朝ドラ「なつぞら」第19週「なつよ、開拓者の郷へ」ネタバレあらすじを公開しています。
見逃してしまった人や、あまり興味はないが内容が気になる人もいるだろう。
ここでは朝ドラ「なつぞら」19週のネタバレあらすじを公開するので参考になればと思う。
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なつぞら
人物相関図(アニメーション編)
あらすじ(19週)
なつ(広瀬すず)は、坂場(中川大志)との結婚報告をするため、十勝に戻ってきた。
結婚を喜ぶ富士子(松嶋菜々子)たちだが、坂場が失業中と聞き、泰樹(草刈正雄)は面白くない。
そのころ、夕見子(福地桃子)らが勤める農協では、大手メーカーに対抗するため、自ら工場を新設し、乳業会社を作ろうという壮大なプランが動き始めていた。
しかし、建設反対派と折り合いがつかず、組合長・田辺(宇梶剛士)をはじめ、泰樹や天陽(吉沢亮)ら十勝の酪農家が集まり、激しい議論になる。
そのとき、同席していた坂場の何気ない言葉をきっかけに、事態は思わぬ方向に動き始める。
一方、「雪月」では、雪次郎(山田裕貴)がなにやら新しいお菓子を開発しており・・・。
引用元:NHK公式サイト/なつぞら
ネタバレ(19週)
ここからは朝ドラ「なつぞら」第19週「なつよ、開拓者の郷へ」のネタバレを公開しています。
109話(8月5日放送分)
昭和41年・秋、なつと坂場はあらかじめ婚約の報告は済ませていたが、形式上、結婚の許しを得るため(坂場が無職になったことは伏せて)北海道は十勝のしばた牧場に足を踏み入れた。
二人が柴田家に行くとしばた牧場のみんなが揃っていて、その中で挨拶(茶番)を交わし、坂場が「私はなつさんと結婚したいと思っています。どうかお許しください…お嬢さんを僕にください」と頭を下げる…すると(形式上だったため)富士子や剛男らほぼ全員が、二人の幸せを祝福した。
しかし泰樹だけは坂場に「なつを本当に幸せにできるのか?」と不安な気持ちをストレートにぶつける…すると坂場は「幸せにします…きっと」とどこか自信なさげに答えた。
そこには坂場が会社を辞めて無職となっていたという事情があり、坂場が本当のことを告げると泰樹は「男にとって結婚はケジメじゃ!仕事もなくてケジメがつけられるか…仕事見つけてここに来るのが筋だべ」と二人の結婚を素直に認めてはくれない。
そこで剛男が「この人(坂場)はなつが選んだ人ですよ!なつが選んだ結婚相手に文句があるって言うんですか…なつの目に狂いはないと私は信じてます。したってお義父さん(泰樹)の孫じゃないですか」と興奮気味に泰樹を説き伏せた…すると泰樹は渋々納得し、トボトボとその場を後にする。
そんな中、なつと坂場の二人は、しばた牧場での酪農の作業を見てなつは懐かしそうにし、坂場はその生産という見たことない世界に感動していた…そこで、しばた牧場の従業員・菊介が「牛飼いはどんなに儲からなくても、誰にも文句は言えねぇし、ただ牛飼いだから仕方なくしてるだけだわ」と言う。
すると坂場は「それではダメだと思います…確かに人間は食うために働く、生きるために牛飼いをするのは正しいことだと思います…しかしそこに生産することの喜びを見い出すことができるから、牛飼いをすることで人に喜びを与えることができるからこそ、誇りを持てるんじゃないですか」と自論を語った。
その坂場の言葉を偶然聞いていた泰樹は、坂場のことを自然に認めていくことになる。
一方、剛男は今や農協の専務となり夕見子も農協に就職し、その優秀さを農協の組合長に買われ一緒に視察旅行で外国に行くまでになっていた。
どうやら泰樹のバターを農協で売るため、十勝の農協が集まり乳製品の工場を建て、酪農家たちが乳業メーカーを設立するという計画があり、そこで作ったバターの流通方法を学びに行っていたらしい…泰樹は「新しいことしなけりゃ十勝の牛飼いは、牛飼いの喜びを感じることもできなくなる」と言った。
なつの大好きな故郷にも新しい風が吹こうとしているのだった…。
110話(8月6日放送分)
なつと坂場は結婚の報告をしに帯広の雪月を訪れ、久々に雪次郎とも再会する…雪次郎は「雪月に並ぶお菓子は全部、親父(雪之助)が考えて作ったんだ…自分の菓子が作れなくちゃ、菓子職人として一人前とは呼べない」と話した。
とはいえ雪次郎も最近は、自ら考案したお菓子を作り始めているらしい…そうしていると奥の方から小畑家のみんなも出てきてなつが坂場を紹介すると、雪之助も「(二人の結婚式の)ウエディングケーキを俺にタダで作らせてくれ…世界一の十勝のケーキ作る」と心から祝福してくれる。
その頃、農協では夕見子が組合長に「国から横槍が入りました…十勝全体を集約酪農地域に指定すると通知が来て、その返答の期日は明後日まで…」だと報告した…つまりこれは工場建設に反対する乳業メーカーが国の力を使い、法律で妨害しようとしてきたということだ。
集約酪農地域とは
そんな工場建設の計画を続行させようと、剛男と夕見子は夜遅くまで農協で作戦をたてるため残業し帰宅する…そのことをなつと坂場に話し、考え抜いた作戦というのを明かした。
作戦とは明日中(集約酪農地域に指定させる前)に工場新設の届け出を提出することで、工場は建てられるんだという…といっても期日はものすごく短く、すぐに組合長会議で決定して届け出も出さなきゃいけないのだ。
そうしていると奥の方から泰樹が「わしら(酪農家)にも、できることあるか?」と聞くと、夕見子は「じいちゃんも会議に出席して…酪農家が結束しているとことを見れば、組合長たちも迷わないはず」だと話す。
すると坂場は「僕も参加させてください…なつさんが大切にしている十勝の酪農を少しでも知りたい」と意欲を見せ、結局なつと坂場も組合長会議に出席することになった…。
111話(8日7日放送分)
なつと坂場は、工場設置届けを提出するため緊急に集まった十勝の各農業組合長が決議の会議の場に酪農家たち(泰樹や菊介や天陽など)とともに出席した…届け出を出すには満場一致であることが必須。
早々に挙手による決議がとられることになるが「国が我々のやろうとしていることは無謀だと判断したからでしょ?だけどこれ以上、乳業メーカーを敵に回してそれでもしその工場が失敗した時、十勝の酪農民はますます苦境に立たされるんじゃないですか」と異議をとなえる者もいた。
そんな中、菊介が「その工場は他の乳業メーカーよりも、美味いバターを作れるんだべ?俺らがもっと俺らの手で美味しいバターを作ろうとしているだけだべさ…俺らの手で人に喜んでもらうことをするのに、何を迷うことがあるんだ?…俺らの搾った牛乳が人に感動を与えるようなものになるなら、こんなに嬉しいことはない」と語る。
さらに「俺らにその工場を造ってください…俺らに牛飼いの喜びを作らせてください」と言うと、他の酪農家たちも「工場を作れ!」と菊介に同意し声をあげた。
どうやら菊介がつい言ってしまった言動の裏には、坂場が菊介に言った「牛飼いをすることで人に喜びを与えることができるからこそ、誇りを持てるんじゃないですか」という言葉が胸に刺さったようだ。
そして挙手による再決議が行うと反対していた者も賛同し、全員で十勝支庁庁舎まで工場設置届けを提出しに行くことになる。
十勝支庁庁舎には夕見子が事前に呼んであったマスコミ関係のものも大勢集まっていた…そして農業組合長を筆頭にした団体が十勝支庁長・大清水洋のもとにやってきて、工場設置届けを携え「十勝の酪農を守れ!北海道の牛乳を守れ!」と抗議する。
すると大清水は「北海道を思う気持ちはあなた方にも負けない!この大清水が必ず十勝を酪農王国にしてみせます…そのためにも、みなさんどうか頑張ってください」と地方自治団体側も協力体制を見せた。
こうしてこの日は十勝にとって歴史的な1日となる…。
112話(8月8日放送分)
十勝の農民会社「十勝共同乳業」が設立されることになった。
坂場はなつに「君は本当に色んな人から恵みを受けて生きてきたんだな…君の絵を動かす力はこの大地に吹く風みたいに君が生きてること、そのものの力なんだと実感したよ」と難しい言葉を並べ、坂場自身にも同じような力があるなら、もう一度漫画映画に挑戦してみたいと決意を固める。
そんな坂場は「その道を探りたい…君に苦労かけるかもしれないけど、それでも良いかな」となつに聞くと、「もちろん、良いに決まってる」と答えた。
その晩、柴田家では農協組合が十勝支庁長に工場設置届けを提出する様子がテレビで放送されたのを見ていると、そこに剛男と夕見子が帰ってくる…そんな夕見子から組合長が静養のため帯広に入院したことを聞かされ、なつは組合長から「話がある」と呼び出され、病院に訪れた。
すると組合長は、工場の会社名は「十勝共同乳業」となり、ブランド名は剛男が考案した「たんぽぽ」に決定したという…そこでなつは「たんぽぽ」の商標デザインを描いてほしいと頼まれた。
その頼みになつは若干戸惑うが、組合長は「たんぽぽバターは、なつさんの故郷そのものになる」と言い、坂場は「君の発想力ならきっと良いものが描けると思うよ」と背中を押され、なつは快く承諾する。
その頃、雪月では雪次郎が自分で考えたという新しいお菓子を完成させ、知人(なつ・坂場・夕見子・天陽・倉田先生をはじめ、十勝農業高校演劇部時代のメンバー)たちを集め、「これが俺の新しい魂です」とお披露目会兼、試食会が行われた…。
113話(8月9日放送分)
雪次郎が考案した新作のお菓子はバターとあんこを混ぜ合わせたものをバターせんべいで挟んでいて「おバタ餡サンド」と名付け、その場にいる全員が口にした瞬間から「美味しい」と大絶賛。
研究に研究を重ね作ったという雪次郎の新作は雪之助にも認めてもらうことができ、雪月の店頭に並ぶことが決まった…そして雪次郎はその勢いに任せ夕見子に「俺と結婚してくれ」と唐突にプロポーズをする。
夕見子が「本当に私でいいのかい?私にそんな資格はないかもしれない(駆け落ちをしようとしたことがあるから)」と言うと、倉田先生が「結婚に必要なものは、資格でなく覚悟だ」とつぶやいた。
そして雪次郎は「俺は昔から夕見子ちゃんのことが好きだ…今はもっと好きだ!」と力強く想いをぶつける…すると夕見子は「もし結婚するとしたら雪次郎しかいないと、いつの間にか思ってた」と答え、雪次郎のプロポーズは大成功し、雪月に集まったみんなも二人の幸せを心から祝福した。
雪次郎と夕見子は柴田家に向かい、恒例の「娘さんを僕にください」という挨拶をしに行くと、富士子は「こんなに短い間に、二度も同じようなことあるのかい」と驚くが、二人(雪次郎と夕見子)の話を聞き「反対する理由はない」と結婚を認める。
そこで坂場が二組同時に結婚式を十勝で挙げることを提案すると、富士子は「そんなことができたら嬉しいけどね」と言った…こうしてなつと夕見子(柴田家)は春を迎えることができる…。
114話(8月10日放送分)
なつは十勝共同乳業のブランド「たんぽぽ」の商標デザイン画を描いていると、富士子が近寄ってきて少しでもなつの力になればいいと思い、なつが小さい頃から食べてきた料理の作り方の本を書いてくれる。
そして富士子は「なつがこの世に生まれて私の娘になったことは奇跡でしょ…なつが生まれてきてくれて本当に良かった」となつに話し、二人は抱きしめ合うのだった。
たんぽぽの商標デザインを完成させたなつが農協組合長にそれを見せに行くと、それはすぐに採用される…その後、なつは坂場を連れ天陽に会いに行き、なつは「天陽くんがいなかったら(アニメーターとしての)今の私はなかった」と言った。
坂場は「天陽さんにとって絵とはなんですか?絵を描くことと、畑で作物を作ることは違いますか?」と質問すると、天陽は「どちらも生きるためにすることですけど、畑仕事は食うためで絵を描くことは排泄かな…我慢できなくなると漏らしてしまうでしょ?…そういうものですよ、絵は」と答える。
それに対し坂場は「芸術的な価値を意識してないところに、あなたの絵の素晴らしさがあるんですね」と天陽の言葉にえらく納得したようだ…なつも天陽の言葉に「そうやって純粋に生きられたらいいね」と言う。
すると天陽は「僕が生きる場所を選んだように、なっちゃんも純粋に生きる場所を選んだだけなんだ…なっちゃんと生きれるのは坂場さんだけなんだ…どうかなっちゃんをよろしくお願いします」と坂場に頭を下げるのだった…なつは「やっぱり天陽くんは私の一番の目標です」と心の中で思う。
そしてなつと坂場は一旦東京に戻り、坂場の両親と顔合わせのため食事をすることになり、なつはあっさりと認めてもらうことができるのだった。
昭和42年・春になり、なつと夕見子の合同結婚式が十勝で行われ、大家族に見守られながらその晴れ姿をお披露目することになる…なつはそこに千遥がいないことだけが心残りだったが「天国のお父さん、お母さん、私を生んでくれてありがとう…なつは今日結婚しました」と心の中で報告した。
そんな天国の父もなつに「未来永劫、幸せになれよ」とエールを送る…。
・・・20週目へ続く
みんなの感想(19週)
なつが選んだ人に狂いはない!
剛男良く言った!
てか泰樹には物言えて富士子の弱さは変わらずか。
坂場の不器用なとこが出ちまった。
泰樹おんじおっかない。
夕見子は農協に就職、剛男は専務、明美は大きくなったね。
地平は素直過ぎw
熊肉鍋食いたい。#なつぞら
— ディーン・フクヤマ (@masuyou1005) 2019年8月5日
録画視聴。
おバタ餡サンドの元ネタは六花亭のマルセイバターサンドではなく、柳月の あんバタサン 。『NHKウイークリー ステラ』に柳月が広告を載せていたのはそういうことだったのね。#なつぞら pic.twitter.com/UzSjXyR4mj
— 妄言師 (@mougenshi) 2019年8月9日
十勝編はほんと神週だったなー
結婚式の集合社員豪華✨
なつ父映ったら心霊写真!ワロタ
ってか陽平さんと天陽くん
どんだけイケメン兄弟❤︎#なつぞら pic.twitter.com/fryMXToINy
— rico (@eri13rico) 2019年8月9日
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