ラブソングも今回を含め放送がラスト2回になってしまいました。
前回はさくらに関してはさくらの喉には悪性の腫瘍(癌)があると診断され悩みながらも単独ライブを行い、一方の神代は曲作りでシェリルに振り回され、さくらともう一度ライブするため何とかトップレコードにさくらの契約をさせようと奮闘する。
さくらの単独ライブも無事に成功し、手術までの残り1か月の間にさくらに何かしてあげられないか空一はさくらのやりたいことをかなえていく中、やはりさくらはまた神代と一緒に曲を作りたいと心に思っていた。
今回はさくらの手術までの残り時間に、さくらの願いを二人の男が懸命にかなえようとするシーンがメインとなっております。
ドラマ「ラヴソング」第9話ネタバレ
※ここからはドラマ「ラブソング」9話のネタバレを公開しています。
ラブソング8話のネタバレはこちら
さくらの手術成功率10%!!
さくらの単独ライブが無事に終了しライブハウスでゆっくり酒を飲むいつものメンバー。
そこにシェリルとの打ち合わせが終わった神代がライブハウスに到着し、夏希から何やってたの!?と責められる神代。
神代のさくらに色んな人の前で歌を歌わせたいという夢をかなえてあげる気持ちも凄くわかります。
ただ、実際私自身が神代と同じ立場になったとき、夢を持つ人の手助けを神代と同じように動くことはできるだろうかと、神代の行動は私のような人間にしたら凄いことをしているのだなと思いました。
話がさくらの手術の話になり、神代は増村からさくらの手術成功率は10%以下という衝撃な事実を聞かされ、続けて増村は今日のライブがさくらにとっての最後のライブだったかもしれないと言う。
神代はその手術成功率の話を聞かされ、増村にその話はさくらに話したのかと聞くと手術前まではとても話せる状況ではないと言われます。
手術の成功率10%って10回やって1回うまくいくか行かないかという確率だから、改めてさくらの喉はいつの間にそこまでひどい状況になってて、なんでさくらは何も気付ふっと思ってしまいました。
さくらが忘れ物を取りにライブ会場に戻ってきます。
そこで神代は戻ってきたさくらにライブに行けなくてごめんと話すが、そこは空一がすかさず「そんなやつぶっ飛ばしてやれよ。お前よりも仕事を優先させたんだぞ」と言い放ちさくらをその場から連れ去ります。
空一の言い分は凄くわかります。
さくらの神代への告白の流れもあって気まずい中、さくらが神代をライブに誘ったにも関わらず、自分の仕事を優先して軽い感じで謝られても納得はできないし、空一自身また恋のライバルがノコノコ現れて、俺の恋を邪魔するなっという感情も入っていたのかもと私は思いました。
さくらと空一の二人は自宅へ帰って、さくらは自分のギターを磨き、空一はさくらと一緒に寝ようとさくらを誘うが、さくらはギター磨きに夢中で、その行動に少しイラつきを見せた空一はさくらにキスをしようとするが、さくらの反応が微妙だったのか空一はキスをやめて一人で寝ることになった。
しかし、なぜ空一はキスをやめたのだろう?
確かにさくらの反応は微妙でしたが、前のように嫌がられたりしていないのにそのままキスをやってしまえと思ったのは私だけでしょうか。
一方のさくらと空一が改めて帰った後のライブハウスでは、神代が「俺が誰かの人生に関わるとロクなことが起こらない」と自虐的な発言をするが、夏希は春乃が交通事故でなくなったのは神代のせいではないし、むしろもう一度神代に音楽をやろうと誘われた春乃は人生で一番楽しそうな笑顔で家を出ていったと神代をフォローします。
ここで始めて春乃は交通事故で亡くなったんだという事実を私達視聴者は初めて知ることになります。
翌日になり、神代はさくらにライブハウスで忘れ物を渡しに行きさくらに忘れ物を渡すと、そこでさくらから手術の後に真美の結婚式のためにオリジナルの曲を作りたいと言われ、神代はもちろん良いよと返事をする。
その時の神代はおそらくまたさくらと音楽ができるということと手術を乗り越えられるきっかけになればと思い、曲作りを教える約束をしたのではと思いました。
さくらと別れた後、神代は増村に早く手術の成功率が低いことを伝えてほしいと電話で連絡し、増村は神代の言われた通り定期検診の時にさくらに手術の成功率のことを話すのである。
さすがにさくらも手術の成功率が10%以下と聞くと凄く落ち込んでしまい、空一に真美へのスピーチを作りたいから手伝ってくれとお願いし、その話を聞いた空一も泣いてしまうくらい悲しい事実を知ってしまった二人である。
もし自分が癌などの病気になった時に手術の成功率が10%以下と聞いたらその場で自暴自棄になってしまい、泣き止まない日々が続くくらい衝撃を受けてしまうでしょう。
さくらの願いを叶える優しい空一
さくらから手術の成功率が10%以下と聞いて、翌日空一はさくらに何かやりたいことを紙に書けと言い、何とかさくらの願いを手術までに叶えてやろうとします。
さくらがやりたいことを書いたのは全部で5つあり、真美のスピーチをすること、ジェットコースターに乗ること、お笑いライブに行くこと、路上ライブをやること、そして一度書いたがすぐに消してしまったもう一度歌を作りたいと書かれていた。
このさくらがもう一度歌を作りたいはまだ神代に恋心があるから一度書いて、今は空一と付き合っているから空一のことを考えて消してしまったのだろうかと私自身感じました。
その夜突然さくらの自宅にチャイムがなり、なんとそこには神代がいたのである。
神代はシェリルとの曲作りは辞めたからさくらと手術の前にまた曲を一緒に作りたいと空一に言い、神代のあまりのしつこさにわかったと言って、空一は自宅に戻ります。
さくらにはさっきの誰だったのかと聞かれる空一でしたが、新聞配達が来てしつこかったとさくらに嘘をつきます。
まあ空一の行動は当然ですね。
せっかくさくらと付き合えたのにライバルの神代にまたグチャグチャにされるのは嫌ですし、さくらには神代のことを完全に諦めて、俺だけに集中して欲しいという空一の男心は私も痛いほど分かります。
そして、さくらのやりたいことをやる日が来ました。
まずは遊園地でジェットコースターに空一がグッタリするまで乗り、次にバイきんぐのお笑いライブで爆笑し、空一がビラを配りやその場の客寄せを行った路上でのライブ行いと一気にさくらのやりたいことを行っていきます。
空一ってさくらのためならどんなことでも体を張って頑張るから、ドラマでもついつい応援したくなります。
それに空一とさくらを見ていると自分の学生時代みたいな恋愛に見えるから、私の学生時代の恋愛のことをふっと思い出させてくれます。
さくらの本当の願い!?
3つのやりたいことを終わらせた二人はとある牛丼屋に入り牛丼を食べていると、なんとさくらのラブソングがラジオから流れてきます。
なぜラジオからさくらの曲が流れたのかというとシェリルがInstagramでリコメンドしたことから話題になったから流れたのである。
しかし、今の世の中有名人のInstagramなどでリコメンドしただけで、さくらのようなデビューもしていない人間がラジオで扱ってくれると思うと、凄く時代が進んだなって実感させられました。
空一はこのシェリルのInstagramのリコメンドを神代がお願いしてもらっていたのを知っていたので、急いで空一は神代の家まで行き、神代にさくらにもう一度曲を作って欲しいとお願いする。
本当は空一は神代にさくらとの恋を邪魔されたくないにも関わらず、さくらのためにライバルである神代に頭を下げるなんて本当に空一は優しすぎます。
普通であったらいくら恋人のためでも自分の恋を邪魔する人は近づけたくないし、ましては恋敵に頭を下げるなんて簡単にできることではないと思います。
空一にお願いされた神代はさくらが待つ牛丼屋まで走り、さくらに「俺ともう一度歌を作りませんか」とお願いする。
もちろんさくらは「やる」と返事をし、再び神代とさくらによる新しい歌作りが始まるのである。
ちょっと話がそれてしまいますが、牛丼屋のうまいタイミングで「ご注文は」と店員のはしもとが何度も言っているにも関わらず、二人とも全くの無視して自分達の話をするというのも面白いのですが、私は何よりも神代の「おまたせしました」というこれぞ福山さんっていう発音で聞けたので、そのシーンもとても印象に残っています。
その後二人はライブハウスや夏希の仕事場などを借りて、色んなメンバーと触れ合いながら曲作りを進めて行き、前回同様に徹夜で新曲(soup)を完成させるのである。
Soupの曲は最初からドラマの間でよく使われていたので、歌詞を見らずに分かるくらいこの曲を聞きましたが、まさか最終回前にこの曲が完成するのは思いもしませんでした。
藤原さくらさんの曲本当にいいですよね。
ラブソング9話感想と最終回ストーリー予想
今回は2人の男が見事さくらの手術までにやりたいことを叶えてあげるというさくらにとって幸せな出来事が数多くありました。
さくらは空一や神代といった素晴らしい人に出会えて本当に幸せだなと思います。
ただ最後のシーンは再びさくらの手術の話に戻るので、どんよりした最後となりましたが、今回の9話は全体的にハッピーな感じのシーンが多かった印象が強かったです。
そして次回の最終回は真美の結婚式のさくらのスピーチは感動MAXで真美を含めみんなボロ泣きになると思いますが、その後のさくらの手術ではうまくいかないような不穏な感じになっておりましたので、もしかするとさくらの身にとんでもないことが起こるのではと思わせられました。
ただ、私個人としてはバットエンドよりもハッピーエンドで終わった方がラブソングの最後はうまく終わると思いますので、最後はさくらの手術が無事に成功し再びみんなの前で歌えるさくらの姿で終わることを期待して、また次週のラブソングを楽しみにしたいと思います。
本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
出典:fod.fujitv.co.jp*www.fujitv.co.jp