ドラマ「花のち晴れ〜花男 NextSeason〜」最終回の結末ネタバレ(後半に最終回ネタバレ内容を追記済)を公開しています。
見逃してしまった人や、あまり興味はないが内容や結末が気になる人もいるだろう。
ここではキャストに始まり、ストーリーのあらすじと最終回における結末のネタバレを公開するので参考になればと思う。
ちなみにドラマ「花のち晴れ〜花男 NextSeason〜」はTBS系列で放送されるので、ドラマのストーリー1話~最新話まで 「 Paravi (パラビ)」で配信されている。
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花のち晴れ
花男 NextSeason
まずはじめにドラマのキャストを紹介しよう。
役/キャスト
- 江戸川 音/杉咲花
- 神楽木 晴/平野紫耀
- 馳 天馬中川大志
- 平 海斗/濱田龍臣
- 西留 めぐみ/飯豊まりえ
- 真矢 愛莉/今田美桜
- 成宮 一茶/鈴木 仁
- 栄美 杉丸中田圭祐
- 江戸川 誠/反町隆史
- メイド頭・タマ/佐々木すみ江
- 秘書・西田/デビット伊東
- 紺野 亜里沙/木南晴夏
- 馳 美代子/堀内敬子
- 馳 一馬/テット・ワダ
- 小林 孝蔵/志賀廣太郎
- 馳 利恵/高岡早紀
- 神楽木 巌/滝藤賢一
- 江戸川 由紀恵/菊池桃子
- 道明寺 司/松本潤
人物相関図
以上がキャストとなる。
ストーリー
ドラマのキャストを紹介したので、次に物語のあらすじを見ていこう。
あらすじ
資産家の子女が集まる名門校・英徳学園。伝説の4人組“F4エフフォー”が卒業して10年、学園はかつての輝きを失いかけていた。
2018年春。
英徳学園の高等部2年生・江戸川音(杉咲花)は、父が経営する大手化粧品メーカー「エド・クオリティ化粧品」が倒産し、生活が一変。
母・由紀恵(菊池桃子)と二人、貧乏生活を送りながら、“隠れ庶民”として英徳学園に通っていた。
一方、その英徳学園でカリスマとして崇められているのが、神楽木ホールディングスの御曹司である神楽木晴(平野紫耀)。
父・巌(滝藤賢一)は、道明寺財閥と肩を並べる日本三大財閥の一つを束ねる若き会長だ。
F4エフフォーの道明寺司に憧れる晴は、英徳学園に栄光を取り戻すため、幼馴染の平海斗(濱田龍臣)らと“C5シーファイブ”を結成。
「学園に寄付金を払えない庶民は英徳にふさわしくない」として生徒を退学させる“庶民狩り”を行っている。
“隠れ庶民”の音は“庶民狩り”におびえながらも英徳学園に通い続けていたが、それにはある理由が・・・。
音には馳天馬(中川大志)という婚約者がいて、天馬の継母・利恵(高岡早紀)から「音が18歳になるまで英徳学園に通うこと」を結婚の条件にされているのだ。
そんなある日、音と晴は最悪の出会いを果たし…。
引用元:TBS公式サイト/花のち晴れ〜花男 NextSeason〜
結末ネタバレ
ここからはドラマ「花のち晴れ〜花男 NextSeason〜」最終回の結末ネタバレを公開しています。
このドラマは同名原作となる漫画「花のち晴れ〜花男 NextSeason〜」があるため、同じような展開で物語は進み結末もほとんど同じになることが予想されるが、まだ漫画は連載中で結末を迎えていない。
なので現時点での結末予想をこのエントリーの後半に書くが、とりあえずドラマ放送開始の4月17日現在の発売されているコミックのネタバレを見てほしい。
資産家の子女が集まる名門校・英徳学園。
伝説の4人組「F4」が卒業してから2年が経ち、輝きを失いかけていた。
F4に憧れて入ってきた生徒がやめてしまったりと年々、入学希望者が減っていき旧校舎の立て直しに困るほど英徳学園の品格が落ちかねない状況になっていて、しかもライバル校「桃乃園学院」に生徒が流れていた。
現在では神楽木晴を中心とした5人組「C5(コレクト5)」が学園を仕切っていて、寄付金を払えない生徒を対象に「庶民狩り」をし退学させることで「お金持ちの通う学校」というステータスを保っていた。
主人公の江戸川音は父が経営する大手化粧品メーカーが倒産し裕福な生活が一変してしまい貧乏生活を送るが、隠れ庶民として英徳学園に通いながらアルバイトをして生活を助けていたのだ。
そんな中、音がバイトをしているコンビニにC5のリーダー格である神楽木晴 が変装をしながら入ってくる…実はF4・道明寺司に憧れていた晴は道明寺に少しでも近づこうと「筋肉がつくベルト」や「奇跡の石」などをこっそり通販で購入し、自宅で司法品を受け取るのではなく近くのコンビニで商品を受け取っていた。
商品を受け取りに行った晴とアルバイトをしていた音が鉢合わせになってしまう…お互いの頭の中には「絶体絶命(音は隠れ庶民だったということがバレてしまい、晴は通販で恥ずかしい商品をこっそり買っていたことがバレてしまう)」という言葉がよぎる。
翌朝、ゆううつな気持ちで音が登校すると晴が現れ「コンビニでバイトする庶民はさっさと消え失せろ」と音を脅す。
そんな時、英徳学園の女子がライバル校の桃乃園学院の男子に絡まれる…力に自信のない晴は何も出来ずに立ち尽くしていた。
その様子をみかねた音は「あんたじゃ誰もついてこない。情けない」と男らしいセリフを吐き女子生徒を助けに行くのだ。
晴は中学生の時いじめられていてカツアゲをされている所を助けたのが道明寺だった…そんなヒーロー的な存在の道明寺がアメリカに渡るときに「英徳学園を頼む」と言われていた。
それから道明寺を神様のように崇め体を鍛えたり道明寺に近づくための努力をしていた…晴は道明寺に学園を頼まれたことを思い出し、絡んできた男達を吹っ飛ばす。
そんな晴を見ていた周囲の生徒達は栄徳学園のリーダーとして尊敬のまざなしをおくった。
英徳学園の生徒を守るという活躍によってヒーローとして騒がれる晴だったが、音に秘密をいつバラされてしまうか気が気じゃなかった。
晴は音を追い出すためにC5のメンバーに相談すると、音を言いなりにさせるために「自分の女にさせる」ことを提案される。
晴は自宅に音と音のバイト仲間を自宅に招待するが晴の失礼な態度に、音は怒り晴を殴って帰ってしまう…思い描いてたものとは違う音の態度に晴は呆然とするしかなかった。
その後も晴はストーカーのように音を見張っていたある日、音がバイト帰りにバイト仲間・前野に襲われそうになってる所を晴が助けにいく。
音は素直に「助けてくれて、ありがとう」と泣きながら女の子らしく言った。
いつも強気な音が弱々しく涙を流している姿に晴の心はざわめき、音がお礼を言ったことで晴は顔を真っ赤にした。
C5唯一の女子・真矢愛莉は晴と音に対して意識しはじめたことを知り、怒り狂い二人を離す作戦を考える…晴と幼馴染の愛莉はずっと晴のことが好きだったのだ。
後日、音がバイトに行くと前野の姿はなかった…実は晴が前野をクビにさせていたのだった。
音は晴に「前野という恐怖から救ってくれたお礼」を言いに行くと、晴はパンケーキを食べに誘った。
音はパ美味しそうにンケーキを食べるが、晴は甘いものが苦手で食べなかった…音は晴がなぜそこまでして自分のことを誘ったのかと考える。
音は「通販のことは誰にも言わないから私に構わないで」と言い、つづけて「許嫁がいて、18才まで英徳学園に通わないといけない」と告白した。
音のことを気になり始めていた晴は頭の中が真っ白になり、さらにその許嫁というのが、英徳学園のライバル校である桃乃園学院の生徒会長・馳 天馬だと知り原因不明の高熱が出て寝込んでしまう。
この時晴はなぜそんなことが嫌なのかわからなかったが、自分が音に恋をしていることに気づき悶絶するのだ。
そして音の許婚である天馬がどういう人間なのか探るため桃乃園学院にC5メンバーの杉丸と潜入するが、すぐに正体がバレてしまい襲われてしまいそうになる…するとそこに天馬が現れ晴たちを助けた。
天馬は以前、英徳学園の校門前で桃乃園学院の生徒らが騒いでいた件も謝り誠実さを見せる…天馬は桃乃園学院の生徒達にも慕われており、その場にいた晴には勝ち目がないと悟ったようだった。
晴は落ち込みながらも音のバイト先に行き、音に「俺じゃダメか」と言うが、音は言葉の意味が分からずに困っていると空腹だった晴はその場で突然倒れてしまい、ご飯をご馳走になるためバイトの先輩・紺野亜里沙の家に向かう。
音は学校でのクールな印象の晴とは違うどこか天然の「変なやつ」と思いながらも、そういった晴のギャップもあり二人は少し打ち解けることができた。
しかし翌日、「庶民は学園を出ていけ」という音の顔つきの大量のビラがまかれていて周囲の生徒から暴行をうける…このビラをまいた黒幕は晴のことが好きな愛莉だった。
愛莉は音に嫉妬し学園から排除するため「晴」に頼まれたと嘘をつく。
何も知らない晴は音に話かけるが「あんたなんて顔も見たくない」と言い放ち、その場から走り去る…音は天馬に結婚するための条件の「栄徳学園を卒業する」ことができなくなったと伝えに行くのだ。
事情を聞いた天馬は音を守るため英徳学園に多額の寄付(5000万円)をし音の退学は免れる…天馬は晴に「二度とやってみろ…ひねり潰す、お前を」と告げるが、晴はなんのことかまるでわかっていない。
天馬は音のことを本気で好きだったようだが、音は天馬のことをただの許婚としか思っていない様子。
音を守ることができなかった晴は、たまたま会ったF4・花沢類に道明寺だったらどうするのか相談すると「あいつは野生だから、一番大事なものしか眼中にないよ」というアドバイスをもらうことができた。
そして音に会いに行った晴は「(やっぱり)こいつのことが好きだ」と再認識した。
結局音を陥れるためビラをまいたのは晴だという疑いははれるが、晴は「すべて自分の責任だ」と謝ると音に「男らしかったんだね」と言われ、晴は顔を(耳まで)真っ赤になり照れまくる。
後日、音を陥れようとした犯人が愛莉だったということがバレてしまい、愛莉は音に泣きながら謝った…愛莉の姿に驚く音だったが「自分も嘘をついていた(父が倒産して貧乏生活を送っていることを隠していた)から…」と愛莉を許した。
愛莉は仲直りの証に「プレゼントがある」と言って音を強引にショッピングに連れて出したと思ったら、音をデパートの地下倉庫に閉じ込め「あんたと私が友達になれる訳ないでしょ」と言う。
しかし音がいないことに気が付いた晴は愛莉を問い詰め、愛莉は全てを白状した…すると晴は「消えろ…(俺の前に)二度と現れるな!」と激怒し、音を助けにいく。
その後、何日も姿を現さない愛莉を心配したC5に音も同行して捜しにいくと、がれきの側で衰弱した愛莉の姿を見つける…それでも音に反抗する愛莉だったが、音が負けずに抱きしめると「晴を傷つけないで」と言い残し愛莉は意識を失ってしまう。
翌日、寒さで熱を出した音の家に愛莉が訪れる…ぶりっ子をやめた愛莉は音と本音でぶつかるようになり「晴を傷付けないで」と言ったことについて天馬との関係を問いただしてきたので、音が事情を説明すると「じゃあ晴にも希望あるね」と急に協力的になった。
風邪をひいてる音を愛莉は強引にホテルのイベントに連れ出すと、そこには晴の姿が…音は愛莉に言われたことで晴を意識するようになる。
そんな中、晴はホテルの露天風呂に入るが男女入れ替えのタイミングに気が付かず、露天風呂で見知らぬ美女に遭遇し慌ててお風呂を出て行く。
後日、晴が会ったのは高級ホテルのオーナー令嬢で女子高生モデルの西留めぐみ・通称「メグリン」だったことが発覚し、晴がホテルのお風呂から慌てて出た時に落としてしまった財布を届けに、英徳学園に来たことで学校中大騒ぎになった。
晴は露天風呂のことを音に知られたくなかったがメグリンとの会話でバレてしまい、晴は必死に弁解するが音は不機嫌になってしまう…そんな晴の一途な姿を見たメグリンは晴に好意を抱きはじめる。
音は晴のことが気に入っている様子のメグリンに嫉妬してしまっている自分に気が付き、不機嫌になり母親に当たってしまう…そして家を飛び出し自己嫌悪に陥った。
そんな時たまたま天馬が通りかかり優しく音を包み込み、音は一途な優しさを向けてくれる天馬を傷付けたくないと思うようになる。
翌日、音と天馬の月に一度の定期的なデートの日、二人が水族館に行くと撮影をしていたメグリンと遭遇した。
天馬のことを彼氏じゃないと否定しない音にメグリンは「晴のことが頭から離れなくて…このまま彼のことを考えていいのかな」と尋ねた。
すると音は「私はあの人と全く関係ないからどうぞご自由に」と答え、音は天馬に向き合うため「私で良ければ付き合って下さい」と告白し、二人は立場上(許嫁)も気持ちの上でも正式に交際することになる。
一方で、晴は音に告白するため音のバイト先に行くが、そこには天馬の姿もあり二人が付き合い始めたことを知った。
自暴自棄になってしまった晴からは笑顔が消え、ケンカに明け暮れるようになる…そんな時、晴に好意を抱いたメグリンが英徳学園に転校してきて、ボロボロになっている晴の側に寄り添った。
付き合い始めた音と天馬はデートをしに遊園地へ…するとそこには晴とメグリンの姿があった。
強引に「Wデート」にもちこむメグリンに晴と音は嫌そうだが、天馬は音との仲を見せつけるためか反対しない…さらに晴に対し「見苦しいな」と言って煽る。
動揺する晴にメグリンは「平気だってところををみせてやりなよ。私はもうあなたの逃げる後姿を見るのは嫌だよ」と言うと晴は「音のことをモノにする」と決意した。
遊園地内を4人で一緒に回ると決めたが、誰も話さず気まずい雰囲気が流れる…すると晴が天馬のかっこ悪い所を音に見せようと天馬をコーヒーカップに誘った。
晴はコーヒーカップを力いっぱい回しまくるが晴の方がダウンしてしまい、自ら音にかっこ悪い姿を見せてしまうことに。
諦めきれない晴はお化け屋敷でリベンジをしようとするが、怖がる晴に対し顔色一つ変えない天馬…そうしていると天馬が「お前は音のことが好きか?」と聞いてきたので、晴は「音は渡さない」と宣戦布告する。
次に4人は観覧車に向かった…晴は天馬の言葉が突き刺さり考え事をしながら歩いていると、遅れている天馬に気が付かず、なぜか観覧車に音と二人で乗り込んでしまう。
観覧車の中では「えっ?」とハモる晴と音…そして地上でも天馬とメグリンも驚きながら観覧車を見上げていた。
音は「めぐみさんのこと好きなの?栄徳の人気を集めるために利用してない?もて遊ぶならやめてあげなよ」と責めるように言うと、晴は「お前は俺をもて遊んでないか?俺が好きなのは…」と言いかけたところでゴンドラが突如停止してしまう。
何があったのかと晴と音が周りを見渡すと、、一つ下のゴンドラからぶら下がって落ちそうになってる男の子の姿が…周囲は騒然となる。
すると突然、晴は男の子を助けにゴンドラの外に出る…青ざめる音は必死に止めるが、晴は「ひとつくらい天馬に勝ちてぇ」と高所恐怖症なのに音に良いところを見せようと必死になり男の子の元に行き、無事男の子を助けることができた。
しかし、力尽きた晴はそのまま地上に落ちてにしまう…が落下地点に敷いてあった救助用マットのお陰でなんとか助かった。
命をかけた救出劇を果たした晴に心配して駆け寄ろうとする音だったが、先にメグリンが晴に抱きつき「死んじゃうかと思った」泣き崩れる。
遊園地から出た音はボーッとしていて天馬の話が入ってこない…音は天馬と別れるとその足で晴の家を訪れ、晴に「私のこと好きなんですか?」とストレートに聞いた。
晴は「好きだ。大好きだ。俺じゃだめか」と素直な気持ちを口にした…音は切ない顔をしながらも「ありがとう。でももう追わないで下さい」と言い放ち部屋から出て行ってしまう…残された晴の目からは涙が流れる。
実のところ音は晴の告白に心が苦しくなりどうしたら良いのかわからなくなっていたが、自分の心に蓋をするように天馬と歩いていくことを決意した。
英徳学園始まって以来の事件が起きる…校門にスプレーでC5を侮辱する内容の落書きをされており、生徒達からも「F4がいた頃とは全然違う…やっぱりC5じゃ」と不安の声が漏れる。
そんな中、モップを持って現れる音…先頭に立って掃除をする姿に愛莉を始め周囲の生徒達も手伝い始めた。
その頃から英徳学園の生徒が何者かに襲われるという、通称「英徳狩り」が起きていた。
するとついに音も「英徳狩り」の被害を受けてしまう…愛莉と待ち合わせをしていた音は、犯人らしき男たちに絡まれ逃げようとする音に、男たちは持っていたペイントスプレーを音の顔にかけ走り去った。
その場をたまたま通りかかった桃乃園学院の生徒達に見つけてもらい、すぐに病院に運ばれ大事には至らず(失明などはせず)にすむ。
病院に駆けつけた天馬は音を危険な目に合わせないよう、今すぐにでも桃乃園学院に転入して自分の側にいるように誘うが、音は即答はせずに「考えておく」と言った。
そこに桃乃園学院・生徒会副会長(会長の天馬の右腕的な存在)である近衛仁が現れ、音を車でバイト先まで送ってくれることになる…車内では転入の話を詰めてくる近衛。
バイト先に着くと「天馬さんが恥をかくから早くやめた方が良い」と近衛の失礼な態度に怒る音…そこへ愛莉から事情を聞いた晴が現れ、音のおでこにペンキが付いていることに気が付く。
音は英徳学園に落書きをした男たちにスプレーをかけられ襲われたが、桃乃園学院の生徒に助けてもらったことを話すと、晴は「桃乃園学院」の名前を聞き急に冷たい態度になった。
そして晴は「お前ほんとは英徳学園なんてどうでも良いんじゃね?なんたって桃乃園学院の生徒会長の女だもんな」とケンカごしに突っかかってくる。
その態度に音は「桃乃園学院に転入するかも」と告げると、晴はさらに感情的になり「さっさとやめろ」と心にもない言葉を投げつけた。
音はバイト帰りに橋の手すりに座っている人を見つけ驚き声を掛ける…そこに居たのは近衛だった。
すると近衛は突然昔話をしはじめた…なんでも近衛がイジメられていた時に救ってくれたのが天馬だったらしい。
それから天馬が命の恩人になったと、まるで天馬を「神」を崇めるように語りだし「天馬のためにはなんでもする」と言って、だから天馬の望み通り音に早く転入するように急かしてきた。
後日、転入するとは言っていないのに音の自宅には、近衛によってすでに桃乃園学院の制服が送られてくる…転入のことを母親に相談すると意外にも、あっさり「ダメ」だと言われてしまう…なんでも「娘を英徳に通わせる」ことが、昔から母の夢だったらしい。
音は制服を返すために近衛の家に行くと、音を襲った男たちにお金を渡してる近衛のことを見てしまう…「英徳狩り」をしていた黒幕は近衛だったのだ。
近衛に近づき「あなただったの…」と驚く音に対し「天馬さんに言うつもりですか?信じませんよ」と自信満々の近衛…さらに天馬の勝利のためにしたと、何の悪気もない様子。
音は天馬に真相を伝えるため天馬の家に行くが、そこには先回りした近衛の姿があった…音が必死に「英徳狩りの犯人は近衛だ」と伝えるが、天馬は「近衛がそんな事するはずない…音の勘違いじゃないか?」と全く信じてもらえない。
音はショックを受け「もういい」と言って桃乃園学院に転入しないことも伝えると、近衛に「英徳学園を離れたくない理由があるのでは?」と言われ、音はカッとなってしまい近衛をひっぱたき「天馬くんは曲がったとこがないから、歪んだ人も分からないんだね」と言って天馬の家を飛び出していった。
自宅にはまっすぐ帰らず近くの公園でしゃがみこんで泣いている音だったが、たまたまその場を通りかかりそんな状態の音を見つけた晴は声をかける…何でもないと帰ろうとする音を、心配した晴は家まで送っていくことにし事情を聞くことになる。
天馬は音があんなに強く言うところを見るのは初めてで、気にかかり近衛に「本当に思い当たることはない?」と聞くが近衛はあっさり否定する。
天馬は音ともう一度話そうと音の家に向かうと晴と一緒にいる音と遭遇する…天馬は音に「犯人が近衛だってなんで思ったか聞きに来た」と言うと、聞いていた晴が思わず「お前なんで信じてやんねーの。合ってようが外れてようが好きな女の言うこと信じなくてどーすんだよ!」と興奮気味に口を出した。
自分のことを信じてくれた晴に音は嬉しくて涙が止まらなかった…天馬は音のことを信じたいが、それが事実なら近衛がウソをついていることになると戸惑う。
音は言い争う晴と天馬を止めみんなを帰し、汚れた顔を洗いに音と晴は公園へ…音は転入がなくなったことを伝えると、晴は喜びテンションが上がり音のことを思わず抱きしめるのだった。
その様子をタイミング悪く戻ってきた天馬に見られてしまい、天馬は晴に「絶対に許さない」と激怒する。
そのことが天馬の闘志に火をつけ、英徳学園と桃乃園学院の全面対決することにまで発展してしまう…負けた方が音を諦めることが条件だ。
勝負はそれぞれの高校の代表が「益荒男祭」という伝統ある大会に出場し勝敗を決めるんだという…桃乃園学院の代表は天馬で、英徳学園の代表はもちろん晴。
益荒男祭は「柔道・弓道・剣道」という3つの競技の対決で勝敗を決めるが、武道なんて一つもやったことがない晴に勝ち目は全くない…対決当日、一つ目の柔道ではあっさり晴が負けてしまう。
二つ目の弓道は実は晴が大会まで一番練習していた種目…この弓道では身体よりも、いかに精神が統一できるかが勝負の鍵なのだ。
しかし天馬は「音と近衛のどちらを信じれば良いのか…」と心は乱れまくりで、的を矢で射抜くことは一本もできなかった。
一方、晴は「勝利」という的を射抜くことだけを考えることができ、5本中3本も的に矢で射抜き奇跡的な勝利をおさめる。
これで残る剣道だが、天馬の剣道は達人の域で晴に勝利の可能性など0.1%くらいしか残されていないというのが現実だった…しかし天馬は近衛が犯人だという証拠の動画が音に送られてきて、それを偶然見てしまい青ざめ動揺する。
何も知らない近衛は天馬に応援の言葉をかけに行くが、真相を知ってしまった天馬は近衛を殴り「二度と俺の前に顔をみせるな」と激怒し、最後の競技である剣道の試合会場に天馬は現れず…晴の「不戦勝」が決まった。
天馬との勝負に勝った晴は益荒男祭が行われている、京都の四条大橋の橋の上に音に正式に告白するため呼び出した。
橋の上に向かおうとした音だったが、ナイフを持った不良に絡まれてしまう…そこに助けに入った天馬が、刺されてしまう。
天馬の右腕からは大量の血が流れ音は急いで救急車を呼ぶが、こんな状況でも「音に何もなくて良かった」と自分のことより音のことを心配する天馬。
音は到着した救急車に天馬と一緒に乗込み状況を説明をしていたが、天馬は音が人と会う約束をしていたのを知っていたので音に行くように勧める。
しかし「私がこんな状況の天馬くんを置いていくとか、そういう人だと思ってるの?バカッ!」と泣きながら怒ってる音に天馬は呆気にとられてしまう。
病院に着くと天馬の腕の緊急手術が行われた…待ってる間、音は晴のことを考え、一方で何も知らない晴は雨の中、橋の上で寒さに耐えながらも音のことを4時間も待ち続けていた。
音はさすがに待っていないだろうと思う反面、もしかしたら待っているかもしれないと考え、病院でペンを借り晴にメッセージを書く。
音はメモに「待ってても行けないから、絶対帰って」というメッセージを書きタクシーのドライバーにお金を払い、橋の上にいるかもしれない晴の顔の特徴や服装などを伝え、メモを渡してもらうようお願いし病院に戻った。
天馬の手術が終わり病室に入ると天馬から「右手の感覚ない…神経が切れてるかも」という衝撃的な事実を聞いた音はショックをうける。
一方、タクシードライバーは橋の上に着くが晴ではない別の人にメモを渡してしまう…結局、晴は雨の中朝まで音を待ち続け、そんな晴をC5のメンバーが迎えに行く…なんとか肩を借りフラフラ状態の晴は涙を流していた。
冬休みの間、音は病院を退院後は自宅でリハビリを行っていた天馬の家に行き、和解した近衛と共に天馬のサポートをするための共同生活が始まる。
音はクリスマスや正月を天馬の家で一緒過ごし、天馬が少しでも笑ってくれるように願った。
そして天馬の腕は少しずつ感覚を取り戻していき、以前と同じような生活ができるようにまで回復していく。
時は過ぎ、音と晴が会ったのは半年後の夏だった…晴は音に対して以前とは違って冷たい視線を向ける。
晴の冷たい態度にショックを受ける音…そして夏休みになり、英徳学園と桃乃園学院が(天馬が心から晴に謝り、二校の仲直りの意味も込めて)合同でサマースクールを行うことになった。
最初は参加しないつもりだった音だったが、愛莉の説得で参加することになる。
サマースクールには天馬や晴も参加していて、音は相変わらず冷たい目をした晴の視線に入らないよう注意をしていてた。
生徒達が楽しみにしていたスキューバダイビングに音も参加し、キレイな海を眺めながら「来てよかったな」と思い始める。
そんな時、同じくスキューバを楽しむ目の前に晴の姿が…音は慌てて晴から離れようとあたりを見渡すと、乗っていたはずの船の姿が見えなくなってしまい二人は沖に取り残されてしまう。
岸のある方向もわからず足もつかないくらい深い…音が話かけると晴は「疫病神かよ。お前が一緒だと知ってたら乗らなかった」と言い、以前の晴はもう居なかった。
その頃、ホテルではC5と天馬が音と晴が消えてしまったことに気がつく…スキューバのツアー会社に確認するが、事前に人数を数えておらず大騒ぎとなってしまう。
激怒する愛莉と天馬はツアーインストラクターと共に、急いで二人を探しに向かった…音と晴が取り残されて4時間以上がたち寒さで足の感覚はなくなっていき、疲れで次第に体力が奪われていく。
音は体力の限界に達し沈みかけ意識は朦朧としてしまう…そんな音に気がついた晴は急いで音の体を抱えようとする。
しかし音は晴を突き放し「触らないでよ!あんたには関係ないでしょ。私が海で死のうが…むしろ願ってるんでしょ」と言いかけると、晴は「願うかよ…願ってない。きっと誰か来る、頑張れ」と言って、音を抱き寄せ励まし続けた。
音はあの日、橋の上に行けなかったことを謝りそのまま意識を失った…そして音が次に目を覚ますとホテルのベットで横になっていて心配していた愛莉が泣きながら抱きついた。
その声で音が目を覚ましたことに気がついた天馬が部屋に急いで入ってきて、音を抱き寄せ「ごめん…俺がいながらこんなことに」と謝る。
その様子を見ていた晴は音が意識を戻したことに安心しつつ、執事から何度も電話が入っていたこともあり早々に帰ってしまった。
音は晴に助けてもらったお礼を言うため、ふらつきながらも急いで晴を追いかけると、晴からは冷たさは消えていて普通に会話ができ音はそれが嬉しかった…晴は「一個貸しな」と言いつつ自宅に帰って行く。
部屋に戻った音に愛莉は、天馬がすごく心配していたことや必死に探していたことを伝えていた…愛莉はそんな真っ直ぐな天馬に惹かれはじめていたのだ。
一方、晴は自宅に戻るが門が開かない…すると執事が現れ涙を流しながら「坊っちゃまを門の中に入れるわけにはいかなくなりました」と衝撃的な発言をした。
晴は訳が分からず動揺していると、執事はタブレットに録画した動画を見せる…そこには晴の父・巌の姿があった。
巌は晴が神楽木家の跡継ぎにふさわしく成長しているのか、幼い頃から幾度となくテストをしてきたんだという…晴を英徳学園に入学させたのも同じ理由だった。
しかし巌が考える基準値には達していないと判断し、神楽木家の養子に景・ウインザーを迎え跡を継がせるんだという。
ウインザーはアメリカ在住で、13才という若さででハーバードに入学し学業に専念する一方で、色々の会社のマーケティングもこなす天才だった…そのビジネスの中で巌と知り合ったそうだ。
巌の指示でウインザーを神楽木家に住まわせ、晴は家を追い出されてしまった…持ち金もなくあてもなく歩き回った晴はサマースクールから帰宅した音の家に身を寄せることになる。
音と晴はドア一枚を挟み寝ていた。
すると晴は橋の上での話をし始め、音にすっぽかされたと思って絶望を感じてしまい、その後何日も動けなくなるくらいショックだったと
語った…そして「音を好きな自分」を自分の中から追い出すことにしたらしい。
それを聞いた音は行けなかったことを謝りながら、自分が晴にしてしまったことを悔み声を殺しながら涙を流す。
音が泣いていることを察した晴はそんな泣いてる音を抱きしめたくなるが、また自分の思い通りにしたくなると思った晴は「ねる」と言って自分を制御する。
翌日、音がバイトに行くとウインザーが現れ、晴が音の所にいることをすでに知っているようで会わせてほしいと頼まれるが、音は「警察を呼びますよ」と脅すような口調できっぱりと断った。
経営学を勉強しているウインザーはコンビニの商品の陳列について、店長にアドバイスをするとコンビニの売上は一気に上がった。
店長に気に入られたウインザーは、夏の間だけコンビニを手伝うこととなる…音はそのことを晴には言えないと落ち込みながら家に帰る。
音は晴を見てドキドキする…何気ないやりとりが嬉しく感じていた…不意に晴は今日が自分の誕生日だということに気づく。
何も用意してなかった音は晴に「何か欲しい物はある」か聞くと、晴は「おめでとうのキスでいい」と頬を突き出す。
真っ赤になった音に晴は「冗談だよバーカ!何でもいいって言ったのに嘘つきだな」と言うと、音はカチンときてフライパンを振り回すがよろけてしまい晴の上に覆いかぶさるように倒れてしまい唇が触れる。
そこへリゾート地から帰ってきて偶然やって来た愛莉が二人を見て号泣する…愛莉は音に天馬のことを好きになってしまったことを言い出せずにいた。
晴は愛莉の家に泊めてもらうことになり、愛莉は晴に天馬を好きになったことを打ち明けるが、「無理に決まってるんだろ」と否定されてしまい涙が止まらない。
愛莉は晴になぜ音を好きになったのか聞いた…すると晴は「あいつのちゃんと生きてるところかな」と答えた。
愛莉も同じように感じていた…以前、音の父親の会社が倒産し全てを失ったことを聞いた時、愛莉は「愛莉だったら死んじゃうよ」と言ったが、音は「もともと持ってなかったと考えればいいの。健康で学校に通えて愛莉にも出会えて幸せだよ」と言ったという。
無理して言ってないところが音の凄いところだと、愛莉と晴は思っていた。
ウインザーはあれ以来、音のバイト先で働き続け身の上話をし始める…ウインザーは7歳で母を亡くしてから里親を転々としていた。
貧困から這い上がるため勉強し大学にスキップして入学後、豊かな家庭で育った友人に会ってからは自分の境遇に驚かされたそうだ。
苦労ばがりの幼少時代だったにも関わらずウインザーは「幸せの価値観は人それぞれ。君には分かるでしょ?」と音に言った。
音は不思議な感覚に陥った…まるでパズルのピースが合うみたいに感じるのだった。
4月4日発売・コミック9刊「花のち晴れ」のネタバレはここまで
・4月17日時点での結末予想
江戸川音・神楽木晴・馳天馬での三角関係を描いているように思えるが、なんだかんだ最終的には音と晴がくっつくことが考えられる。
タイトルの「花のち晴れ」とは、「花=馳天馬」のことを指し「晴れ=ハルト」のことを指していて、はじめは天馬に気持ちを寄せるが、後にハルトに心が傾いていくのではないかと思う。
とはいっても、原作漫画のほうでもまだ恋の終着駅にはたどり着きそうにない。
なのでドラマ結末としては「花より男子」にも続編があったように、「花のち晴れ2」といった続きを連想させるラストになるか、もしくは無理やり「・・・◯年後、音と晴は結婚し、毎日ケンカの絶えない賑やかだが幸せな家庭を築いていた」という様子が映し出されるのではないだろうか。
ネタバレ追記
ドラマでは7話の段階で、続編の香りがプンプンしてきた。
というのも原作漫画本編では、「最悪の出会い編」→「最凶の愛莉編」→「晴、大好きメグリン編」→「裏切りの近衛編」→「二人の王子、姫争奪バトル編」→「晴ピンチ…景ウインザー現る編」→「本編は続いている…」となっているが、まだドラマでは「メグリン編」→「近衛編」に入りつつあるところ。
だが、メグリンの晴への恋は終わらずに物語は進むようだ。
しかもドラマ当初から晴の父・巌の存在がちょくちょく顔を出している…どうやら巌の精神は「神楽木家の男は、何事においても完璧な人間ではならなくてはならない」というもので、息子の晴にもそうなってほしいと考えているようだ。
そして巌は晴の伴侶さえも自分で決めようとする…それがメグリンだった。
なんでも晴が好意を寄せる音は庶民で、メグリンはホテルチェーンのご令嬢だからという理由…ここでも身分の差が出てくる。
一方で、馳家の方でも天馬の許嫁のはずの音の近くに違う男(晴)がいることを、天馬の継母・利恵も気にしだして音の恋愛に邪魔を入れだすのだ。
8話では音と晴は友人関係として物語は展開していき、メグリンと晴は「彼氏&彼女(仮)」というメグリンからすれば少しもどかしい状態だが、終盤では二組とも抱き合い良い感じになっていく。
このまま晴が音のことを想う気持ちを残したまま四角関係みたいに最終回を迎えるのだろうか…と思ったら9話では、一度は完全に晴はメグリンと付き合うようになるのだが「近衛編」をきっかけに、晴の気持ちが再び音に向いてしまう。
さらに音も晴に対する気持ちに気付きはじめ揺れ動く…。
漫画原作では天馬が晴に対決を持ち込むが、ドラマでは巌が晴に「自分(晴)は完璧ではない」と分からせたいという理由で対決を天馬にお願いする。
巌が出した条件は天馬が勝てば「二度と江戸川音に(晴を)近づかせない」というもので、晴が勝てば「自由をやる」が、負ければ「自分の宿命を受け入れ、神楽木家のために身を捧げろ」というものだった。
二人はこの条件をのみ、音をかけた戦いに挑むこととなる。
これは結末予想となるが、とりあえずドラマ「花のち晴れ」では、晴と音が両想いになリハッピーエンド…と思いきやドラマ「花のち晴れ2」へ続き、神楽木巌と馳利恵が二人の恋の障壁となっていくのではないだろうか。
最終回前話ネタバレ追記
音は晴が自分のことだけを信じてくれたことで「神楽木のことが、好きかも…」と自分の気持ちに気付いて、天馬と晴のどちらを選べぼ良いか揺れ動く。
結局、音は「誰にでも分け隔てなく優しい天馬君が好き」と天馬と付き合っていこうと決意し、本当の想いに蓋をすることに。
一方、晴はメグリンと付き合う間際まできていたが「ごめん…やっぱり江戸川が好きなんだ」とメグリンとは付き合えないと告げた。
さらに晴はそんなメグリンに対して天馬と武道3種目で「音をかけた戦いをする」ことを伝えるが、メグリンは「じゃあ私にもまだチャンスがあるね」と前向きに言った。
※武道3種目とは「柔道・剣道・弓道」の3種だが武道の達人である天馬に対して、何もしてこなった晴の負けは目に見えていた。
晴はC5の協力で柔道、剣道、弓道を練習しするが、天馬に勝てる見込みはなさそうだ…C5は音を呼び出し「天馬に勝負をやめてほしい(晴の負けが目に見えているから)」と頼んでほしいとお願いする。
しかし音は「何で最初から決めつけてるの…神楽木が負けるって。あいつは負けず嫌いでやるって決めたことは必ずやりきる男だよ」とC5たちを一喝した。
音に言われたことで目が覚めたC5は「柔道・剣道の達人」に指導をお願いすると、晴はメキメキ上達していく。
その後、晴が連れられ弓道の達人に会いに行くと、そこには憧れのF4・西門の姿があった。
西門は腰を抜かした晴に近づき「君はどうしてそんなに必死になってんの?」と聞くと晴は「惚れた女のためなんです」と言うと西門は、晴の心意気を気に入り指導してくれることとなる。
その頃、天馬の父の会社の事業拡大のため音の父・誠が化粧品部門の責任者として呼び戻され、また家族3人で住めることになり「音は天馬と一緒になること」がみんなの幸せの為だと再確認した。
それから音は毎日のように天馬の練習に顔をだすことになるが、ふとした時に晴のことを考えてる自分に気がつく。
音と天馬が一緒に弓道の練習場に行くと、そこには晴とC・西門の姿があった。
晴は最初は矢すら持てない状態だったが、今では的に当てることができるようになった…晴を見て音は自然と笑顔になっていた。
音はメグリンから「これは音をかけた戦い」だということを聞かされ動揺する。
音は天馬を呼び出し「天馬君らしくないよ…こんな自分に有利な戦い受けるなんて」と言うと、天馬は「(勝負に勝って)神楽木から離れれば元の二人に戻れる」と音の揺れ動く気持ちに気がついているようだった。
音は天馬を追い詰めてしまっていたことに罪悪感を感じ「二度と不安にさせない…天馬君の側にいる!」と心に誓う。
そして迎えた対決当日…競技は3日間に渡って行われ、3種目のうち2種目先取した方が勝利となる。
初日の柔道は天馬が晴を投げあっさり勝敗が決まるが、晴は怪我を負ってしまったようで倒れ込んだままその場から起き上がれずにいた。
・・・最終回へ続く
最終回あらすじ
音(杉咲花)への気持ちを断ち切れない晴(平野紫耀)は、父・巌(滝藤賢一)の提案で音の婚約者で桃乃園学院の生徒会長である天馬(中川大志)との武道大会で勝負をすることに。
英徳学園と桃乃園の戦いであると同時に、音をめぐる“愛とプライド”を賭けたぶつかり合いに、音は複雑ながらも天馬の応援席へ。
試合当日、晴は天馬に柔道で秒殺され、右手首を負傷してしまう。
一方、天馬は音を襲撃した英徳狩りの首謀者が近衛(嘉島陸)だと知り衝撃を受ける。
晴と天馬による“恋の決闘”の行方は!?
そして、音・晴・天馬が下した〝自分らしく生きる”ための決断とは…。
引用元:TBS公式サイト/花のち晴れ〜花男 NextSeason〜
最終回ネタバレ追記
晴は右手に怪我を負ってしまったが、翌朝には痛みに耐えながも早い時間から弓道の練習をする晴の姿があった…その姿を見た音は晴に「私は天馬くんのこと応援する…でも神楽木にも全力で戦ってほしい」と言葉をかけた。
その時、争う声がし音と晴が様子を見に行くと、男達にお金を強請られる近衛が姿があった…後から来た天馬も「近衛が男達にお金を払い英徳狩りをさせていたこと」を知り激怒する。
天馬は近衛に「僕の前から消えろ」と感情をあらわにする…音にも信じてあげれなかったことを謝り「一人になりたい」と落ち込んだ様子で去って行った。
その後、弓道の試合が行われ天馬は、先程の一件でショックを隠しきれずに上の空…精神力が要の弓道に集中できず天馬は普段の調子が出ないまま弓道対決では晴に軍配が上がる…こうして1対1で迎えた二人の武道対決は明日の試合で勝者が決まることとなる。
試合後、晴に会いに行ったメグリンは、晴に突然別れを告げる…晴を解放することで、メグリンなりにケジメをつけたのだ。
一方、音と天馬は近衛に会いに行っていた…近衛が天馬のためだと思ってしたことが結果的に間違った方向にいってしまい後悔していることを知り、二人は近衛を許し和解することが出来た。
音が家に帰ると晴が待っていた…すると晴から、明日の試合後「待ち合わせ場所」を指定してきて「そこに来てほしい」と呼び出されるが音は「行かない」と断るが晴は「それでもいい。俺がそうしたいだけだから…」と言って帰って行く。
最終日、剣道の試合が始まった。
天馬が圧倒的有利の中、運が味方し晴が奇跡的勝利を果し、天馬と晴は熱い握手を交わした。
試合を見に来ていた晴の父・巌が晴に「約束は約束だ好きにしろ」と言って歩き出す。
そんな巌に晴が「俺は完璧じゃない。でもいつか認めてもらえるように頑張ります」と言うと、父が「完璧な息子しか、要らない」と厳しい言葉をかけるが、珍しく褒めるようなことを言って去っていく。
晴はその言葉にギリギリだが「父に認めてもらった」と心の中で喜び、その喜びは表情にも出てしまい、うっすらと笑みがこぼれてしまう。
その頃、天馬と音の二人は一緒にいた…すると天馬が音に対して「今まで本当にありがとう。音との思い出は全部宝物だ」と言って、突然今までの二人の思い出話をし始める。
さらに天馬は「音を変えたのは神楽木だって気付いてたけど、音を失いたくないから繋ぎとめていた」と音が晴に対して気持ちがあることを察し、天馬は音と別れる方向に話をもっていくのだ。
音が「天馬くんのこと傷付けたくないのに。大切なのに…天馬くんのことが…」と言いかけると、天馬は音の言葉をさえぎるように「もう終わりにしよう…自分の気持ちに従って」と晴に会いに行くよう音の背中を押した。
そして音と天馬の両親も、許嫁だった二人が出した答え(別れ)を受け入れるのだった。
一方、晴のもとに向かう音と待ち合わせ場所で待ってる晴の頭の中では、今までの「最悪の出会いから、お互いの長所を引き出してくれたこと」など、二人にとってたくさんの思い出が駆けめぐる。
そしてやっと相手のことを面と向かって「大好きだ」と言えることを素直に喜んでいた。
晴と音の二人はこれからの(お互いを交際相手とした)幸せな未来を想像しながらおのずと笑顔になる音は、晴の待つ場所に向かうのだった…。
・・・END(おそらく続編へ続く)
原作
原作は漫画家・神尾氏による漫画「花のち晴れ〜花男 NextSeason〜」で、漫画雑誌「少年ジャンプ+」にて連載中。
累計発行部数6100万部の大ヒットコミック「花より男子」の続編で、「伝説のF4」たちが卒業してから2年後の英徳学園を舞台に、花男のもう一つの世界を描いている。
ちなみに、電子書籍で漫画「花のち晴れ〜花男 NextSeason〜」を読むなら「U-NEXT」で読むのがオススメである。
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ドラマ「花のち晴れ〜花男 NextSeason〜」はTBS系列で放送されるので、ドラマのストーリー1話~最新話まで 「 Paravi (パラビ)」で配信されている。
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本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。