2016年9月30日(金)に金曜ロードショーとして日本テレビ系で映画「ヒロイン失格」が地上波初登場で放送される。

見逃してしまった人や、内容が気になる人も多いのではないだろうか。

ここではキャストに始まりストーリーのあらすじ、そして物語の結末までのネタバレを公開していくので参考にしてほしいと思う。

映画「ヒロイン失格」

まずはキャストから紹介しよう。

キャスト

松崎はとり/桐谷美玲

この物語の主人公で自称・ヒロイン。

明るく周囲からもなかなかの人気者。

しかし肝心な部分では自分を出しきれず諦めてしまう中途ハンパな性格。

寺坂利太/山崎賢人

はとりの幼馴染み。

クールな性格であまり何を考えているかわからない。

しかし正義感が強く優しいメンズ。

弘光廣祐/坂口健太郎

はとりのクラスメイトで学校一のモテ男で超イケメン。

そのビジュアルもあってかモテっぷりもハンパじゃない。

なぜか弘光がはとりに急接近してくる。

安達未帆/我妻三輪子

はとりのクラスメイトで真面目なメガネ女子。

不良たちに絡まれているのを利太が助けて付き合うことになる。

恵美/高橋メアリージュン

弘光の元家庭教師で元カノ。

他の男にとられて別れた。

中島杏子/福田彩乃

はとりの親友で相談役でアドバイスが的確。

愚かなる中島・・・略して「おなか」。

その他の出演者

利太の母親/濱田マリ
学食のオヤジ/竹内力
中尾彬(特別出演)
柳沢慎吾(特別出演)
六角精児(特別出演)

以上がキャストとなる。

原作の漫画ではリアルでは難しいとされていた描写を、主人公である松崎はとりを演じる桐谷美玲の演技力でなんとかなったといえるだろう。

実際に桐谷美玲じゃないと演じきれなかったのではないかと思わせるシーンがいくつもある。

表情の豊かさや尼さんに変装(坊主で登場)するなど笑いあり、感動ありの素晴らしい作品となっている。

ストーリー

キャストを紹介したので、次にストーリーのあらすじも見ていこう。

あらすじ

同じ高校に通う松崎はとりと寺坂利太は幼なじみ。

はとりは小学校時代、母が男と駆け落ちしたことでいじめられている利太を、同級生から救ったことがあった。

それ以来、自分こそが利太のヒロインだと信じ込み、いつも冷静沈着な親友中島杏子には、さっさと告白しろと言われている。

あるひ、学食で真面目で地味な女子、安達未帆が不良男子たちに絡まれているところを、利太がクールに助け出す。

ヒロイン失格 ネタバレ…映画の結末ははとりを取り巻く三角関係解消 image 1

ふたりはあっという間にいい雰囲気になり、付き合うことに。

衝撃を受けたはとりは、利太を取り戻す作戦をスタートさせる。

しかし、そんなはとりに全く動じない王道ヒロイン・安達。

作戦失敗で落ち込むはとりに声をかけてきたのは、はとりのぶっとんだ言動に興味を持っていた学校一のモテ男、弘光廣祐だった。

利太と弘光の間で揺れるはとり。

はとりの本当のヒーローは、一体どっち?

引用元:映画「ヒロイン失格」公式HP

結末ネタバレ

ここからは映画「ヒロイン失格」のストーリー結末ネタバレを公開しています。

語の主人公である女子高生の松崎はとりは、10年間想い続けた幼馴染み・寺坂利太のヒロインは自分だと考えていた。

小学生の時、母が男と駈け落ちした利太を周りの子ども達が悪口を言っていじめていたが、ゴクセンのヤンクミ風に「あんな奴ら、ほっときな!」(当時はとりがはまっていた)と言って助けて以来、はとりは利太にまとわりついていた。

それからモテ男の利太は今まで彼女は作らず、自分が正式な彼女になるとはとりは決めつけていた。

ところが・・・ある日学食で不良に絡まれる安達を利太が助け(実際に助けたのは学食のオヤジ)たのをきっかけに利太の優しい一面に惹かれ安達が利太に告白するのだった。

はとりは安達のビジュアル的に余裕をぶっこいていた。

しかし予想と反して利太は俳優・六角精児みたいな安達と付き合い始め、はとりはヒロイン失格になるのだった。

利太としては「告白されたし、なんか良い人だったから」という案外簡素なもの。

二人は付き合っていくうちに少しずつ距離を近づけていった。

ワーワーと泣け叫び「なんでー」と連呼するはとりに、親友・中島は「告白しないあんたは、舞台にすら立っていない」と指摘される。

とりは古いアルバムや借りたジャージで絆を見せつけ安達を動揺させようとするが、全て裏目に出て返り討ちにされてしまう。

一方、同じクラスの学校一のモテ男で超イケメンの弘光がはとりに近づいてきて「10年間想い続ける自分が好きなんだね」と言って、ファーストキスを奪う。

弘光は「恋愛なんて所詮思いこみ」と斜に構えるで少し自信過剰な面もある男だった。

翌日キスの口止めしに来たはとりに、壁ドンを連発した弘光とはとりは、利太&安達とダブルデートをすることになる。

ダブルデートが意外にも功を奏し、利太は弘光とはとりに嫉妬するのだった。

はとりは7月16日を嫉妬記念日と名付けるw。

「好きでないもない男とは付き合うな」とはとりに説教する安達だったが、弘光はそんな安達に対して「そういうのなんていうか知ってる?偽善者・・・ムカつくよね」と言うのだった。

ジャーナリストになりたいという安達の「夢を持ってる」ところが好きと利太の言葉を聞いたはとりは、利太しか見てこなかったため勝ち目がないという答えに辿りつき、尼(スキンヘッド)になって諦めることを決意する。

休みになり、交換留学で安達の不在でチャンス到来のはずだが、中島と学食のオヤジに「ギャップ作戦」を勧められる。

「ギャップ作戦」とははとりは利太に会わない・連絡をしないことで逆に意識させるいうもの。

はとりは「利太断ち」に精進することとなる。

狙いと違い利太からは一向に連絡の一つもない。

ヒロイン失格 ネタバレ…映画の結末ははとりを取り巻く三角関係解消 photo 0

そんなはとりの前に弘光が現れ軽い感じでデートに誘われた。

弘光とデートしたはとりは、偶然会った弘光の元カノ・恵美にブチぎれて柳沢慎吾風に去り、弘光は本気ではとりのことを好きになことに気づく。

夏休み最後の日、利太と花火デートしたすることになったはとりは自分の気持ちを利太に伝えて、良い感じなって二人はキスをするのだった。

そして「利太、好き!」とついにはとりは利太に告白した。

利太は安達と別れると決め、はとりはヒロインに返り咲くのだった。

・・・と思ったら花火大会での出来事が学校で噂になっていて、その噂を耳にした安達が「寺坂くんの彼女は私だから」とはとりに宣戦布告してくる。

安達は仮病を装い利太を引き止め、利太ははとりに別れを告げる。

落ち込むはとりだったが、弘光がはとりの前に現れ抱きしめながら「ただ、俺だけのことを見てれば良いから」と告白した。

はとりは弘光と付き合い始めるのだった。

そうなってしまったが、はとりのことが気になってしょうがない利太だった。

学旅行先の売店で利太の母を見つけたはとりは、利太の母が新たな家庭を築いていると知ってしまう。

利太と会わせたくないはとりは、絶叫してその場をごまかし(中尾彬がいると嘘をつく)ながら、咄嗟に利太を店から連れ出した。(実際にいたのは六角精児)

この時、弘光は安達の仮病に気づいたようだった。

はとりは弘光の誕生日を祝う観覧車に行くため、利太は安達の体を気遣いに行くためエレベーターでたまたま鉢合わせになり、昔二人で見た夕焼けを思い出すのだった。

二人はそのまま別れるが、お互いを好きな気持ちに気づきつつもも、別々の目的地へ向かった。

はとりは弘光と観覧車で、誕生日プレゼントを渡して盛り上がるが、弘光は急に本気な表情になり「今、頭に浮かぶのは誰?」と聞かれて、はとりは利太しか心の中にはいないことに気づく。

はとりは「ゴメンナサイ」と弘光に別れを告げた。

利太もまた安達が仮病という嘘をついていたこと・・・それは利太の心をつなぎとめておくためということも判明して別れるのだった。

利太は母と再会して良い話ができたとはとりに話し、抱きしめてキスをする。

ヒロイン失格なんかじゃない・・・何度も逆転はあったが、ラストははとりがヒロインだった。

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