2016年も暮れに差し掛かりブレイクした俳優たちも多い。
その中でも「狂気の演技」で個性的な魅力を発揮していて、見ている人を作品に惹きつけているのは俳優の池松壮亮ではないだろうか。
ここでは池松壮亮が見せた演技力と、彼自身から溢れ出る魅力的な色気に迫ってみた。
池松壮亮プロフィール
本名 :池松 壮亮
よみかた :いけまつ そうすけ
出身地 :福岡県
生年月日 :1990年7月9日
年齢 :26歳(執筆時)
血液型 :A型
所属事務所:ホリプロ
経歴
池松壮亮は10歳の時に、ミュージカル「ライオンキング」でヤングシンバ役で俳優デビューした。
翌年には「ラストサムライ」でハリウッド映画デビューを果たし、俳優として頭角を現し始め、その後は映画初主演・大河ドラマ・声優・一人二役(MOZU)といった色んな役柄にも挑戦した。
その結果、2013年~2016年の間だけでも、9つの賞を受賞している。
特に一人二役を演じ激しいアクションにも挑戦したドラマシリーズ「MOZU」が絶賛され、エランドール賞 新人賞を受賞している。
狂気の演技
池松壮亮は役者として、その作品の世界に引き込むオーラを感じる。
特にドラマ「MOZU」では狂気に狂った殺人鬼を演じるわけだが、テレビ画面の向こう側にいるにも関わらず、登場すると背筋が凍る感覚さえ生まれる。
2016年10月29日に公開された映画「デスノート」の新作では、前作で松山ケンイチが演じた世界的探偵「L」の後継者を演じる。
ネット上では「マツケンのLを超えることは、誰にもできない」と言われていたが、映画を観た人の感想を見ると「終わってみれば、池松壮亮の映画だった」という意見が多い。
つまり世間の人達の想像を超えた演技をしたということになるだろう。
自然体が生み出す魅力
池松壮亮のプライベートで語る姿を見ることは少ないと思うが、映像を見つけることができた
この映像を見る限りでは、とてもナチュラルな人なんだなというのが本音だ。
どう変化したらあの演技力が生まれるのか、「殺人鬼」の役をこなせるのかと不思議に感じてしまう。
このナチュラルな人柄から、人を引きつける魅力的な色気がでているのかもしれない。
「情熱大陸」出演
池松壮亮は2014年に放送された「情熱大陸」では「言葉じゃないから芝居をやっている」と言っていて「少なくとも自分は表現者でも芸術家でも何でもない」とも言っている。
つまり池松壮亮は人の内面に潜んでいるものを、「芝居」を通して素直に演じているだけというように聞こえる。
その芝居での感情などが、観ている人にしっかり伝わっているということだろう。
もしかすると狂気の演技を絶賛された池松壮亮自身が、一番人間らしいといえるのかもしれない。
本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。