ドラマ「陸王」7話のネタバレを公開しています。
見逃してしまった人や内容が気になる人、そして映像ではなく文字でドラマの内容を知りたい人はコミック・連続小説風にネタバレしていくので、参考にしてほしいと思う。
陸王7話
主な登場人物
宮沢 紘一/役所広司
足袋を作り販売す「こはぜ屋」の4代目社長。
しかし、足袋の需要も減り経営不振となっていまい、その窮地から立て直すべくマラソン足袋「陸王」の開発をスタートさせる。
宮沢 大地/山崎賢人
紘一の長男。
大学は卒業するが就職活動に失敗・・・その後は「こはぜ屋」の手伝いをしているが、将来性のない足袋屋は継ぎたくないと父親に反発している。
茂木 裕人/竹内涼真
ダイワ食品の陸上部員で、箱根駅伝でも活躍したマラソンランナー。
期待の新人として注目を浴びる中、膝を痛めてしまう事態になるが、フォーム改良に取り組み復活を目指している。
飯山 晴之/寺尾聰
「飯山産業」の元社長。
繭の特殊加工技術を考案し「シルクレイ」の生み出すが、開発に莫大な資金をかけたことで会社は倒産。
それでもなお、「シルクレイ」を頼りに、一発逆転を狙っている。
坂本 太郎/風間俊介
「こはぜ屋」の企業融資をしてくれる担当の銀行マン。
将来性を考え、新規事業を始めるべきだと宮沢社長に提案し、「こはぜ屋」のバックアップをしていく。
小原 賢治/ピエール瀧
米国の一大スポーツ用品メーカー「アトランティス」の日本支社・営業部長。
利用価値のなくなった選手はドライに切り捨てていく、利益至上主義の男。
御園 丈治/松岡修造
世界的アウトドアメーカー「フェリックス」の代表取締役社長。
飯山の特許「シルクレイ」に目をつけ、「こはぜ屋」を買収しようと動いている。
正岡 あけみ/阿川佐和子
「こはぜ屋」縫製課の女性たちを束ねるリーダー。
その縫製技術は国宝級と言われるほどで、責任感も強い。
富島 玄三/志賀廉太郎
「こはぜ屋」の専務兼経理担当をする大番頭で、先代の社長時代からその地位に就いている。
安田 利充/内村遥
「こはぜ屋」の係長で、従業員たちのまとめ役。
宮沢と富島の間に入り「緩衝材」にもなっているが、新規事業にも興味を示す。
宮沢 茜/上白石萌音
紘一の娘。
高校3年生でとても家族思い。
宮沢 美枝子/壇ふみ
紘一の妻。
「こはぜ屋」の社長として奮闘する夫・宮沢を家庭で支える良き妻。
飯山 素子/キムラ緑子
飯山の妻。
飯山が会社を倒産させてからは、自らパートへ仕事へ出て生活を支えている。
城戸 明宏/音尾琢真
ダイワ食品の陸上部の監督。
ライバル「アジア工業」打倒を目標に部員たち厳しくあたるが、部員たちを守るために自らが盾になることもいとわない熱血漢のある男。
佐山 淳司/小藪千豊
小原の部下で「アトランティス」の営業マンで、小原の腰巾着のような存在。
結果主義の小原の顔色を伺いながら、担当先の「ダイワ食品・陸上部」へ出入りしている。
村野 鷹彦/市川右團次
「アトランティス」専属のベテラン・シューフィッター。
ランニングシューズ業界のカリスマ的存在で、多くの選手に慕われているシューズ調整のプロ。
毛塚 直之/佐野岳
「アジア工業」の陸上部員。
日本の陸上長距離界を担う天才ランナーとして、注目を浴びている選手。
ストーリー
陸王6話ネタバレ…「こはぜ屋vsアトランティス」と大企業の逆襲
7話あらすじ
タチバナラッセルとの取引が白紙になり、またもや窮地に立たされた宮沢(役所広司)と「こはぜ屋」。
取引終了までに、新たな供給先を探さなければ「陸王」の生産はストップしてしまうと、危機感を募らせるばかりだった。
アッパー素材を探すために大地(山﨑賢人)が東奔西走するのだが、やっと話を聞いてもらえる企業を見つけても、コストが見合わずうま味のないビジネスだと、取り付く島もなく断られてしまう。
茂木(竹内涼真)の期待に応えるためにも、なんとしてでも、世界一のシューズ「陸王」を完成させたい…その一心で、必死に協力してくれる企業を探す日々だったが、そんなときシルクレイ製造機にトラブルが発生!
もはや絶体絶命、最大のピンチに立たされた宮沢ら「こはぜ屋」。
絶望の淵に立たされた宮沢は、坂本(風間俊介)からある提案を受ける。宮沢が耳を疑うその提案とは……!?
引用元:TBS公式サイト/陸王
陸王7話ネタバレ
ここからはドラマ「陸王」7話のネタバレを公開しています。
アトランティスの策略によって、タチバナラッセルの取引が3月までとなってしまった。
そこで「陸王」の新しいアッパー素材を探すことになってしまい、こはぜ屋では大地が必死で織物会社を片っ端から調べあげていた。
タチバナラッセルでの話し合いを聞いていた大地の心に火がついたようだ。
しかし、やはりそんなに簡単には新しいアッパー素材は見つからなかった。
その頃、茂木にも「陸王」の現状を村野から報告され、「何かできることはないか」と村野に聞くと、村野は「走ることだ・・・陸王を履いて勝つこと」で十分協力してくれていることになると言われる。
そうしていると「ニューイヤー駅伝」で区間賞をとった茂木に雑誌からの取材のオファーが入り、その取材で「陸王」をアピールしてくれた。
茂木にとっても自分のことを信じてくれた「こはぜ屋(宮沢)」に恩返しがしたいと考えていたようだ。
しかし茂木の心とは裏腹にスポーツ月刊誌では、「陸王」についてどころではなく茂木が「早く毛塚選手にライバルとして認めてもらえるように頑張ります」と心にもないコメントが掲載されてしまう。
この後、こはぜ屋の陸王開発室にあったシルクレイの製造機が、火を吹き壊れてしまった。
なんとか消化器で火を消しボヤで済んだが、シルクレイ製造機は以前のような姿は見る影もなくも、はや鉄クズ状態となってしまい、「陸王」の製作はさらにピンチへと追い込まれてしまう。
新しい設備投資(シルクレイ製造機の開発)には、約1億円の費用がかかる・・・もちろんこはぜ屋にそんな貯えがあるはずもなく、宮沢は1億円という大金を銀行から借りるべきか頭を悩ませていた。
飯山が肩を落としガッカリしながら帰宅していると、一人の男が声をかけてくる・・・「フェリックス」日本支社の関口智之という男だ。
「フェリックス」は2007年に創業した、世界的アウトドア用品メーカーだ。
フェリックスの関口は飯山の「特許であるシルクレイを年間6000万円で独占契約してほしい」と頼まれていたのだ。
宮沢が「陸王」の開発を諦めるしかないと考えていると、村野は「陸王を履いてくれている選手や茂木を見捨てるんですか?!」と宮沢には選手のサポートに命をかける「覚悟」がないと判断されてしまい、「それは陸上選手への冒涜だ!」と激昂され村野からの信用も完全に失われてしまうのだった。
埼玉中央銀行・前橋支店に左遷されてしまった「こはぜ屋」の前融資担当・坂本は、埼玉中央銀行のやり方に問題を感じはじめていた。
そんな坂本に宮沢は「陸王」開発の現状を報告し、資金調達が難しいかもしれないので「もう諦めるしかない」と苦言を吐いてしまう。
すると坂本は「やる前から諦めるなんて、宮沢社長らしくありません。銀行に借りる以外にも資金調達する方法は他にもあるかもしれない・・・宮沢社長の思いはどこにいったんです」と宮沢の心に訴えかける。
坂本は宮沢に説教じみたことをいってしまい「申し訳ありませんでした。実は僕からも報告がありまして・・・銀行を辞めようと思います」と決意を語りだした。
その後は、以前からヘッドハンティングされていたベンチャーキャピタル(投資会社)に身をおこうと考えているらしい・・・「これからは伸びていく会社の将来性を買って投資するんです・・・ベンチャーキャピタルは会社ではなく、人に投資するとも言われています。もし事業(陸王開発)を続けるつもりなら、いつでも連絡ください。何か力になれるかもしれない」と坂本は自分の思いを力強く語った。
宮沢が帰宅すると大地が疲れて寝てしまっていた・・・なんでも大地は「新しいアッパー素材の交渉に行っていた」らしく、それを知った宮沢は息子が「(陸王開発を)諦めていない」のに、宮沢自身が始めたことであるにも関わらず「諦めてしまっている」ことに腹が立ち涙がこみ上げてくるのだった。
翌日、宮沢は陸王開発チームのメンバーを集め(村野以外)、資金調達に関しても何か方法があるはずだと「やれるだけやって、それでもどうしてもダメだった時は、自分の意思でちゃんと決断して諦めたい・・・だからもう少しだけ、悪あがきさせてくれ」と頭を下げてお願いした。
宮沢のこの決意を聞いた飯山はフェリックス・関口に連絡し「こないだの話断らせてもらうよ・・・社長が諦めの悪い男でさ」と独占契約の話を白紙に戻していた。
坂本には「こはぜ屋に投資できるかどうか検討してほしい」と宮沢が頼むと、坂本は「こはぜ屋さんが、僕の新しい職場の顧客第1号になっていただけるよう、全力でやらせていただきます」と答えた。
しかし後日、坂本から「さすがに1億円の投資は厳しい」という回答を受けるが、坂本は違う提案があると言う。
それは会社(こはぜ屋)を売るという選択肢で「御社を買収したという会社がある」という・・・それは「フェリックス」だ。
そして、フェリックス社長・御園丈治がアメリカから来日してくる。
・・・8話へ続く
陸王8話ネタバレ…老舗のプライドを打ち砕く「新しい挑戦」への扉
各話の詳細ネタバレ
原作
原作は池井戸潤氏の小説「陸王」で、2016年7月に発刊されたばかり。
池井戸潤氏の作品は、過去に実写化されたドラマ「半沢直樹」や「下町ロケット」が大ヒットしているので、期待されているという表れかと考えられる。
ちなみに、電子書籍で小説「陸王」を読むなら「Book Live」というサイトがオススメである。
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本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。