Huluオリジナルドラマ「トドメのパラレル」全話のネタバレを公開しています。
この作品はテレビでは放送されなかった、堂島旺太郎が死んでしまってからの世界を描いたもので必ずバッドエンディングで終わり、本編にもつながる「新たな謎」が生まれるんだという・・・。
見逃してしまった人や、あまり興味はないが内容や結末が気になる人もいるだろう。
ここではストーリーのあらすじと、「hulu」で配信されたドラマのネタバレを公開するので参考になればと思う。
ちなみにドラマ「トドメのパラレル」は 、Huluオリジナルドラマのため「hulu」のみで配信されている(もちろんテレビで放送された本編も配信されています)。
今なら初回登録後2週間無料というお試し期間付きなので、見逃しまった人もタダで視聴することが可能となっている。
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トドメのパラレル
まずはじめにドラマのキャストを紹介しよう。
主な登場人物
堂島 旺太郎/山崎賢人
ホストクラブ「ナルキッソス」のナンバーワンホスト。
イケメンなのはもちろん、気配り上手の優しい男だが、それは表の顔で裏の顔は、カネと権力だけを追い求める「クズ男」。
キス女/門脇麦
クリスマスイブの夜に、サンタクロースの格好をして突如現れた、「キスで殺す女」。
巷では「嫉妬に狂った女が自分の唇に毒を塗ってキスで殺した」という事件が勃発していた。
並樹 尊氏/新田真剣佑
旺太郎の人生のライバルとなる、日本企業トップのホテル王・並樹グループの「完璧紳士の御曹司」で、並樹が経営する乗馬倶楽部の部長を務めている。
さらには旺太郎が狙う社長令嬢の兄でもあるが、彼には家督を巡るある秘密が隠されている。
並樹 美尊/新木優子
旺太郎が人生で最も理想とするカネと権力を持った「セレブな社長令嬢」。
尊氏の妹ということもあり、完璧な兄がいつも傍にいるせいで、同年代の男には全く興味が持てない。
長谷部 寛之/佐野勇斗
大手クルーズ会社の御曹司で「美尊に恋するお坊ちゃま」。
美尊には相手にされていないが、美尊にちょっかいを出してくる旺太郎にライバル心をむき出しにする。
小山内 和馬/志尊淳
ホストクラブ「ナルキッソス」にやってきた、旺太郎に懐く「可愛い後輩ホスト」。
タイムリープを繰り返す旺太郎のよき理解者・協力者であり、旺太郎と共に「キス女」の謎に迫る。
人物相関図
ドラマの詳しいキャスト情報に関しては、コチラから↓
ドラマ「トドメの接吻(キス)」本編のネタバレはコチラから↓
ストーリー
俺はキスで殺される。
そして7日前に遡り生き返・・・らない、もう一つの世界が存在する。
主人公・旺太郎の「死後の物語」を描く【トドメのパラレル】。
旺太郎の遺体が残る「恐怖の現実世界」で繰り広げられる、ゾクッとするような人間模様と繰り返し待ち受けるバッドエンディング…。
そして新たに生まれる、本編の鍵を握る「謎」。
心がざわつく「もう一つの物語が、ついに幕を開ける!
あらすじ
クリスマスイブの夜、ナンバーワンホストの堂島旺太郎(山﨑賢人)【源氏名:エイト】は、個人資産100億の社長令嬢・並樹美尊(新木優子)を落とそうとするが、謎の女(門脇麦)にキスで殺されてしまう。
旺太郎の死体を発見した後輩ホストの和馬(志尊淳)と店長の辻(弓削智久)は、店の営業を続けるために死体を隠蔽しようと画策するが、そこに美尊を探しにやってきた長谷部(佐野勇斗)が現れる。
辻は口封じの為に、長谷部に襲いかかり…
全話ネタバレまとめ
ここからはドラマ「トドメのパラレル」全話のネタバレを公開しています。
1話ネタバレ
1/7配信分
クリスマスイブの夜、堂島旺太郎(源氏名:エイト)は謎の女(通称:キス女)に狙われキスで殺されてしまった(テレビで放送されたのは旺太郎がここから7日前に遡り生き返るが、その世界の時間は続いている)。
ホストクラブ店内のトイレでキスをされ、血を吐き倒れ絶命している旺太郎を発見したのは後輩ホストの小山内和馬だ。
トイレで発見し大声を上げ騒いでいると、店長の辻が入ってきてその状況に腰を抜かすが、冷静になり和馬と二人でホストたちの控室まで旺太郎の死体を運び、辻は非情な男のようで旺太郎の「死体は棄てる」と和馬に言い聞かせていると、美尊を探しにやってきた長谷部寛之が偶然その部屋にたどり着き入ってきて旺太郎の死体を発見する。
その状況に寛之が驚いていると辻が「ヤバイ」と考え、おもむろにその辺にあった消化器で寛之の頭を殴り意識を失わせそのまま拘束した。
すると次は旺太郎のNo.19の金ヅル(お客)だというすみれが、旺太郎のことを驚かせようとしたとロッカーの中から姿を現した。
この混沌とした状況の中、ホストクラブ店内でもう一つの悲劇が・・・キャストの一人が叫び声を上げた。
これまた男子トイレの一室で、サンタの衣装に身を扮した謎の女(キス女)が絶命した姿で発見された。
- バッドエンディング=キス女の死
- 新たな「謎」=キスで殺した後は自分の命も失ってしまう?それならなぜ旺太郎の命をわざわざつけ狙うのか?
2話あらすじ
個人資産100億の女・美尊(新木優子)に近づく為、並樹乗馬倶楽部の初乗り会に潜入した旺太郎(山﨑賢人)と和馬(志尊淳)。
旺太郎が和馬を残し、馬場に一人きりでいる美尊と話していると、突如として立てかけてあった大量の鉄骨が旺太郎をめがけて倒れて来る。
鉄骨の下敷きになり身動きを取れないでいる旺太郎と美尊の前に、またしても現れたキス女(門脇麦)は、旺太郎をキスで殺害。
そして、自らもその場に倒れた。
唖然としている美尊だったが、その後何者かに襲われ…。
警察の取調べで集められた長谷部(佐野勇斗)たち乗馬倶楽部の部員たちは、憤りを感じながらも犯人探しを始め、ある人物に見当をつけるが…
2話ネタバレ
1/14配信分
100億の女・美尊に近づくため、和馬とともに並樹乗馬倶楽部の初乗り会に潜入した旺太郎だったが、美尊と二人きりで馬房内で話していると、突然立てかけてあった大量の鉄骨が旺太郎に倒れてきた。
旺太郎は頭から血を流し意識が朦朧とする中、美尊は「誰かー!」と助けを求めていた・・・すると陰から再度キス女が現れる。
旺太郎は為す術なしだったが、キス女はいつものように旺太郎にキスをして殺した・・・間もなく、その場にキス女も倒れてしまう。
そうしていると、その場にいた美尊も誰かに襲われてしまった。
その様子を尊氏が発見し、警察に通報される。
並樹乗馬倶楽部の面々が集められた。
警察の見解としては、旺太郎の殺害現場となった馬房に落ちていたナイフで、鉄骨の紐を切ったキス女のホストとの無理心中だろうということ。
とはいえキス女の体には外傷はなく、毒物も検出されていないが遺体となって発見されたことから「突然死」ではないかという。
美尊は気を失った時に頭を打った・・・その状況に気が動転してしまったのだろう。
幸いにも軽傷で済んだ・・・そして美尊には尊氏が付き添っているので、大丈夫のはずとのこと。
尊氏が病院から戻ってきて、美尊の症状が明らかとなる・・・軽い脳震盪で明日には退院できる軽い症状だが、何者かに頭を殴られてしまったようで、尊氏はもう一人別の犯人がいるのではないかと考えた。
そこで尊氏や寛之ら並樹乗馬倶楽部の面々は犯人探しを始めた。
そうしていると尊氏が「ここにいない誰かだ」と言って、結局犯人の容疑者として「和馬」の名前が上がる。
その頃すでに和馬は「ナルキッソス」も辞めていて、行方がわからなくなっていた。
和馬はあのアジト(テレビで放送された本編で、旺太郎がおびき出された部屋)にいて、旺太郎は「死んでも完璧じゃないとダメ」とかいうサイコパスが考えそうな発想から、「だからプレゼントします・・・あなたにふさわしい、100億の女を」とつぶやいて美尊の写真をクシャクシャにして食べ飲みこんだ。
そして数日後、美尊のことをナイフで襲い殺害した。
小山内和馬はその後、堂島旺太郎と並樹美尊の殺害容疑で逮捕された。
そして警察で全ての罪を自供したのち、和馬は拘置所内で首を吊って自殺した。
- バッドエンディング=美尊と和馬の二人の死
- 新たな「謎」=和馬の狂心はいつまで続く?美尊は死ぬ運命?
3話あらすじ
ホテル王並樹グループの令嬢・美尊(新木優子)は、旺太郎(山﨑賢人)への愛が報われず逆上した和馬(志尊淳)に包丁で斬りつけられ、頬に大怪我を負ってしまった。
そのせいで美尊の信頼を失い、並樹家に取り入る術をなくした旺太郎は、7日前に戻ってやり直す為、宰子(門脇麦)の唇を奪い、そして死んだ。
それから3ヶ月…頬に大怪我を負った美尊は家に閉じこもり、兄の尊氏(新田真剣佑)としか顔を合わせることが出来ず、心から笑うことが出来なくなっていた。
そんなとある日、部屋に投げ込まれた紙ヒコーキ。
それは、寛之(佐野勇斗)からの手紙だった。
手紙の内容は他愛のないことばかりだったが、寛之の優しさに次第に心を開き始めた美尊。
しかしそんな矢先、美尊にとって更に辛い悲劇が待ち受けていて…
3話ネタバレ
1/21配信分
旺太郎は狂気の和馬が美尊の顔に大きな傷を負わせたと責められてしまい、美尊とは会えなくなってしまうが宰子と「キスをすれば7日前に戻って挽回できる」と考え、自ら宰子の唇を奪い死んだ。
そして無理やりキスされてしまった宰子も、その直後「アッ!!!」という叫び声を上げその場に倒れてしまう。
それからその世界では3ヶ月の月日が流れようとしていた・・・。
美尊は尊氏にだけは会っていたが、並樹乗馬倶楽部にも顔を出さずにいたのだ。
美尊は顔に大怪我を負ってしまってから心から笑えなくなっていたが、事件当時、兄である尊氏が約束してくれた「一緒に乗り越えよう」という言葉だけを頼りに生きていた。
そうはいっても美尊の心には寂しさが募っていく・・・「幸せなあの頃には、もう戻れない」と一人鏡を見ては涙を流す。
そんなある日、美尊の部屋に「紙ヒコーキ」が投げ込まれ、開くとそれは寛之からの手紙・・・内容は他愛のない世間話ばかりだったが、寛之の優しさに触れ次第に心を開いていく。
そして半年後には、寛之は並樹家の美尊に会えるようになっていた・・・美尊の「ポッカリ空いた心の隙間」を埋めたのは、寛之の存在だったのだ。
一方で、そんな寛之の存在を知った尊氏は徐々に美尊との距離を置いてしまうようになっていく。
そんな日が続く1年後・・・寛之は美尊にプロポーズし、美尊もそれを受け入れた。
しかしこれを良く思っていないのが、並樹グループ現・社長秘書の新井郡次だった。
美尊と寛之が結婚すると、並樹グループの次期社長は長谷部寛之となって(尊氏は並樹家・長男だが養子で郡次の甥でもある)しまい、副社長の座を狙っていた郡次の企みは崩れてしまう可能性があるからだ。
そこで郡次は尊氏に相談を持ちかける・・・そして尊氏は並樹乗馬倶楽部のメンバーである布袋道成を使い、寛之を背後からナイフで刺し殺害する。
こうして美尊はまた一人になってしまうが、寛之がいなくなっても涙すら出なかった・・・それは美尊が「私の心は一生埋まることはない」という思いがあったからだろう。
そうしていると尊氏が「もうお前には俺しかいない・・・だろ」と美尊に怪しげに歩み寄ってきた。
- バッドエンディング=寛之の死
- 新たな「謎」=美尊は不幸をたどる運命なのか…そして尊氏はなぜ郡次の言いなりなのか?
4話あらすじ
旺太郎(山﨑賢人)が宰子(門脇麦)にキスの契約を持ちかける一方で、尊氏(新田真剣佑)は美尊(新木優子)に正式に結婚を申し込んでいた。
2人の間に入り込む余地のなくなった旺太郎は、宰子とキスをして7日前に戻ろうとするが、宰子に拒まれてしまう。
旺太郎は宰子にキスをさせようと決死の覚悟で、ビルの屋上から飛び降りる…!
そして、旺太郎は死んだ。
しかしこの話は、宰子が旺太郎をキスで助けなかった世界のお話…。
自責の念にかられる宰子。
そんな彼女に更なる悲報が…それは祖母が他界したという報らせだった。
タイムリープして祖母に会いたい宰子だが、もう旺太郎はいない。
そんな宰子の前に現れる会社の上司や同僚、ナルキッソスのホスト…宰子は旺太郎とは別の誰かとキスをするのか…。
そして迎える悲しい結末とは…
4話ネタバレ
1/28配信分
旺太郎は尊氏が美尊にプロポーズしたことを知り、宰子にキスの契約を持ちかけ7日前にタイムリープして戻ろうとするが、宰子に拒まれてしまう。
旺太郎は説得に応じない宰子にキスをさせるため、「信じてるからな!」と言い残しビルの屋上から飛び降り・・・そして、旺太郎はそのままタイムリープすることなく死んだ。
宰子は旺太郎にキスをしなかったことを「あたしのせいじゃない・・・あたしのせいじゃない・・・」と自責の念にかられ、自室で引きこもってしまうのだ。
そんな宰子に祖母が他界したという報せが入る。
タイムリープして祖母に最後に一目会いたいと考えるが、もう事情を知っている旺太郎はいない。
そして色々な人に(犬にまで)キスをしようとするが、「キスをすると死んでしまう」ことを理解している心優しい宰子は、結局誰にもキスすることはできなかった。
そうしていると宰子のもとにヒロミ(宰子と同じ職場のエイトに惚れてる女)が突然やってきて「あんたがエイトのことをビルの屋上から突き落としたんでしょ・・・よくも私のエイトを!」と宰子に襲いかかってきた。
宰子は「ダマされてる」と逃げようと試みるが捕まって揉み合っていると、宰子は誤って突き飛ばしてしまいヒロミは頭を打って死んでしまう。
宰子は最終的に「殺人容疑」で逮捕されてしまい裁判では「懲役20年」という実刑判決うけ、その後の生涯を暮らすことになった。
- バッドエンディング=宰子が懲役20年の実刑判決をうける
- 新たな「謎」=キスで過去は変えることができ、それによって未来を変えることができる・・・しかし、もしかするとキス(タイムリープ)の力は海難事故で宰子のことを助けた者(旺太郎と光太)にしか効果はない?
5話あらすじ
尊氏(新田真剣佑)と美尊(新木優子)の婚約披露パーティーに潜入し、ついに尊氏を潰す鍵となるビデオテープを手に入れた旺太郎(山﨑賢人)。
しかし一方、母・光代(奥貫薫)が、転倒し意識不明の重体の連絡が入ったが、作戦を優先した為に母の命を救うことが出来なかった。
宰子(門脇麦)の「過去は駄目でも、未来は変えられるかもしれない」という言葉に、旺太郎は母の命のある未来に変える為、宰子とキスをする。
そして、旺太郎と宰子は死んだ。
2人の遺体の傍に近づく影、興信所の男・根津(岡田義徳)である。
根津はビデオテープを拾い、郡次(小市慢太郎)に取引を持ちかける。
しかし、郡次が待ち合わせ場所にやってくると、根津はすでに息絶えていた。
ビデオテープを漁る郡次であったが警備員に見つかりその場を仕方なく立ち去る。
郡次はビデオテープのコピーの存在に思い当たり、後戻りの出来ない闇に手を染めていく…
5話ネタバレ
2/4配信分
尊氏と美尊の婚約披露パーティーに潜入し、ついに「尊氏の秘密」が入っているビデオテープを入手した旺太郎は、母・光代が階段から落ち意識不明の重体の連絡が入っていたが、ビデオテープ奪取作戦を優先したために母の命を救うことができないでいた。
宰子から「過去は駄目でも、未来は変えられるかもしれない」という言葉かけられた旺太郎は、母が生きている未来に変えるため宰子とキスをし、そして旺太郎と宰子は死んだ。
すると倒れている二人に気づいたのが、偶然その場を通りかかった興信所の根津だった。
根津は二人が息絶えていることを確認して、旺太郎が持っていた「尊氏の秘密」が入っているビデオテープを手に入れ、郡次と旺太郎がこのビデオテープを巡って、「取引」をすることを知った。
そのことを知った根津は郡次に「僕と取引をしましょう」と持ちかける・・・しかし郡次が指定された場所に着くと、根津は誰かに襲われていてビデオテープも消えていた。
そんな中、尊氏と美尊の婚約披露パーティや記者会見も無事に終了・・・郡次は「とりあえずビデオテープのことは置いといても大丈夫だろう」と安易な考えをしていると、実は尊氏が布袋を使い根津を襲いビデオテープを持っている様子。
だとすれば、尊氏を脅して取りつけた「自分(郡次)を副社長のポストに就かせる」という約束は白紙状態になってしまった郡次が次に取った行動は、「豪華客船沈没事故」の隠蔽に加担した大手クルーズ船運営会社の「長谷部社長ならテープのコピーを持っているかもしれない」と考え悪巧みを練り始めた。
そして、長谷部社長の息子で大手クルーズ船運営会社の御曹司である寛之に目をつけた郡次は、寛之をスタンガンで意識を失わせ誘拐し、「12年前のクルーズ事故を記録したビデオテープを渡せば、息子は返してやる」と脅迫の電話をかけるのだ。
郡次は「もう後戻りはできない・・・しかし、最後に笑うのはこの私だ」と考えるが、尊氏が暗躍する勢いは誰にも止められずにいたのも事実だった。
- バッドエンディング=長谷部寛之が誘拐されてしまい、並樹グループの承継問題に巻き込まれてしまう
- 新たな「謎」=「尊氏の秘密」の映像が入ったビデオテープにはコピーがある?
6話あらすじ
尊氏(新田真剣佑)を潰すためのビデオテープのコピーを求め、一路香港に向かった旺太郎(山﨑賢人)であったが、見つけることができず1週間後に帰国。
そこで待ち受けていたのは、長谷部(佐野勇斗)が死んだ、というニュースだった。
実は長谷部は、その前の晩にビデオテープについて問いただすために尊氏と待ち合わせていたが、代わりに現れた布袋(宮沢氷魚)によって殺されていた。
それから尊氏の人生の歯車は狂い出した。
しかしこの話は、その時尊氏が長谷部に会って布袋を止めた世界の話。
尊氏は全て自分が悪かったと謝罪し信頼を回復。
美尊(新木優子)へのプロポーズも成功。
一方旺太郎は、その状況を挽回しようと宰子(門脇麦)とキスをし、死んだ。
旺太郎もいなくなった世界で尊氏の人生は順調に進んでいるように見えたが、尊氏はある恐ろしい可能性に気付いてしまい…
6話ネタバレ
2/11配信分
旺太郎は香港まで出向きビデオテープのコピーを探すが、結局見つけることができず1週間後に帰国した。
そこで旺太郎を待っていたのが「寛之が死んだ」という悲報で・・・実は寛之は亡くなる前の晩にビデオテープについて尊氏に問いただすため待ち合わせていたが、代わりに現れた布袋によって殺されてしまうのだ。
しかしその時、尊氏が寛之に会って布袋を止めていた場合、どうなっていたのか・・・。
まず尊氏は(ビデオテープの内容も美尊のことも)寛之に全て自分が悪かったと謝罪し「これからは美尊のためにも、生まれ変わる・・・殴ってくれ」と言って、寛之の手で寛之自身が抱える尊氏に対する疑念や尊氏の誤ちを正してもらうよう頼んだ。
そして寛之が尊氏のことを制裁していると、その場に美尊が入ってきて「何してるの!?」とその行為を止めさせた。
すると今度は尊氏が美尊に向かって「(美尊と婚約してからの態度が急変したことなど)今までのこと、本当にゴメン・・・でもこれだけはわかって?愛してる・・・君と一緒なら他に何もいらない。僕と一緒に生きてほしい」と寛之に殴られた後だったのでボロボロになりながらだったが、笑顔で涙を流しながら言った。
美尊は尊氏のことを認め心を許し抱きしめると、寛之も「すいませんでしたー、尊氏さーん」と泣きべそをかきながら抱きあった・・・こうして美尊の心もしっかり射止めプロポーズも成功して、寛之が尊氏に対する信頼も回復していくのだった。
一方で、香港から帰国した旺太郎は、その状況を知り「また挽回してやる」と宰子とキスをし、そして死んだ。
旺太郎もいなくなった世界では、尊氏はすっかり改心し人生を完全に立て直していく。
そして美尊や寛之からの信頼も回復し、旺太郎たちが死んでしまってから数日が経ち・・・並樹乗馬倶楽部のメンバーたちと他愛のない話から、すでに他界してしまった旺太郎の話題になり、尊氏は過去に何度も不思議なことがあったことを思い出していた。
例えば・・・
- 旺太郎が和馬から自分の体でかばって美尊を助けた時、最初から刺されることを予期していたかのように分厚い辞書で自分の身を守っていた
- 並樹尊が亡くなってしまった時、危篤状態だったにも関わらず意識を取り戻したタイミングでたまたま病院に現れた
と不思議なことばかり・・・もしかして「過去に戻ってやり直してたのか?」ととても通常ではありえない可能性で頭をよぎらせていた。
バッドエンディング=尊氏が改心したことによって美尊の心は完全に奪われてしまうが、結婚式は美尊の気持ちが落ちつくまで延期となってしまう
新たな「謎」=旺太郎がタイムリープしていることに尊氏が気づいてしまった?
7話あらすじ
尊氏(新田真剣佑)を思うあまり布袋(宮沢氷魚)が旺太郎(山﨑賢人)を殺害。
宰子(門脇麦)は旺太郎を救う為、美尊(新木優子)とキスをした。
そして宰子と美尊は死んだ。
–
美尊が死んで、尊氏の人生は一変した。
仕事で取り返しのつかないミスを犯し、12年前の海難事故の原因が尊氏だということも長谷部(佐野勇斗)に暴露された。
そうして、尊氏は全てを失い…そして、歌舞伎町でホストになった。
尊氏(源氏名:ナイン)は布袋(源氏名:ミッチー)とともに昇りつめ、すぐに「ナルキッソス」のナンバーワンになった。
尊氏を心配して店を訪れる菜緒(堀田茜)、真凛(唐田えりか)、奈々子(山本亜依)。
しかし、彼女たちを手玉に取り自分の虜にしていく尊氏。
なぜ彼は、そこまでホストにこだわるのか…そこには、彼にしか分かり得ない狂気に満ちた確固たる想いがあった…
7話ネタバレ
2/18配信分
美尊は旺太郎が亡くなってしまったことにより、ショックを隠せないでいた・・・そんな美尊の想いをわかっていた宰子は、旺太郎の命を救うためキスする相手を美尊に決めてキスをし、宰子と美尊は死んだ。
そして、その美尊の死を堺に尊氏の人生は下り坂になってしまう一方だった。
仕事でも取り返しのつかないミスをしてしまい、並樹グループに大きな損失を与え役員たちの信頼を失う・・・さらに12年前の「クルーズ船沈没事故」の犯人が(おそらく)寛之からの告発により尊氏であることが発覚してしまう。
そして全てを失った尊氏は歌舞伎町「ナルキッソス」でホストになり、源氏名をナインと名乗ると、すぐに成績を上げ「ナンバーワン」となっていた。
そして尊氏の舎弟として布袋が源氏名をミッチーと名乗り、ホストとして働く。
尊氏がこの道を選んだのには理由があり、今は亡き美尊が生前「旺太郎のことだけを愛していたなら、僕(尊氏が)旺太郎になれば良い」と考えていたからだ・・・要は旺太郎の幻影を追っていたとでもいうべきか。
そしてこの世にはいないはずなのに「美尊のために」という尊氏には秘密があった・・・「過去は変えられない・・・だったら過去と生きていくしかない」という信念のもと、美尊の遺体をそのまま冷凍保存して自室で保管していた。
そんな狂気に満ちた尊氏には、旺太郎が不敵に微笑を浮かべ「お前は俺には勝てない」という姿が見えると言った幻聴・幻覚が見えていた。
そして冷凍保存された美尊に向かって「美尊は僕が守る・・・美尊は僕のものだ」とつぶやくのだった。
バッドエンディング=尊氏がライバルである旺太郎と、愛していた美尊の両者を失い完全に狂ってしまう
新たな「謎」=尊氏は美尊のことを愛していて、実は並樹グループの社長になること自体はどうでも良いのか?
8話あらすじ
宰子(門脇麦)の秘密に気づき始めた尊氏(新田真剣佑)は、宰子を捕まえその秘密について問い詰めるが、そこに父・旺(光石研)の犯罪を止める為にタイムリープしようとやってきた旺太郎(山﨑賢人)が、宰子を奪いキスをする。
そして旺太郎と宰子が死に、その場にいた尊氏が警察官に疑われるも、布袋(宮沢氷魚)が仕組んだことだと証言。
尊氏は疑いを晴らしたが、罪をなすりつけられた布袋は、世間から殺人犯と認識され、刑務所から出所後も荒れた生活を送っていた。
そんなある日、布袋に手を差し伸べたのが真凛(唐田えりか)だった。
布袋と真凛は、お互いに愛に見捨てられた境遇を打ち明けあい、そして、一晩をともにした。
あくる朝、布袋が今までのいきさつを全て話すと、真凛はあることに思い当たり、それをネタに尊氏をゆすり、一緒に人生をやり直そうと提案するが…
8話ネタバレ
2/25配信分
宰子の秘密の力(タイムリープ)に気づき始めた尊氏は、宰子の自宅を訪ね秘密について問い詰めるが、そこにタイムリープするために現れた旺太郎が宰子を奪いキスをし、二人はその場で倒れ死んだ。
そして旺太郎と宰子が死んでしまい、その場にいた尊氏が警察官に容疑者として疑われるが、尊氏は突然のことでワケが分からず布袋が仕組んだことだと証言してしまう。
そして1年後・・・
尊氏は疑いを晴らし美尊と結婚して幸せに暮らしていたが、尊氏の虚言により罪をなすりつけられた布袋は、二人は突然死と診断されたにも関わらず世間からは殺人犯と認識され、刑務所から出所後も荒れた生活を送っていた。
そんなある日、布袋に手を差し伸べたのが並樹乗馬倶楽部の真凛だった。
真凛はキャバクラでアルバイトしてるのが、親にバレてしまい勘当され一人暮らしをしていた。
一方で、布袋もすべてを捧げた尊氏に裏切られてしまい、とんだ思いをしていた。
布袋と真凛は、お互いに「愛」に見捨てられた境遇に共感・・・そして一晩をともにし、二人の同棲生活が始まった。
ある朝、布袋が今までのいきさつを真凛に全て話すと、真凛は寛之を殺した「サメジマ」という看護助手に扮した男が、偶然キャバクラの客だったため殺害したという証言をこっそり録音し音声を手に入れた。
そしてそれをネタに尊氏をゆすり一緒に人生をやり直そうと提案し、それを実行に移す。
すると真凛の脅迫と布袋の登場に驚く尊氏だったが、我に返ると冷静に「望むなら地位でも金でも何でも与えてやる・・・僕の元に戻ってこないか」と優しく布袋に語りかけてきた。
布袋の答えは・・・尊氏を殴って「いいから、早く金を用意しろ!俺はこれから真凛と生きる」というもので、尊氏から大金を奪うことに成功する。
そして二人が住む部屋ではシャンパンで乾杯・・・しかし布袋がふとした瞬間に、背後から真凛にナイフで刺されてしまった。
真凛は「このお金で借金返して、人生やり直そうと思う・・・やっぱり、この世界には「愛」なんて無いんだよ」といった言葉を倒れている布袋に向かって吐き捨てるように言った。
そんな布袋だったが意識が薄れていく中で「どうか彼女が幸せになりますように・・・」と願いながら、絶命してしまう。
バッドエンディング=最期まで悲しい運命をたどることしかできない布袋
新たな「謎」=この世界では「愛」を信じた人間が損をする?
9話あらすじ
尊氏(新田真剣佑)に囚われた宰子(門脇麦)を救う為、ふたりのいる工場にやってきた旺太郎(山﨑賢人)。
旺太郎は尊氏に殺されかけるが、タイムリープしようと宰子とキスをする。
そしてふたりは死んだ。
その様子を見た尊氏は、あることに気づきその場を立ち去った。
一方、入院をしていた長谷部(佐野勇斗)は、旺太郎、そして尊氏がいなくなった今、美尊を幸せにできるのは自分しかいないと、事件現場に赴き、事件の真相を解明しようと動き出した。
全ての元凶が宰子だと確信した長谷部は、菜緒(堀田茜)とともに宰子のアパートを訪れ、部屋の中を調べ始める。
手がかりを掴めないでいる長谷部に、菜緒はちょっかいを出し長谷部をベッドに押し倒す!
しかし、じゃれている2人がいい雰囲気になっている一方…なんとベッドの下には、郡次(小市慢太郎)が潜んでいて、出るに出られないでいた…
9話ネタバレ
3/4配信分
尊氏に誘拐されてしまった宰子を救うため、二人がいる工場にやってきた旺太郎は尊氏に首にチェーンを巻かれ殺されかけるが、タイムリープしようと宰子とキスをする・・・そして二人は死んだ。
その奇怪な様子を見た尊氏は「キスをすると死んでしまうが、時を遡れる」ということに気づき、その場を立ち去った。
その後、尊氏は行方不明となり、旺太郎と宰子は突然死と診断されるが警察では殺人の疑いもあるとして、尊氏が指名手配される。
一方、入院をしていた寛之は、旺太郎と尊氏がいなくなってしまい、自宅でふさぎ込んでしまっている美尊を幸せにできるのは自分しかいないと事件現場に赴き、事件の真相を解明しようと動き出した。
全ての元凶が宰子だと確信した寛之は、菜緒とともに宰子のアパートを訪れ、部屋の中を散策し始めた。
しかし、手がかりを掴めないで困っている寛之に、菜緒はちょっかいを出し寛之をベッドに押し倒し、二人がじゃれ会いながらいい雰囲気になっていた。
一方で、ベッドの下にはなんと郡次が息を潜めていて、この状況の中姿を現せずにいた・・・が結局寛之に見つかってしまい大声で驚く二人。
なぜ郡次が宰子の部屋にいたのかというと、尊氏の指示で以前から「佐藤宰子」について調べていたことを、晴海から尊氏に渡された宰子の中学時代の写真を見せ打ち明ける。
そこで郡次は晴海にも会いに行ったが、曙橋の下からはすでに越してしまっていたという・・・するとそこに奈緒の電話が鳴り「尊氏が亡くなった」という報せだった。
尊氏は晴海と重なり合うように、死んでいたという・・・しかも尊氏の口元は緩み、なぜか「ニヤリ」と笑っていたらしい。
バッドエンディング=尊氏と晴海が同時に命を落とす
新たな「謎」=おそらく尊氏は晴海とキスして死んでしまったと考えれるが、そもそも晴海はキスの力(タイムリープ)を使えるのか?晴海は何者?そして晴海の目的とは?
10話あらすじ
春海(菅田将暉)とのキスで3か月前にタイムリープした旺太郎(山﨑賢人)は、並樹乗馬倶楽部のカウントダウンパーティーに戻り、まだ生きているが旺太郎との3か月の記憶がない宰子(門脇麦)に「俺みたいなクズだけは好きになるな」「今までありがとう」と、宰子の幸せだけを願い、一方的に別れを告げる。
そして1年後…。
旺太郎は、自宅で「ナイン探偵事務所」を営んでいた。
そんなある日、運命の再会が訪れる。
いつものように依頼の電話を受けていると、事務所の扉が叩かれる。
電話を切り、扉を開けると、そこに立っていたのは、宰子だった。
思わず「…宰子」とつぶやく旺太郎。
宰子の依頼は、 “あなたとの記憶を探して欲しい”というものだった…
10話ネタバレ
3/11配信分
旺太郎は晴海とキスをして、その世界では二人は死んでしまうが意識だけは3ヶ月前まで戻り、旺太郎は「宰子の幸せ」を思い、一方的な別れや尊氏や美尊への助言などの目的を果たす。
それから1年が経ち、旺太郎は「ナイン探偵事務所」を設立し自宅で営んでいた。
そんなある日、運命の再会は突然やってくる・・・依頼の客が電話相談からではなく直接事務所に訪れてくる。
旺太郎が扉を開けると、そこに立っていたのはなんと宰子だった。
旺太郎も思いがけず「宰子」とつぶやいてしまう。
しかし旺太郎は「帰んな」と冷たくあしらおうとするが、宰子にはれっきとした依頼があったのだ。
宰子の依頼内容は「あなたとの記憶を探してほしい」というもの・・・というのも、そもそも「何で私の名前を知っているのか」「何でキスの秘密を知っているのか」あたりから生まれた疑問らしい。
旺太郎はそれに関して「夢で見たんだよ」と、実際に旺太郎が成り上がるために宰子とともに過ごした日々のことを語りだす。
その中で「宰子のせいでなかなか上手くいかなかったこと・・・疎遠だった家族との再会や、危険を犯して旺太郎のことを救ったこと」などを話し、でもそれらも二人で乗り切ったのだと「宰子との思い出話」を続けた。
そして旺太郎は宰子のことを失った時のことが頭に蘇る・・・しかし旺太郎は「残念だけど君が探してた記憶は、この世界には一つもないから」と宰子に告げる。
それに対して宰子は「もっと夢の話を聞かせてください・・・夢の中の私ももっとあなたのことを知りたかったと思うんです・・・今の私も」という胸キュンワードに、旺太郎は思わず照れ笑いしてしまう。
それから旺太郎と宰子は、一緒に料理を作りご飯を食べたりと仲を深めていくことになる・・・二人の物語はまだ始まったばかりだ。
真の結末=旺太郎は「宰子と巡り合う」という夢を叶える
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本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
引用元:日本テレビ公式サイト/トドメのパラレル