映画「チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」の結末ネタバレと感想を公開しています。
広瀬すず主演の映画『チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話』が2017年3月11日に公開されました。
この作品は、2009年に全米チアダンス選手権を制覇した福井商業高校チアダンス部の実話がベースの青春エンターテインメント作品です。
観る予定がない人も、話題作品で2018年にはドラマ化が決定しているということもあり、内容や結末が気になる人も多いと思います。
ここからは、映画「チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」のキャストに始まりストーリーのあらすじ、そして結末ネタバレと感想を公開するので参考にしてほしいです。
映画「チア☆ダン」
役/キャスト
- 友永 ひかり/広瀬すず
- 玉置 綾乃/中条あやみ
- 紀藤 唯/山崎紘菜
- 東 多恵子/富田望生
- 永井 あゆみ/福原遥
- 村上 麗華/柳ゆり菜
- 矢代 浩/健太郎
- 山下 孝介/真剣佑
- 早乙女 薫子/天海祐希
ストーリー
あらすじ
福井中央高校に入学した友永ひかり(広瀬すず)は、サッカー部の同級生・孝介(真剣佑)を応援したいという動機からチアダンス部に入部します。
軽い気持ちで入部したものの、顧問の女教師・早乙女(天海祐希)が目指す「全米大会制覇!」という無謀な目標に面食らいます。
部員のほとんどがダンス未経験者。
しかし、全米制覇をめざす早乙女の厳しい指導は容赦なく、あまりのスパルタに辞めていく部員たち。
自分も辞めようと思っていたひかりでしたが、チームメイトの彩乃(中条あやみ)のサポートで、なんとかチアダンス部に残ります。
そして、初めて挑んだ福井大会。しかし、ミスを連発し、最悪な結果に。
大会後の反省会では部員同士の不満が爆発。部員たちはバラバラになってしまい、翌日以降の練習にも来なくなってしまいます。
そのとき校長室では、チアダンス部廃止の話し合いが…
はたしてチアダンス部は再びひとつになれるのか?
そして、目標の全米大会に行くことができるのか?
結末ネタバレ
ここからは映画「チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」のネタバレを公開しています。
バラバラになった部員たちを説得して回ったのは部長の彩乃でした。

そして、部員たちは校長室に直行し、チアダンス部の存続を直談判。熱意が通じ、チアダンス部は再スタートを切ります。
2年生になったひかりたち。入部希望の1年生を前にした彼女らは確実に成長していました。
練習も順調に進み、チアダンス部は県大会で優勝、全国大会へと駒を進めます。
しかし、全国大会の結果は4位。
何かが足りない彼女たち。それに気づいてもらうため、早乙女は夢ノートを書くように指導します。
本気でアメリカに行きたいと考えた彩乃は「みんなの敵になる」と夢ノートに書き、次の日からビシビシとダメ出し。
これまで足りなかった本気度がチアダンス部に生まれてきました。
ひかりたちもついに高校3年生。
しかし、ひかりは練習で全治2カ月の重傷を負ってしまいます。
他の部員が全国大会に向けて練習する中、参加できない悔しさを味わうひかり。
大会直前には完治したものの、2カ月のブランクは大きく、全国大会にはひかりを除いた部員たちで出場。
その結果、福井中央高校は全国優勝、念願の全米大会への切符を手に入れます。
全米大会出場のため渡米したチアダンス部。
緊張のためか、全米大会予選の結果は8校中7位。
ギリギリ決勝には出場できたものの、このままでは優勝できないと判断した早乙女は、センターを彩乃からひかりに変えると決断。
早乙女の決断に納得がいかないひかりは、彩乃をセンターに戻すよう早乙女に直訴しますが、決定は覆らず。
色々あったものの、ひかりをセンターに部員たちは決勝の舞台へ。

テレビ中継で福井の家族や全校生徒らも応援する中、いままでで最高のパフォーマンスを披露することができたチアダンス部の部員たち。
演技を終えたひかりは、早乙女に感謝の思いを伝えるため、ステージ裏へ。
そこへ「優勝は福井中央高校!」との場内アナウンスが。
他の部員たちも早乙女に駆け寄り、全員で泣きながら喜びを分かち合うのした。
それから数年後、彩乃は夢だったキャビンアテンダントに。
ひかりは、母校でチアダンス部のコーチに就任。
早乙女の目指した夢は、確実にひかりに受け継がれていました。
感想・評価
結末がわかっているのに、こんなに泣けるのはなぜだろう?
それは、広瀬すずはじめ若手女優陣のチアダンスの完成度の高さがストーリーに説得力を持たせていたからだと思います。
と同時に、指導者である早乙女(天海祐希)のチアダンス部に対する熱意の描かれ方。
あの熱意があったからこそ見ることができた「頂上に立った者にしか見えない風景」の素晴らしさに、きっと涙があふれてくるのです。
前半のベタすぎて笑えない演出や全米大会決勝でのパフォーマンスシーンの編集など、不満が残る部分もありましたが、夢を追いかける高校生の姿が丁寧に描かれていて、青春エンターテインメントとしては合格点だと思います。
『チア☆ダン』を観終わって、頭に浮かんだのが『フラガール』。
広瀬すずと蒼井優、天海祐希と松雪泰子、ついでにポッチャリ役の富田望生と山崎静代。キャラ設定も演じる女優のイメージも類似してますね。
10代の少女と熱血指導者、そしてダンス・・・最強に泣ける方程式かも!
本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。