ドラマ「銀と金」最終回の結末ネタバレを公開しています。
このドラマで主演の池松壮亮だが、狂気を演じるという意味では最高のキャストに感じる。
この作品には原作漫画「銀と金」があるが、作者の福本伸行先生の「ざわざわ…」というのを最もうまく表現できそう。
池松壮亮の演技には、相当期待できるのではないだろうか。
ドラマを見逃してしまった人や、あまり興味はないが内容や結末が気になる人もいるだろう。
ここではキャストに始まり、ストーリーのあらすじ、最終回における結末のネタバレ予想を公開するので参考になればと思う。
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銀と金
はじめにドラマのキャストを紹介しよう。
キャスト
主:森田鉄雄/池松壮亮
無職の青年。
細かいギャンブルにも負け何もないところから、ある「条件」に当てはまると平井銀二に声をかけられ、裏社会で生きていくことを決意する。
平井銀二/リリー・フランキー
裏社会を仕切る大物フィクサー。
森田を「条件」に当てはまる男として裏社会に引き込み、その才能と成長に期待している。
最終的には有力な政治家を使い、日本の経済界を支配しようとしている。
安田巌/マキタスポーツ
元捜査一課のエース。
優秀な刑事だったが、欲望に弱く、だんだん悪に染まっていった。
現在は、平井銀二と共に裏社会で生きている。
巽京子/臼田あさ美
元新聞記者。
かつての経験を生かし、情報収集によって銀二たちをサポートする。
船田正志/村上淳
元東京地検特捜部・検事。
検事として優秀だったが、上司の圧力により辞めざるを得なくなる。
過去の経歴を元に、企業を強請るブローカー。
以上がキャストとなる。
ストーリー
次にストーリーのあらすじも見ていこう。
あらすじ
本作は、何事もうまくいかず、ギャンブルに逃げていた森田鉄雄(池松壮亮)が、“金がすべて”の裏社会を仕切る大物フィクサー・平井銀二(リリー・フランキー)に出会い、欲望に踊らされる悪の紳士たちを、経済的にも精神的にも粉砕し、多額の金を奪い取る、「悪」vs「悪」の「究極のマネーゲーム」を描いた魑魅魍魎のブラックエンターテインメントドラマです。
テーマは、巨額の金額を賭けた、“怒涛の心理戦”。
日本の裏社会を舞台に、搾取される側から搾取する側へ。
標的は、銀行、大企業、資産家・・・そして、政治家たち。
我欲むきだしの権力者たちから、何千万、何億、何百億という金をあらゆる手段で奪い取る。
胃を締め付けられる緊張感と、心臓が飛びだすほどのどんでん返し。命を懸けた攻防戦を、圧倒的な世界観で映像化!
まさに「ざわざわ・・・ざわざわ・・・」となること間違いなしの勧善懲悪型ブラックエンターテインメントです。
引用元:テレビ東京公式HP/銀と金
結末ネタバレ
ここからはドラマ「銀と金」最終回における結末ネタバレを公開しています。
このドラマには原作漫画があるので、物語としては同じような展開でストーリーは進むだろう。
しかし原作漫画は全11巻で完結しているが、ドラマは30分で全12話仕立てのため結末はどうにかこうにかおさまるような気もする。
ここからは原作漫画のストーリーのあらすじを紹介しよう。
金を求めてギャンブラーたちは色々な賭博をする。
その中の一つが競馬だ。
競馬場にはその辺に沢山のハズレ馬券が捨てられているが、それがお金に見えるという幻覚を見てしまうほどギャンブルで負けてしまう青年がいた・・・森田鉄雄だ。
そんな森田に「よく見かけた顔だ」と強面のおじさんが声をかけてくる。
名前は平井銀二という。
森田は怪しいと疑うが銀二は「飲まねえか」と馴れ馴れしく声をかけてきた。
森田はうさんくさいと思いながらも一緒に行くと、明日「日当10万」で手伝いをしてほしいという。
「ヤバイことなのか?」と考えるが、お金が喉から手が出るほどほしい森田は、行くことにする。
怪しさ満点だったが、本当に重めの段ボール箱をトラックからトラックには積み替えるだけの簡単な仕事だった。
しかしこれだけで10万円もくれるなんて逆におかしいと思い、銀二に箱の中身を聞くとなんと箱の中身はお金で「10億円」が入っているという。
銀二はそのお金が「裏金」だといって、困った経営者たちを集め裏金融を始めた。
このとき森田は「裏金つまもうなんて連中の運命は三つ・・・しぼられる・奪われる・殺される」しかないと思いゾッとするが、こういったヒリヒリした取引に魅力を感じるのだった。
銀二は裏金融を終え、ファミレスで森田にバイト代を払った。
森田は「なぜ自分に声をかけてくれたんですか?」と聞いた。
実は銀二は森田の素性を調べており、親は早くに他界して兄弟もいなく定職にもついていなかったので、この世界にうってつけだと考えたらしいのだ。
銀二は「これで口が堅けりゃ、先ゆき相棒ってのも考えないじゃない」と言うと、森田は喜ぶ。
それを見た銀二は「今夜大きな取引がある・・・来るか?」と聞いてきたので、森田はすかさず承諾した。
取引の場に現れたのは銀行員で、10億円から裏金融で貸したお金を差し引いた金を銀行にすべて預けるのだという。
どういうことかというと大金を預ければ金利がつくので、勝手に増えていくというのだ。
しかも今回は「特別金利」を条件に、大金を預けることが決まっていたのだ。
銀二の手腕とその頭脳に惚れ込んだ森田に「今日、最後の取引をしたい」と言って、5千万の札束を並べ「人をひとり殺してもらいたい」と言ってきた。
森田からすれば5千万なんて金額はもう「人生を買える金」だった。
それは顔面蒼白になる選択だった。
しかしこの銀二のとんでもない依頼はブラフで、森田の正体が「悪か・・・善か・・・まっとうな人間かどうか」を図るのが目的だったのだ。
森田は「殺しなどできない・・・でも、この世界で生きたい」と5千万という誘惑を打破する。
森田は見事に試験(?)に合格し、銀二は「オレとコンビを組まないか?」と銀二が信頼する悪党たちを紹介する。
それは安田という警視庁のOBや、巽という新聞記者や、船田という元検事・・・3人とも裏社会に生きる凄腕の悪党たちだ。
この3人に加えて銀二と森田の5人で、今取りかかっている仕事に挑むという。
その仕事とは「株の戦争」だという。
銀二たちは二転三転はあったものの、結局この戦いに勝利した。
銀二に紹介され森田が次に行った仕事は、ある屋敷である男の見張りをすることだった。
その男というのが「殺人鬼」で危険な男だという。
見張り役は森田を含め6名もいたが、7件の連続殺人を犯してきた異常者には関係なかった。
森田を除いた5人は次々とやられてしまい、残った森田も生死をかけたギリギリの戦いだったがなんとか持ちこたえ男を倒すことに成功した。
森田は裏社会で生き抜くために必要な「ツキ・運」を、持ち合わせていたのである。
すると突然銀二は森田にパートナー解消を言い渡しにやってくる・・・といっても「一人でやってみろ」という試練だった。
一人である地点に達したら、パートナーとしてまた会おうということを告げる。
その時銀二は森田にアドバイスの言葉を残すのだった。
「森田よ、人のスキをつけ!欲望が飽和点に達した時、人の注意力はもろくも飛散する!そこを撃て!」
金を掴むべく、森田が最初にやったのが騙しのテクニックを駆使して、いわゆる詐欺を行う。
「他人を信じられない人間は、とどのつまり自分も信じられ・・・信じることができない」という点をついた、ないなかなか巧妙な案だった。
ここで2億の大勝をおさめ、一つの望みを持つようになった。
それは【銀を超え金になること】・・・つまり銀二という人間を上回ることだったのだ。
それから森田は金稼ぎに奔走した。
持っていた2億を元手にどこまで増やせるか・・・次の標的に出会う。
それは大企業の息子・・・いわゆるボンボンだ。
彼らはまだ学生だったが高レートのポーカーで連戦連勝・・・しかし森田はこれをあっさりねじ伏せるのだ。
ボンボンは浅はかなプライドでさらなる高レートでの再戦を要求してきた。
森田は再戦を受け、学生ボンボンが仕掛けてきたイカサマを破り勝利する。
森田は一晩で、元手の2億を8億6千万まで増やすことに成功した。
銀二は森田の大勝を聞きつけ、姿を現し「次のヤマはオレと共に闘おう」と裏社会コンビの復活だった。
ちなみに次の仕事とは「金持ちたちのギャンブル」がターゲットとなる。
日本を代表する一大企業グループ「誠京」の会長と、麻雀勝負をすることになった。
悪魔のような特別ルールが敷かれ森田は縮こまってしまうが、森田が持つ強運と銀二の悪魔のような知恵を持って制圧する。
特に銀二の「人の心・・・そのスキをつく天才・・・」の能力がハンパじゃなかった。
この後、銀二は森田に「政治は賭博」だということや人脈の大切さを教えていく。
そして森田にとって最後の仕事が待ち構えていた。
金になるのかはわからなかったが、森田は銀二の依頼で「カムイ」という日本で有数の家電メーカーの会長を助けてやってほしいと頼まれる。
少し事情を聞くとちょっとした親子喧嘩のようにも感じてしまうが、家長争いの恐ろしい憎悪が取り巻く案件だった。
森田はこの争いごとに飲み込まれてしまうが、修羅場の天才ともいえる異端の感性をフルに発揮してその場をしのいでいく。
ちなみにこの家長争いは復讐劇と変貌を遂げるが、目的が変わってからのほうが過激で生死をかけた乱戦になってしまう・・・。
しかしカムイの会長の命は救う事ができた・・・がやはり事情を知れば知るほど、本当の「悪」はこの老人以外誰でもなかったのだ。
森田は「もう悪党の世話はごめんだ」とこの稼業から足を洗う・・・つまり引退を考え銀二らに話をするが、もちろん止められる。
銀二は「善は悪を倒せない・・・いっそ巨悪になれ」と説得しようとするが、森田の医師は固くその言葉にはなびかない。
森田鉄雄は裏社会から引退してしまった。
銀二は振り返る・・・「森田は金に汚くなく、命もはれる・・・申し分のない強者だが、少し純すぎた」と。
つまりやはり森田は「善」であって「悪」ではなかったということだ。
銀二は森田が引退してしまい、新しい相棒・川松良平を加え八百長競馬に挑んで300億の勝負に勝つが、銀二も裏社会から引退を考えていたと発表する。
実は森田が消えてからは、やる気を失っていたのだった。
しかし、今さら勝ち逃げなどできぬ、それだけはしちゃいけないと「勝ち続ける・・・灰になるまで!」と決意し続行することを約束した。
原作
原作は1992年~1996年に雑誌「ピザッツ」にて連載されていた、ドラマと同名の漫画。
作者の福本伸行氏が得意とするギャンブル勝負を描いた作品。
コミックは全11巻で完結となるが、後に文庫本で全8巻が発売された。
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本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。