ドラマ「せいせいするほど、愛してる」9話のネタバレを公開していく。
見逃してしまった人や、見るまでもないが内容が気になる人、そして映像ではなく文字でドラマの内容を知りたい人はコミック・連続小説風にネタバレしていくので参考にしてほしい。
ドラマ
「せいせいするほど、愛してる」
せいせいするほど愛してる 8話ネタバレ~宮沢、決死のプロポーズ~
第9話の主な登場人物
主人公:栗原未亜/武井咲
栗原未亜はティファニージャパンの広報部で働く25歳のOL。
会社の副社長に就任した教育係として三好海里に仕事を教えつつも、海里の男らしい意表をつく行為に恋してしまう主人公の未亜。
元彼の山下陽太から会社まで押しかけてくるストーカー行為をされた時、既婚者の海里にキスされていけないと思いつつも禁断の恋にはまっていく。
三好海里/滝沢秀明
三好海里はティファニージャパンの副社長。
ティファニージャパンの副社長になる前はアメリカで自分が天職と思っていた建築の仕事をしていたが、現在では病院で生活している妻と昔トラブルがあったため建築の仕事を断念してしまう。
栗原未亜と出会うことで指輪のことを深く知ることになり、未亜と一緒に仕事をしていくうちに未亜のことが気になり始める。
宮沢綾/中村蒼
宮沢綾はティファニージャパンのライバル会社ジミーチューの凄腕営業マン。
展示会の時未亜の企画であるブックレットを妨害するものの失敗に終わり、展示会での未亜のブックレットの出来栄えに興味を持ち未亜を引き抜こうとする。
そんな未亜に対しての気持ちはだんだん恋心へと変化していく。
真咲あかり/水沢エレナ
真咲あかりは出版社の省楽館に勤め、未亜と美山千明とはルームシェアをして一緒に過ごしている。
出版社に勤めるあかりは久野淳志の小説家としての才能を見出し、久野から好意を持たれるも仕事に対しては常に本気の人しか相手にしないという仕事熱心な女性。
美山千明/トリンドル玲奈
美山千明は同じく未亜とあかりとルームシェアをしているが、仕事はモデルの活動で出張が多く未亜達たちと一緒に居ることは少ない。
恋愛に対しては自由奔放な側面をもつ女性で、あかりが編集者として担当している久野淳志に恋心を抱いて、ばったりと出会った淳志とラブシーンを演じるシーンもあった。
久野淳志/中村隼人
三好海里の大学の後輩で証券会社に働きつつ小説も書き、出版社に勤めるあかりに小説家としての才能を見出されて小説家としての一躍有名になった男性。
最初は小説家として乗り気ではなかったものの、あかりに対しての恋心から小説家として徐々にやる気を出していく。
山下陽太/高橋光臣
山下陽太は未亜の元彼で、未亜に今の会社を辞めて一緒に実家で暮らそうとプロポーズするものの未亜に断られてしまう。
未亜に振られた後は自宅や会社に花を贈るなどストーカーまがいな行動をし、未亜の会社まで乗り込んでくる男性。
小川遙香/橋本マナミ
海里と一緒に出歩くことから海里の妻と思われていたが、実際は本当の妻の優香の姉。
三好嘉次/松平健
ティファニージャパンの社長で海里を養子として迎え、海里に父親らしいことをするためにティファニーに呼び、未亜に「海里に二度妻を殺させるのか」という意味深な発言をする男性。
三好優香/木南晴夏
海里の本当の奥さんで、病院でずっと寝たきり生活を送っていた。
目を覚ましたが記憶障害で、未亜と海里の関係に激しく嫉妬する。
向井雅代/神野美鈴
ティファニージャパンの広報部部長を務め、仕事に対してかなり厳しいことから部下たちに恐れられている女性。
前回までのあらすじ
ティファニージャパンの広報部でOLとして働く栗原未亜は仕事とプライベートの両立を出来ずにいて、彼氏だった陽太からのプロポーズも断ろうとしていたところに、ティファニージャパンの副社長に就任したばかりということで、三好海里の教育係として任命される。
副社長という立場の人に仕事を教えつつも、海里の男らしい意表をつく行為に恋してしまう未亜。
そして海里もまた仕事をしていくうちに徐々に未亜に惹かれていくのだった。
しかし海里には昏睡状態の妻の優香がいたのだ。
そういった葛藤の中で、未亜は一人カラオケ…海里はエアギターというようなストレス発散をしながら、お互いに禁断の恋にのめり込んでいった。
妻の優香は昏睡状態から目を覚まし、一方で未亜には宮沢が急接近。
二人の恋の行方はどうなる?
せいせいするほど、愛してる
9話ネタバレ
ここからはドラマ「せいせいするほど、愛してる」9話のネタバレを公開しています。
宮沢は未亜からのプロポーズの返事に本気で喜んだ。
あの宮沢が涙を流して喜んでいた。
それを見て微笑む未亜だった。
ティファニーの社員たちだけで未亜の送別会が行われていた。
楽しそうに笑う未亜を遠くから見つめることしかできない海里だった・・・会には参加せずに追いやられるように、その場を去るのであった。
そして、そのまま優香がいる東京の自宅に久しぶりに帰った。
そして優香の顔を見るなりいきなり「ごめんな」と謝ると「俺たちも前を向かないとな」と前向きな言葉に優香は涙して海里に抱きついた。
翌朝、海里は洗い物をする優香に外出しないかと聞くと、嬉しそうに承諾するのだった。
公園で仲良く歩く海里と優香は、ランチ時だと焼肉を食べに行くことになる。
二人は焼肉を食べ終わり会計の際、優香は海里の財布に入っていた自宅の鍵が入った小さな封筒を見つける。
その封筒には「MIA」と書いてありショックを受ける優香だったが、その感情はすぐに憎悪に変わっていった。
未亜と宮沢は、「善は急げ」ということで未亜の実家に挨拶に行くことになり二人は空港に向かっていた。
未亜は車中で流れるBGMやふとした瞬間どころどころで海里を思い出してしまい、宮沢が改めて「未亜、好きやで」とキスをしようとするがその時もファーストキスをする中学生のような固い表情になってしまう。
それを見た宮沢は「なんやねん、その顔・・・やめさせてもらうわ」と冗談ぽく言った。
おそらくテンションも下がってしまったのか、宮沢は体調が優れないから、今日は挨拶に行くのやめようと申し出るのであった。
その夜、自分の気持ちに整理がつききっていないことに不甲斐なさを感じる未亜だった。
未亜が最後の出勤の日、未亜は他の社員たちの前で「今までありがとうございました」と挨拶していた。
もちろんそこには部長の向井や海里もいた。
そしてその場に弁護士らしき男と優香が現れ、未亜の前に立ち「栗原未亜さん、あなたを訴えることにしたから」と言ってそのまま「皆さん、夫はこの女と不倫しています!」と叫んだ。
そして不倫騒動が一度は丸くおさまったはずのきっかけになった、インタビュー記事も自分の都合の良いように書いた嘘の記事であるとぶちまけるのであった。
優香は海里と向井、そして弁護士までも止めに入る修羅場になり、社員たちは騒然となる。
向井は社長室に案内して、話し合いを始める。
もちろんそこには未亜も同席した。
弁護士は「三好優香さんは、栗原未亜さんに精神的苦痛を与えられたとして慰謝料の請求させて頂きます」という言葉に未亜は「そんな・・・どうしてですか?」と驚いた顔で聞いた。
優香は二度と会わないくらいじゃない罰が足りない・・・この訴えは海里と前に進むために必要なことと言って、未亜を睨みつけたまま席を立った。
会議室では会社役員たちによる海里の追求が始まった。
愛妻家という記事が嘘であることや、不倫隠蔽にメディアを利用したことである。
海里は素直に謝ると、社長の三好嘉次は実際にその記事は私の指示で、全責任とって社長を退任することで目をつぶってくれないかと頭を下げた。
社長室では「もはやこれまでか」と肩を落とす社長三好嘉次であったが、その場にいた向井が後ろから抱きつき「私がなんとかします」と衝撃の展開になる。
家路に着いた未亜は「私はなんて無力なんだろう・・・大切な人を諦めても、大好きな仕事を辞めても私は誰のことも守れない」と涙した。
そこに宮沢から電話がきて、どこから聞いたのか優香が乗り込んできたことを聞いてきた。
未亜は何も言えずにいた。
海里が自宅に帰ると優香は明るく「副社長クビになった?」と聞いてくる。
海里は怒って何であんなことしたのか、俺よりも社長に迷惑がかかると言うのであった。
優香はだいたい叔父さんが海里を会社に引きづりこんだのが悪いと言って、会社に入らなければ未亜に騙されることも無かったとミアをも責めた。
海里は記憶さえ戻れば優香にも気持がわかるのに・・・と嘆くと優香は急に逆上して、「記憶、記憶、記憶・・・記憶っていい加減にしてよ」と言った。
その後少し落ち着いた優香に海里は改めて「何であんなこと(会社に乗り込むような真似)したんだよ」と聞くと、鍵の入っていた「MIA」と書かれた封筒を出してきては投げ捨て「いつまでもこんな物持ってるからでしょ!」と言ってヒステリーを起こしグラスやお皿を投げて辺りはグチャグチャになる。
海里は収拾がつかなくなり、困った表情で無言になるしかなかった。
未亜は宮沢とカフェで今日あった経緯を話していた。
未亜は一旦宮沢との結婚も延期した方が良いと提案するが、宮沢は未亜が幸せであればそれでいいから迷惑なんかではないと言う。
でも未亜は引き下がらずに、やっぱり迷惑かけてしまうからと言うが、宮沢も簡単には引き下がらずに未亜は心配しなくていい俺についてきたら俺が守ると言って、このやりとりが何度か続いた。
そしてついに未亜は「迷惑かけたくない」の一点張りになってしまう。
宮沢はそんな未亜に諦めたというか呆れた様子で、「迷惑くらいかけてくれないで俺は未亜の何なんや?心配してくれてんのはホンマに俺か?」と言うと未亜はハッとした顔になる。
何も言わない未亜に、「結婚はやめよう。俺は三好さん(海里)を忘れる道具ちゃうわ。」と言ってカフェを出ていってしまう。
「待って、お願い」と追いかけ止める未亜に宮沢は「ずっと待ってたわ・・・もう待ちくたびれた」と想いの丈を語り出した。
「俺を見てほしかった、ほんの一瞬でもええ、俺のことで頭いっぱいになってほしかった・・・例えおれが必死に笑わせようとしても、三好さんに何かあったら未亜は泣く。例え俺が泣いてても、三好さんが幸せなら未亜はそれで満足や・・・違うか?当たりやろ?」
図星という表情のまま未亜は無言だった。
そんな未亜の左手には宮沢からもらった婚約指輪がしてあったが、宮沢はその手を引き寄せた。
宮沢は覚悟を決めたように「未亜、最後に一回だけ聞く・・・世界の誰よりも1番俺のことを好きやって誓えるか?」と聞いた。
未亜はゆっくりと目線を下へ背けた・・・そしてゆっくり口を開いた。
「宮沢さんの言ってること全部当たり」
そしてゆっくりと宮沢の目を見て「ごめんなさい」と言うと、宮沢は哀しそうな顔で未亜の左手からリングを外した。
宮沢は「サヨナラ、元気でな」と別れを告げて歩いて行ってしまう。
未亜は行ってしまう宮沢を追いかけようとはせずにうつむくが、悲しみがこみ上げてきて涙が溢れた。
宮沢は歩きながら独り言を言うように「死んでも幸せにするって言ったしな、幸せになれや・・・未亜」と男泣きしながらその場を去っていった。
涙の別れとなった翌朝、フラれた形になった未亜は自宅で放心状態だったが、何かを思いたったように一人でふらっと外出するのだった。
海里は優香のヒステリーで散乱した部屋の中にいた。
そこにはもちろん優香もいたがソファで眠ってしまっている。
海里は昨晩のスーツ姿のままで、眠る優香を不機嫌そうに見つめるのだった。
そして海里は宮沢から電話があり、神社まで呼び出される。
海里はそのまま外出するが、眠っていたと思っていた優香は何か考えがあるあったのか、海里が外出したのを見計らって目を開ける。
神社に呼び出された海里を宮沢が待っていた。
急に宮沢は海里のことを殴る・・・そして一言「彼女を死んでも幸せにするって決めてたんや」と言った後も、宮沢は少し興奮気味に未亜に対する想いを語った。
そして最後に「でもそれができるのはあんただけや。未亜を幸せにするって約束しろ!」と海里の胸ぐらを掴んで言うのであった。
海里は男らしく「約束する」と一言だけ言うと、宮沢の興奮は覚めたのか気が抜けたような表情で海里の胸ぐらを離した。
未亜はストレス発散に一人カラオケに来ていて、最初はでくの坊のように気が抜けていたが、一旦マイクを握ると何かに取り憑かれたように踊り狂い一人で盛り上がるのだった。
そのカラオケで一人ステージて盛り上がっていると、どうやってその場所を知ったのか海里が現れた。
しかし盛り上がっている未亜は海里がカラオケルームのドアを開けても気づかない・・・その姿を見てニヤニヤとする海里は思わず声を出して笑ってしまう。
さすがに海里の存在に気づく未亜は驚いていたが平然を装った(一人カラオケを見られて恥ずかしかったのだろう)
海里は千明に「未亜なら多分ココにいる」だろうと聞いて来たということだった。
しばらく二人は未亜の一人カラオケについて談笑した。
海里は「いやー、久しぶりに笑った」とおそらく本心で言った。
そして少し落ち着いて「宮沢さんにフラれちゃいました」と未亜が重い口を開いた。
それを聞いた海里はさっきの宮沢の言葉の意味を理解して、未亜との思い出が頭の中を駆け巡る。
海里は覚悟を決めたように立ち上がり未亜に言う・・・「全部捨てて二人で逃げようか。栗原となら何も怖くない」・・・少し古い言葉だが駆け落ちのことである。
未亜も海里となら怖くないと意思表示をして、二人は手を繋いでカラオケを出た。
しかし優香も何かに気づいたのか、険しい顔で海里に何度も電話(鬼電)した。
しかし海里の携帯は留守電にしかならない・・・それもそのはずで携帯電話はカラオケルームに置き去りにしていた。
優香はGPSで携帯のある場所がカラオケであることを知り不思議そうな顔をするが、カラオケに行くのであった。
優香はカラオケで一部屋一部屋をくまなく探したが結局見つからず、携帯電話の忘れ物がないかカウンターで尋ねると海里の携帯が出てきて驚く。
未亜と海里はどこに行こうかと相談して「知ってる人が誰もいないところ」に行くことにする。
二人が来た場所は、海里の父親が遺産で残した 山奥にあるコテージだった。
そこは何年も放置されていたようでクモの巣が張り、ホコリが舞う・・・つまり汚れていた場所だった。
部屋の掃除をしながら、エアギターの歴史について笑いながら楽しそうに話す二人がいた。
その後、BBQをして、花火をして、二人の将来についても語る二人はとても幸せそうだった。
海里が未亜と一緒にいることに勘づき、優香は宮沢のところに未亜の居場所を聞きに来ていたが、未亜の幸せを願う宮沢は嘘をついて二人をかばうのだった。
自宅に戻り夕食の支度をしたが、夜になっても海里は戻ってこない。
死んだような雰囲気で一人うなだれる優香だったが、自宅に海が所有しているコテージのセキュリティ会社から13時頃解錠されたが本人かという確認の電話だった。
優香はそれを聞いて海里はそこにいると気づく。
優香はティファニーに出向き、社長に「海里が消えました・・・栗原さんと逃げたんです。行き先の検討はついています。」と言って優香・社長の三好ケイジ・部長の向井の3人でコテージに向かった。
その時、未亜と海里の二人は朝食を食べながらフザけ合っていた。
朝食を食べ終わりコテージを出る二人だったが、未亜は思い出に真似ごとでもいいから結婚式をしたいとお願いした。
この時二人は言葉にしないながらも、この幸せな時間は永遠には続かないことをわかってはいたが、夢が覚めないことをどこかで信じていた。
二人を追いかけてコテージに着いた優香たちは、建物に入るなり部屋中探し回るが誰もいない・・・しかし優香は朝食の後片付けしたのを発見して「まだ近くにいます」と付近を探すのであった。
コテージの近くで見つけた教会には入っていき、二人は奥の壇上で向かい合い、海里が「愛してる」と永遠の愛を誓う・・・二人はゆっくりと唇を重ねた。
しかし優香が追いかけてきて、ついにその場に現れた。
キスをする二人を前に「そこまでよ。海里から離れなさいよ、このメス豚ぁー!」と声を荒げ未亜の方に走り迫ってきた。
・・・最終回に続く
せいせいするほど愛してる 最終回ネタバレ~別れ…禁断愛の行方~
せいせいするほど愛してる ネタバレまとめ(全10話)
本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。