ここでは毎週日曜日に放送されているドラマ「IQ246~華麗なる事件簿~」5話のネタバレを公開しています。

見逃してしまった人や内容が気になる人、そして映像ではなく文字でドラマの内容を知りたい人はコミック・連続小説風にネタバレしていくので、参考にしてほしいと思う。

IQ246~華麗なる事件簿~

IQ246 4話ネタバレ~天才vs汚れた美人ピアニスト~

主な登場人物

主:法門寺沙羅駆/織田裕二

やんごとなき貴族の末裔の末裔の末裔で、法門寺家の長男で89代目当主。

長男のみに「IQ246」の異能が代々遺伝するという家系。

その存在は800年近く秘密にされてきた。

和藤奏子/土屋太鳳

警視庁捜査一課の刑事で、法門寺家当主の護衛を命じられる。

真面目な性格で正義感が強いが、少し妄想癖がある恋愛体質でもある。

頭脳は凡人だが体力には自信があり、理屈より感情で動くタイプ

賢正/ディーン・フジオカ

法門寺家に代々執事として仕える、第89代目の執事。

外の世界で沙羅駆が迷惑をかければフォローしたり、アスリート並みの身体能力を駆使して手助けをする。

沙羅駆も絶大の信頼をおいている。

森本明美/中谷美紀

少し変わったところがある法医学専門医・監察医。

沙羅駆の推理力に惚れて、頼まれごとをするとつい引き受けてしまう。

法門寺瞳/新川優愛

沙羅駆の妹だが、異母兄妹で本当の妹ではなく血は繋がっていない。

知能が異常に高いとかではない、普通のお嬢様。

賢丈/寺島進

賢正の父親で法門寺家第88代執事で、沙羅駆の育ての親でもある。

沙羅駆を叱ることができる唯一の存在。

棚田文六/篠井英介

警視総監で中高大を賢丈ともにした同級生。

同級生といっても賢丈に対して、とにかく負けたくないと考えライバルだと思っている。

ゲスト

千代能光一/成宮寛貴

若手でメキメキと実力を発揮してきたアーティスト。

学生時代からの連れ添った仲間とアートユニットを結成する。

人物相関図

5話あらすじ

先代の執事・賢丈(寺島進)に頼まれ、とあるアートギャラリーのプレオープニングパーティーにおもむいた沙羅駆(織田裕二)、奏子(土屋太鳳)、賢正(ディーン・フジオカ)はセレモニーの演出を担当する新進気鋭のアーティスト・千代能光一(成宮寛貴)と出会う。

千代能は学生時代からの腐れ縁だという番田(矢本悠馬)と共に『バナナ&チョコ』という名のアートユニットを結成。

二人の才能を融合し最先端技術などを取り込んだ斬新なアートは巷で人気を博し、オリンピックの開会式の演出候補にも名前が挙がるほど目覚しい活躍を見せていた。

写真 会場では、ヘッドセットを付けた招待客が『バナナ&チョコ』が手掛けた最新テクノロジーのAR(=拡張現実)を体感していた。

空中に手を伸ばし何かを掴もうとしたり、バランスを失って転んだりと大盛況の中、華やかにオープニングセレモニーが始まり、千代能が挨拶のスピーチを行う。

招待客から歓声が上がる中、ヘッドセットを付けた番田が会場の上層に登場するのだが、番田は踊るような不可解な動作を見せた後、足場から落ち、沙羅駆ら招待客の前で転落死する。

大切な相棒である番田の予期せぬ転落死に打ちひしがれる千代能。

現場検証に立ち会った沙羅駆は番田の転落死事件に興味を抱き、千代能の事務所を訪ねるが……。

引用元:IQ246~華麗なる事件簿~公式HP

IQ246~華麗なる事件簿~
5話ネタバレ

ここからはドラマ「IQ246~華麗なる事件簿~」5話のネタバレを公開しています。

沙羅駆のお目付け役の和藤奏子は、法門寺家にかなり馴染んできたようで、普段屋敷にはあまりいない先代執事の賢丈ともすっかり仲良くなっていた。

賢丈はいつものように暇を持て余す沙羅駆に「アートギャラリーオープニングセレモニー」のチケットを渡し、行くように勧める。

賢丈の目的は「お世継ぎ」を作ってもらうことで、何でもアートギャラリーの館長が美人だという。

沙羅駆は、「社交の場など退屈と嘘つきの巣窟、時間の無駄だ」と決めつけ興味はないようだ。

しかし、セレモニーを務めるアーティストが人気の「バナナ&チョコ」と知った奏子が「行きましょう!」と有名人見たさに心踊る。

賢丈は「若様、お世継ぎを」と言って、賢正は「私は、若様の行かれるところであればどこへでも・・・」と言う。

3人の意見に負けた沙羅駆は仕方なしに行くことになる。

バナナ&チョコは番田要と千代能光一いう二人の若いアーティストで、「ばんだ&ちよの」を文字って「バナナ&チョコ」というアーティスト名を名乗っていた。

二人は学生時代からの腐れ縁だという。

絶頂の人気を誇るまでになった二人だが、目指すべきところは違うようだ。

番田は「自由に表現するのが芸術だ」と作品に対して自分の理想を高めていくことを目指していた。

しかし千代能は名声や自分のブランドを高めることを目指していた。

そんな二人の作品が認められ、オリンピックの演出を担当する候補に選ばれていた。

そのことを喜ぶ千代能と、逆にオリンピックになど全く興味を示さない番田だった。

二人はそんなオリンピックの話題で口論気味に話していると、千代能は番田の机に置いてあったアラン・ウォズアニックという男の名刺を見つける。

アランはニューヨーク在住のアーティストで、番田はアランと組んで次の芸術作品を出品するのではないかと報道されていたのだ。

千代能は「アランと会ったのか?断ったんじゃなかったのか?」と聞くと、番田は「お前には関係ない・・・初めはアランと組む気なんてなかったけど、日本ではやれることが限定されている・・・俺のいる場所はここじゃないのかもなぁ」と嘆いた。

自宅に戻った千代能は、番田の言った言葉を考えながら自宅に戻りPCで「アランと番田の新ユニット結成か?」というネットニュースのページを開き、「俺を、会社を捨てるのか?」頭を悩ませていた。

すると千代能のスマホにメールが届いた。

IQ246 5話ネタバレ~天才vs汚れた芸術家~ image 1
完全犯罪の方法、教えます。
「13」

千代能はそのメールを見て、決意するのである。

オープニングセレモニーの当日、アートギャラリーに入ると、招待された客人たちには入口でヘッドセットを渡され、それをつけると本物のようなグラフィックが見えるという斬新な演出だ。

オープニングセレモニーには沙羅駆と賢正、そして奏子の3人で出席する。

賢正が「あちらが美人館長です」と沙羅駆に紹介するが、沙羅駆は全く興味なし。

スタッフルームで大好きだというお菓子を食べる番田に、お菓子を補充する千代能。

すると女性スタッフが急に悲鳴をあげたので、「もう、客は入ってるんだぞ!」と番田が怒鳴る。

事情を聞くと靴の中に蜂が入っていた。

その話を聞いて青ざめる番田は、机の上に置いてあった大量の虫除けスプレーを体に吹きかけた。

オープニングセレモニーが始まり、千代能が挨拶を始める。

そんな中でも、招かれた客人たちは皆ヘッドセットをつけていた。

沙羅駆や賢正ももちろんヘッドセットをつけっ放しだったが、奏子はヘッドセットの中で映しだされる現実と偽物の映像の世界に酔ってしまい、ヘッドセットを外しソファに座り休んでいた。

千代能が挨拶するステージの反対側にある高いステージからサプライズで登場する予定の番田が控えている。

そして奏子は手を払うように踊っている番田がいるのを奏子は不思議そうに見ていたが、千代能が「長年のパートナーにして最高の友人、番田要です」と紹介するのとほぼ同時に、高いステージから足を踏み外し落下してしまう。

ヘッドセットをつけた客人たちは演出だと勘違いして拍手するが、当初の予定と違うことがわかっていた千代能が駆け寄り「ばんちゃん!ばんちゃん!・・・誰か救急車を!」と必死の表情で言った。

沙羅駆は「これは、本当なの?」と沙羅駆でさえも現実と偽物の最新技術のはざまにいた。

警察が到着して現場検証していて、番田の登場するのは「摩天楼のてっぺんに立っているような演出をする予定だった」と千代能が説明した。

すると「確かにサプライズ・・・驚きました」と沙羅駆一行が顔を出した。

奏子は「事件の第一発見者は私たちです。だから沙事件解決に役立てるはずです」と捜査協力することを申し出た。

沙羅駆は被害者の携帯から発信した履歴から、明日のAM10:00に歯医者を予約していることから、自殺ではないと断定する。

さらに番田の近くに近寄り「落下する直前まで、何か香ばしい香りのするものを食べていた」と推測した。

千代能は「事故じゃないんですか?」と聞くが、沙羅駆は「まだわかりません」という。

その時千代能のスマホに・・・

お手際、誠に鮮やかでした。
料金の支払いは後ほど。
めでたくかしこ。
「13」

という犯行が実行されたメールが届く。

沙羅駆たちはいつものように、監察医・森本のところで被害者の死因や転落した原因について考える。

死因は、落下時の頭部損傷と断定される。

落下の原因については落下時にヘッドセットをしてたから余計に足元が見えなかった可能性があり「事故」とも考えられた。

しかし奏子が見たという番田が踊っているような動きについてはわからない。

それに番田は命綱をつけていたが、直前で見事で自ら慌てて外していたのも理由がわからなかった。

沙羅駆たちはアートギャラリーにあった「バナナ&チョコ」のスタッフルームに来て話を聞くことにする。

スタッフルームは二階にあって狭い螺旋階段を登らなくては行くことができないが、沙羅駆は意外にも螺旋階段が苦手なのがヘッピリ腰でようやく辿り着くことができる。

スタッフたちは番田の追悼も込めて、番田が好きだった中華料理を食べていた。

机の上に並べられていた多品目の中華料理の中にエビチリが無いことに気づき「私にとってはミッキーマウスのいないディズニーランド、サンタさんのいないクリスマス、除夜の鐘の鳴らない大晦日・・・」とエビチリが好物だということを大袈裟にアピールする。

沙羅駆は番田の部屋というのを見つけると、千代能に了承を得て部屋に入り飾ってあるものを物色した。

その時机に並べられた大量の虫除けスプレー缶の存在にピンときたのであった。

沙羅駆は森本のところに戻り、被害者のズボンに何かに引っ掛けたような小さな穴に気づいていた。

被害者の遺体に、ズボンに穴がある下のところに注射痕を見つける。

沙羅駆曰く箇所的に事故注射の痕だという。

森本は注射痕を見落としていたことにショックを受けるが、沙羅駆はそんな森本を珍しくフォローした。

沙羅駆の優しさに感銘を受ける森本に「あなたが見落としてくれたおかげで、事件が面白くなった」と皮肉にも聞こえる言葉を言った。

賢正と奏子、そして瞳の3人でティータイムをとっていた。

3人で談話していると賢正がアートギャラリーで起きた、番田落下事件について語りだすと、奏子もつられて「幽霊の仕業かも」とスタッフが変な音を聞いたという証言を鵜呑みにして話す。

沙羅駆にももちろん「幽霊説」の話はしたが「幽霊まで相手にはしていられない」と怒られたという。

そんな沙羅駆は一人でこっそり出かけたらしく、賢正は口を膨らませてスネているようだった。

沙羅駆は落下事件があった現場に来ていた。

そこで注射器を見つけると、警察の捜査中で現場に設置されているスピーカーなどのイベント機材は現場維持されていて、撤去作業とかは特にしなくて良いので来る必要なんてないのに、千代能が現れた。

千代能がここにきた理由は「長年付き添った仲間が最後に見た景色を見ておきたくて」と少しこじつけたようなことだった。

沙羅駆は「イベント直前にも蜂に刺された女の子に対して怒鳴ったり・・・」というのを引き合いに出して、番田に対するスタッフからの評判は良くないようだということを言った。

千代能曰く「あいつは虫が嫌いだった」と言うが、沙羅駆は追い討ちをかけるように、番田は「お気に入りのお菓子がない」とスタッフに怒鳴っていたことも引き合いに出す。

千代能は友人を馬鹿にされたと感じ怒って帰ってしまった。

沙羅駆は森本に現場で回収した注射器を調べてもらうと、番田が「アナフィラキシー緩和剤」を注射していたことが判明する。

IQ246 5話ネタバレ~天才vs汚れた芸術家~ image 2

番田は急激に身体にアレルギーを起こしていたのだ。

海老の煎餅が番田の胃の中から検出された・・・つまり原因はえびというわけだ。

なぜか賢正はわかっていた。

それは中華のデリバリーの中にエビチリがなかったことで、沙羅駆は気づいていたのだ。

実は沙羅駆はエビチリが好物というわけではない。

嘘ということもあり、あんなにわざとらしく大袈裟にアピールしていたというわけだ。

しかし森本が疑問を持っていた。

なぜ番田は注射器を持ち歩くほど、アレルギーを警戒していたのに、海老の煎餅を口にしたのかということだ。

これについてはすでに答えが出ていて、賢正が答える。

お菓子好きの番田が手にするであろうお菓子の中身を、入れ替えておけば良いという。

(そういえば千代能がお菓子を補充していた)

森本にはもう一つ疑問があった。

それは番田は自己注射によって、アナフィラキシーショックは治ったはずだが、それでも依然として番田の遺体からはアレルギーの所見があるという・・・つまり自己注射後に再度アナフィラキシーショックを起こしていたと考えられていたのだ。

森本は連続でアナフィラキシーを起こすなんておかしいと感じていた。

千代能の自宅に沙羅駆は訪問して「あなた方のアートは錯覚を利用している・・・」と執拗に質問を繰り返した。

落ちる直前、番田が踊っていたというのを見た人間がいてその謎が解けなくて困っていたのだ。

しかし映像による錯角で番田が踊る動きをしていたのではないことに納得した沙羅駆は帰ることになる。

千代能の自宅を出ようとした時、瓶詰めされたハチミツを見つけた。

ラベルが特に無かったので「どこで手に入れられたんですか?」と尋ねると「このマンションの屋上庭園で養蜂をされている方がいて、そのおすそ分けです」と他愛もない話をして沙羅駆は出ていった。

沙羅駆は事件のまとめのときに差し掛かり囲碁の間に入っていたが、奏子が言った「番田が踊っていた」ということと「幽霊」に関して引っかかり解決できないでいた。

一度、賢正と奏子のところに行き独り言をペラペラと話し始め、おそらくその自分の言葉の中にヒントを見いだしたのか推理は完璧なものとなる。

千代能の会社のスタッフに電話が入り、捜査が終わったので急遽ギャラリーの機材を全て撤去してほしいという連絡が入る。

翌日、千代能は誰よりも早い時間ギャラリーには入り、朝一番で何か機材のようなものをカバンに入れて回収する。

すると他の作業員が来て片付け始めた。

目的のものを回収し終わった千代能は足早にその場を離れようとするが、「足元危ないっすよ」と声をかけられ足を止めた。

がしかし足元には何も見当たらなく、「何のこと?」と千代能が作業員たちは何も言ってないという。

頭の中は「???」だったが、千代能はとにかく帰ろうとすると今度は「ちょっと!危ない!」と何かが上から落ちてくる音が聞こえ、千代能は思わずうずくまってしまう。

そこに沙羅駆が現れて「どうしたんですか?顔が真っ青ですよ・・・まるで幽霊が現れたかのように」と言って千代能が持っていたカバンの中身を確認した。

カバンの中にはスピーカーが入っていた。

トリックスピーカーは「パラメトリックスピーカー」というもので、超音波を使って直線上のごく僅かな範囲にだけ音を伝えることができる特殊なスピーカーで、普通のスピーカーと見た目で違いはない。

これを使い番田に蜂の羽音を聞かせたのだ。

番田は踊っていたのではなく、必死に蜂を振り払い避けようとしていた・・・それが倉庫には踊っているように見えたというわけだ。

千代能がえびせんと普通の煎餅をすり替え、番田が口にしたことで1回目のアナフィラキシーを起こしたが、番田が自己注射したおかげで大事には至らなかった。

しかし胃の中にアレルギーの元となる物質があった場合、強いストレスを与えるとアナフィラキシーが起きる・・・それで番田は意識を失い転落したのだった。

そしてスタッフの女性の靴の中に蜂が発見されたのは、番田に会場内に蜂がいると思わせるために千代能が用意したものだった。

靴の中で見つかった蜂と、千代能のマンションで飼っている蜂が同じか調べると99.9%一致というデータもある。

沙羅駆は「全てはあなた(千代能)の筋書き通りに」なったこと言うと、千代能の頭の中には番田が落下するまでの映像が流れ、千代能は「何てことをしてしまったんだ」と顔を手で隠しながら後悔した。

それまでの推理が完璧なことに関心しながら、千代能は観念して正直に話し始めた。

そしてあらかじめ呼んであった警察に身柄を拘束される千代能に沙羅駆は「音を使ったアイディアは良かったです、危うく騙されるところでした」と言って、ギャラリーを出ていこうとする。

すると最後に千代能が「僕のアイディアじゃない・・・「13」というメールがきた」と言うと、沙羅駆は聞きたくなかったと言うように「あー、醜い醜い醜い!この犯罪、醜悪至極なり!」と興奮気味に叫びその場を後にした。

後日、沙羅駆は一人の時、沙羅駆にメールが来る。

完全犯罪の方法、教えます。
「13」

そしてメールが届き、沙羅駆が厳しい表情を浮かべると次は、非通知で電話がかかってきた。

沙羅駆が電話に出て「マリアTか?」と尋ねると、マリアTは「いつになったら私に会いにきてくれるの?法門寺沙羅駆さん」と言う。

直接対決も意外と近いのかもしれない。

・・・6話へ続く

その他のドラマ/ネタバレ

本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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