台湾のギャンブル事情とは?知っておくべきこと、注意すべきことについて解説
台湾は、日本から3~4時間ほどのフライトで、週末の短期間でも訪問することが可能な国。そのため、私たち日本人にとっては、馴染みのある人気の観光地の1つですよね。
一方で、せっかく台湾へ行く時には、ギャンブルのような思い切り羽を伸ばして遊べるような場所や時間が欲しいでしょう。そこで、本記事では台湾のギャンブル事情を紹介。また、台湾からでもアクセス可能な、国際的なライセンスを所有した台湾カジノについても解説します。
台湾のギャンブル事情とは?
市場調査レポートを提供するグローバルインフォメーション社によると、カジノを始めとした世界のギャンブル市場規模は、今後5年のうちに2,604億4,000万米ドルに拡大すると予測されています。その一方で、台湾ではギャンブル行為は「賭博法」に該当。この法律は、一般的に賭博やギャンブルに関連する行為を規制する法律です。したがって、日本人に馴染みのあるパチンコや競馬、あるいはランドカジノはこの「賭博法」に則り、台湾では存在しません。
では、台湾はなぜ賭博法を設け、ギャンブルを違法行為と定めているのでしょうか。その理由として、台湾独自の議会体制が挙げられます。この国は日本と同様島国ですが、何れかの法案が可決されるためには、過半数以上の島民の賛成が必要です。
たとえば、かつて2009年や2012年には、台湾でもカジノ法案が議会に提出されました。しかし、島民による反対が圧倒し、不成立となっています。したがって、日本や韓国など近隣諸国とは異なり、台湾独自の議会体制がギャンブル事情において大きな障壁となっているのです。
台湾でプレイ可能なギャンブルとは?
それでは、台湾では一切ギャンブルで遊ぶことはできないのでしょうか。以下では、規制のある台湾においても安心して遊べるギャンブルについて紹介します。
宝くじゲーム
台湾法によって賭博は違法とされる一方で、唯一認可されているギャンブルが存在。それが、宝くじゲームです。
ただし、日本のように街中に宝くじ売り場が点在しているわけではありません。買い物時に手に入るレシートに、8桁の番号が記載されており、これが宝くじの抽選番号となります。そして、1、3、5月のように奇数月になると当選の発表があり、賞金を狙うことが可能です。なお、当選はスマホアプリで確認するのが、一番手軽となるでしょう。
また、外国人観光客でも参加でき、コンビニなどで賞金を受け取ることができます。
オンラインギャンブル
法律による制限で、ランドカジノが存在しない台湾。それでは、マカオやシンガポールなど、他の国へ行かない限りは台湾でカジノをプレイすることができないのでしょうか。
この課題を解決する方法として、オンラインギャンブルが存在。インターネット上であらゆるカジノをプレイできるこのオンラインギャンブルは、近年ユーザー数を急激に増やしています。
そして、トッププロバイダーと提携し、多彩の人気ゲームを掲載するオンラインギャンブルのほとんどが、第三者機関によるライセンスを所有。つまり、海外の会社が健全な運営を行っていることが証明されています。
この時、これらオンラインギャンブルで遊ぶことは、海外で公的に認可された、海外のプラットフォームで遊ぶことを意味するでしょう。また、近年のプラットフォームはブロックチェーンをベースに運営されているため、個人情報や取引履歴の強化も実装されています。したがって、台湾からでも安心してアクセスすることが可能です。