日本を代表する女優である柴咲コウだが、2017年度の大河ドラマ「おんな城主、直虎」の主演の井伊直虎役を務める。
柴咲コウといえば、女優としてはもちろん歌手としても活躍しているし、プライベートでは恋多き女としても有名である。
しかし一方では、柴咲コウの演技が下手という意見もあるようだ。
今回はそんな彼女の俳優の部分に焦点を当てて、演技力が大河ドラマでも通用するのか言及していく。
柴咲コウってどんな人?
プロフィール
本名 :山村 幸恵
よみかた :やまむら ゆきえ
出身地 :北海道
生年月日 :1981年8月5日
年齢 :35歳(執筆時)
血液型 :B型
所属事務所:スターダストプロモーション
経歴
柴咲コウは北海道で生まれ小学生まで礼文島という離島で過ごし、その後家族で上京した。
1995年、14歳の時にスカウトされるが、父の猛反対により一旦事務所入りを断念する。
しかし高校生になり無事芸能活動を始めた柴咲コウは、そこでもらった給料を全て母の病気の入院費や治療費にあてていた。
その時母は末期がんを患っていたのだ。
そして柴咲コウは高校を中退している。
1998年には本格的に女優業を開始して、1999年に放送された日本ユーズの化粧品「ポンズ・ダブルホワイト」のCMで注目を浴びて一躍有名になった。
それからは飛ぶ鳥を落とす勢いで、ドラマや映画の出演を務め色々な賞も獲得している。
2002年からは歌手活動もはじめ、1stシングル「Trust my feelings」を皮切りに2015年までに29枚ものシングルをリリースしている。

芸能界の中で色々なジャンルに挑戦する人はよくいるが、こうも成功しているのも珍しいと思う。
女優として…
柴咲コウは数多くのドラマ・映画の作品で出演しているが、中でも2002年に公開された映画「GO」では初主演を飾り、しかも数々の賞に輝いた。
芝居の才能が開花したと思われる。
- 第25回日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞、新人俳優賞
- 第75回 キネマ旬報ベスト・テン 最優秀助演女優賞
- 第26回 報知映画賞 最優秀助演女優賞
- 第23回 ヨコハマ映画祭 最優秀助演女優賞
- 第44回 ブルーリボン賞 最優秀新人賞
- 第14回 日刊スポーツ映画大賞 最優秀新人賞
- 第56回 毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞
- 第11回 東京スポーツ映画大賞 最優秀新人賞
- 第12回 日本映画批評家大賞 最優秀新人賞
- 第16回 高崎映画祭 最優秀新人女優賞
個人的にいうと柴咲コウの存在を知ったのは、経歴の部分でも触れた化粧品「ダブル・ポンズホワイト」のCMだった。
最初の印象は「誰?このおばさん・・・30歳くらいかな」と思ったのは今でも覚えている。
しかしフタを開けてみると18歳の若手だということを知って「老けてるなぁ」と考えていた。
今考えると、18歳当時と35歳現在ではあまり違いがないようにも思える。
演技で柴咲コウってずば抜けてるなと感じたのは、映画「世界の中心で愛を叫ぶ」だ。
主演を演じた柴咲コウがイヤホンをして何かを聞きながら、涙を流すシーンを見てその世界観に惹きこまれたこともあった。
この作品を観て知ってからは、柴咲コウという女優に魅せられている気がする。
大河ドラマでの演技力
柴崎コウって着物似合う…そして昔の女性を演じるのにもしっかり対応してて見ごたえあるし、大河ドラマ「おんな城主、直虎」は期待できるな。 pic.twitter.com/kwdned9bOD
— Oops!情報局 (@nky_n5741) 2017年1月7日
柴咲コウは今までにも、こういった古い時代の女性を演じたこともあり、そういった背景の演技にも長けているのではないか。

「大奥」ではその時代の女性ならではの怖さや奥ゆかしさを演じきったし、「信長協奏曲」では強がる女性を演じながらも人見知りっぽい照れくさい演技・・・現在でいうとツンデレ演技で視聴者を惹きこんだのではないか。
今回の大河ドラマでは、男性のように戦う強い部分と女性ならではの恋愛の面の両方をうまい具合に演じなければならないが、柴咲コウならその時代背景の世界を感じさせてくれるのではないだろうか。
恋多き女の演技
柴咲コウはプライベートの恋愛で過去に、DA PUMP・ISSAや俳優の妻夫木聡、ロックバンドUVERworldのボーカル・TAKUYA∞・・・そしてその後はジャニーズたちとの密会報道が3件も続いた。
そしてビッグカップル誕生となったのが、2014年に元プロサッカー選手の中田英寿と真剣交際がスクープされた。
2016年には、ブランド和牛事業をする実業家との熱愛が発覚したが、現在は破局した様子。
そんな恋多き女である柴咲コウの性格は人見知りだという。
つまり柴咲コウのような美人を、周りの男性たちはほっとけないということだろうか。
もしかすると、本来の人見知りな性格が恋愛面での演技にも、うまい具合にシンクロしているのだろうか。
それにしても1年も続く大河ドラマなので、共演者と熱愛・結婚なんて話も出るかもしれない。
本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。