ドラマ「チート(CHEAT)」最終回の結末ネタバレ(後半に最終回ネタバレ内容を追記済)を公開しています。
見逃してしまった人や、あまり興味はないが内容や結末が気になる人もいるだろう。
ここではキャストに始まり、ストーリーのあらすじと最終回における結末のネタバレを公開するので参考になればと思う。
ちなみにドラマ「チート(CHEAT)」は日本テレビ系列で放送されるので、ドラマのストーリー1話~最新話まで 「hulu」で配信されている。
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チート(CHEAT)
まずはじめにドラマのキャストを紹介しよう。
役/キャスト
チートメンバー
星野 沙希/本田翼
サギ師を騙し返すスペシャリスト集団「チート」の頭脳。
人を騙す天才で、その才能を捜査二課の刑事・安斎に見出され「チート」に参加。
チートのメンバーには「アイドル」をしていることは秘密にしている。
加茂 悠斗/金子大地
「チート」のメンバーになる警察官で正義感の塊のような男。
後に沙希がアイドルだと知ることになるが、自身もアイドルオタクであることは隠したいため、お互いに秘密を共有する。
根岸 俊/上杉柊平
「チート」のメンバーの元探偵。
あらゆる調査や情報収集など、警察顔負けの捜査能力を発揮する。
丸山 美月/福原遥
「チート」のメンバーで元天才少女ハッカー。
海外の有名企業のシステムをハッキングしてしまった過去を持つが、普段は今どきの女の子。
警察
安斎 和毅/風間俊介
警視庁捜査二課の刑事。
サギ師を騙し返すスペシャリスト集団「チート」を作り、沙希をチートに引き入れる。
蓮見 将暉/桐山漣
警視庁捜査二課の刑事。
ある事件を追い続けている謎めいた刑事。
ジュエル★トリコ
モモ/本田翼
売れない崖っぷちアイドル。
沙希が秘密にしているの裏の顔。
ユナ/横田真悠
勝ち気でわがまま、モモをおばさん扱いしている。
チートのメンバー・加茂に崇拝されている。
マイ/富田望生
自分に自信がないが、一生懸命で健気な頑張り屋。
中込 真治/清原翔
アイドルグループ 「ジュエル☆トリコ」 のマネージャー。
売り出すために日々奮闘している。
人物相関図
以上がキャストとなる。
ストーリー
ドラマのキャストを紹介したので、次に物語のあらすじを見ていこう。
小さな嘘、大きな嘘。
あなたが見ているもの全てが真実とは限らない。
2018年の特殊詐欺(不特定多数の者から金品を騙し取る振り込め詐欺や架空請求など)の認知件数が過去最悪に!
もはや人ごとでは済まされない詐欺事件の数々が今起きている!
そんな極悪詐欺師たちをぶった切るニューヒロイン・星野沙希(25歳)が誕生!
詐欺師たちを騙し返すスペシャリスト集団、通称チート(CHEAT)の一員となる彼女には「アイドル」という絶対バレてはいけない裏の顔があった。
騙し、騙され、騙し返す。
ギリギリすれすれの詐欺合戦の行方は…。
あらすじ
星野沙希(本田翼)は、詐欺師たちを逆に騙し返して悪事をぶった切るスペシャリスト集団【チート】の頭脳。
【チート】とは、年々被害件数が増加する特殊詐欺をはじめ、様々な詐欺事件を撲滅するために警視庁捜査二課の刑事・安斎和毅(風間俊介)が創設した秘密の組織だった。
沙希のほかに、元探偵で警察顔負けの捜査能力を持つ根岸俊(上杉柊平)、天才ハッカー・丸山美月(福原遥)がチームを組んで詐欺集団を追っている。
実は、沙希には絶対にバレたくない“ある秘密が”。
それは、モモという名の売れない三流アイドルであるということ。
沙希はアイドルとチートの仕事を掛け持ちしている。
ただし、そのことはアイドル事務所にもチートのメンバーにも秘密だった。
詐欺のスペシャリストとアイドルという2つの顔を持つ沙希。
そして、【チート】の新メンバーとして、警視庁の刑事・加茂悠斗(金子大地)が加わることになった。
しかし沙希は、純粋で騙されやすい性格の加茂の加入に反対する。
そんな中、【チート】は、ある巨大な特殊詐欺グループのトップに立つ人物をターゲットに行動を開始するが……
騙し、騙され、騙し返す詐欺合戦の先には衝撃の結末が待っていた——
引用元:読売テレビ公式サイト/チート(CHEAT)
結末ネタバレ
ここからはドラマ「チート(CHEAT)」最終回の結末ネタバレを公開しています。
このドラマは原作がなく脚本家が描いたオリジナルストーリーで物語は進むので結末は現時点では予想となる。
近年多くなっている詐欺被害を食い止めるため「詐欺集団を騙し返すスペシャリスト集団・チート」が結集されるが、極悪詐欺師たちと「騙し合戦」を繰り返しているうちに、チートを揺るがす大事件がおきてしまう。
ここからは完全に予想となってしまうが、刑事・安斎 和毅は肉親もしくは親しい人が過去に詐欺被害にあったことから、その犯人を捕まえるためチートを作ったのではないかと考えられる。
しかしチートの中には詐欺師のスパイが紛れていて、最終回に近づくにつれその人物はチートを解散させるために揺さぶりをかけてくるのではないだろうか。
さらにそれは同期の刑事である蓮見将暉が追い続けているある事件にも関係してくると考えられる。
鋭い観察力をもつ沙希はチートの中にスパイが紛れていることは気づいていたが犯人逮捕のため泳がせ、最終的に安斎とともに大きな詐欺グループを逮捕するだろう。
さらに犯人を捕まえる過程で沙希の裏の顔であるアイドルグループ 「ジュエル☆トリコ」も大きく関わっていき、犯人逮捕に貢献した「ジュエル☆トリコ」存在は世間に知られるようになっていく。
結末としては「詐欺集団を騙しかえすスペシャリストとなった沙希はその中で本当の自分の姿を見つけ、自分らしいアイドルの形で幼い頃からの夢を叶えていく」ことが考えられるだろう。
ネタバレ追記
星野沙希は警視庁捜査二課の刑事・安斎和毅が特殊詐欺や様々な詐欺事件を撲滅するために作った秘密の組織「チート」の頭脳としてチームに入ることとなった…チートとは「悪質な詐欺師たちを逆に騙し返しす」スペシャリスト集団のこと。
チートには沙希の他に、元探偵で警察顔負けの捜査能力を持つ根岸俊、天才ハッカーの丸山美月が所属していて、三人はチームを組み詐欺集団を追っていた。
そんな沙希には絶対に知られたくない秘密がある…それはチートの仕事のをしながら「モモ」という名でアイドル活動をしていること…三流の売れないアイドルだということは誰にも知られたくないのだ。
そんな中、チートの新メンバーとして警視庁の刑事・加茂悠斗が加わることになる…沙希は純粋で騙されやすい性格の加茂の加入に反対するが、安斎の指示に逆らうことはできずに結局、加茂をチームに迎えこととなった。
詐欺にあったという女性・イガラシが訪ねてきた…その詐欺師たちが「騙されたふり詐欺」という手口を使っていたことから、2ヶ月前からチートが追っていた「特殊詐欺グループ」の犯行だとチートたちは考える。
詐欺グループのトップは波岡了祐という男で、表向きの顔は飲食コンサルティングの社長で謎の多い伝説の詐欺師…今までも警察が詐欺のアジトに関係ありそうな所を捜査するも全て空振り。
さらに1ヶ月前に受け子が逮捕されたことから今まで以上に用心しているようだ。
チートのメンバーは詐欺グループが新しいアジトを用意すると結論を出し、加茂が波岡に物件を紹介する…しかし、波岡から連絡が入り物件を断られてしまった。
そんなある日、細川玲子というIT社長が波岡が断った物件に興味を示し、電話をかけてくる…波岡は自分のの足がつかないよう右腕である細川に物件を借りるよう指示をしたようだ。
細川はテナントを見に行くと盗聴器がないかを入念に調べ、なにもないことを確認すると契約を進める。
加茂は向かえのビルの屋上から詐欺グループの見張りを続けていた…そんな中、詐欺グループがいるビルで火災が発生し、加茂は沙希の指示で細川たちを近くのビルへ避難させる。
加茂が誘導したビルには監視カメラが設置されていて、チートたちがその様子を監視していた…その後、波岡に会いにいくこととなった加茂は沙希から謎のお守りを首にかけられる。
波岡はお金の入ったカバンを探していて、加茂は首にかけていた鍵(加茂はただのお守りだと思っていた)を取られ拘束されてしまった…その鍵はビルに設置されていたロッカーの鍵で、波岡はカバンを持ち出し手元に現金を取り戻す。
そこに警察官になりすました沙希がやってきて波岡に「近くでひったくりがあり、青いカバンを探している」と話した…すると波岡は「これは違います…私のカバンです…私の金です」と答える。
しかしそのカバンは沙希がすり替えたもので、お金には詐欺被害者の孫が書いた落書きの痕跡があった。
証拠を突きつけられら波岡は一変「こんな金知らない」と否定し始める…そんな波岡に沙希は録音した会話を突きつけた。
沙希はアイドルの活動をするためイベント会場に向かう…そこでマネージャーの中込真治から「ジュエル☆トリコ」というグループで活動することが決まったと言い渡された。
そのお披露目イベントで偶然、来ていた加茂と鉢合わせとなってしまう。
その頃、警視庁の刑事・蓮見将暉は沙希と父親とみられる男性が一緒に写っている写真を大量に並べ、次々と写真を燃やしていく…一方、波岡に会っていた安斎は「お前、波岡じゃないだろ…俺は偽物は嫌いなんだ」とお酒を頭にぶっかけ、静かに怒りを顕にしていた。
アイドルとして活動していることを、チートのメンバー加茂に知られてしまった沙希は「余計なこと言ったら、あんたがユナのキモオタだとバラす」と加茂を脅す…そして二人は「お互いの秘密を誰にも言わない」という約束を交わした。
そんな中、安斎はチートメンバーを集めると「みんなが頑張って捕まえてくれた特殊詐欺グループのリーダーは波岡ではなかった」と伝える…波岡は様々な事件で名前があがる人物で、チートは引き続き波岡の素性を調査していくことに。
そしてチートは動画サイト「チューチューブ」を使った新たな詐欺事件を追っていく…仮面をつけて配信をしている人気チューチューバーのサスケが、動画配信で稼ぐためのノウハウを教える講座を開くと勧誘し、希望者(200人以上)から入会金(総額1億円)を集めると姿を消してしまった。
しかしその犯人はサスケではなく、何者かがサスケになりすまして詐欺をしていたのだ…真犯人は「神谷」という大学生だと判明し、神谷は最近急に羽振りが良くなり、後輩を連れて豪遊三昧をしているのだという。
沙希は加茂を仮面の人気チューチューバー「カモエル」に仕立て上げ、神谷に再び詐欺をさせるため作戦を立てた…カモエルのことはチートメンバーの美月によって神谷は知ることとなる。
一方、沙希に接触してきた蓮見は「親父タイにいたらしいな…もう日本に戻ってきてるんだろ…偽造パスポートでも使ってな」となにやら沙希の父親の居場所を探しているようだ…沙希は何も言わずに蓮見を振り切りその場を去っていく。
美月の話に食いついた神谷は、すぐに「カモエルの偽アカウント」を作り、サスケの時と同じ手口で養成セミナーの案内を始める…そこで沙希の指示で加茂は入会を神谷の代理(後輩)に手渡した。
その際、お金と一緒に手作りのお弁当を差し入れするが、その中に盗聴器を仕込んだことに気づかれてしまう…それでもお金の受け渡しの証拠はすでにカメラに収めていて、神谷たちがセミナーを開かなければ詐欺の立証はできると加茂は一安心。
しかし加茂の行動を警戒した神谷はセミナーを開催し、それらしい内容を希望者たちに伝授しはじめた…セミナーに潜入していた沙希は神谷に「チューチューバーのサスケの(偽物が)詐欺事件を起こしたのはご存知ですよね?今回のセミナーもその時の手口とよく似てますよね?」と揺さぶりをかける。
さらに沙希は「もし、ここに本物のカモエルがいたら?」と会場のドアを開けた…そこには本物のカモエルとして登場するはずだった加茂がおらず、沙希は「失礼しました…」とそっと席に戻る。
その頃、加茂は神谷の後輩たちに暴行を受されトイレで意識を失っていた…神谷たちはサスケの仮面を加茂に被せると、詐欺事件の犯人に仕立て上げチューチューブに投稿する。
しかしその後、美月は神谷に「サスケ詐欺事件の真犯人は神谷零士」だという内容の動画が拡散されていて、さらに神谷を捕まえるために協力してくれた人には懸賞金として3億渡すと言っていると話した。
神谷はみんなが自分のことを見ている気がしてたまらず、信用できる後輩のもとへ急ぐが、そこにはチートの姿が…後輩たちは懸賞金欲しさに、あっさり神谷を裏切ったようだ。
そして沙希は神谷が加茂を、詐欺事件の犯人に仕立て上げようとした時の映像や神谷が犯人である決定的証拠を突きつける…神谷は逆ギレし「お前ら警察じゃないよな…これは間違いなく脅迫だ…お前ら全員(名誉毀損で)の訴えてやるからな」と拡散されていた自分の動画を見せようとした。
しかしその動画はすでに削除されていて証拠は残っておらず、神谷はその場で崩れ落ちてしまう。
その後、神谷のなりすましの動機は復讐だったことが判明する…以前、神谷は投資詐欺にあい、丁度そのことをチューチューブでサスケが「詐欺なんて騙される方がバカだ」とけなしていて、腹がたった神谷はサスケになりすましたようだ。
神谷もまた詐欺グループの波岡に騙された一人なのだ。
沙希が所属するアイドルグループ「ジュエル☆トリコ」ではセンター争いが始まり、沙希はアイドル活動とチートとの活動で忙しくしていた。
そんな沙希は加茂が推しのユナに投票しようとしているのを見て、自分に入れるよう圧力をかけるが、結局ユナに投票されあからさまに嫌な態度をとる。
一方、チートのオフィスに新たな詐欺被害者・朋子が訪ねてきた…絵を描くのが趣味だった明子は、完成したイラストをアマチュアクリエイターのサイトに投稿していたのだという。
ある日、麻美と名乗る女性から朋子のイラストを気に入ったというメッセージが届き連絡をとるようになると、二人はすぐに意気投合し何度も会うようになっていった。
そんな中、麻美に共同出版の話を持ちかけられ、朋子がお金を振り込むと麻美とも出版社の男とも連絡が取れなくなってしまったのだという。
美月の調べによると、アマチュアクリエイターが作品を投稿するサイトで同じ手口による詐欺被害が多発していた…その中のいくつかは同一人物で麻美は「LALA」というアカウント名を使用し、今まさに自作の曲を投稿した女性を騙そうとしていることが判明。
そしてチートは麻美ことLALAを標的に行動を開始し、加茂は沙希に作戦のため小説を書くよう指示される。
LALAは加茂が書いた小説にすぐに食いつき、出版を持ちかける…共同出版ということで500万を支払うこととなるが、加茂は250万ずつ2回に分けて入金をするという約束をした。
1回目の支払いを済ませた加茂にLALAが手土産を渡すと、加茂は「美味しそう…なんですかこれ?」と言う。
それはLALAが熱海の地主の息子と言っていた加茂のために用意した熱海の老舗の銘菓のお菓子だった…そのお菓子を知らない加茂のことをLALAと出版社の男は疑い、加茂のことを調べるため熱海へ向かう。
なぜか熱海ではすでに加茂の小説が売られていて、男が加茂に事情を聞くと「印刷会社を経営している後輩(に扮した美月)の両親が、本を出版すると聞いて勝手に本を作ってしまったようだ」と説明した。
加茂は「契約書通り500万お支払いします…ただ後輩の両親の顔も立てたいので本はこのまま使うのはどうでしょう?」と提案する…売り出された本500冊はあっという間に完売となり、出版社と社長の名前を記載した本が増刷分として売り出された。
2回目の入金日、前日、加茂は何者かに連れ去られてしまう…加茂の入金がなく焦っていたLALAたちの元に、弁護士に扮した沙希がやってきた。
沙希は有名な作家・スティーブゲランの弁護士をしてると言い「(加茂の本を見せて)スティーブの本を翻訳して丸パクリしたものですよね?スティーブは出版社(LALAたち)を訴え1億2千万円を請求すると言ってます」と訴訟状を見せる。
LALAたちは「関係ない」と言うが、小説にはしっかり出版社と社長の名前が記載されていた…納得しないLALAたちに沙希は「身辺にはお気をつけください…彼はマフィア小説を得意としていて、その筋の友人も多数いますので」と言って去っていく。
恐ろしくなったLALAたちは残りの250万を諦め立ち去ろうとするが、拳銃を持った謎の男(に扮した根岸)に誘導され廃墟へ向かった…そこで沙希は拘束された加茂が「(LALAたちに)ムリやり翻訳させられただけなんです…僕はやめたいと言ったのに」と強要されたと必死で訴えてる動画を見せる。
さらに沙希が次々と証拠を見せると、LALAたちは堪忍したように命乞いを始め「私たちはただの詐欺師なのよ」と自白した…このやりとりは全て録音されていて、LALAたちは警察に連行される。
そして取り調べを行った安斎にLALAは「これで私も一端に詐欺師ってわけね…あの人に認めてもらえるかな…波岡さんに」と嬉しそうに話した。
その頃、警視庁の刑事・蓮見は沙希の父親・ミノルが1ヶ月前に偽名で帰国したという情報を入手する…ミノルはよく沙希が通る道で占いをしている男と、どとなく似ているようだ。
一方、「ジュエル☆トリコ」の選挙では沙希は最下位となり、地道に活動を続けていたぽっちゃり体型のマイがセンターに選ばれる。
チートの次なるターゲットは、化粧品会社の社長・東堂真理亜…真理亜に金を騙し取られたという大学生・絵里によると、真理亜の会社で出している化粧品のモニターになり、SNSでの宣伝をお願いされたのだという。
宣伝する化粧品は一度買い取りにはなるが、SNSでの投稿が確認でき次第、返金…さらに宣伝した商品の値段の10%の報酬が絵里に支払われることになっていた。
約束通りお金は振り込まれるが、数日後、真理亜の紹介という美顔器の会社の山根という男から電話があり、美顔器のモニターを頼まれたのだという…真理亜のことをすっかり信用していた絵里は美顔器の代金50万円を振り込むも商品は届くことはなかった。
そこで絵里は真理亜に電話で確認をしたが「山根なんていう知り合い居ないけど…(お金を払ったことを聞くと)知らないわよ!」としらばっくれて電話を切ったのだという…同じ手口で騙されている人は何人もいることから、真理亜と山根とはグルであると考えられた。
一方、蓮見は沙希に「(沙希の父親)やっぱり(偽名で)帰国していたぞ…捕まるのも時間の問題かもな…しっかりと償ってもらうよ…親父にもお前にも」と意味深な発言をする…しかし沙希は「私には関係ない」と言って去っていった。
加茂は沙希の指示により真理亜の会社の採用試験を受け、社員として潜入することとなる…ブラック会社と噂される化粧品会社で、加茂は真理亜のパワハラを受けながら働き、被害者リストを手に入れるチャンスを伺っていた。
深夜、根岸とともに社長室に忍び込む、真理亜が保管していた怪しいUSBを持ち出す…加茂はリストに載っている人たちに会いに行き「真理亜の紹介で山根から美顔器を買わされなかったか」聞いて回った。
しかし誰ひとりとして美顔器を買わされてなく、リストに載っていたのは真理亜が趣味で通っている「オリジナルでチャイを作る」という会のメンバーで、詐欺被害たちのリストではないことが発覚する。
一方で沙希は真理亜と同じジムに通い、偶然を装い近づいていった…沙希は「安倍順子」と偽名を名乗り、美容ブログを書いていると話すと案の定、真理亜はすぐに化粧品のモニターをお願いする。
そして数日後、美顔器のパンフレットを手に沙希に会いに来た。
そんな中、真理亜の会社では10万円もする高級クリームの新商品のサンプルが完成する…加茂は倉庫にあったクリームを盗み出し、美月に成分分析をお願いした。
高級クリームは飛ぶように売れ、噂を聞きつけた(海外でモデルをしているという設定の)美月が真理亜から直接クリームを購入する。
美月が成分分析した結果、販売中のクリームの成分と資料の表示は全く違うもので、真理亜の会社はそのクリームを1個30円で仕入れ、10万円で売っていることが判明した…明らかなボッタクリに加茂は「今回は僕に任せてください」と気合を入れる。
数日後、弁護士(の設定の)根岸と美月が真理亜の会社に「クリームを使用してアレルギーの症状がでた」とに乗り込んだ…美月はクリームに入っている「ラムリン」でアレルギー反応がでたと説明する。
しかし真理亜は「あのクリームにラムリンは入ってないわ」と否定した…すると加茂がクリームの成分結果を見せ「しらばっくれても無駄だ…これは一体どういうことか説明してもらえます?」と自信満々に聞く。
分析結果を見た真理亜は「これはどういうこと…?こんなの私が作ったクリームじゃない」と明らかに戸惑っていた…するとそこに沙希が現れ「あなた(真理亜)は何も知らなくて当然…だって全部あなたがやったんでしょ?」と真理亜の右腕社員・ミコシマに向かって言う。
実は沙希が真理亜から新商品のサンプルとしてもらったクリームと販売中のクリームの成分は全く違う物で、真理亜からもらったクリームは資料通りだった…つまりサンプルは真理亜を騙すためだけに作られたもの。
すべてはミコシマの仕業で、さらに美顔器もミコシマが真理亜の名前を利用してやったことだった…しらばっくれるミコシマに沙希は証拠の音声を聞かせると、ミコシマはやっと罪を認める。
実はあの時、真理亜が沙希に美顔器のパンフレットを見せたのは、沙希が詐欺に合わないように注意を促していたのだ。
その後、警察で事情聴取をするミコシマは安斎に向かって「憧れの詐欺師・波岡に近づけた」と嬉しそうに話した…一方で「新宿周囲で星野稔の目撃情報が入った」という連絡が蓮見の耳に入る。
チートたちのもとに友人から「ラミシステム」という仮想通貨の会社を勧められたという水越が相談にやってきた。
ラミシステムとは将来リゾート地になる海外の土地を1口20万円で買って共同所有し、その配当がラミコインという仮想通貨で支払われるという仕組み。
半信半疑だった水越はまずはラミシステムが開催するイベントに参加してみると、有名なモデルやスポーツ選手も招待されていて、ラミシステム日本法人代表の勢野のスピーチで大熱狂となっていた。
その勢いにのまれた水越は、ラミシステムに20万円を支払ったのだという…しかしアクセスが一時的にできないというトラブルがあり、水越は不安だと話した。
美月の調べによるとラミシステムは3年前にロサンゼルスの実業家が立ち上げた仮想通貨ビジネスとされているものの、巧妙な詐欺の可能性が高かいのだという。
早速、チートたちは勢野をターゲットに動き始め、根岸はラミシステムの面接を受けて内部への潜入を試み、美月は女性目当てでクラブに来た勢野に近付き、沙希も勢野との接触に成功するが加茂だけは3人の迅速な行動についていけずに取り残されてしまうのだった。
勢野のことを調べていくうちに、背後に「波岡」がいることや、詐欺のお金をスイスの銀行に預けている可能性が高いことが判明する。
そんな中、沙希の父親が新宿で目撃されたことを知った蓮見は沙希に接触し「親父とは再会したんだろ?天才詐欺師の星野稔に…あー、今は波岡っていうのか」と言う…数々の詐欺師たちが崇拝する波岡という男は沙希の父親だったのだ。
チートの作戦は順調に進んでいたと思われたが、根岸に続き美月までもが勢野に疑われ近づけなくなる…そこで沙希の指示で加茂が勢野に接触すると、加茂はすぐに詐欺の対象(カモ)となった。
美月と根岸は加茂の友人という設定の外国人たちのアカウントをいくつも作り、勢野に「加茂にラミシステムのことを紹介してもらった」と連絡をすると勢野はもう少しで大金が入るとウハウハになる。
会社には「ラミコインが換金できない」と会員たちが押し寄せていたが、勢野は「明後日の3日には取引再開できます」と自信満々に説明した。
しかし2日の予定時間が過ぎても誰一人お金入金されておらず、加茂にも連絡がつかない勢野は頭を抱えてしまう。
そして勢野は海外逃亡するため、スイスのプライベートバンクにすぐお金を送金したいと連絡するが、なぜか担当者から断られてしまった。
銀行にお金を預けられなかった勢野は最後の手段として沙希に連絡し、先日沙希に勧められたダイヤを現金で購入し海外へ持っていこうとする。
しかしその場に銀行の担当者が現れ「本日お取引ができなかったのは、そのお金が不正に取得された疑いあるからです」と話した。
そして沙希は「まだわかんないの?あんた自分で詐欺だって言ってんだよ」とラミシステムの創業者だという人物の写真が「ネット上に出回ってるフリー素材の写真」だということを暴く。
さらに今のやりとりを全て会員たちに送ったと小型カメラを見せ追い打ちをかける。
ライブに向けてレッスンに励んでいたジュエル☆トリコはライブ当日を迎えるが、なかなかモモ(沙希)は現れなかった。
その頃、ラミシステムの事務所にいた沙希は、そこで父親がいつも身につけていたブレスレットを見つける。
すると波岡の写真をみた加茂が「(父親が)新宿にいる占い師だ」と驚き、よく占ってもらっていたことを沙希に伝えた。
沙希は加茂から教えてもらった場所に急いで向かうと、すでに警察官の姿があり、蓮見が占い師に声をかけてるところ…しかし、そこにいたのは星野稔ではなく全くの別人だった。
沙希は悔しさからその場で倒れ込んでしまう。
占い師になりすましていた沙希の父親・星野稔の目撃情報があり、沙希は急いでその場所に向かうも、そこに居たのは父親とは全くの別人だった。
一方で、ジュエル☆トリコのライブは、沙希がすっぽかしたことで失敗に終わってしまう…沙希は、マネージャーの中込とマイ(富田望生)に謝るが、ショックを受けたユナは「アイドルを辞める」と言って姿を消してしまった。
そんな中、フィッシング詐欺の被害者たちがが次々とチートに押しかけてくる。
被害者の話を聞いていくうちに「自分も詐欺にあっているかもしれない」と嫌な予感がした加茂が、クレジットカード会社に確認すると、知らないうちにオンラインショップで50万円の時計が購入されていたことが発覚した。
加茂の被害状況を聞いた美月は「マン・イン・ザ・ブラウザ」というサイバー攻撃を受けウイルスに感染した可能性が高いと指摘し、このままではすべての個人情報を抜かれてしまうと言われた加茂はパニックになる。
その頃、父親の目撃情報があった場所にいた沙希に蓮見は「18年前、お前の親父のせいで俺の家族は崩壊した…だからどうしてもあいつを捕まえなきゃいけない」と話した。
すると沙希はラミシステムの事務所で見つけた父親のブレスレットを見せ「これ知ってる?」と聞き、蓮見が「知らない」と答えると何も言わずに去っていく。
美月はフィッシングサイトを探っていくうちに、鳶のシルエットが画面に浮かび上がるサイトを見つける。
それは少し前にネットの掲示板で話題となった「カイト」というハッカーで、自分がハッキングしたサイトに必ず鳶のマークを残すことからそう呼ばれていた。
その頃、オンラインショップを手掛かりに50万円の時計の送り先になっていたアパートを突き止めた加茂は、沙希の指示でしばらく張り込むこととなる。
翌日、加茂はアパートに荷物を受け取りに来た受け子を尾行することに…一方で、チートは監視カメラの映像から詐欺被害者が入金したお金を口座から引き出していた男が、ベトナム料理屋でバイトをしているということを掴み、男のアパートに向かった。
さらに受け子とお金を引き出した男(外国人)は同一人物で、さらに一部のフィッシングメールを送っていた男(大学生)と一緒に暮らしていることも判明する。
チートのメンバーは男たちの住むアパートに突入し、詐欺を暴こうとするが、男たちはネットで知り合ったカイトに頼まれて動いていただけ…つまり2人はただバイトをしていただけで詐欺に加担しているとは全く知らなかったのだ。
さっき受け取った荷物もすでにカイトに渡していたようで、加茂が尾行しているのを知ったカイトは荷物を直接受け取らず、タクシーの中に置くよう指示していた。
さらに以前カイトはバイトのお礼としてパソコンをプレゼントしていて、そのパソコンから詐欺メールを送っていたことも判明する。
この全てのやりとりをカイトはパソコンのカメラから眺めながら高みの見物をしていた…しかし沙希はパソコンに向かって不敵な笑みを浮かべる。
翌日から加茂は沙希の指示でベトナム料理屋でバイトをすることとなった…そこには大学生からの情報収集という目的があり「カイトが多数の大学生に受け子のバイトを頼んでいる」という情報が入ってくる。
大学生からカイトのメールアドレスを教えてもらった美月は早速、カイトとバイトの話を進めるが、突然パソコンがウイルスに感染してしまう。
一方で、荷物を受け取ったカイトの元にチートたちが現れる…実は大学生の代わりに受け子をした根岸が荷物にGPSを忍ばせ、カイトの居場所を特定したのだ。
さらに美月はカイトがいつも使っている手口「マン・イン・ザ・ブラウザ」でカイトのパソコンに侵入し、詐欺の証拠を抜き取っていた。
カイトのパソコンを特定するのが難しかった美月は、侵入してきたウイルスを追跡して侵入し返すという特殊なプログラムを仕込んでいたのだという。
そしてカイトはその罠にまんまとハマってしまったのだ。
取り調べを行う安齋にカイトは「波岡とネットで知り合ったんだ…僕に詐欺を教えてくれた」と話す…すると安齋は「気に入ったよ」と笑みを浮かべる。
一方で安齋と密会した加茂は「これ以上騙しきれません…本当のこと言いたいです」と苦しそうに話した。
チートたちのもとに占いサイトで詐欺に遭ったという昌枝が訪ねてきた…昌枝は無料占いという広告から、興味本位で占いサイトにアクセスし、個人情報悩みを入力するとすぐに鑑定結果がメールで届いたのだという。
さらに「具体的なアドバイスは有料コンテンツで」と有料サイトに誘導され、昌枝は有料の占いにハマってしまい、最終的に300万を使ってしまったのだと話す。
昌枝と同じように占いで詐欺に遭ったという被害届は多数寄せられていたが、占いを詐欺と特定するのは難しく警察も動けない状況だった…しかし昌枝に同情した加茂は「絶対捕まえてみせます!」とやる気満々。
いつになく意気込む加茂は昌枝が騙されたというサイトに登録し、10万を自腹を切ってつぎ込む。
そんな中、ジュエル☆トリコは人気アイドルグループ・シャチのライブに特別出演することが決まり、沙希とマイは大喜びするが、ユナはまだ戻ってきていなかった。
不安になる沙希にマイは「ユナちゃんは戻ってくると思います」となぜか自信アリげに話す。
一方でブレスレットが沙希の父親の物だと知った蓮見は、沙希にラミシステムと星野稔の関係を聞こうとするが、沙希が「こっちが聞きたい!ラミシステムの勢野にでも聞けば」と言うと、蓮見は「それができたらお前に会いにきたりしない…勢野は行方知れずだ」と答えた。
沙希は安齋に不信感を感じるようになり「勢野の取り調べはまだ続いてる?」とかまをかけると、安齋は「あぁ」と言う。
美月は加茂が登録したカード情報を手掛かりに、占いサイトと関係する会社を突き止める…その会社は実態のない架空の会社であることが判明し、「令和陰陽師占いの館」という占いの店舗と関わりがあることが分かった。
加茂が「占いの館」に潜入すると、令和陰陽師という占い師・芹沢から「とんでもない悪霊がついている」と言われる。
芹沢から祈祷料50万円で悪霊を祓えると聞かされた加茂は、祈祷の申込書にサインしようとペンを持つと、そこに美月と根岸が現れた…2人は芹沢を問い詰めるが、詐欺師が勝手に令和陰陽師の名前を使っていただけだということがわかる。
その後、加茂がアジトに戻ると昌枝が訪ねてきた…昌枝は財布を失くしてしまったらしく探しているうちに雨が降ってきて、雨宿りをさせてもらおうと立ち寄ったのだという。
そんな昌枝は「まだ話してないことがあって…」と別の占いサイトにも多額のお金をつぎ込んでいたことを明かした。
昌枝が話していた別の占いサイトを調べると、その会社も実態のない架空の会社であることがわかったが、加茂が店舗の住所を訪ねとそこは加茂が星野に占ってもらっていた場所だった。
何がなんだかわからないと話す加茂に沙希はそっとコンセントを指差し、みんなを屋上へ誘導する…事務所には盗聴器が仕掛けられていて、その犯人は昌枝だったのだ。
しかし信じられない加茂は昌枝に連絡するも繋がらない…すると事務所に戻ってきた美月と根岸は「加茂ちゃんのお陰で一連の占い詐欺の犯人が同一犯という裏が取れた」と言い「20以上ある口座のうちどれが犯人のメインバンクか特定できたの」と話した。
つまりその口座の名義から辿れば、犯人に身元が割れるということ…美月はすぐに犯人の口座を凍結させ、加茂は「いよいよ犯人逮捕も間近ですね!」と大喜び。
一方、昌枝の家を訪れた沙希は「人の家に勝手入り込んで盗聴器を仕掛ける…その度胸だけは認めてあげる…けど随分甘い…騙されちゃたんでしょ…銀行口座凍結したっていう会話に…焦った犯人は残高を確認するためすぐに銀行口座のアクセスしてきた…そしてIPアドレスから住所がわかった」と一連の占い詐欺の犯人は昌枝であると見破った。
すると昌枝は「よくできました…でもこの勝負私の勝ちです…たいしたことないわね…星野稔の娘も…居場所知りたい?会いたいんだ」と笑い出す…そして昌枝は警察に自首の電話をかけた。
昌枝がリスクを犯してまでチートたちに会いに来たのかを考えていると、加茂は先日昌枝に充電器も貸したことを話し始める。
美月が慌てて充電器を確認するも時既に遅し…美月が年齢詐称していることや、根岸が元探偵ではなく経歴詐称しているという個人情報がすべて抜き取られてしまった。
その頃、取り調べをする安齋に昌枝は「案外簡単だった…ちゃんとダメージ与えときましたよ」と意味深な言葉をつぶやく。
そんな中、占い師(沙希の父親)を見かけた加茂は沙希にそのことを伝えた…すると沙希は加茂のポケットから一枚の絵を見つける。
それはカモの絵が描かれていたが、その絵を見た沙希は「ネズミ…ネズミがいる…裏切り者がいてチートを潰そうとしている」のだと話した。
すると突然、加茂は立ち上がり「みなさんに隠していたことがあります…僕は本当は…」と口を開く…一方、警察に詐欺師・星野稔が出頭してくる。
加茂はチートたちに「みなさんに隠していたことがあります…」と真剣な顔で話し始め「本当はアイドルオタクなんです!!」と自分の秘密を打ち明けた。
スッキリした顔をしている加茂に反し、予想外の暴露にチートたちはがっかりする。
その頃、蓮見は星野稔の取り調べを行うも「星野稔が波岡なのか」とう問いかけには答えようとしなかった。
そんな中、チケット詐欺にあったという加茂のオタク仲間・内山が訪ねてくる。
内山はジュエル☆トリコの先輩である人気アイドルのプレミアライブのチケットを手に入れたものの、仕事で行けなくなってしまったのだ。
そこで内山はチケットをファンサイトを使って定価で他のファンに譲ろうとしていると「ミライ」という人物から、チケットを買いたいという連絡がくる。
内山はミライにチケット代を銀行口座に振り込んでもらい、チケットをミライの指定する住所に発送したのだが、その後、井上ユナという人物が内山からチケットを買ったのに送られてこないと警察に通報したのだ。
内山が出品したチケットを買ったミライは、内山から買ったチケット画像をそのまま別のサイトに出品し、そのチケットを申し込んだのが井上…ミライは井上に内山の口座番号を教えてお金を振り込ませたよう。
内山はそのお金をミライからの入金だと思って、ミライにチケットを送り、ミライはタダでチケットを手に入れることができ、井上はお金を払ったのにチケットをもらえなかった。
つまり内山と井上は、ミライが仕組んだ巧妙な詐欺によってチケットと金を騙し取られてしまったのだ。
沙希はチケット詐欺を通報した井上の名に思い当たることがあり確認すると、被害にあったのはジュエル☆トリコのユナであることが判明する。
美月はミライをおびき出すため、人気アイドルのライブチケットを偽造して「チケットを譲りたい」とファンサイトに投稿すると、すぐにシンジと名乗る人物から連絡がくる。
早速、加茂がシンジが指定した受け取り場所を見張っていると、そこにシンジが現れるが、その人物はジュエル☆トリコのマネージャー中込だった。
ライブで顔を合わせていた2人はなぜか意気投合し、加茂は事務所に中込を連れてくる。
中込はライブチケットが不正に売られていないか監視していたようで、美月が加工したチケットの出品に気づいてあえて購入し、チケットの送り主を突き止めようとしていたのだ。
その頃、美月と根岸はひょんなことからジュエル☆トリコのモモが沙希であることを知り驚愕する…アイドル目指していることをみんなに知られてしまった沙希も恥ずかしさを隠しきれない。
一方で蓮見は沙希に父親が出頭したことを話し「安齋から聞いてないのか…」と言う…すると沙希は詐欺容疑で逮捕されてる犯人たちの写真を手渡し「ちゃんと起訴されてるか調べてほしい」と蓮見にお願いした。
加茂はミライをおびき寄せるため中込にチケットを用意してもらい、2人は10枚のチケットを出品するが、ミライが食いついてくることはなかったが美月がチケットを出品するとミライはすぐに食いついてくる。
そして美月と根岸はミライが指定する住所に張り込み、捕まえることに成功した。
しかしその男はアイドルのファンで、いつもミライから高額で購入しているのだという…他にも赤鬼という男も同じように高額でチケットを手にいれているのだと話した。
すると沙希はミライに支払ったお金の返金と、ライブにタダで行かせるという条件で、男にミライをおびき寄せる作戦に協力してもらうことに。
その作戦にまんまと引っかかったミライは自らチケットを受け取りにやってきた…そこに現れたのはジュエル☆トリコのマネージャーの女性。
沙希はアイドルになるのを諦めたマネージャーに向かって「そもそも向いてないんだよ…これ(チケット)が札束に見えるような奴にアイドルはな!」と吐き捨てる。
星野稔の取り調べをしていた安齋は「波岡さん…感激だな…ずっとあなたを追ってたんです」と話した…すると星野稔は「やっぱりな…確かめたかった…誰が俺を波岡に仕立てあげようとしてるのか(お前だったか)」と意味深に笑う。
一方、ジュエル☆トリコはライブの特別出演の日を迎える…そこにはユナの姿もあり、3人は笑顔でファンたちの前で練習の成果を披露した。
その頃、蓮見のもとにはチートを「史上最悪の詐欺集団」だと告発するメールが何者かから届く。
蓮見のもとにはチートを「史上最悪の詐欺集団」と告発するメールが届き、蓮見はチートについて聞くため沙希に連絡する…そこで沙希は蓮見から、チートが追い込んだ詐欺師たちが誰も逮捕されていないことを聞き、さらに安齋に不審感を抱く。
そして蓮見から安斎が警察を辞めたことを知らされた沙希は安齋に電話をかけるが繋がらなかった。
一方、星野の取調べをしていた蓮見は18年前、父親が星野が関わった架空の電子マネー・トスカを利用した詐欺にあい、その後父親は蒸発し残った母親と自分が多額の借金を背負うことになり、ずっと辛い思いをしてきたのだと話す。
そして蓮見から沙希の写真を見せられた星野は、覚悟を決めたようにトスカ詐欺の真相を語り始めた。
18年前、星野は根っからの嘘つき少年に声をかけ、それからその高校生の少年と一緒に仕事をするようになったのだという。
トスカ詐欺を考えたのも少年で、星野は「俺が関わっていたのは間違いない…だがお前が捕まえるべき男は別にいる…俺を信じて犯人を掴める覚悟がお前にあるかだ」と言った。
そして星野は少年に裏切られ、娘(沙希)も人質に取られて海外に逃げるしかなかったと話す…しかしある日、少年から沙希の写真と「START」というメールが届き日本に帰ってきたのだ。
それから星野は少年だった男の周辺を調べ、やっと「波岡の正体」にたどり着いたのだという…波岡は男が作りだしたウソ…星野はその正体が安齋だと明かし「あいつはなにか大きな詐欺を企んでる…協力してやってもいいぜ…その代わり娘に会わせろ」と要求した。
安斎から「チートを潰しちゃってよ」と告げられた加茂は、チートの操作記録に入ってる美月のパソコン内のデータを消去しようとするが、パスワードがわからずロックを解除できなかった。
するとそこにチートたちがやってきて、追い詰められてる様子の加茂に「安齋が波岡」だという可能性が高いことを話し、今まで追い込んだ詐欺師たちが誰も捕まっておらず、事件にすらなっていない事実を伝える。
そして安齋との関係を聞かれた加茂は実は警察官ではないことを明かし、以前チカンの冤罪にあった所を偶然、居合わせた安齋に助けてもらったと話した。
その冤罪を晴らしてもらうかわりにチートに連れてこられたのだという…しかし被害女は、加茂がチートに来る前に捜査した「チカン冤罪詐欺師」だった。
つまり加茂は安齋の策略にハマり、計画的にチートの仲間になったということ。
加茂がパソコンのデータを消去しようとしたのも、安齋の巧みな口車に乗せられたから…しかし美月がパソコンを確認すると、すでにデータは消去されていた。
チートを「史上最悪の詐欺集団」と告発するメールが警察内のパソコンに届いていた…蓮見が外に出るとそこには安齋の姿があり「こんなことになって本当にすまない…俺にもわからないんだ…星野沙希が何をしようとしているのか」と話す。
しかし蓮見が18年前のこととやチートについて問い詰めると、安齋は突然笑い出し「あの(星野)親子には気をつけろ…一流に嘘つきはウソの中に少しだけ本当を混ぜる…お前にその本当が見抜けるか」と挑発するように去っていった。
一方でチートたちは安齋に繋がる情報を掴むため、詐欺師たちの周辺を探っていくうちに、見覚えのある詐欺師たちが次々と現れる…チートたちは安齋がこのために有能な詐欺師たちを集め、多額の代金をだまし取る地面師を働こうとしていると考えた。
チートの読み通り地面師グループには、今まで捕まえた詐欺師たちが結集していて、数日後、ホテルで土地の契約が交わされることも掴む。
事がうまく運び過ぎていることを不審に思った沙希は加茂だけに「パソコンのデータが消された日、最後に部屋に居たのは誰?」と聞いた。
加茂は「美月さんですけど…もしかして疑ってます?…仲間を疑うなんてやめましょうよ」と答える…2人のやりとりも、事務所内の会話はすべて監視カメラによって安齋に聞かれていた。
契約当日。
加茂たちがスタンバイする中、遅れてホテルに到着した沙希は待ち構えていた警察官たちに囲まれてしまう。
そこに蓮見が現れ「やっぱりお前が波岡だったんだな…星野沙希、お前を詐欺容疑で逮捕する」と手錠をかけ連行した。
その様子を外から見ていた安齋は高みの見物をする…。
・・・最終回へ続く
最終回あらすじ
伝説の詐欺師・ナミオカとして逮捕された沙希(本田翼)。
彼女は蓮見(桐山漣)の取調べを受け、詐欺師と共謀していたという身に覚えのない証拠を突き付けられる。
沙希が逮捕されたのは、チートの中に裏切り者がいた可能性が高かった。
沙希を救うために一致団結しようと主張する加茂(金子大地)に対し、美月(福原遥)と根岸(上杉柊平)はチートをやめると言い出す。
多数決でチートの解散が決まる。
その様子を、安斎(風間俊介)が隠しカメラを通じて見ていた。
ジュエル☆トリコのモモが詐欺師の娘ではないかという噂が広まり、中込(清原翔)は対応に追われていた。
モモは姿を消したままで、不安になるマイ(富田望生)とユナ(横田真悠)。
中込たちは、モモこと沙希が詐欺容疑で逮捕されたことをニュースで知る。
沙希が容疑を否認したまま、取調べは続いていた。
沙希の逮捕で混乱するジュエル☆トリコは、事務所の方針で解散が決定する。
一方、1人になった加茂は、沙希を助けたいと思いながら何もできず、途方に暮れるばかり。
沙希は厳しい取調べを受け、疲れも限界に達していた。
チートはバラバラになり、巨額詐欺を狙う安斎の企みは着々と進行する。
安斎との最後の戦い、絶体絶命の状況まで追い込まれた沙希に逆転のチャンスはあるのか!?
引用元:読売テレビ公式サイト/チート(CHEAT)
最終回ネタバレ
詐欺容疑で逮捕された沙希は蓮見の取調べを受け、詐欺師を共謀していたと身に覚えのない証拠を突き付けられる…沙希の逮捕の裏には、チートの誰が情報を流していた可能性が高かった。
沙希を救おうと必死になる加茂に対し、美月と根岸は「俺らも警察に追われてるかもしれないし…これ以上、首突っ込まない方がいい」冷ややかで、チートは解散することとなる。
一方で、モモこと沙希が詐欺容疑で逮捕されたことをニュースで知ったジュエル☆トリコのメンバーたちは、混乱状態となっていた…そして事務所の方針でジュエル☆トリコの解散が決定する。
当の本人の沙希は容疑を否認し続けるも、蓮見による厳しい取調べは続いていた…そんな沙希の無実を証明するため、加茂は一人で奮闘するも空回りするばかり。
そんな中、加茂はある占い師に「本物を見つけてください…答えは自分の胸の中にあります」というアドバイスをもらい、ポケットの中には詐欺師たちが売ろうとしている土地の住所と本物の所有者の名前が書かれたメモが入っていた。
加茂は「この人を取引現場に連れていけば詐欺を証明できる」と沙希を助けるため、本物の所有者に会いに行く。
加茂は蓮見に電話をかけ、安齋たちのグループが詐欺を働こうとしていることを話し「(本物の所有者を連れて)決済の現場に突入しましょう」と言う。
蓮見に決済の日にちを聞かれた加茂が答えられずにいると、突然、根岸と美月が現れ「決済は明後日の午後一時、ホテルヘロンで」と伝えた。
美月たちは事務所が安齋に監視されていることに気づいていて、チートは解散したとウソをついていたのだという…さらに昨晩、加茂が会った占い師の正体は根岸だったようだ。
そして再び結成したチートは、沙希を救うため動き出す。
2日後、決済の日…安齋が取引の映像を見ていると突然、映像が変わり沙希の姿が映し出される。
安齋はすでに取引が終わっていることに気づいていたようで、明らかに表情が固くなった…実は、美月たちが監視カメラに細工をし、昨日撮影した映像を流していたのだ。
これは全て沙希が立てた計画で、安齋を捕まえるため蓮見に協力してもらい、自ら逮捕されるように仕向けたのだった。
そして美月たちは安齋の音声データをAIに解析させて、ニセの安齋の声を作り、詐欺たちに決済の日を1日早めるようウソの指示をだしていたのだ。
その後、所有者が被害届けを出したことで、昨日のうちに詐欺師たちは全員逮捕されていて、詐欺師の一人が「チートが詐欺師の仲間だと思わせるために波岡が指示してやったことだ」と証言したのだという。
つまりこれで沙希の容疑は晴れたということだった。
沙希は安齋に「安齋が波岡」である証拠を突きつけ「何がしたいの?金も詐欺師たちも本当はどうでもいいんでしょ」と聞いた。
すると安齋は「必要だったのは遊び相手だ…お前と遊びたくてチートを作った…生まれてきてくれてありがとう…お陰で最高のゲームだった…お前たちの勝ちだ」と言って星野稔のブレスレットを沙希の手にはめる。
沙希は安齋の胸ぐらを掴み「あなたについてきて本当に良かった…ウソがどれだけ汚くてバカバカしいものか、よくわかったから」と捨て台詞を吐いた。
そこに警察が現れ安齋を連行する…しかし車両には見覚えのある警察扮する詐欺師が乗り込み、安齋は勝ち誇ったように笑い「次のゲームはいつにする?」と言い残し姿を消す。
しかし沙希が身につけているブレスレットはGPSがついていて、安齋の居場所は特定できるようになっていた。
ジュエル☆トリコのライブでモモは今回の騒動をファンやメンバーに謝罪し、正直に父親が詐欺師であることを明かすと「責任を取ってジュエル☆トリコを辞めさせていただきます」と涙ながらに話す。
ライブに来ていた加茂が「モモさんは悪くない!」と声を出すと、美月と根岸も「あの人はあなたたちにウソはつかない…俺らが証人になるから」とファンたちに言った。
会場内にはモモコールが流れ、みんながモモのことを受け入れる…こうして沙希は、幼い頃からのアイドルという夢を叶えることができるのだった…。
・・・END
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