ドラマ「3年A組~今から皆さんは、人質です」最終回の結末ネタバレを公開しています。
見逃してしまった人や、あまり興味はないが内容や結末が気になる人もいるだろう。
ここではキャストに始まり、ストーリーのあらすじと最終回における結末のネタバレを公開するので参考になればと思う。
ちなみにドラマ「3年A組~今から皆さんは、人質です」は日本テレビ系列で放送されるので、ドラマのストーリー1話~最新話まで 「hulu」で配信されている。
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3年A組
今から皆さんは、人質です
まずはじめにドラマのキャストを紹介しよう。
役/キャスト
柊 一颯/菅田将暉
魁皇高校に2年前に赴任してきたばかりの美術教師で、半年前から3年A組の担任を受け持つ。
基本的に地味で目立たない性格だが、生徒たちの卒業式10日前に突然の暴挙に出る…その目的や真相とは…。
茅野 さくら/永野芽郁
高校生活「満足度0%」だが、常に本心を隠し空気を読んで行動する3年A組をまとめる学級委員。
影山 澪奈/上白石萌歌
孤高な雰囲気漂うみんなが憧れる3年A組の生徒…だった。
が、数ヶ月前、突然謎の自殺を遂げる。
甲斐 隼人/片寄涼太
3年A組の生徒で、オーラ漂う学校1の悪大将。
宇佐美 果穂/川栄李奈
ダンス部に所属しているコミュ力高めの活発女子で、3年A組の生徒。
諏訪 唯月/今田美桜
3年A組の生徒で、青春を謳歌するスーパー読者モデルをしているクラスメイトの憧れの的。
水越 涼音/福原遥
3年A組の生徒で、思ったことは口に出す「恋愛体質系女子」…彼女を敵に回すと一番の厄介者かもしれない。
中尾 蓮/三船海斗
3年A組の生徒で正義感が強いバイクとバイトに明け暮れるナイスガイで、水越涼音と交際中?!
逢沢 博己/萩原利久
3年A組の生徒で、美術部と映画研究会に所属し、景山澪奈のドキュメンタリー自主制作映画のため、澪奈のことを独自で撮影をしていた。
熊沢 花恋/堀田真由
3年A組の生徒で、伝統の水泳部の輝くキャプテンも務める。
真壁 翔/神尾楓珠
3年A組の生徒で、もともと水泳部の選手だったが暴行事件に巻き込まれてしまい選手生命を奪われる怪我を負ってしまい、それ以来は水泳部を支えるマネージャーとなる。
里見 海斗/鈴木仁
3年A組の生徒で、行動・観察力抜群のサッカー部エースも務める女子人気No.1のモテ男子。
瀬尾 雄大/望月歩
3年A組の生徒で、身体能力抜群の陸上部のスプリンター…猪突猛進の行動派でもある。
堀部 瑠奈/森七菜
3年A組の生徒で、アニメ大好き小動物系クイーン…だが彼女も心の中に抱える秘密を持っている。
西崎 颯真/今井悠貴
3年A組の生徒で、電脳部に所属していてコンピューター・IT界未来のエースと位置づけられている。
結城 美咲/箭内夢菜
3年A組の生徒で、アイドルを夢見るチャーミングだがミステリアスな女子という一面を併せ持つ。
他・生徒役15名
武智 大和/田辺誠一
魁皇高校の数学教師で3年C組の担任。
熱血指導で生徒たちからの人望が厚いカリスマ教師。
森崎 瑞希/堀田茜
魁皇高校の地理教師で3年B組の担任。
生徒だけでなく教師からの人気も高い校内のアイドル的存在。
市村 浩一/ベンガル
魁皇高校の校長。
佐久間 現/バッファロー吾郎A
魁皇高校の教師で学年主任でもある。
坪井 勝/神尾佑
魁皇高校の体育教師で水泳部顧問。
郡司 真人/椎名桔平
瀬ヶ山署生活安全課の刑事。
群れるのが嫌いで常に部下と二人だけで勝手な行動を取り、やりすぎなほどの捜査で犯人を追い込んでいく。
宮城 遼一/細田善彦
瀬ヶ山署生活安全課の刑事。
まだ若手の刑事で、常に上司の郡司に振り回されている。
五十嵐 徹/大友康平
捜査一課の刑事で理事官も務めている。
相良 文香/土村芳
元咲宮高校の教師で、心を閉ざした謎の女性。
相良 孝彦/矢島健一
文香の父親で、突然魁皇高校を訪れる。
人物相関図
以上がキャストとなる。
ストーリー
ドラマのキャストを紹介したので、次に物語のあらすじを見ていこう。
卒業まで残り10日。
生徒たちの高校生活は平穏に幕を閉じる……はずだった。
だが、教師は、その日、担任生徒を29人を集めて、突然こう告げた。
今から皆さんは……僕の人質
鳴り響く爆発音。騒然とする生徒たち。
『教師=生徒』の関係は一言で『犯人=人質』へ変貌を遂げる。
この瞬間から教師と29人の人質生徒による、『最後の授業』が始まった―――。
最後の授業……、それは数ヶ月前に自ら命を落とした『ある一人の生徒の死の真相』について。
遺書もなく、何かを告げることもなく、突然この世を去ったかつての学園のスター生徒。
29人の生徒は一人の教師に人質に取られ、自ら蓋をし、目を背けていたその『真実』と向き合うことに。
なぜ、生徒は突然命を落としてしまったのか。
なぜ、教師は「人質」というセンセーショナルな方法を取って最後の授業を行うのか……。
謎と事件が連鎖的に絡み合う、一人の教師の『最後の授業』!
たった10日間という日々を描き、死ぬ気で生きる人々を紡ぐ超限定的連続ドラマ!
誰も想像していない衝撃的学園ミステリーがここに開幕!
―――この真相を知るまで、誰も卒業なんかできない。
引用元:日本テレビ公式サイト/3年A組~今から皆さんは、人質です
結末ネタバレ
ここからはドラマ「3年A組~今から皆さんは、人質です」最終回の結末ネタバレを公開しています。
このドラマは原作のない完全オリジナルストーリーで物語は進むため、現時点で結末は予想となる。
まず菅田将暉が演じる、柊一颯という教師が卒業間近の生徒29人を人質にとって立てこもるわけだが、クラス全員のキャストは30人が発表されている。
公式ホームページのあらすじでも書いてあるとおり「数ヵ月前に3年A組のある生徒が自殺した」らしい…そしてその生徒とは誰もが認めるスター生徒だということがわかっている。
果たしてその生徒とは、影山澪奈(上白石萌歌)だということが判明している。
澪奈は孤高な雰囲気漂うみんなが憧れる3年A組の生徒…だった。
しかし、その教室内に影山澪奈の姿は見当たらない…どうやら一颯の目的は澪奈の自殺の理由を知りたいらしく、その秘密を握っているのが3年A組の生徒だと考えているようだ。
おそらく一颯と澪奈はもしかすると家族なのではないか?
もしくは一颯と澪奈は禁断の恋に落ちた恋人通しなのではないか?
そしてこの一颯の狂気を学級委員の茅野さくら(永野芽郁)を中心になり、3年A組全員が力を合わせて解決していく。
この間、生徒たちが抱えた様々な秘密を解決していくうちに、学校側全体が自殺の原因(黒幕)であるということがわかる。
最後には人質をとった一颯は捕まってしまうが、学校全体が悪いということもわかり学校はマスコミに糾弾され、ついには閉鎖にまで追い込まれることになる。
一颯にとってこの一人の生徒の自殺の目的を暴き、黒幕を葬ることが目的だったので、復讐は達成されるのだった。
なのでドラマの結末としては「完全犯罪ではなく、キレイな形で自爆行為をしながらも復讐を達成させる」となるのではないだろうか。
とはいえ民放でプライム時間帯のドラマなので、もしかしたらもっとキレイな結末を迎えるという事も考えられる。
ネタバレ追記
1話あらすじ
魁皇高校の卒業式まで、残り10日。あとは卒業を待つのみとなった生徒たち。
冬から春へ季節を変え始めたこの時、高校生活という一つの舞台は平穏に幕を閉じていく。
……はずだった。
3年A組の扉が開く。担任の美術教師:柊一颯(菅田将暉)は、教卓の前に立ち、いつもと変わらぬ表情で、29人の生徒に衝撃的な一言を言い放つ。
「今から皆さんには、人質になってもらいます」
ポカンとする生徒たち。
そしてそれはやがて嘲笑へと変わる。
一部の人間が呆れて帰ろうとする。
が、教室の扉には一颯によって特殊な鍵が取り付けられ、自由に開けられなくなっていた。
そしてその時、廊下の外から突然爆発音が!
一颯が仕掛けた爆弾が爆発したのだ。
衝撃の一同。
この爆発によって3年A組は孤立し、完全に閉じ込められてしまう。
一颯は「これから、俺の最後の授業を始める」と生徒たちに告げ、数ヵ月前に3年A組のある生徒が自殺したその理由を答えるようにと求める。
その答えを夜8時までにみんなで導き出し、不正解の場合は誰か一人に死んでもらうと宣告する。
そして彼は、クラスの代表として回答役に学級委員の茅野さくら(永野芽郁)を指名する…。
―――なぜ、一人の生徒は自ら命を失う事を選んだのか。
なぜ、一人の教師は『人質事件』という方法をもって『最後の授業』を行うと決断したのか。
生徒たちの想いは、そして抱えるその『秘密』とは。
謎が連鎖し絡み合う、衝撃の学園ミステリー。ここに開幕。
引用元:日本テレビ公式サイト/3年A組~今から皆さんは、人質です
1話ネタバレ
半年前から3年A組の臨時担任となった柊一颯は、生徒たちには一般的にナメられてしまうようなザコキャラを演じていた。
なので「今から皆さんには、人質になってもらいます」と唐突に言われ、一部の男子不良生徒たちは一颯に反抗するが、実は昔アクション俳優を目指していて武術にも長けていた一颯にコテンパンにされてしまう。
そんな中、一颯は数ヵ月前に3年A組のある生徒が自殺したその理由を答えるようにと求める。
3年A組の中で、数ヵ月前に自殺したある生徒とは影山澪奈のことだ。
澪奈は水泳部のエース…しかも全国大会にも出場し優勝までする実力者で、誰もが憧れる孤高の生徒。
そんな人生を悠々と送ってきた澪奈がなぜ自殺してしまったのか…澪奈から相談を受けていた一颯はその理由を知っていたようだ。
一方で、立てこもり犯となった一颯は、自ら警察に通報しネットにもわざと拡散して騒ぎを大きくする。
警察側では、所轄の刑事・郡司真人と宮城遼一…そして本庁捜査一課理事官・五十嵐徹が捜査担当となり、立てこもっている教室には突入部隊(SIT)まで組まれ、今にも校内に入ってきそうな勢いだ。
そうこうしているうちに、澪奈が自殺した理由を3年A組の生徒たちが答える約束の20時がやってくる。
回答役に指名された茅野さくらは澪奈とは心を許した友達の一人だったが、澪奈が例の水泳大会でドーピング疑惑をかけられたのが発端で、クラス内でもハブられ始めた頃さくらは澪奈から手紙をもらう・・・
私とさくらは違う。
ずっと合わないと思ってた。
だからもう二度と話しかけないで。
さくらとは友達になれない。
澪奈
と一見拒絶した内容にも見えるが、手紙の中の「…なれない」の文字が澪奈の涙で滲んでいた…それは「私たちはずっと友達だよ」という意味にもとらえられえたのだと、さくらは言う。
しかし、その手紙を受け取った翌日からさくらも澪奈のことを無視してしまった…そんなさくらは「澪奈が自殺したのは私のせい。私が澪奈の気持ちを踏みにじったから、澪奈は命を絶った…ごめん、ごめんね、澪奈」と涙ながらに語った。
一颯は「残念ながら、今の答えは不正解だ…景山本人から聞いたから間違いない。卒業までの10日間で考えるんだ…なぜクラスメイトが死ななければならなかったのか」と言う。
そして約束通り「不正解だった場合、誰か一人死んでもらう」というペナルティを課すと告げる…そんな中、警察の突入部隊が校内に潜入しようとし一颯が仕掛けていた、侵入者発見装置に引っかかってしまうのだった。
一颯は警察の勝手な動きにイラついた様子で「それならこっちも…」と言って、生徒の一人・中尾蓮の胸にナイフを突き刺す…胸からは血がドクドクと溢れてきているように見える。
ついに一人目の犠牲者が出た…これを受け警察の突入部隊にも撤退の指示が飛んだ。
そして一颯は「今日の俺の授業は終わりだ…お疲れ様」と言って、ナイフが胸に刺さったままの蓮を引きずって教室を出ていく。
一颯は一人になると「大手SNS・マインドボイス(登録者数5000万人)のユーザーの皆さんに、一人あたり100円を送金して入金させてください」と投げかける。
これでこの事件はさららなる波紋を呼ぶこととなった(5000万人✕100円=50億円…が3年A組の生徒たちの身代金だという)。
さらに一颯は「闘いの始まりだ」と大きなため息をつきながらつぶやく…一颯の目的はただの「悪意」に満ちた犯行には見えないが…。
・・・2話へ続く
2話あらすじ
一颯(菅田将暉)が魁皇高校3年A組の生徒たちを人質にとって立てこもってから一夜が明けた。
瀬ヶ山署の郡司(椎名桔平)は、一颯の身辺を調べ始める。
一颯が以前勤めていた学校を訪ねた郡司は、彼の意外な「正体」を聞かされることになる。
3年A組の生徒たちは、ある生徒の自殺の理由について一颯に“正解”を答えられないまま、一颯の命令に従うしかなかった。
この日も一颯は生徒たちに、最後の授業として第二の問題を投げかける。
澪奈(上白石萌歌)の自ら命を落とす直前、そのきっかけとなったともいえる、「ある動画」がSNS上に投稿されていた。
しかし、その動画は一部分を故意に加工されたフェイク映像だという。
そして、この3年A組の生徒の中に「投稿者」が存在するということを断言する一颯。
またも「夜8時までに名乗り出なければ、この中の誰かが死ぬ」と言い渡す。
緊迫した空気。
クラスの中に確実に存在する犯人。
謎は疑惑を呼び、生徒たちはそれぞれの思いを抱え、動き始める―――。
2日目の3年A組に暴かれる「真実」とは……。
引用元:日本テレビ公式サイト/3年A組~今から皆さんは、人質です
2話ネタバレ
一颯の狙い通りネットはこの事件のことでお祭り状態。
そんな一颯は、3年A組の生徒たちに澪奈が自殺した理由は水泳の全国大会でドーピング疑惑がかけられたことだったことを告げる。
そして澪奈が自ら命を落とす直前、そのきっかけとなったともいえるドーピング疑惑について「一つの動画」がSNS上に投稿されていたのだが、その動画は一部分を故意に加工されたフェイク映像だという。
そして、この3年A組の生徒の中に「投稿者」が存在するということを断言する一颯は、その犯人に20時までに名乗り出ることを言い渡した。
一方で郡司は一颯が以前勤めていた咲宮高校を訪ねていた…そこで 一颯が咲宮高校の同僚の教員と交際していたらしく、その女性に暴力をふるっていたという情報を耳にする。
その女性との名前は相楽文香…文香はそれ以来、心を閉ざしてしまい家に引きこもってしまったらしい。
その後、相楽家を訪ねた郡司…出てきたのは文香の父・相楽孝彦だった。
郡司が「文香さんが心を閉ざしてしまった理由を伺えればを思って来たんです。やはり柊一颯のことが会ったからでしょうか?」と尋ねると、孝彦は「あの男は(一颯)恐ろしい人間ですよ」とうつむき加減で話す。
澪奈にドーピング疑惑をかけた犯人がわからないまま20時が近づくと、3年A組内では焦ったクラスメイト同士で疑い始めるのだった。
するとそこに一颯がやって来て「さぁそろそろ約束の時間だ…犯人は名乗り出る気になったか?」と言うが、そんなことを簡単に名乗り出る者などいない。
しかし一颯が「さぁ死んでもらおうか…誰にしようかな」と切羽詰まった状態になり、ついに宇佐美香帆が「私だよ…私が投稿した犯人だよ」と名乗りを上げた。
香帆は「澪奈の友達は私だけだった…なのに…」とさくらに突っかかり、澪奈をさくらに取られた感覚に陥ってしまってたらしい。
その後、香帆は様々な姑息な手を使って、澪奈を徐々に追いつめていったらしい…それを事細かに悪口を添えてSNSに投稿していたのだ。
しかし問題となっている投稿された動画は香帆が撮ったものではないという…香帆のカバンの中にDVDが勝手に入れられていて、それを利用して香帆が投稿したようだ。
一颯はそんな香帆に「拒絶して、誰の声にも耳を貸さず生きてきたんだな…そのせいであんな馬鹿な真似をしても何も感じない人間になったんだ。俺はお前の教師だから…お前を正しい道に導く義務があると考えている」と説教を始める。
香帆は涙を流しながらそれを聞いていると、最後に一颯は「(そのイジメを香帆の仕業だと知っていた澪奈は)私は香帆と本当の意味での友達になりたかった、と切実に語っていた」と伝える。
そんな香帆が泣きじゃくる中、一颯「今日の授業はこれで終わりだ…明日は例のフェイク動画を作ったのは誰で、どういう意図で作ったのかわかるまで俺の授業は終わらない」と言って教室を後にした。
一方で美術準備室で待機している一颯のもとに警察から電話がある…一颯の提案で食料を届けることになり、捜査一課の五十嵐が「俺が行こう」と提言する。
すると一颯本人かはわからないが(わざわざトイレの中からひっそりと)「これから刑事と教師が直接対決するよ 投稿者:とある魁皇生」という投稿をして「内通者がいるのか?!」とマインドボイス内ではさらなるヒートアップを見せはじめていた。
そしてついに一颯と五十嵐が対峙する。
・・・3話へ続く
3話あらすじ
警視庁理事官である五十嵐(大友康平)は、ついに一颯(菅田将暉)と対面。が、五十嵐が盗聴器を付けていることを察した一颯は、拳銃を突き付けて――。
一颯の本日の授業は澪奈(上白石萌歌)を陥れたフェイク動画を「撮影した」3年A組の生徒は誰なのかというもの。
しかしいつもとは違い、その犯人の特定を生徒たちではなく郡司(椎名桔平)に命じる。
そして、指定した時刻までに動画撮影者を見つけられなければ教室内の5人の生徒の命を奪うと宣言。
世の人々は一斉に警察の動きに興味を向ける。
郡司が捜査を進めると動画には、水泳部のジャージを着た人物が映っていたことが判明する。
同時に生徒たちの間では、水泳部員の花恋(堀田真由)に疑いがかかる。
彼女は、動画に映っているのは水泳部マネージャーの真壁(神尾楓珠)かもしれないと反論する。
澪奈、花恋、真壁はかつて、水泳部の仲間として親しくしていた。
そんな中、郡司のもとに3年A組の生徒を名乗る人間から連絡が入る。
その生徒の協力を得た郡司は、フェイク動画を撮影したと思われる生徒を特定するが…。
新たな謎が刻まれる衝撃の第3話―――。
必見。
引用元:日本テレビ公式サイト/3年A組~今から皆さんは、人質です
3話ネタバレ
一颯が捜査一課の五十嵐とついに対峙し緊張した空気の中、一颯が銃口を向けたのは、水鉄砲だった。
五十嵐に一颯は水鉄砲を発射する…どういうことかというと、実は五十嵐は一颯がこの騒動を起こすことを知っていたらしい…五十嵐は「お前とグルだってことがバレたら、俺、クビになっちゃうからな」と軽くちゃかす。
どうやら一颯がこの騒動起こしたことと、相楽家・五十嵐は大きく関係しているようなのだが…それでも五十嵐は「この事件の結末にハッピーエンドは無いぞ」と一颯に告げ、その場を去るのだった。
翌朝、教室に現れた一颯は、澪奈を陥れたフェイク動画の撮影者は3年A組の生徒は誰なのかを、今回は警察の郡司に解答権を与え20時までに答えるよう指示を出した。
それでもクラスメイトの間でも犯人探しは始まっていた…その中でも水泳部の熊沢花恋・真壁翔が疑われることに。
一方で前回のこともあり香帆は孤立気味だったが、さくらが声をかけ一緒に動画撮影者を探ることになる…そこで思いついたのが澪奈がドーピング不疑惑の全国大会があった日、会場内に3年A組の誰がいたのかということだった。
会場にいたのは、さくら・逢沢博己(澪奈の映画製作のため撮影で)・水泳部の三人(澪奈・花恋・真壁)…そして里見海斗だった。
ちなみに里見には特段会場にいる意味がないという事実…里見はこれに対して「サッカー部の試合がなくなったからたまたま見に行った」と苦し紛れの言い訳をする。
郡司も校内にいる内通者からの協力を得ながら捜査を進めるうちにたどり着いたのが、花恋か里見のどちらかが加工前の動画を撮った犯人だという。
そして最後にたどり着いた答えが「花恋」だった…それも内通者による言葉を信じてのこと。
がしかし、この内通者というのが実は一颯の協力者であり共犯者だったのだ…つまり郡司は結局一颯の手の上で踊らされていたことになる。
結果、動画を撮影したのは花恋ではなく里見だったことが判明する…これは里見が澪奈に告白したがフラれてしまい、里見は精神的に傷つけられたことによる報復だったという。
里見がフラれたことで心が弱っているところにつけこんで・・・
景山が憎いんだろ?
奴の動画を撮って来い。
盗撮でも何でもいい。
後はこっちで上手くやっってやる。
と言って、里見に近づいてきた。
そして例の動画を里見は撮ったのだった…しかし動画を加工し、香帆のカバンの中にDVDを入れたのも里見ではないという。
一颯はそんな里見に「そんなことをして、お前の明日を生きる活力になったのか?!」と一喝するが、里見はその言葉に反抗した態度を見せる。
すると一颯は郡司の過去を例に「明日生きる活力」に対して語りだす…郡司は昔「体罰をもいとわない熱血教師だったが、ある日一人の生徒が集団暴行で命を落としてしまった。郡司は生徒の命を救えなっかったことを悔やんだが、その思いを犯罪そのものに向け教師から刑事になった。自分の抱いた負の感情を跳ね返して明日を生きる活力に変えたんだ…お前(里見)はどうだ」と里見に対して説教をする。
それでも一颯は、警察側の解答が不正解だったことに対してペナルティとして5名の命を奪うという…瀬尾雄大・堀部瑠奈・西崎颯真・結城美咲…そして自らこのペナルティへの立候補をした里見の5名だ。
この5名を連れ一颯は美術準備室へ向かうと、爆発が起き選ばれた生徒たちは瓦礫の下敷きになってしまう。
内通者(一颯の協力者)はSNS上で「生徒5名、死んだ」と投稿し世間を騒がせる。
がしかし、5人は実は生きていて気を失っていただけ…里見が目を覚ますと、そこには最初の犠牲者のはずの中尾が立っていた。
内通者(一颯の協力者)とは中尾だったのだろうか。
そこに虚ろな表情をした一颯が姿を現す…。
・・・4話へ続く
4話あらすじ
澪奈(上白石萌歌)の死の鍵を握る疑惑のフェイク動画撮影者は、里見(鈴木仁)だった。
しかし、その動画の撮影を指示した人間は別にいる……。
一颯(菅田将暉)は、その正体が誰なのかと生徒たちに尋ねる。
勿論、誰も名乗り出るはずもない……と思った矢先、挙がる一人の手。
その手の主は甲斐(片寄涼太)だった――。
甲斐が罪を認める中、一颯は甲斐の後ろに更なる黒幕がいるはずだと追求する。
だがそれを認めない甲斐。
すると一颯は甲斐が真実を明らかにしなければ次は10人の生徒が犠牲になると告げる。
戦慄する3年A組。
甲斐から情報を引きだそうとする生徒たち。
だが、口をつぐむ甲斐にさくら(永野芽郁)は自らを奮い立たせ、甲斐に言葉を投げかける。
しかしそれでも何かを語ることはなく、一人教室を出て行く甲斐。
だが、そのさくらの勇気に心を動かす生徒が現れる。
次第に、動き出す教室内の空気。
そして、夜8時が近付く。
いら立った男子生徒が甲斐に迫り、3年A組は一触即発状態に。
甲斐は一颯に「お前が勝ったら洗いざらい吐いてやる。ただし、俺が勝ったらみんなを解放しろ」と、闘いを挑む。
一颯が3年A組に放つ、魂の授業とは――。
引用元:日本テレビ公式サイト/3年A組~今から皆さんは、人質です
4話ネタバレ
一颯は(1話で犠牲になったように見せかけた)中尾や(3話で犠牲になったように見せかけた)5人の生徒たちを生かしていたのだった。
一颯の真意とは一体?!
翌朝、内通者(一颯の協力者)がクラスの中いることを知った3年A組では、ギスギスした雰囲気が漂っていた。
そんな中、今日も一颯の「俺の授業」が始まる…今日は里見が撮った動画を加工したのは誰かというもの。
これにはあっさり、クラス一の悪大将・甲斐隼人だと判明する…そう、心が弱った里美に話を持ちかけたのは甲斐だったのだ。
が一颯はその裏には黒幕がいるはずだと言う…甲斐はなかなか認めないが、一颯はそんな甲斐に「20時までに真実を明らかにしなければ、次は10人の生徒が犠牲になる」と告げる。
一方で郡司は「立てこもり事件」の捜査から外され、夜の街の治安について取り締まりをして、無許可でガールズバーをやっていたとされる、岸マサオミという男の取り調べを行っていた。
そこで郡司は「ベルムズ」という名前を出し「このあたりで商売するにはベルムズの息がかかってるはず…」なんだと言う。
ベルムズとは半グレ集団(暴力団とは異なる十代・二十代を中心とした不良グループのこと)で「K」と呼ばれる謎の男が、その若者の不良グループを束ねているらしいのだが…そしてどうやら「ベルムズ・相楽文香・景山澪奈・甲斐隼人」の4人が関係しており、その一連の事件を一颯が追っているようだ。
実は甲斐はダンスで世界一になるのが夢だった…が母親が交通事故に遭い身体が不自由になってしまう。
そしてそのしわ寄せが甲斐にいってしまい、大好きだったダンスを辞め新聞配達などのアルバイトをしながら家計まで支えながら、兄弟の世話までこなす優しい青年だったんだという。
甲斐はベルムズから澪奈が拉致されそうになっていたのを助け、それが警察沙汰の事件(傷害事件)になったことがあった…澪奈はそれ以来、甲斐のことを恩人だと思っていたらしい。
約束の20時が近づくが、甲斐は画像を加工した黒幕を話そうとしない…だが甲斐は一颯に「お前が勝ったら洗いざらい吐いてやる。ただし、俺が勝ったらみんなを解放しろ」と、闘いを挑む。
勝負の途中で一颯は甲斐の心の隅に隠れた闇に触れる…それは「(甲斐が)彼女(澪奈)に嫉妬してたいた…夢に生きる彼女が羨ましかった」ということ。
そんな時、甲斐は「景山澪奈が二度と泳げなくなるようなネタが欲しい」と頼まれたらしい…一颯はそんな甲斐に「目の前でさらわれるのは気が引けるが、他人がアップした動画ならかまわないと思ったか?…彼女(澪奈)が傷ついたことに変わりはない」と豪語する。
激闘の末、一颯が勝ちついに黒幕の名前が告げられる…それは「ベルムズ・リーダーのK」だという。
さらにKの正体とは「ガールズバーをやっている、岸マサオミ」…そしてそのガールズバーの奥の事務所が「ベルムズ」のアジトにつながっていることも判明する。
そこで一颯は、岸がやっているというガールズバーに捜査に来ていた郡司(岸も同行中)に電話をつなぎ、甲斐の証言のもとベルムズの壊滅を依頼し、郡司はベルムズのアジトや岸の正体をつきとめ逮捕に至る。
しかし「岸が逮捕された」という事実に対して、3年A組の生徒・諏訪唯月だけは何故か顔を歪めるのだった。
そうしていると一颯は3年A組の生徒たちに「全てを打ち明けよう…」と立てこもり事件を起こした目的や真相を明かそうとするが、その瞬間、一颯は身体が何かに蝕まれているようにその場で気を失って倒れてしまう。
・・・5話へ続く
5話あらすじ
一颯(菅田将暉)が倒れた―――。
それから約2時間後、時刻は3月4日午後10時30分から物語は始まる。
一颯を心配するさくら(永野芽郁)らの一方、その隙を見て生徒たちは手分けして脱出方法を探り、閉ざされていた美術準備室の扉を破ることに成功。
そして彼らは没収された携帯電話やカバンを回収し、外部との連絡手段を獲得する。
様々な人間からの生存報告、そして一颯が倒れたという情報が瞬時に拡散していく。
その報を聞いた警察は動きだし、SITの突入を決意する。……突入まで時間はない。
そんな中、美術準備室の床から下の階の教室につながる扉が開き、殺されたはずの中尾(三船海斗)、里見(鈴木仁)、西崎(今井悠貴)、瀬尾(望月歩)、瑠奈(森七菜)、美咲(箭内夢菜)が見つかる。
まさかの事態に喜ぶ生徒たち。
しかし、なぜか神妙な面持ちの里見たち。
彼らは、脱出を試みようとする生徒らに「自分たちは学校から出るつもりはない」と告げ、さらには「先生と一緒にこのまま学校に立てこもってほしい」と他の生徒に訴える……。
その真意とは。
たった55分間の激動の物語。
争いと葛藤。
彼らそれぞれが取る、選択とは……。
―――この1時間が、「3年A組」の大きな岐路となる。
引用元:日本テレビ公式サイト/3年A組~今から皆さんは、人質です
5話ネタバレ
一颯の協力者(内通者)は逢沢博己だった…逢沢は一颯に何かあれば「その時は頼む」と任されていたが、甲斐など力の強い生徒にあっという間に抑え込まれてしまい、爆弾の位置や扉の解除などをやらされるハメになる。
一方で一颯は澪奈が殺されたと睨んでいたらしく「その真実を白日のもとに晒す」というのが、本当の目的だったらしい。
実は一颯には時間がなかった…「不治の病」に侵され、すでに身体は危ない状態だったという。
そのことを殺したように見せかけた中尾や「里見・瀬尾・西崎・瑠奈・美咲」ら5人にも話し、「真実を明らかすることで、お前たちが何が大切で何を守らなければならないのかを学んでもらおうと思った」と説得し、生徒たちに向き合っていた一颯の姿を思い出し学校に残ることを決めたんだという。
さらに一颯は「この事件の鍵を握っている生徒は諏訪唯月」なんだと言っていたらしい。
実は唯月はベルムズリーダー・岸と付き合っていて、澪奈についても何か秘密を握っているようなのだが…そんな時ついにSITが突入してくる。
一颯が不在の中、SITに威嚇の爆破をするため甲斐がスイッチを押そうとすると、そこにフラフラの状態の一颯が姿を現し「汚れ役は全て俺がやる」と言って、甲斐から爆弾のスイッチを返してもらう。
そして一颯はSITのことよりも先に、まず唯月が「何の情報を持っているのか確かめてから…」にするという…だが唯月は「私は何も知らない…私の何が悪いの?!」と激昂し完全否定する。
それに対し一颯は唯月のこれまでの人生について完全に肯定し、唯月は一颯が言った「お前は一つも間違っていない」という言葉が、心の奥底にまで届いてしまったようで涙が止まらない。
そしてついに唯月が以前、岸からプレゼントされたというペンダントを出すペンダントの中にはなにやら怪しいSDカードが入っていた…それはなんとフェイク動画顧客リスト。
つまりその中に澪奈を陥れた犯人の名前があるということを示していた…するとその顧客リストの中に、魁皇高校教師のhunterというハンドルネームを見つける…驚愕する生徒たちだったが、一颯は「その顧客リストだけでは完全な証拠にはならないし、さらに黒幕がいるかもしれない」と言う。
そして「だからこそここで退くわけにはいかないんだ…もう二度と同じような犠牲者を出さないためにも…俺に協力してほしい」と頼むのだった。
その後、一颯はSITに対し爆弾で威嚇し追い返すことに成功…さらに一颯はマインドボイスにフェイク動画顧客リストのデータを公開し、世間では魁皇高校の教師に風当たりが強くなっていく。
・・・6話へ続く
6話あらすじ
澪奈(上白石萌歌)を死に追いやった動画の作成を半グレ集団・ベルムズに依頼した悪の根源は、なんと魁皇高校の教師であるという疑惑が沸き立つ。
様々な憶測が飛び交う中、一颯(菅田将暉)は自身を撮影した動画をSNSに投稿し、さらに3年A組全生徒の生存が確認出来る写真をアップロードする。
生徒殺害の疑惑は消え去り、ますます一颯の狙いが分からなくなる世の人々。
と、世間では一颯が実は澪奈の死の真相を暴こうとしているヒーローではないかという意見が生まれ始める……。
一方、死の恐怖から解放されたと思っていた生徒たち。
だが一颯は教師陣に向かってフェイク動画の作成を依頼した人物に名乗り出るよう要求した後、夜8時までに名乗りでなければ教室を爆破すると宣言。
驚くA組生徒たち。
話が違うと責め立てる生徒に向かって一颯はいつもと変わらぬ表情で、その覚悟が揺らがないことを話し、再び携帯電話などの通信手段を回収し始める。
事件初日と同じ光景に戸惑いの空気が流れる教室。
と、さくら(永野芽郁)だけがあることに気付き―――。
第2章開幕。
これまでとは違う様相を見せる3年A組の物語。
その向かう先を示す第6話。
必見。
引用元:日本テレビ公式サイト/3年A組~今から皆さんは、人質です
6話ネタバレ
一颯は「真実を明かし、私が犯人だと名乗りを上げれば生徒たちの命が救えます」と教師たちに告げる。
そして一颯は過去に特撮物のアクション俳優をやっていたことを郡司はつきとめ、その撮影事務所を訪ねる。
撮影所の看板俳優から郡司が一颯の話を聞くと、そこで一颯の身体は「ガン」に侵されていることを知る…さらにその撮影所の社長が相楽文香の父・相楽孝彦であることもわかるのだった。
そんな中、教師たちの中で「自分が犯人だ」と名乗りをあげる約束の20時が近づいてくる。
魁皇高校の教師陣は、誰も手をあげようとしない…そして約束の20時が過ぎると一颯は教室を爆破する。
大きな爆発音が響き渡る…が一颯が爆破したのは、生徒たちがいる隣の教室3年B組の教室だ。
これは一颯が「自らの保身のため、生徒たちの命を守らなかった」という事実を、SNSを通して世間へ目を向けるためだった。
郡司は一颯と孝彦がなんらかの関係を疑うが、孝彦は「警察に話すことは何もあるません」とまったく取り合う様子は見られない…。
そこで調べると、孝彦はいくつもの造形物や爆発物を大量に購入していることが判明…郡司は一颯と孝彦がつながっていることに勘づくのだった。
その頃、孝彦は「澪奈の死の当日の防犯カメラ映像とみられる動画」をSNS上に流出させる、
そして一颯は教師陣や警察が集まる中で校内放送を使い、全員に聞こえるようにフェイク動画をベルムズに依頼した「huner」は武智大和だと告発した。
・・・7話へ続く
7話あらすじ
一颯(菅田将暉)に名指しされた犯人教師の名は、武智大和(田辺誠一)であった――。
澪奈(上白石萌歌)を陥れるフェイク動画の作成を依頼したのは武智だと一颯が告発したことにより、世間の声は一斉に武智に向き始める。
しかし、完全潔白を主張する武智。
一颯は、夜の8時までにすべての罪を自白することを勧告し、さもなければ武智にとって“一番大事なもの”を奪うと言い渡す。
そして教室では一颯が生徒たちに、澪奈が命を落とした当日の映像を見せる。
その映像には亡くなるその日に「フェイク動画の犯人に会いにいく」と告げていた澪奈の姿が映されていた。
さらに、世の中に流れている澪奈の死の当日の防犯カメラ映像とみられる動画を教室内で公開し、そこに澪奈と共に怪しい男性が映されていたことが分かる。
……だが、いつもと違うのは決定的な証拠や確証がそこにはないということ。
武智への疑惑が深まる中、瀬尾(望月歩)と華(富田望生)が異議を唱える。
一颯は生徒たちに、澪奈と一緒に映っている人物が武智なのか、それとも別人なのか、映像を解析して見極めるようにと告げる。
名指しされた犯人教師。
一颯の狙いとは。
この事件の真相とは――。
核心に迫る第7話。
引用元:日本テレビ公式サイト/3年A組~今から皆さんは、人質です
7話ネタバレ
一颯が犯人は武智だと名指しするも、当たり前にように認めない…しかし一颯の協力者である孝彦がSNS上に流出させた「澪奈の死の当日の防犯カメラ映像とみられる動画(澪奈と謎の男が雑居ビルに入っていく映像)」を、視聴者たちが解析(さすがはネット住民)し、その映像に映っている男が武智だということが判明する。
一颯は約束の20時に武智を呼出すが、やはり身の潔白を主張する…がその映像に映った男が武智だとわかった途端、手のひらを返すように「フェイク動画を作るように依頼ししたのは俺だ…しかし彼女には会えなかった…」んだという。
一颯はその一部始終の様子を隠しカメラで撮り、それをネット上にライブ配信をしていた…つまり武智自身が「フェイク動画作成を依頼したhunterである」と自白したのが、完全に世の中に出回ってしまうのだった。
ネット上では「リアル逮捕劇」だと大炎上を見せる…そんな中一颯は、約束通り武智にとって「一番大事なもの『名声と権威』をいただきました」と告げる。
実は武智はある大学への生徒の斡旋をして、その度に報酬を得ていたらしい…スポーツなどで成績が優秀な生徒に声をかけ「スポーツ推薦枠」と称して大学へ送り込んでいたらしい。
しかし澪奈は武智のその誘いを断り、しかも澪奈はその武智の悪どい手法をどこかで聞いたらしく「これ以上、しつこく勧誘するなら教育委員会に訴えますよ」と武智に告げていたようだ。
これを受け警察では武智を署に連行し、景山澪奈殺害の容疑で取り調べをすることになる。
一方で、郡司は一颯と孝彦が裏でつながっていたことを突き止め、しかも捜査一課の五十嵐もグルだと疑い始めていた。
・・・8話へ続く
8話あらすじ
警察で取り調べを受ける武智(田辺誠一)は、無実を訴え呟く。
「僕は何も悪くない…」。
しかし、既に世間ではSNSの人間によって解析された武智の殺人疑惑の証拠となる動画が拡散され、武智の悪事を暴いたものたちの勝利宣言で溢れかえっていた。
ついに澪奈の死の原因となったフェイク動画の真相にたどり着いたと思う3年A組の生徒たちは未だ解放されない理由を一颯(菅田将暉)に問う。
すると一颯は澪奈の死の原因はこれがすべてではないと告げ、むしろこれからが「本番」であると突きつける。
戸惑う生徒たちに一颯が与えた次なる課題は……「自習」。
回収していた鞄や携帯電話を返却し、今日1日を思い思いに過ごすようにと告げる。
一方、郡司(椎名桔平)は、一颯の真の目的を突き止めるため、文香(土村芳)を訪ねる。
郡司は文香の話から、武智の背後にいる人物が誰なのかを知る。
捜査が進み、武智が澪奈を殺害した犯人という証拠が固まっていく。
武智はまもなく自供すると思われたが……。
そして、自習を進める教室の中、瑠奈(森七菜)が武智の動画を見返していると、とある驚愕の事実に気付いてしまう――。
この物語の「本番」が始まる。
真の謎、真に伝えること、その行く先とは――。
衝撃的第8話が幕を開ける。
引用元:日本テレビ公式サイト/3年A組~今から皆さんは、人質です
8話ネタバレ
一颯の真の目的はまだわからないが、一颯が3年A組の生徒たちの今後の人生が良いものになるように案じていることには間違いないだろう。
そして、武智の背後にいる黒い影とは、大学へ優秀な生徒を斡旋をした武智に報酬を渡していた元文部大臣・槙原丈一郎だった。
とはいえ、フェイク動画の依頼をしたのは武智の独断。
武智は澪奈だけではなく文香にも賄賂を渡そうとし、澪奈と同じように文香も教育委員会に訴えようとしたため、武智はベルムズにフェイク動画の作成を依頼したようだ…しかもそれが原因で文香は教師を辞めたんだという。
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その頃、自習を進める教室の中で瑠奈が澪奈が殺されたとわかる動画を見返していると、雑居ビルから出て来た武智が犯人だと思わせる証拠動画の男の顔が、なんと加工されていることに気づくのだった。
しかもその武智の顔にかけられていた加工(フィルター)を取ると、なんと出てきたのは一颯の顔…3年A組の生徒たちは「まさか…どうして…」と絶句してしまう。
そんな中、その動画の事実に生徒たちが気づいた時、一颯がその場にやって来ると生徒たちは「先生が景山を殺したのか!」と一気に一颯を責め立てる。
が、一颯は「おまえたちが決めろ…本当はどうすべきか…俺をどうしたいか」という言葉だけを残しその場を後にする。
それでも生徒たちは今まで一颯が行ってきた「俺の授業」で教えてきたことがちゃんと伝わっていたのか、その「考える」ことを実践し色々な可能性を話し合うのだった…そしてそれをモニターで確認していた一颯は涙を流し喜んでいた。
郡司は五十嵐に真実を確かめるため、呼び出し二人で密談を始めた。
その中で、郡司は五十嵐に「証拠と覚悟を持ってここに来ました」と告げ文香の戸籍謄本を提示する…そしてその謄本上、文香が五十嵐と離婚した前妻の間に生まれた娘であることがわかる。
その前妻が再婚した相手が現在の父親・孝彦で、本当の父として文香を育ててきた…つまり文香は五十嵐の実の娘であると郡司は五十嵐に話し、それを理由に、五十嵐が一颯と一緒に文香への復讐をしているんだと推測した。
しかし五十嵐は「俺も柊も復讐が目的じゃない…俺たちの相手は別にいる」んだという…そしてその相手というのが相当な大物らしい。
すると郡司と五十嵐の話し合いにクギを刺してきたのが捜査一課の本城という男で、五十嵐と一颯の関係を郡司のパートナーである宮城から聞いたと、この事件の指揮を五十嵐と交代することを告げた…五十嵐は「何が真実か、その目で確かめろ!」と郡司に一言だけ残し、犯罪に加担した五十嵐は連行されていく。
実は郡司は五十嵐のこともパートナーである宮城にだけは相談していたのだ…そしてリークしたのは宮城の独断だったが、宮城にも悪いことをしてる者(五十嵐)を野放しにはできないという「自分の正義」を信じた結果出した答えだったのだ。
一颯が感動の涙を流していると、単身で郡司が乗り込んでくる…郡司は一颯の「本当の目的は何だ?」と問うが、それに対して一颯は「郡司に人質になってほしい」と伝える。
しかし事件を起こしている一颯の要望に簡単に応えるわけもなく反抗する…一颯は身体に棲みついた病気のこともあり、あっという間に郡司にやられてしまう。
しかし一颯が倒れている横で郡司を倒す者が現れる…それは謎のスーパヒーローだった…。
・・・9話へ続く
9話あらすじ
一颯(菅田将暉)と郡司(椎名桔平)の前に謎のヒーローが現れた――。
そして物語は一度時を変え、数年後の3月9日へ。
3年A組の生徒たちがそれぞれの人生を歩み、再びこの教室へと集まってきた。
懐かしむ一同の前には一枚、一颯の「遺影」が飾られていた。
彼らが集まった理由。
それは、亡き一颯の三回忌であった――。
そこで、逢沢(萩原利久)が撮影してきた景山澪奈(上白石萌歌)のドキュメンタリー映像の全容が流されることになる。
次々に明らかになる澪奈の真実。
その映像に映し出される澪奈の本当の想いとは――。
そして時は生徒たちが高校3年生である、元の3月9日へと戻る。
一颯は、郡司を人質にとった後、意識を失ってしまう。
SNSでは武智(田辺誠一)が澪奈を殺した犯人とされて炎上が続き、マスコミは武智を追いかける。
そんな中、ある人物が一颯が作ったフェイク動画をSNSに投稿する。
武智糾弾の流れはその動画により一颯真犯人説に形を変え、一斉に矛先を変えていく。
その状況を見つめていた生徒たちが狼狽する中、目を覚ました一颯が教室に現れる。
そして、一颯は3年A組に向かって、「全ての真実を話す授業」を始めることになる――。
ついに最終章を迎えた本作。
誰もが「考える」第9話。
衝撃怒濤の物語が大展開する。
引用元:日本テレビ公式サイト/3年A組~今から皆さんは、人質です
9話ネタバレ
一颯を助けたスーパーヒーローの正体は、アクションヒーローを目指していた一颯の先輩・ファイター田中だった…スーツを着て顔を隠しながらだったが郡司を一瞬で倒し、一颯は見事新しい人質を手に入れることができる。
とはいえ、その時一颯は意識を失い倒れたまま…。
そんな中、一颯が作ったフェイク動画を文香の父である孝彦がSNSに投稿したのを最後に、警察に出頭し一颯とグルだったと認めるのだった。
一颯はついに目を覚まし事の内情を知るが、一颯は落ち着いた様子。
一颯は過去に逢沢を事件の内通者として誘い入れようとした時、澪奈の死に関して「真相を明らかにするためには、俺が全国民の悪者になる必要がある」と言っていた…つまりここまでは一颯の計画通りのようだ。
そして、一颯は3年A組の生徒たちに「全ての真実を話す授業」を始める。
一颯はまず景山澪奈を殺した犯人は「SNSでの不特定多数による誹謗中傷の声」だと伝える。
一颯は「SNSでの言葉が景山澪奈を追いつめ、結局死まで追いやった」のだと主張する。
そして、一颯が世の中を巻き込んでまでこんな事件を起こした本当の目的は3つあったらしく・・・
- 武智大和に自分が犯した罪の重さを考えさせること
- 感情的になって言葉を発することの重みを全国民にわかってもらうこと
- 「考える」ことの大切さを3年A組の皆に伝えること
だと言う…そして一颯は生徒たちに「成長してくれて、俺を教師にしてくれて本当にありがとう…これで俺の授業は終了する」と頭を下げると、そのまま教室を出ていってしまった。
一颯は一人になると警察本部に「人質の郡司真人を連れて屋上へ行きます。そこで最後の要求を伝えます」と連絡をする…するとそれをこっそり聞いていたさくらが「先生は犯人を演じるために、一人で屋上へ行くんですか?…そんなの嫌です!」と一颯のことを止めようとするが、一颯はそんなさくらをふっ飛ばし一人で進んでいく。
一颯は一人(人質となっている郡司を連れ)で屋上へ行こうとすると、さくらがまたやってきて「先生は何のため、誰のために闘っているんですか?」と一颯に問うと、一颯はさくらに「Let’s thinka(考えよう)」とだけ言い残すと、一颯とさくらの間の天井を爆破し道を塞ぎ行ってしまった。
さくらが止められなかったことを残念そうにしていると、そんなさくらの元に逢沢がやってきて「先生が僕に協力を頼んできた時『これは茅野(さくら)のためでもある』と言っていて、僕はその言葉を信じて協力したんだ」と言う。
そして逢沢から色々な話を聞いたさくらは何を悟ったのか、3年A組の教室に戻りクラスメイトたちに「殺したの…私が澪奈を殺したの」という衝撃の言葉を口にすると、教室内はまるで冷凍庫の中かと思わせるように凍りついてしまうのだった。。
一方で人質となった郡司とともに屋上にあがった一颯は、自分を悪者に見せようと銃を空に向かって乱射したり、クレイジーな犯人を演出をする。
・・・最終回に続く
最終回あらすじ
一颯(菅田将暉)が、郡司(椎名桔平)を人質に取り、マシンガンを突き付けて校舎の屋上に現れた。
世間の人々はこの一颯の凶行に注目する。
とある街角、とある店の中、とある家で、この事件の行く末を見届けようとする。
そして、翌朝の8時にマインドボイスのライブ中継にて全ての真相を話す……と語った瞬間、一颯の胸に銃弾が突き刺さる。
果たして、この物語の最後に待ち受ける本当の衝撃的展開とは――。
本作が目掛け続けたこと、伝えたいこと、その全てが詰まった最終回。
一颯が、一颯を取り巻く人物たちが、立ち向かおうとした相手は誰か――。
彼が「変わってくれ」と願ったその意味とは何か――。
これまでの謎がすべて解き明かされ、そして一つの「目的」に集約されていく。
3年A組が迎える運命の10日目。
是非皆さんご一緒に見届けていただければ。
引用元:日本テレビ公式サイト/3年A組~今から皆さんは、人質です
最終回ネタバレ
一颯は警察によって胸を打たれてしまうが、それも一颯にとっては想定内のこと…防弾チョッキを身にまといなんとか最悪の状態になることは避けることができる。
あとは翌朝8時にマインドボイスのライブ中継で全ての真相を話す時を待つだけとなった。
一方、さくらは3年A組のクラスメイトたちの前で「私が澪奈を殺したの」という発言の真相を語りだす…さくらは澪奈が死ぬ直前に一緒にいたのは自分だと明かした。
そしてその時すでにSNSでの誹謗中傷で自分を見失っていた澪奈は、さくらの目の前でビルの屋上から飛び降りようとし、さくらはそんな澪奈の腕を掴むが「苦しいの…楽にさせて…」という澪奈の悲痛の叫びを聞いて、さくらは手を離してしまったんだという。
しかし、さくらの罪ではないと皆は言うのだった。
一颯はマインドボイスのライブ中継でPCの前に立ち、ユーザーたちにこの10日間のあいだコロコロと攻撃する相手を変え、誹謗中傷などの勝手な書き込みをしてきたことに怒り、そして自分が今回起こした事件を通して、そんなことが少しでも減っていけば…と良い世の中になると「祈っている」ということを涙ながらに訴えた。
そしてライブ中継が終わると「これで俺の授業は完結する」と言うと、フラフラしながら屋上から飛び降りようとする…がそんな一颯の手を掴んだのは、爆破で屋上までの道のりを塞がれていた、さくらだった。
さくらや3年A組の生徒たちは一颯のもとへ行こうと、爆破で塞がれた瓦礫を必死でかき分けギリギリのところだったが間に合うことができた。
無事に一颯を助けることができたさくらに「お前は本当に景山の手を離したのか?楽になるのと思って本当に手を話したのか?」と一颯が問いかける。
するとさくらは「違います…私は澪奈に生きてほしかった、だからその手を離したくなくて、必死に掴んで…」と涙ながら語っていると、一颯がさくらに近寄り「そうだろ?お前は最後まで景山を精一杯救おうとしたんだよ…だから、もう自分を責めるな」と言う。
そして一颯は警察に素直に手錠をかけられ、一連の事件は終わった…最後に一颯が署に連行される時、3年A組の生徒たちが駆け寄ると、一颯は生徒たちに「卒業おめでとう」と笑顔で一言をかけた。
その後1年間、一颯は生きるが、一颯の思いはそんな簡単には世間まで届かず、相変わらず世の中はせわしく動いていた。
そんな中、「少しだけでもいい、少しだけでも…先生の思いが届きますように…」とさくらは願うのだった。