は冤罪だ」と確信し、事件の真犯人を探そうと必死に独自捜査を開始する(この時、心は佐野文吾に「自分は未来から来たので、この村で起こる事件を止めに来た」ことを明かす)。

しかし、音臼小事件前に起きていた事件(三島医院の次女・千夏ちゃんが除草剤を誤飲して亡くなってしまう)は完全に止めることはできなかった…それでも「過去は変えられる」と信じて行動していたが、心は北海道警察の捜査一課・金丸刑事に色々と疑われるハメになったりと大変な思いをする。

そして、今度は三島医院の長女・明音ちゃんまで行方不明(由紀が調べた記事をスクラップしたノートには、明音ちゃんの行方不明はもう少し先の出来事だったので、心もまだ気にしてはいなかった)になってしまう…その中で「金丸刑事の心への疑いの目」が厳しくなってきた。

テセウスの船犯人ネタバレ…漫画原作から真犯人を考察 image 1

ついには「公務執行妨害」と称して、心はなかば無理やり現行犯逮捕されてしまう…が心は拘束され持ち物の「未来が書かれたノート」が見られてしまうことを恐れ署に連行されてしまう直前、スキを見て森の方に走り出し「未来ノートと自分の免許証」を見つからないように投げ捨てるのだった。

逮捕されてしまったが、心はもちろん無実なので釈放される…しかしその後、村のみんなからは怪しがられてしまい、心は「早くこの村から出ていけ」とまで言われてしまう始末。

結局、明音ちゃんは音臼神社で遺体となって発見される…その横には新聞配達員の長谷川翼も一緒に見つかった…翼も遺体の状態だ。

二人の死因は毒によるもの…青酸カリ中毒だ。

そして、木村鍍金工場(木村さつきの実家)から何者かによって青酸カリが盗まれていたことも判明する…このことを受け佐野文吾は心に「(未来は)どうなるんだ?」と聞いてきた。

心は音臼小事件のことを語り「犯人は自分の父親…佐野さん、あなたです」とうつむきながら話す…この真実を心が言ったのには「この村を家族みんなで出るんです…事件が起きる前にこの村を出ていくんです…そうすればきっと…」という、苦肉の策だが最終的な作戦があったからだ。

しかしこれを聞いた佐野文吾は「俺が人殺しだ?!ふざけんじゃねぇぞ、お前…証拠はあるのか?嘘じゃねぇと言うなら、お前が俺の息子だって証拠見せてみろ!証拠がないなら出ていけ…この村から出ていけ!」と逆上してしまい、その場を去ってしまう。

心は「佐野文吾の信用が失くなってしまったら、もうダメだ…これからどーすればいいんだ…」と考え途方に暮れていると、この時代に来たときと同じような濃い霧が心を包み込み、心は現代の世界にまたタイムリップしてしまう。

そしてその頃、1989年の時代では真犯人が心が捨てた「未来ノート」を手にし「これにはこれからやろうとしていた計画が書かれている…これは夢のノートだ!」と恐怖の歓喜を上げるのだった。

二度目のタイムスリップ

心はタイムスリップによって、また現代に戻される…「過去を変えることはできたのか?」と焦って、スマホで「音臼小無差別殺人事件」のことを調べるが、事件も止めることができなかったし、犯人も父親・佐野文吾のままだった。

変わったのは、事件の日付と青酸カリに混入された飲み物…そして、心が絶望したのが佐野一家は事件後、母・和子が心を出産してから、一家心中を図り和子と長男・慎吾は死亡し、長女・鈴と次男である心が一命を取りとめたことになっていたこと。

そう、現代は大きく変わっていた…まず、心は由紀とは結婚していなかったし(もちろん未来なんて子供もいない)、心の生い立ちも大きく変わっていて、心自身わからないことだらけ。

そんな時、心の自宅に過去の世界で見た真犯人が描いたと思われる、一枚の絵が郵送されてきた…絵の内容から読み取れるのは、妊婦(由紀)の存在。…

心は由紀が生きていることを信じて、由紀の実家に行くがお義父さんもお義母さんも心を不審者扱いし、由紀のことは隠している様子…そうしていると由紀が(おそらく勤め先から)帰宅し、心は由紀との再会を喜んでいたが、由紀は心の存在すら知らないようだ。

心ががっかりしていたら、翌日、由紀が心の自宅を訪ねてくる…が由紀は週刊誌の記者になっていて「佐野文吾さんの次男・田村心さんで間違いないでしょうか?」と心のココロの中にづかづかと入り込んできた。

心が知っている由紀ではなくなっていた…心は「また過去の世界に戻れるかもしれない(真犯人から送られてきた絵も「札幌〜」だったこともあり)…もう一度、音臼村に行こう!でも、その前に佐野に会って、1989年のあの日何があったのか話を聞こう」と考え、札幌拘置所に収監されている佐野文吾を訪ね当時の話を聞くことにする…。

札幌拘置所にいる佐野を訪ね、(現代では)初めて父に会い心は感動に浸っていた…が本来の目的に話はすぐに戻る。

佐野の話を聞いて色々と過去も変わっていたことがわかる…まずは心がいなくなってから、あの金丸刑事が明音ちゃんの事件の捜査中に亡くなってしまったんだという…結局、明音ちゃんの事件が解明されることはなかった。

その後、三島さんは病院を畳み、長谷川の婚約者・佐々木紀子も村を出た…来たる6月24日(本来「音臼小無差別殺人事件」が起きた当日)佐野文吾は警戒しこわばった表情で学校付近を捜査…それもあってか6月24日には何も起きなかった。

しかし、翌日の朝、次々と子供たちが倒れていく…その後の調べで牛乳に青酸カリが入れられていたことが判明し、疑われたのは「佐野文吾」だった…そして佐野の家から青酸カリが押収されたんだという。

その佐野の家から見つかった青酸カリは、木村鍍金工場から盗られたものと、同じものだとわかったんだという…あと最後に長女・鈴についての有力な情報を心は佐野から聞く。

(たまたま札幌に住んでいたため)長女の鈴にすぐに会いに行くと、鈴は整形し顔を変え名前も「村田藍」と改め、本来の姿を周囲にはさとられまいと生きていた…そして鈴は車椅子に乗った謎の男とともに生活をし、その男との間に妊娠までして新しい自分と向き合って生きていたのである。

ついに見つけた真犯人の素顔

車椅子に乗った謎の男の名前は「木村みきお」…そう、音臼小の事件で生き残ったという、鈴の同級生・加藤みきおだった…彼は事件で生き残ったものの下半身に後遺症が残ってしまい、現在は車椅子での生活をしいられている。

みきおがなぜ加藤から木村という性に変わったのかというと、当時学校の職員だった木村さつきの養子となっていたからだ…そんなみきおは鈴の正体には気づかず、鈴が村田藍であると信じているんだと鈴は話す。

みきおとは鈴が以前、介護の仕事をしていた時に再会し、鈴は車椅子で生活している彼を見てすぐ「同級生のみきお」だと気づいたらしく、その時、鈴は頭の中で「私は事件の加害者家族として償うべきじゃないか…」と一つの結論にたどり着いたんだという。

だから鈴は自分を偽ってでも、みきおのことをサポートすることに決めたのだ…だが、そうはいっても鈴はみきおのことを愛してなどいなかった。

心はそんな鈴に問う…「彼は本当に俺たちのこと知らないの?…姉ちゃんは間違ってるよ…こんなこと一生隠し通せるわけない。子供だって生まれるのに」と嘆き「とにかく、父さんが無実だっていう新証拠を見つけるしかない」と、浅はかは考え方の鈴に呆れ返るように言い残してその場を後にする。

鈴こと村田藍に紹介されたみきおは自分の身に起きた音臼小での事件のことを簡単に心に説明し「毎年6月24日に音臼村で慰霊祭があるんですが、あの事件で亡くなった家族や友達のことを忘れないことが一種の供養になるんじゃないか」と言って、その場に心も一緒に来ないかと誘ってくるのだった。

心が音臼村で起きた事件の現場に来ると、以前と同じく「音臼小慰霊碑」というのがあり、そこに心が来ると人影が近寄ってくる…それは車椅子には乗っていない鈴の夫・みきおだった。

みきおは「やっと会えましたね。心先生」と過去に会ったことがあることを知っているような不気味な発言をする…心は確信を得たのか「お前が犯人だったのか…加藤」と言うが、みきおは黙ったまま。

心は続けて「半身不随もずっと嘘をついてきたのか、被害者のフリをして。お前の目的はなんだ?」と聞くと、みきおは「どうでもいいじゃないですか、そんなこと…(そんなことよりも)タイムスリップについて聞きたい。どうやって過去に行ったのか教えてください…ノートも見た。どうやったら過去に戻れるんですか?」と聞き返してきた。

テセウスの船犯人ネタバレ…漫画原作から真犯人を考察 image 2

心が黙っていると真犯人である「加藤みきお」はかばんの中からサバイバルナイフを出し、今にも心に襲いかかって来そう…それを感じた心は「これ以上罪を重ねるな加藤…タイムスリップの仕方なんて知らない。ただ一つ言えるのは、過去に逃げちゃダメだってこと…過去と向き合って被害者のためにも罪を償えということ」と自首を加藤に促す。

すると突然、心の周りに濃い霧が立ち込めてきて、目の前の加藤を見失ってしまう…そしてその間に加藤は持ってきたナイフで心を襲ってきた。

心が必死に抵抗していると、濃霧はさらに濃くなっていき、また過去の世界へ飛ばされてしまった心…今度は1989年6月20日…音臼小での事件が起こる直前だった。

そして真実へ…

心が音臼小での事件が起こる直前…1989年6月20日に再度タイムスリップしてしまったその頃、その時代では佐野文吾がなんとか事件を止めようと必死に「6月24日の学校お泊り会」というレクリエーションの中止を小学校側に呼びかけるが、「お泊り会は学校の児童だけじゃなく、卒業生や村の人達も毎年楽しみにしている村のイベント一つ」だと佐野文吾の提案は却下されてしまう。

そんな時、佐野文吾に心が見つかったという連絡が入り、急いで心のもとへ向かった…佐野文吾と心が無事合流を果たし、心が「急いで事件を止めなくては…犯人は加藤みきお(と木村さつき)です」と話し、二人は加藤の家を訪れる。

…が、どうやら加藤みきおは一緒に暮らしていたお婆ちゃん(唯一の身寄り)が心臓に大病を患ってしまい、札幌の病院に入院することが余儀なくなってしまったため、加藤みきおは一時的に隣町の児童養護施設に入ることになったんだという。

しかし二人がその施設に訪れた時には、もうそこには加藤みきおの姿はなかった…なにやら「加藤信也」と名乗る親戚の叔父さんと一緒に、お婆ちゃんが危篤状態だとかで札幌の病院に向かったと聞かされる。

この加藤信也という男…実は未来から来た加藤みきお(車椅子の男)だった。

心のタイムスリップに、偶然ついてきたらしく1989年の心と同じ時に落とされていた…この後、起こる「音臼小事件」の真犯人でもある加藤みきお(小学生時代)の手助けをし始める。

そしていよいよ事件の恐怖を感じ始めた佐野文吾は、妻・和子と長女・鈴と長男・慎吾の3人を親戚の家(村から離れた場所)に行ってもらうことにする…しかし、その道中で3人共加藤みきおに誘拐されてしまうのだった。

ただ唯一、長男・慎吾だけは解放されボロボロになった慎吾は山道で発見され保護される…これにより小学校のお泊り会は中止の方向になっっていった。

そして、和子と鈴は小学校の旧体育館に監禁されていて、それを見つけ助けたのは加藤みきお(小学生)…もちろんこのことは知っていたので加藤みきおの自作自演ということになる。

その頃、心は山小屋で一緒にタイムスリップしたきたという加藤みきお(大人)と会うが、加藤みきおに不意打ちを食らってしまい、山小屋に閉じ込められてしまう…そして加藤みきおは「お泊り会での大量殺人は起きません…それにはもう興味はない」と加藤みきおが起こしてきた数々の事件の目的が「鈴(と一緒になる)のため」だったことを告白。

その真実を告げた加藤みきおは、さらに「遺書を書いた…すべての罪を告白して、最後は加藤信也として俺は死ぬ」と言い残して、その小屋自体(心ごと)を燃やしてしまうのだった…燃え盛る山小屋を後にし佐野文吾のいる小学校へと向かう。

正しい現代へ…

雨が降りしきる中、鈴を助け(和子を見つけ)た加藤みきお(小学生)はすっかり英雄扱いされ始める…佐野文吾は「ふざけるな…これもお前の計画なんだべ?」と加藤みきおに問い詰めるが、「なんのこと?…加藤信也って叔父さんを名乗る人は、なんとなく怪しい人だなって思ってた」ととぼけられてしまう。

そうこうしていると、佐野文吾は傘に身を隠した加藤みきお(大人)にナイフで襲われてしまうが、佐野文吾をかばって刺されたのはなんと心だった…心は燃え盛る山小屋からギリギリで脱出し、しかも山小屋の中にあった加藤みきおの肉声で録音した、殺人日記のようなテープを回収し、加藤みきお(大人)に突きつけ「これで、終わりだ…加……」とそのまま倒れてしまう。

そんな心を見計らって加藤みきお(大人)は、佐野文吾にナイフで襲いかかるが警察官が常に携帯している銃で応戦し、結局、心も加藤信也ことみきおも、そのまま息を引き取ってしまうのだった。

そして時は進み、2017年…。

音臼村で起きた数々の事件の犯人は「加藤みきお」とされ少年Aと呼ばれ、佐野一家は幸せな家族となっていた…心はというと和子のお腹にいた佐野家の次男として生まれ、タイムスリップした心と同じく、教員を目指し見事教師となり笑顔いっぱいの幸せな生活を送っている。

・・・END

ドラマ版では犯人が違う?

冒頭でも書いたように、現在は4話までドラマ放送されていいるわけだが、原作漫画での真犯人は車椅子の男(これも偽り)加藤みきおなのだが…

王様のブランチ

テセウスの船
原作漫画と
今クール放送中のドラマの
犯人が違う…。と原作者が
話したそうですが。
そんなんあり?すげーな!

— のりー (@yatsuiman) February 15, 2020

と原作者の東元氏本人の口から衝撃発言が出たようだ。

確かに原作漫画とストーリーの展開やキャラの設定に違いはある…とはいえ、車椅子の男が大きく犯行に関わっているのは否めないだろう…そしてドラマの4話でこの車椅子の男が「木村みきお」とわかっているので、過去では加藤みきおであるとわかる。

おそらく原作漫画では木村さつきは音臼小の事件にはあまり関わっていないような描写となっているが、ドラマでは加藤みきおと木村さつきでの共犯となるのではないだろうか。

Paraviで視聴する

ドラマ「テセウスの船」はTBS系列で放送されるので、ドラマのストーリー1話~最新話まで 「 Paravi (パラビ)」で配信されている。

今なら初回登録後30日間無料というお試し期間付きなので、見逃しまった人もタダで視聴することが可能となっている。

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本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。