ドラマ「嫌われる勇気」最終回の結末ネタバレを公開しています(後半にネタバレ内容を追記しました)。
見逃してしまった人や、あまり興味はないが内容や結末が気になる人もいるだろう。
ここではキャストに始まり、ストーリーのあらすじと最終回における結末のネタバレを公開するので参考になればと思う。
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嫌われる勇気
まずはじめにドラマのキャストを紹介しよう。
キャスト
庵堂蘭子/香里奈
警視庁捜査一課8係のエース。
アドラー心理学を地で行く、いわばアドラー女子。
青山年雄/加藤シゲアキ
蘭子とバディを組む新人刑事。
蘭子と行動を共にするうち、アドラー心理学を学び成長していく。
大文字哲人/椎名桔平
帝都大学文学部心理学科の教授。
しかも警視庁に事件の犯人像をプロファイリングをするコンサルタントでもある。
蘭子を理解できない青山に、アドラー心理学の存在を教えるすべてを知る男。
相馬めい子/相楽樹
帝都大学医学部法医学講座の助教で監察医。
蘭子を敵対視し弱点を探そうと、大文字に接近する。
その他の出演者
- 小宮山正明/戸次重幸
- 浦部義孝/丸山智己
- 三宅隆俊/桜田通
- 間雁道子/飯豊まりえ
- 村上由稀菜/岡崎紗絵
- 土方登志郎/寿大聡
- 梶準之助/正名僕蔵
- 半田陽介/升毅
登場人物相関図
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以上がキャストとなる。
ドラマのキャストを紹介したので、次に物語のあらすじを見ていこう。
ストーリー
『嫌われる勇気』の肝とも言える、アドラー心理学を体現する女主人公・庵堂蘭子(あんどう・らんこ/32)。
蘭子は独身、彼氏なしの警視庁刑事部捜査一課8係の刑事。
若干32歳にして、難事件を次々と解決に導いてきた実績を持つ桜田門のエース。
組織になじまない一匹狼タイプで、周囲の意見には耳を貸さず、常に自分が信じる道を行きます。
時には、上司や捜査本部の方針に反することもありますが、本人はそれを悪いこととは感じていません。
他人からの評価や評判を一切気にせず、自己中心的だと言われても全くひるまない、アドラー心理学を地で行く、いわば“アドラー女子”。
その振る舞いと他人にこびない態度、そして圧倒的な検挙率の高さを自慢するでもないその余裕ぶった態度に、男性社会である警察組織では彼女をよく思わない人間も多くいます。
一言で言えば“嫌われている”のです。
そんな蘭子とコンビを組むことになるのは、あこがれの捜査一課に異動してきたばかりの青山年雄(あおやま・としお/28)。
青山は、正義感が強く、子供の頃から刑事に強烈なあこがれを持っていました。
人に対して常に明るく接するも、実は優柔不断で心配性。
蘭子とは真逆に、他人にどう思われているかがとても気になる“嫌われたくない男”。
念願かなって捜査一課に異動となり、蘭子とバディを組むことになるのですが、自分勝手な動きが多く、何も説明してくれない蘭子に振り回され、彼女のことが心底嫌いになります。
青山は、アドラー心理学になじみのない視聴者の目線を担い、蘭子と行動を共にすることで、アドラー心理学を学び、一歩ずつ成長していく影の主人公。
「犯罪心理学」を専門としている、帝都大学文学部心理学科の教授・大文字哲人(だいもんじ・てつと/52)。
大文字は、事件の犯人像に関する情報を警視庁に提供している特別コンサルタントで、これまでもいくつかの難事件で警察に捜査協力してきた実績があり、警察庁・警視庁内部には彼の信奉者も多くいます。
アドラー心理学を含め、犯罪心理以外の心理学も一通り習得しており、人間の裏側にある悪の側面を知っているためか、どこか厭世(えんせい)的で皮肉屋。
分析を求められれば心理学に基づいて、ズバズバと相手の誤りを指摘する毒舌家でもあります。
蘭子が大学2年の時、アドラー心理学の本を夢中になって読む彼女を見て興味を持ち、自分のゼミに誘いました。
蘭子のことを理解できない青山に、アドラー心理学の存在を教える“すべてを知る男”。
アドラー心理学を100%体現できる「嫌われる勇気」を持った人物が、もし警視庁の刑事だったら…。
木曜劇場『嫌われる勇気』では、ビジネスマンのみならず、人間関係などに思い悩む女性の読者にも多く支持されている大ベストセラー「嫌われる勇気」を、刑事ドラマとし大胆にアレンジし実写化。
多くの読者の心をつかんだ「嫌われる勇気」が、自己中心的に見える振る舞いで周囲になじまず、常に組織の論理と反目する孤高の女刑事が主人公の、一話完結型で爽快感あふれる刑事ミステリードラマ『嫌われる勇気』へと変貌を遂げます。
引用元:フジテレビ公式サイト/嫌われる勇気
あらすじ
刑事の庵堂蘭子(香里奈)が属する捜査一課に、新人刑事の青山年雄(加藤シゲアキ)が配属された。
係長の半田陽介(升毅)は青山に、蘭子と組んでモデル殺害事件に加わるように命じる。
青山は、刑事の三宅隆俊(桜田通)から教えられ、携帯電話を持たない主義だという蘭子を探しに行く。
青山が蘭子を探し当てた時、青山の携帯が鳴り、第二の殺人が起きたと告げられる。
蘭子は青山の携帯を取り上げ情報を得ると、現場へ急行する。
第二の被害者もモデルだった。
鑑識課の梶準之助(正名僕蔵)と、刑事の浦部義孝(丸山智己)が遺体を調べているところに、蘭子と青山が到着。
浦部はふたりに周辺の聞き込みに行くよう指示するが、蘭子は無視して遺体を調べ始める。
さらに蘭子は、遺体を見た帝都大学医学部助教の相馬めい子(相楽樹)が明かした見解も、安易な妄想だと一蹴する。
別の日、モデル連続殺人事件の捜査会議が開かれ、刑事の小宮山正明(戸次重幸)が概要などを説明していた。
捜査に関わる刑事が勢揃いするなか、蘭子は参加せずにパソコンに向かっていた。
マイペースな蘭子に、青山はうんざり。
半田に相談すると、別の任務を与えられる。
青山が訪れたのは帝都大学の研究室で、そこには警視庁のコンサルタントも務める教授の大文字哲人(椎名桔平)がいた。
大文字は、庵堂の下の配属だという青山に、庵堂を理解するには、「アドラー心理学」を知る必要があると話し始めた…。
引用元:フジテレビ公式サイト/嫌われる勇気
結末ネタバレ
ここからはドラマ「嫌われる勇気」最終回の結末ネタバレを公開しています。
アドラー心理学といえば、トラウマ以外は「人間の悩みは、全て対人関係の悩みである」と断言していることでも有名。
自分の課題と他人の課題を切り離す「課題の分離」により、対人関係の悩みから解き放たれることを説いている。
他者から嫌われることを恐れない「嫌われる勇気」を持ったとき、人は初めて自分だけの人生を歩みはじめることができる。
それがアドラー心理学の本質である。
この作品はそんなアドラー心理学を題材にした原作本「嫌われる勇気」を実写化した、1話完結型のミステリー刑事ドラマだという。
物語の展開は予想となるが、主人公の蘭子はアドラー信者で人の言うことなど気にもせずに、自分の意見だけで次々と事件を解決していく。
そこにバディを組まされた新人刑事の青山は蘭子の性格に拒否反応を起こしていく。
しかし蘭子にアドラー心理学を教えた恩師でもある大文字に出会い、青山も蘭子を見る目が変わっていくのだろう。
そんな中である事件をきっかけにして蘭子がアドラー心理学を強く信じた過去に起きた事件が露呈され、青山にとって蘭子は一目置く存在になっていくではないか。
ついに二人は分かち合い最強のコンビへと進化を遂げる。
そんなとき蘭子の過去に起きた事件の犯人に関しての手がかりが見つかった。
蘭子と青山は事件を追っていくと、一人の名前が浮かび上がってきた。
その犯人とはなんと大文字だった。
結末予想としては、捕まった大文字は蘭子にとって恩師でもあるが「嫌われる勇気」を心に大文字を突き放すのだった。
ネタバレ追記
アドラー心理学「私は私…あなたはあなた」という考えの・・・いわゆるアドラー女子の庵堂蘭子は、新人刑事の青山年雄がバディを組む。
蘭子は一般的な推理を「明確に否定します」と言って、自分の考えを押し通しながら事件を解決していった。
しかし蘭子とバディを組んだ青山は「こんな自分勝手な意見で行動する人と捜査を一緒にするなんて嫌だ」と蘭子を拒否し始める。
ここで蘭子にアドラー心理学を教えたという帝都大学の大文字哲人教授と青山は出会い、アドラー心理学を学んでいくにつれて蘭子の考えを理解し賛同するようになっていった。
蘭子は過去の事件から「私はこうなった」と言って、アドラー心理学における「トラウマの否定」という考えではなく「トラウマの肯定」を支持した。
ある事件から18年前に起きた蘭子誘拐事件と、15年前の父親・庵堂道則失踪に関するヒントを得た蘭子は動き出す。
もちろん青山も手伝おうとしていると、犯人と思われる「メシア(救世主)」というハンドルネームを、大文字教授の部屋から発見してしまう。
そして何かしらの手がかりを掴んだ、青山は犯人に刺されてしまった。
青山はなんとか一命を取り留め重傷の状態で意識は不明だった。
蘭子は大文字教授の助手である間雁道子から情報を得て、犯人が土方登志郎准教授であることがわかり追い詰めていった。
アジトと思われる場所で土方を見つけ、銃を向けるが、父の警察手帳を見つけ動揺しているすきに蘭子は土方に襲われてしまった。
蘭子は18年前に誘拐され監禁されていた場所に連れてこられ、そこで土方から「お父さんを殺したのは私じゃありませんよ」と話される。
蘭子は目隠しをされていたので誰かはわからなかったが、黒幕メシアが現れた。
土方は「せんせい、お待ちしてました」と喜ぶが、土方はその場で撃たれてしまい絶命してしまった。
その頃、青山も黒幕の存在を思いつき、怪我をしたまま病院を飛び出してしまう。
結末ネタバレ追記
蘭子の監禁をといてくれたのは大文字だった。
大文字は取り調べをされるが「自分と土方が共犯関係だと考えるのは浅はかだ」と反論した。
青山が取調室に乱入し「あなたが土方らの狙撃を指示した『メシア』だろう」と怒りを爆発させるが、取り調べは終わり、部屋から出た大文字は、すれ違いざま蘭子にメモを渡す。
そこには・・・
メシアは警察内部にいます
明日の10時
研究室で待っています
と書かれていたので、翌日大文字のところへ向かった。
大文字は蘭子の知らない過去について話すという。
18年前の誘拐事件は蘭子が見つかった後、なぜか犯人は見つからないどころか捜査は打ち切りになった。
しかし蘭子の父・道則は一人で単独捜査する・・・娘に恐怖を感じさせたことが許せなかったのだ。
一人での捜査に限界を感じ、大文字に協力を依頼していたのだ。
誘拐事件から3年が経った頃、ついに道則は真犯人「メシア」にたどり着いた。
道則は「メシアは身内の人間だった・・・俺のせいだったんだ・・・明日会ってくる。二度と娘に危害を加えないようにすることだけは約束させる」と大文字に告げ、その後、道則は消息を絶ってしまったという。
蘭子が18年前誘拐されたのには理由があったらしかったが、蘭子の記憶には思い当たることはない。
アドラー心理学で考えると「記憶の改竄」・・・つまり蘭子は記憶に封印をし、新しい記憶に書き換えていることが考えられた。
蘭子は父・道則の失踪から「ずっと孤独の中で生きています・・・他者を心から信頼できずにいる。過去を払拭することができれば、きっと大切なことに気づくでしょう。それこそが彼女(蘭子)にとって唯一欠けていることなんですよ」と大文字は語る。
そして蘭子は全ての記憶を思い出すため、大文字に協力を依頼した。
事件の真相
ことの発端は19年前に起きた強盗殺人事件でホームレスが捕まった。この事件を指揮したのが、蘭子の父・庵堂道則だった。
犯人は裁判で無期懲役が確定するが、犯人は一貫して「これは警察が捏造した冤罪だ」と無罪を最後まで主張していた。
しかしこの後、犯人と思われていた人間とは別の指紋が付着した凶器(ナイフ)を鑑識が見つけた。
これを警察の上層部は冤罪の発覚を恐れ握りつぶされてしまった。
そして道則は冤罪の証拠となる凶器のナイフを自宅の庭に埋めて証拠隠滅しようとしていると、それを蘭子に見られてしまった。
つまり蘭子が記憶を書き換えていたのは「悪いことをしていた父親→良い父親」で、凶器(ナイフ)の記憶ごと消去していたのだ。
メシアが蘭子を誘拐したのは、その冤罪を公にした交渉材料に使うことだったのである。
警察は蘭子の解放すれば冤罪を認めると約束したが、それは守られなかった。
後日、メシアは警察上層部から「メシアはお前だろう」と言われるが、冤罪を黙っている代わりに今回のことは罪には問わないと条件を出されそれを飲むことにした。
そして誘拐事件から3年後、メシアの正体にたどり着いた道則はメシアに会って姿を消した。
メシアは鑑識ではベテランの梶準之助で、15年前道則から「娘にはこれ以上出を出すな」と一方的に言われ、しかも「あの事件は冤罪なんかじゃない」と主張してきたので、頭に血が上りその場で道則を殺害してしまった。
蘭子はそのことを知り梶に銃を向けるが「私は刑事です・・・殺人という卑劣なやり方で解決することを、私は明確に否定します」と言った。
こうして梶(メシア)は逮捕された。
蘭子は独りになってしまうことを恐れ「父親の罪」という記憶を抹消していたが、今は独りじゃないと考えるようになっていた。
一ヶ月後、青山の体もすっかり回復して、蘭子と共に蘭子の父・道則の墓参りに来る。
次に青山は大文字の元を訪れ「アドラーの教えについて『嫌われる勇気』は理解できたのですが、どうやったら人は幸せになれるのか?」がわからないという。
大文字は「わかりました。ではお話ししましょう『幸せになる勇気』について」と言った。
・・・END
原作
原案「嫌われる勇気」は続刊の「幸せになる勇気」と併せて、合計世界累計360万部超を突破している大ベストセラー。
「心理学界の三大巨匠」と称されるが、日本では無名に近い存在のアルフレッド・アドラー。
原案「嫌われる勇気」では、悩みを抱える青年と、哲学者との対話形式でわかりやすく解説しています。
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本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。