ドラマ「10の秘密」最終回の結末ネタバレを公開しています。

見逃してしまった人や、あまり興味はないが内容や結末が気になる人もいるだろう。

ここではキャストに始まり、ストーリーのあらすじと最終回における結末のネタバレを公開するので参考になればと思う。

10の秘密

まずはじめにドラマのキャストを紹介しよう。

役/キャスト

白河 圭太/向井理

14歳の娘・瞳と二人暮らしの建築確認検定員。

ある事件をキッカケに妻・由貴子との関係が悪くなり、シングルファザーとなった。

10年前、由貴子と墓場まで持っていくと誓った秘密を抱えている。

仙台 由貴子/仲間由紀恵

圭太の元妻で大手建設会社・帝東建設の顧問弁護士。

圭太との間に一人娘・瞳をもうけたが、“仕事に専念したい”と、離婚届を置いて家を出た。

白河 瞳/山田杏奈

圭太と由貴子の一人娘。

理想的な父娘の関係と羨ましがられるが、父親に話せない秘密を抱える。

石川 菜七子/仲里依紗

圭太とは母親同士が友人で、幼い頃から家を行き来する兄弟のような仲。

実は、とんでもない秘密を抱える彼女に、周囲の誰も気付いていない。

宇都宮 竜二/渡部篤郎

帝東建設の経営戦略室・室長で由貴子の恋人。

ある会社の秘密をめぐり、失踪した由貴子の行方を追う。

伊達 翼/松村北斗

瞳の音楽仲間の音大生で、瞳の気持ちを理解する兄のような存在。

そんな翼のある秘密が物語を大きく動かすことに。

二本松 謙一/遠藤雄弥

圭太の行く先に現れる謎の男。

その素性や生い立ちすら謎。

その他出演者

  • 白河 純子/名取裕子
  • 那須 葵/堀田茜
  • 石川 千秋/山野海
  • 石川 照男/藤原光博
  • 長沼 豊/佐野史郎
  • 磐城 英明/高島豪志
  • 泉崎 真衣/河村花

人物相関図

以上がキャストとなる。

ストーリー

ドラマのキャストを紹介したので、次に物語のあらすじを見ていこう。

誰にだって秘密がある。

彼女にも娘にも…もちろん俺にも。

14歳になる娘と二人暮らしのシングルファザーの白河圭太の世界がある日、ひっくり返る。

「娘を預かった。命が惜しければ元妻を探せ」と脅迫電話がかかってきて、娘が姿を消してしまう。

なんと少し前に元妻も姿を消していた…。

この電話がキッカケで圭太をはじめ、周囲の人たちの秘密が次々と暴かれていく。

それぞれの秘密が暴かれたとき、想像を絶する展開が待ち受けている…。

あらすじ

白河圭太(向井理)は14歳の娘・瞳(山田杏奈)と2人で暮らす建築確認検査員。

9年前、弁護士で上昇志向の強い元妻・仙台由貴子(仲間由紀恵)が家を出て行って以来、シングルファザーとして奮闘しながら娘と良好な関係を築いてきた。

そんなある日、圭太のもとに「娘は預かった。3日以内に仙台由貴子を探せ」と誘拐をほのめかす電話がかかってくる。

半信半疑のまま、瞳と連絡が取れないことに不安を覚えた圭太はすぐに由貴子の所在を確認するが、元妻は勤めていた大手弁護士事務所を数日前に突然辞め、上司だった男はクライアントである宇都宮竜二(渡部篤郎)への説明対応に追われていた。

一方で、瞳がここ最近学校や部活を休みがちで、塾もやめていたことが明らかに。

何でも知っていると思っていた娘の秘密を知り、激しく動揺する圭太。しかし瞳は、ほかにも驚くべき秘密も抱えていて……!?

そんな圭太の異変に気付いたのは、幼なじみで保育士の石川菜七子(仲里依紗)だった。

圭太は菜七子にこれまでのことを打ち明け、一緒に警察へ。

すると、その様子を男が物陰から見ていて、圭太はさらなる窮地を迎える。

やがて、瞳を救い出すカギが由貴子だと確信した圭太は、元妻が暮らす高級マンションへ急ぐ。

そこで由貴子のクライアントで恋人だという竜二と再会し、部屋へ案内してもらうが、生活感のかけらもないその部屋で、圭太は由貴子の信じられない秘密を知ることになる―!

引用元:カンテレ公式サイト/10の秘密

結末ネタバレ

ここからはドラマ「10の秘密」最終回の結末ネタバレを公開しています。

このドラマには原作がない完全オリジナル脚本でストーリーが進むため、現段階では予想となる。

とはいえ、この「10の秘密」がなんなのかということを、予想していたらキリがなさそうなので結末予想をサクッとしてみようと思う。

おそらく最後の秘密が暴かれた時、何かがわかるのだろうが、物語のゴール地点(結末)がなんなのかわからないので、とても予想しづらいというのが正直なところ。

もしかすると全く違う路線で途方も無い予想となるかもしれないが、悪しからず。

では…多分、物語の大きな要素には「帝東建設株式会社」が関わってきそう…なので「最後の秘密」を暴くと帝東建設株式会社の今までの悪事などがあらわとなり、主人公・圭太と元妻・由貴子がもとの関係に戻るきっかけとなるのではないだろうか。

そして白河家は夫婦の信頼を取り戻し、娘と3人で幸せな生活を取り戻すのだった。

ネタバレ追記

弁護士の由貴子は建設中のビルの屋上で、帝東建設に務める矢吹という男が飛び降りそうになっているのを必死に止めようとしていた…由貴子は「私がなんとかするから!」と説得を試みるが、手を伸ばした瞬間、矢吹は飛び降りてしまう。

一方、由貴子の元夫・白河圭太は9年前に由貴子が出ていって以来、14歳の娘・瞳を一人で育てながら建築確認検査員として働いていた。

そんなある日、圭太のもとに「娘は預かった…3日以内に仙台由貴子を探せ」と誘拐をほのめかす電話がかかってくる。

後ろでは瞳が「お父さん…」と呼ぶ声が聞こえていて、圭太はすぐに瞳にメールをするが返信はなかった…不安に思った圭太はすぐに由貴子の会社へ向かうが、そこで数日前に突然、弁護士事務所を辞めたのだと聞かされる。

上司は呆れた様子で、由貴子が引き継ぎもなく辞めてしまい、携帯も解約し連絡もとれなくなったのだと言い、クライアントである宇都宮竜二への説明対応に追われていて圭太の話を聞こうとはしなかった。

さらに圭太は瞳の担任から、最近学校や部活を休みがちで、塾もやめていたことを聞かされる…圭太はなんでも話し合える関係だと思っていた娘の秘密を知り、激しく動揺するのだった。

そんな圭太の異変に気付いた幼なじみで保育士の石川菜七子は、圭太からこれまでのことを打ち明けられ一緒に警察に相談へ向かう。

事情を聞いた警察は誘拐事件として捜査を進めるが、瞳から「さっきのはウソ…しばらく帰りたくないの…探さないで」と電話がかかってきたことで、警察は瞳は誘拐されたのではなく家出をしたのだと判断した。

家に戻った圭太と菜七子は瞳がSNSで「誰にも本音言えない…父親にはとくに…母親に相談したいけど無理。向こうはセレブだから」と本音をつぶやいているのを見つける。

さらに瞳がずっと貯めていたお金を全額おろしているのを知り、圭太と菜七子は「本当に家出をしたのかもしれない…」と思い始めた。

するとそこに「警察に行くなと言ったはずだ…もう一度行ったら次こそ娘の命はない…今、お前の家に一緒にいる女にも言っておけ…仙台由貴子の足取りを追え…こちらの要求はそれだけだ…あと2日で探し出せ」という電話がかかってくる。

瞳を誘拐したと思われる男は、圭太たちの行動をすべて見ていたのだ。

圭太は「瞳を救い出すカギが由貴子」だと確信し、元妻が暮らす高級マンションへ急ぐ…そこで由貴子のクライアントで恋人だという竜二と再会し、部屋へ案内してもらった。

生活感のない部屋を見て驚く圭太に、竜二は数日前に由貴子から「探さないで」というメールがきて、それから連絡が取れなくなったのだと話す。

そして竜二は由貴子の家に届いた沢山の督促状を見せ、見せかけのセレブ生活をしていたことを明かした…さらに10年前の出来事で誰かに脅されていたようだと伝える。

圭太の頭の中には火事の映像がフラッシュバックし、10年前に「瞳のために…」と由貴子と墓場まで持っていくと約束したあの日のことが蘇っていた。

瞳を救うためのタイムリミットが迫る中、圭太のもとに由貴子から電話がかかってきた…圭太から瞳が誘拐されたことを聞いた由貴子は一瞬、動揺するも「犯人の心当たりは大体ある…私が行く…瞳を取り戻してくる…私さえ行けば連中は瞳にはもうようはないはず…だから安心して」と言う。

しかし圭太はただならぬ事態に巻き込まれていることを察知し「瞳は絶対に救い出す…でもそのためにお前を犠牲にはしたくない…だから話せよ…お前に秘密を俺に…俺がなんとかするから、話してくれよ」と必死に説得した。

そして圭太がふと目を向けると、そこに由貴子には姿が…。

じょにぃ

由貴子、普通に街中にいるんかい…しっかり探したらすぐ見つかりそうやけどなw

圭太はようやく連絡が取れた由貴子が、仕事でトラブルに巻き込まれていることを察知する…圭太が「10年前のあの秘密と関係があるのか?」と問いただすと、次の瞬間、由貴子の恋人・竜二が現れ、動揺した由貴子は「瞳のことは私に任せて」と言い逃げ出した。

10の秘密ネタバレ…最終回結末は黒幕の秘密も暴き家族の絆を取り戻す photo 1

由貴子が竜二に捕まりそうになった時、圭太は追いつき由貴子を逃す…圭太は竜二に瞳の居場所について聞くが、竜二はなにも知らないと答え「由貴子を助けたいだけ」だと話した。

そんな中、菜七子から瞳を繁華街で見かけたことを聞いた圭太は、自分の知らない娘の顔がまた一つあることを知る。

さらに瞳が誘拐された日、瞳が兄のように慕っていたという音大生ピアニスト・伊達翼と会う約束をしていたことを聞かされ、翼が瞳の誘拐に関係していると睨んだ圭太は繁華街へ聞き込みを開始した。

するとジャズバーでピアノを演奏している翼を発見する…圭太に話しかけられた翼は、突然走って逃げ出した。

一方で竜二の勤めている帝東建設では社長・長沼豊は、社員だった矢吹の自殺の原因は「過労」であるとという会見で説明をする。

翼を捕まえた圭太は胸ぐらを掴み「瞳を誘拐した目的はなんだ…帝東建設に頼まれたのか…お前だろ、瞳を誘拐したのは!」疑い、家の中を見せてもらうが、瞳の姿はなかった。

翼は誘拐された日に瞳と会う約束をしていたが、約束の時間になっても瞳は現れず連絡しても返信がなかったのだ話し、瞳が「父親の暮らしが苦しい…父親が重くてしかたない」と漏らしていたことを明かす。

さらに翼は瞳が「圭太の期待に答えるために頑張ってるふりをしていた」ことや「自分たちを見捨てた母親を見返すためにも最高に幸せな親子でいたい」と話していたことを打ち明けた。

そして翼は「娘のことはなんでも知ってるなんて言えること自体、なにも知らないってことだよな」と言う。

家の戻った圭太は翼のところに瞳が居なかったことを菜七子に報告する…するとそこに由貴子から電話が入り、瞳を誘拐した連中と連絡がついたのだという。

重要なデータが入っているUSBを持っていた矢吹が自殺したことで、連中は直前まで一緒にいた由貴子がそのUSBを持っていると思っているようだ。

しかし由貴子の手元にはなく、圭太に矢吹の家に忍びこんでパソコンからデータをコピーしてきてほしいという…そのデータには帝東建設の建設中の欠陥の証拠が入っていて、矢吹はその欠陥を公表しようとしていたのだと話した。

そして由貴子は建築の知識がある圭太にしか瞳は救えないと言う。

矢吹の家に忍びこんだ圭太は急いでパソコンから欠陥の証拠を探していた…外では菜七子が見張りをしてくれていたが、そこに竜二と部下がやってくる。

菜七子は竜二たちに無理やり作り話をし引き止めようとした…話の途中で菜七子は友達から連絡がきたと圭太にメールを送る…その頃、圭太はやっとデータを見つけだし、菜七子からのメールに気づく。

必死に引き止めようとする菜七子を不審に思った竜二たちが部屋に入ると、そこに圭太の姿はなかった…しかし竜二はつきっぱなしのパソコンと、矢吹が履いてるサイズと違う靴を見つける。

なんとかベランダから逃げ出した圭太は菜七子と合流し、コピーしたUSBを見せ「これで瞳を取り戻せる」と安堵した。

圭太はすぐに由貴子にも電話し無事に終わったことを伝える…由貴子は「瞳のことを必ず戻す…本当にありがとう」とお礼を言い、すぐに連中に連絡すると話した…。

瞳は「誘拐されたの私のせいなんじゃない?10年前、私がしたことのせいで…ぼんやり覚えてる…赤い火がどんどん燃えて…離婚したのも誘拐されたのも全部、私のせいで…」と自分を責めはじめた。

すると圭太は10年前の秘密を語り始める…10年前のあの日、圭太たち家族は友達の別荘を借りて泊まりに行っていた。

楽しい時間はあっという過ぎていき、ひょんなことから圭太と由貴子は仕事のことで少し言い合いになり、ふと目をやると瞳の姿がなかったのだという。

しばらくすると圭太は近くのコテージから炎が上がっているのを発見し、そこに佇む瞳の姿とランタンが落ちているのを見つける。

圭太は瞳が持って歩いていたランタンの火が原因で、火事が起こったのだとすぐに気づき、ランタンを回収しその場を離れたのだ…そして圭太と由貴子は「瞳のために」と2人だけの秘密にしたのだということを明かす。

すると瞳は「その火事で亡くなった人はいるの?私は人殺しなの…?」不安そうに聞いた…圭太は一瞬止まるも「いや、ヤケドした人はいたらしいけど、亡くなった人はいない」と答える。

瞳は自分で調べようとお金を下ろして、探偵を雇おうと思っていたことを打ち明け、安心したように涙を流した。

そして翼に圭太のことで愚痴をこぼしていたのも「本気じゃないよ…お父さんのこと大好きだから…悪口言ったのは、いつでも会えるって思ってたから…お父さんとずっと一緒にいたいよ」と話す。

じょにぃ

元従業員の部屋に不法侵入…でも靴はちゃんと脱いで、行儀いいんだなw

帝東建設の不正データを手に入れた圭太は、犯人との取引に1人で向かおうとする由貴子を心配するが、由貴子は圭太の心配をよそに瞳を誘拐した謎の男・二本松謙一のもとへ向かった。

目隠しをされた瞳が二本松にナイフを向けられた状態で現れるが、暴れたことで瞳の目隠しは取れ、自分を誘拐した犯人の顔を見る…しかしこのことで二本松は動揺し、瞳に向かってナイフを振りかざした。

由貴子が覆い被さるように瞳を守り瞳は無事だったが、由貴子は腕に大きな切り傷を負ってしまう…由貴子は不正データの入ったUSBを遠くに投げ、その間に瞳を無事に救い出した。

そして由貴子は瞳を家まで送り届けると、どこかへ姿を消してしまう…圭太と菜七子は瞳が無事に帰ってきたことを確認すると、犯人について話しはじめた。

圭太たちは「二本松の雇い主は帝東建設」であるという答えに辿り着くが、由貴子から警察に連絡しないでほしいと頼まれたことや由貴子に危険が及ぶ可能性も考え、この件はこれで終わらせることとなる。

瞳は「誘拐されたの私のせいなんじゃない?10年前、私がしたことのせいで…ぼんやり覚えてる…赤い火がどんどん燃えて…離婚したのも誘拐されたのも全部、私のせいで…」と自分を責めはじめた。

すると圭太は10年前の秘密を語り始める…10年前のあの日、圭太たち家族は友達の別荘を借りて泊まりに行っていた。

楽しい時間はあっという過ぎていき、ひょんなことから圭太と由貴子は仕事のことで少し言い合いになり、ふと目をやると瞳の姿がなかったのだという。

しばらくすると圭太は近くのコテージから炎が上がっているのを発見し、そこに佇む瞳の姿とランタンが落ちているのを見つける。

圭太は瞳が持って歩いていたランタンの火が原因で、火事が起こったのだとすぐに気づき、ランタンを回収しその場を離れたのだ…そして圭太と由貴子は「瞳のために」と2人だけの秘密にしたのだということを明かす。

すると瞳は「その火事で亡くなった人はいるの?私は人殺しなの…?」不安そうに聞いた…圭太は一瞬止まるも「いや、ヤケドした人はいたらしいけど、亡くなった人はいない」と答える。

瞳は自分で調べようとお金を下ろして、探偵を雇おうと思っていたことを打ち明け、安心したように涙を流した。

そして翼に圭太のことで愚痴をこぼしていたのも「本気じゃないよ…お父さんのこと大好きだから…悪口言ったのは、いつでも会えるって思ってたから…お父さんとずっと一緒にいたいよ」と話す。

圭太は翼の部屋を訪ねると無事に瞳が帰ってきたことを報告した…翼は10年前の秘密について瞳から相談されていたようで、圭太が全部瞳に話したこと伝えると、翼は「全部…?それだけ?あなたの罪はそれだけですか?」となにか知っているかのように言う。

そんな中、圭太は仕事に復帰するも、工事現場の検査日を早めるという約束でミトという男から10万円を受け取っていたことが、上司に知られてしまい、会社をクビになってしまった。

八方塞がりとなり追い詰められた圭太は、帝東建設の社長・長沼豊に会いにいくと、矢吹が残した不正データが入ったUSBを見せ「いくらで買ってくれますか?」とお金を要求する。

その頃、由貴子は瞳を誘拐した二本松と会っていた…由貴子が二本松に大金の入ったキャリーケースを渡すと、二本松は「うまくいきましたね」と言う。

由貴子は「まだまだ気は抜けないけど…お疲れ様」と微笑み、二本松の車に乗り込んだ。

じょにぃ

由貴子の不穏な動き…「謎」過ぎて、逆に草生えるわwww

圭太は帝東建設の不正のデータを手に、社長の長沼に3千万円を要求する…しかし長沼は切羽詰まっている様子の圭太を鼻で笑うだけだった。

帰り際、竜二は「あなたは本質をわかっていない…矢吹君ね、亡くなる前に直筆の手帳とデータが入ったUSBを用意したんですよ…飛び降りたポケットからその2つが同時に出てきたら、そりゃ大問題になっていたでしょう…その手帳には会社との隠蔽のやりとり、日付から会話の内容、相手の名前まで細かく記録されていたから…2つ揃って初めて爆弾となる…社長のクビが飛ぶくらいのね」と言う。

さらに竜二はその手帳を持っているのが由貴子だと話し「本当に我々だと思ってるんですか?あなたの娘を誘拐した犯人が」と誘拐犯が由貴子であると確信しているかのようだった。

一方で、大金を手にしていた由貴子は危ない連中から、他人名義のパスポートを入手し、海外へ逃亡する準備を進めている…さらに近々、矢吹の手帳と引き換えに長沼から残りの3億円が入る予定だ。

しかし圭太が長沼を脅迫したことで「この解決しない限りの3億は支払えないな」と言う…さらに長沼は圭太の脅迫の一部始終を録音したらしく「君が矢吹の手帳を公開するなら、我々もこれを公開する…君と元夫に脅迫されたとね…あの男をなんとかしろ」と命令した。

瞳は翼を訪ね、圭太から10年前の火事について話を聞くことができたと嬉しそうに報告した…誰も亡くなっていないことに安心する瞳に翼は「確かめてみた?お父さんの話が本当かどうか…国会図書館なら全国の新聞が見れるはず」だと再び、不安をあおるような言葉をなげかけた。

そんな中、圭太の家を訪ねた母・純子は、圭太の留守中に部屋に入っていた由貴子と鉢合わせる…純子からの電話を受けた圭太は急いで家に帰り、由貴子と2人きりで話をすることに。

竜二の言葉がきっかけで由貴子のことを疑い始めていた圭太は、由貴子が帝東建設に言われてデータを消しに来たのだと直感し、由貴子を問い詰める…すると由貴子は「二度と帝東建設を脅迫しないという誓約書」を差し出し、サインするように迫り、圭太が300万円受け取れるように長沼に掛け合うと言う。

そして由貴子は「(帝東建設のことを)知りすぎちゃったのよ」とあの日、由貴子は矢吹に告発しないように説得するはずだったが、説得に失敗し矢吹は自殺してしまったと話した。

由貴子は「次に切り捨てられるのは自分だ…命まで狙われるかもしれない」という恐怖から、自分の身を守るため矢吹の手帳を持って逃げ、それが原因で瞳を誘拐されたという。

しかし圭太に「男(二本松)に瞳を誘拐させたのはお前だ」と言われた由貴子は「知らない方が良かったのに…これからはあなたみたいな人間が立ち入れることじゃない…この件から手を引いて、瞳と平凡に生きなさい」と睨みつけた。

納得のいかない圭太にさらに由貴子は「じゃあ私を警察に突き出す?瞳に言える?母親が誘拐犯だなんて…秘密にしてあげるのが優しさだと思うけど…借金もチャラにして何もかも新しい人生を歩けると思ったのに…感謝してほしいくらいよ…ようやく娘の本心がわかって」と煽る。

瞳を利用したことを許せなかった圭太はカッとなり、由貴子に手をあげようとした…そこにタイミング悪く、瞳が帰ってきて由貴子を庇う。

圭太は瞳を傷つけたくないという思いから、勘違いされたまま何も言うことができず、瞳と険悪なムードとなってしまった。

瞳は10年前の事故のことを調べる決意をし、翼にメールをする…すると翼から気になって調べてみたと、当時の火事の記事の写真が送られてきた。

翌朝、瞳は圭太に記事を見せ「お父さんがウソついてないか自分の目で確かめてくる」と家を出ていく。

圭太は瞳を追いかけると「業者から不正なお金を受け取って会社をクビになった…お金に困っていたこともあるけど、ある人にずっとお金を払い続けてた…10年間ずっと…瞳の言う通りその記事がお父さんたちが隠し続けてきた火事だ」と明かした。

10の秘密ネタバレ…最終回結末は黒幕の秘密も暴き家族の絆を取り戻す photo 2

さらにその火事で女性1人が亡くなっていて圭太は「何度も名乗り出ようとしたけど、そのうち火災原因の特定には至らずっていう結論が出たって聞いて、正直ホッとした…身元はすぐにわかった…だからずっと匿名でその人の子供にお金を送ってた…その位しか罪滅ぼしの方法が思い浮かばなくて…これで全部だ…お父さん、瞳だけは失いたくないから」と必死に言う。

すると瞳は「本当に全部…?昨日お母さんと何話してたの」と聞いた…圭太が答えられずにいると瞳は「結局、なにか隠してるんじゃん…信じられないよ…もう顔も見たくない…お金を送ってたから何?私の罪は消えないよね…私は人殺し…火事で知らない誰かを殺したのに罰も受けないで生きてきた…」と自分を責めた。

そして瞳は家を出て祖母・純子の家に行くことになり、事情を聞いた菜七子も「なんで名乗り出なかったの…匿名でお金送るくらいなら、10年前に名乗り出て罪を償うべきだった」と圭太を責める。

圭太は「隠しきれない秘密が一番罪深いか…」と10年前、由貴子に言われた言葉を思い出していた。

じょにぃ

4話感想

瞳との生活を取り戻すため竜二を訪ねた圭太は、3千万をいつもらえるのかと催促する…しかし竜二からは良い返事がもらえないばかりか、由貴子が矢吹から盗み出したデータに3億の売値をつけ、すでに受け取っていることを聞かされた。

さらに由貴子は告発の手帳を使って、もう3億を手に入れようとしていることを知る。

一方で、頻繁に瞳と連絡を取ろうとする翼に違和感を感じた菜七子は、翼が必要以上に瞳から事件当時のことを聞き出し「まだ隠してることがあるんじゃないかな」と煽るように話しているのを目撃してしまう。

そんな中、告発の手帳と引き換えに3億円を手に入れた由貴子だったが、警察に扮した何者かに全額を奪われてしまった…実は由貴子が近々お金を受けとることを知った圭太が、金貸しに情報を流しお金の一割を渡す代わりに協力してもらっていたのだ。

お金を奪った犯人が圭太だと知った由貴子は、圭太が居ない間に家に忍びこむ…しかし由貴子が来ることを想定していた圭太は、由貴子が家に入るとすぐに警察に電話をかけた。

結局、由貴子はお金を取り戻せずにその場から逃げていく…そして圭太は瞳に会いに行き「お金の心配はなにもいらない…志望校を変えなくても大丈夫だ」と話し、お金は由貴子から貸してもらったと説明した。

しかし瞳は圭太が嘘をついていることはお見通しで「結局そうやって秘密ばっか増やす…(家には帰らないで)ずっと、おばあちゃんと暮らす」と冷たく言い放つ。

菜七子から翼が必要以上に10年前の話を瞳から聞き出そうとしていたことを聞いた圭太は、火事で亡くなった女性がピアニストだったことを思い出し、翼がその女性の息子ではないかと考え始めていた。

そんな中、瞳が家から出てくるのを見張っていた由貴子に菜七子が話しかけると、由貴子は圭太が3億円を盗んだことを明かし、いくらなら手を貸してくれるのかと話す…菜七子が拒否すると由貴子は「どんな手を使ってでもお金を取り戻す…って(圭太に)伝えといて」と言い残し、去って行く。

一方、翼を訪ねた圭太は火事で亡くなった女性の葬儀にこっそり参加していたことを打ち明けた…すると翼は圭太がこれまで送っていた封筒を出し「金で済むと思った…?俺の母を殺しといて」とずっと送り主を探していたという。

そして封筒の消印から送り主が圭太であることに気づいた翼は、火事の真相を知るため瞳に近づいたのだと話した。

すると翼は10年前の真相を聞きたいと突然、圭太にナイフをつきつけ「母を殺したのはお前だろ?母は火事で死んだんじゃない…逃げ遅れたように見せかけて殺人を誤魔化した…母は殺された…母を訪ねてきた男に…あの日、母を訪ねてきたのはお前だろ」と襲いかかる…。

じょにぃ

5話感想

翼に襲われた圭太は持っていた鍵で翼の腕を刺し、なんとか起き上がる…圭太は翼の母親が誰かに殺害されたのであれば、瞳が火事で人を死なせたということから開放されると「俺だって犯人が知りたい…なんで殺人だと思ったのか…あの日なにがあったのか教えてほしい」と大声を張り上げた。

すると翼は10年前のあの日の出来事を話し始める…別荘に男が訪ねてくると母は翼に外に行くよう言い、そのうちにサイレンが聞こえてきたのだという。

その後、警察の調べで「母は外の火事に気づいて階段から落ちて逃げ遅れて亡くなった」とされていたが、翼は当時、足を捻挫していた母が2階に上がるとは思えないと話した。

さらにあの日、普段は温厚な母が男と言い争いをしていて、翼は「あんなに怖い顔をする母を見たのは初めてだった」と言う…その後、翼は警察に相談するも動いてくれず、翼は自分で犯人を探していたのだ。

10年前の真祖を知るため圭太と翼は協力し、犯人を探し出すことに。

一方、圭太に3億円を奪われた由貴子はお金を取り戻そうと、母親を求める瞳に近づくと言葉巧みに利用し、圭太への反撃を試みる。

夫婦の攻防戦を知った竜二は圭太を訪ねると、3億円のことを黙っている代わりに「偽装建築の件(マンションで偽装建築が行われていたこと・自殺した矢吹が告発しようとして止められていたこと・隠蔽を指示していたのは長沼社長であること)を、あなたの手でマスコミに公表してほしい…由貴子の情報も共有してほしい」と取引を持ちかけた。

しかし圭太はそれを断り、強気な態度を見せる…帰り際、パソコンの画面を見た竜二は「(帝東建設が建てた別荘を見て)ここは古くなってるから、買うならもっと新しい別荘を紹介しますよ」と話す。

圭太は「10年前の火事があった日、別荘に行った男が竜二ではないか」と疑って問い詰めるが、竜二は「さぁ?なんのことか」と首を傾げ帰って行った。

そんな中、大金を圭太が手にしてることを知った菜七子は「瞳のためだ」と話す圭太を責めるが、瞳を誘拐した由貴子に返すことにも賛同できず「お金を返せなんて言わない…だからちゃんと全部話してほしい」と言う。

菜七子の真剣な表情を見た圭太は大金の隠し場所に連れて行き「金さえあれば瞳が幸せになれるなんて思ってないけど、選択肢は増やしてあげられる…あいつのためなら、どんなことでもしたいんだ」と話した。

すると、そこに由貴子から「お金の隠し場所を教えて…瞳が危険でも断るの?」と今、瞳と一緒にいるという連絡が入る。

実の娘だろうと、手荒なまねも辞さない由貴子の胸中を察した圭太は「これ以上、瞳を危険にさらすわけにいかない」と瞳のSNSから2人の居場所を探しだした。

圭太は瞳を守るため意を決し「誘拐したのは由貴子」であることを伝える。

圭太の言葉を信じられない瞳だったが、由貴子は観念したように瞳を睨みつけ「お母さんって呼ばれるの大嫌い…私には母性が全然ない…あなた達と別れて正直楽になった…お父さんの隠したお金の場所が知りたくて、あなたに会ったけど役に立たない…だからもうあなたには用はない」と冷たく言い放った。

由貴子の本心を知った瞳は物を投げつけ「安心して。もうお母さんなんて呼ばないから」と必死に涙をこれえる…そして由貴子は「どんなことをしてもお金を取り返す」と言って、誘拐犯・二本松とともに去っていった。

誰も信じられない状況で瞳はひどく傷つき、圭太は「由貴子のことを全て話し、瞳に危険が及ばないようお金も警察に持っていく」決意をする…しかし、隠し場所から3億円は消えていた…。

圭太は目の前で瞳を傷つけられたことで、由貴子への怒りが収まらず、奪った3億円を警察に見せ、由貴子の罪を公にしようとするが、隠していた大金はなくなっていた。

一方で、圭太は人間不信になってしまった瞳がトラックの前に飛び出し、間一髪、一緒にいた友人に助けられたことを知る。

この事態に圭太は母・純子にも全てを打ち明けると、純子は怒りをあらわにする反面「お金、由貴子さんに戻ったなら、もうあなた達の前に現れないわね」と安心そうに言った。

それでも圭太は「瞳をこんな目に合わせて、このまま由貴子の好きにはさせない…絶対に許せない」のだと、由貴子の居場所を知っている竜二に接触する。

そこで圭太は社長・長沼の失脚を狙う竜二に手を貸す素振りを見せ、由貴子の居場所を聞き出した…しかし隠れ家についた圭太は、背後から何者かに襲われてしまう。

目を覚ました圭太はイスに拘束されていて、そこに由貴子が現れる…由貴子は「私の3億円、盗まれたようね…誰かに…(お金を取り返したなら)わざわざ、こんなことしない…お金の隠し場所を他に知ってたのは誰」と言う。

すると圭太は上昇志向の由貴子に対してコンプレックスを感じていたことを話は始め「そもそもお前、いつから俺を騙してた…結婚した時からか…俺の知ってる由貴子は全部ウソだったのか…別の人間(新しい名前を手に入れていた)になって、まっさらな新しい人生をやり直すなんて、絶対にそんなことさせない…仙台由貴子として逮捕させて刑務所へ送る」と拘束されていた縄をほどき、由貴子に掴みかかった。

由貴子は持っていたスプレーを圭太にかけ、その場から逃げていく。

そんな中、翼は10年前に火事が起きた別荘の建設プロジェクトに、竜二が関わっていたことを突き止め、母親との記憶をたどるうちに、母親が一枚のメモを残していたことを思い出す。

そのメモには携帯電話と「ウツノミヤ」と書かれていた…さらに竜二が革靴をマメに拭くのが癖であることを知った翼は「10年前の別荘で同じ仕草を見た」ことを圭太と菜七子に伝える。

圭太は「10年前の真実を突き止るため・由貴子を捕まえるため」に、竜二と手を組むことを決意する。

すると竜二は「出世の度に人を蹴落としてきた社長のお気に入りだった人間が、ちょっとしたことで落ちていく…その惨めさをずっと目の前で見てきたから怖いの…いつか自分もあの惨めな側に回るんじゃないかって…不安でたまらない…この不安を消すにはもっと大きな力を得るしかない…けど(自殺した)矢吹の件で計算が狂った」と話した。

そして由貴子も知らない矢吹の秘密を打ち明ける…あの日、矢吹が飛び降りたあと、由貴子から電話を受けた竜二は現場に向かい、不正データが入ったUSBを拾い、もし社長が敵になった時の切り札になると持っていたのだ。

圭太は「手帳とUSBが揃って初めて社長を追い込める…その情報を使えば弁護士としての由貴子を裁くことができる」のだと言い「圭太は由貴子を…竜二は社長を落とすために手を組む」こととなる。

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しかし、由貴子から奪った3億が竜二の手元にあること…大金の隠し場所を教えたのが、菜七子であることを圭太はまだ知らなかった…。

最終回あらすじ

死んだと思われていた由貴子(仲間由紀恵)の生存が確認された。

由貴子が生きていることを知った圭太(向井理)は、瞳(山田杏奈)のためにも今度こそ元妻と決着をつけようと決意する。

と同時に、“10年前の火事の夜”の出来事について、どうしても由貴子本人に確かめたいことが。

奪われたパスポートを取り戻すために、必ずもう一度接触してくる―そう確信した圭太は、由貴子からの連絡を待つことにする。

一方、翼(松村北斗)は新聞記者の只見(長谷川朝晴)の手を借り、10年前に母親を死に追いやった長沼(佐野史郎)を糾弾しようとするが、決定打に欠け、あと一歩のところで攻めあぐねていた。

その状況を聞いた竜二(渡部篤郎)は、最後の切り札を手に、社長室のドアをたたき…。

しばらくして、圭太の元には予想通り、警察の手が迫り八方ふさがりになった由貴子から連絡が入る。

逮捕のチャンスだと考えた圭太は、由貴子の逃亡に必要なパスポートを持って、指定された場所へ向かうが…。

家族、お金、権力のために、それぞれが守り抜いてきた“秘密”が暴かれたとき、最後に待っている衝撃の展開とは―!?

引用元:カンテレ公式サイト/10の秘密

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