ここでは毎週金曜日に放送されているドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人~」3話のネタバレを公開しています。
見逃してしまった人や内容が気になる人、そして映像ではなく文字でドラマの内容を知りたい人はコミック・連続小説風にネタバレしていくので、参考にしてほしいと思う。
砂の塔~知りすぎた隣人~
砂の塔 2話ネタバレ~暴露される亜紀の過去と夫・健一の失態~
3話の主な登場人物
主:高野亜紀/菅野美穂
ドラマの主人公で、家族のことを常に一番に考える専業主婦。
商店街生まれの下町育ちだが、憧れのタワーマンションに夢を持って25階に引っ越してきた。
タワマン内のセレブママたちに振り回されながらも、子ども達が孤立しないように奮闘する。
生方航平/岩田剛典
亜紀の幼なじみで、子供たちが通う体操教室のコーチ。
タワマンに住むセレブママたちにも信頼されている。
実は亜紀が「初恋」の相手だったこともあってか、色々と相談に乗る。
佐々木弓子/松嶋菜々子
自宅でフラワーアレンジメント教室を開いている、26階に住む女性。
夫は海外に単身赴任中で、タワーマンションの住人の中でも付き合いやすい性格。
亜紀も引っ越してきてすぐに仲良くなった。
高野そら/稲垣来泉
亜紀と健一の長女で幼稚園に通っている。
子供ながらの元気もある反面まだまだ甘えん坊で、家族に可愛がられている。
高野和樹/佐野勇斗
亜紀と健一の長男で高校一年生。
趣味は写真で、妹の面倒をよく見たりと優しいが人見知りな一面も併せ持つ。
阿相寛子/横山めぐみ
タワーマンションの最上階に住むボスママ。
プライドも雲のように高く、セレブマダムをアピールしている。
橋口梨乃/堀内敬子
45階に住む高階層のママで、樹の同級生の成美と幼稚園に通う美央の母親。
夫婦でハーバード大学出身ということが自慢で、タワマンの問題には振り回されないように上手く立ち回っている。
荒又秀実/光石研
常に冷静な判断をする警視庁の名物刑事。
連続誘拐事件(ハーメルン事件)を捜査している。
津久井琢己/上杉柊平
警視庁の若手刑事で、先輩の荒又を尊敬している。
荒又と一緒にハーメルン事件解決に意欲を燃やす。
高野健一/田中直樹
食品会社で働く亜紀の夫。
誠実な性格で妻と子供のために多額のローンを組んでタワーマンションを購入した。
橋口成美/川津明日香
梨乃の長女で和樹のクラスメイト。
元気があり転校生の和樹にも、自ら声をかけてくる。
阿相武文/津田寛治
寛子の夫で、イベント会社の社長。
寛子には頭が上がらない。
ストーリー
3話あらすじ
亜紀(菅野美穂)と生方(岩田剛典)が幼馴染であり、亜紀は彼の初恋の人であるという事を、寛子(横山めぐみ)に密告していたのは弓子(松嶋菜々子)だった――。
お気に入りの生方を取られた気分の寛子は、嫉妬の炎をメラメラと燃やし『簀巻きにして東京湾に沈めてやりたいわ』と巻き寿司を握り潰す。
寛子は腹いせに、亜紀にハロウィンイベントを手伝わせた上で失敗させ、赤っ恥をかかせるべく悪巧み。女同士のイザコザにウンザリする亜紀だが、その背後で優しい隣人の弓子が糸を引いている事など知るよしもない。
ハロウィンの準備で悪戦苦闘する亜紀を見かねた生方は、亜紀を手伝うようになる。
いつしか打ち解けていく二人の姿を、妖しく見つめる弓子。
ひそかに亜紀の娘のそら(稲垣来泉)と和樹(佐野勇斗)に近づいていく――
一方、警察は湾岸エリアで『愚かな母親に罰を!』というハーメルン誘拐犯の声明ともとれる落書きを発見。
刑事の荒又(光石研)は、大群衆が仮装して参加する湾岸エリアのハロウィン仮装パレードにまぎれ、同じように仮装をした犯人が現れたら、誘拐を防ぐことは可能なのか…と戦慄する。
厳戒態勢の中パレードが始まり、街を仮装した人々が埋め尽くす。
そんな折、生方が窮地に陥ったことを知った亜紀は、止むにやまれずそらを友人にまかせ、パレードを離れる。
それを狙いすました様に現れる不審な影――不気味な“仮面の男”が亜紀の幼い娘・そらを連れ去る!
必死に探す亜紀だが、仮装した群衆にまぎれ全く手がかりは見つからない!
その頃――そらを連れさった男が向かった先に現れた弓子!
その微笑の奥に秘められた恐るべき計算とは…
誘拐犯の黒い牙!明かされる謎の真相!怒涛の第3話は早くも第一章クライマックス!
引用元:「砂の塔~知りすぎた隣人~」公式HP
砂の塔~知りすぎた隣人~
3話ネタバレ
ここからはドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人~」3話のネタバレを公開しています。
ハロウィンイベントもあと5日と迫っていた・・・健一は寛子の夫・武文から200万の契約を約束されていたが、亜紀が寛子に嘘をつき怒らせてしまったため、契約を見送ると言われ困っていた。
200万の売上を上げないと大阪転勤と言い渡されていたのもあるが、手付金としての10万円を武文の会社「阿相パートナーズ」名義で自腹で入金してしまっていたからだ。
亜紀がハロウィン仮装パレードの後、タワーマンションのママ友たちだけでBBQで集まらないといけないとぼやいていると、それを聞いた健一はすぐさま「寛子さんのご機嫌直すチャンスじゃないか」とご機嫌とりを勧めてくるのだった。
ハロウィン仮装パレードといっても、町内会主催のもので地元のイベントで、タワーマンション内のママ友たちは寛子を筆頭に打ち合わせをしていた。
幹事は本場アメリカのハロウィンパーティの経験がある梨乃がやるという・・・夫婦揃ってハーバード大学という経歴もあって期待は高まる。
打ち合わせが終わり亜紀が「生方コーチと古い知り合いだったことを黙っていてごめんなさい」と寛子に謝罪するが、寛子は「気にしていない」とあっさりした様子。
寛子は亜紀に腹が立ってしょうがなかったが、タワーマンションのリーダーとしての立場を考えて表面上は感情を隠していたのだ。
そんな寛子は憎しみを抑えきれず、梨乃に「高野亜紀さんにハロウィンパーティの幹事手伝ってもらえば?・・・恥をかいてもらうのよ」と提案する。
すると、ママ友たちの集まり時に寛子が「亜紀さんにハロウィンイベントのアシスタントをお願いしたいの」と言うと、他のママ友たちも賛同するように「買い物・飲み物の手配・会場BGM」といった雑用チックなことを亜紀にお願いしたいと言いだした。
困る亜紀だったが、寛子に「子供や地域のために働くのが嫌だって言うの?」押し切られてしまう。
嫌がらせと気付きながらも買い物をする亜紀だったが、やはり一人ではてんやわんやになっていたところに突然現れた航平に買い物を手伝ってもらった。
だが買い物してきたものに細かくダメ出しをしてくる寛子だった。
そこにこっそり寛子の魂胆を教えてくれる梨乃・・・梨乃はイベント自体はなにか失敗があってもフォローできるようにバックアップ体制は取れるように準備してあるが、亜紀がほんのわずかなミスをしたら、博子が大袈裟に広めらるだろうから気をつけてとアドバイスしてくれた。
そこで亜紀は、梨乃から高野家が引っ越してきた部屋の住人について新たな情報を聞くことになる。
「寛子にあること無いこと噂を広められて、子供を巻き込んで仲間外れ・・・そして最後にはいなくなった」ということを教えてもらうのである。
警察では「ハーメルン事件」の捜査が着々と行われていて、花屋で「黄色いカーネーション」を購入した犯人と思われる人物の名前似顔絵を入手していた。
似顔絵と証言から「目元にホクロの男」とまでしかわからない。
荒又と津久井は男がママ友の情報を掴めるわけがない・・・つまり女の共犯者がいるのではないかと考えていた。
そして、タワーマンション近辺でハロウィン仮装パレードがあるという情報を聞き、ハーメルン事件の犯人が誘拐するには絶好のタイミングだと考えていた。
健一は10万円の手付金を自腹で払ってしまったことが頭から離れずにいて、肩を落として帰宅する。
料理を作る亜紀を見て、寛子と「仲直りできた?近所付き合いはママの仕事だろ?」というセリフに対して亜紀が「そんなの誰が決めたのよ!・・・人の気持ちも知らないで」と猛抗議 する。
完全に口論になり夫婦喧嘩に発展してしまうが、和樹が「ちょっと!・・・そらが見てる」と止めに入った。
それに気づいた二人は我にかえり、亜紀はそらにハロウィンの仮装衣装を見せて、子供たちに「ごめんね」と謝る。
そらが「プリンセス」の仮装衣装に喜ぶ顔を見てヤル気になった亜紀は、翌日から「だいすきなパパとママへ」というテーマで子供たちの動画を撮り始めた。
ハロウィンパーティで上映するという。
そして動画は撮り終えたが、編集が難しく一人ではできなかったので、航平に手伝ってもらう。
航平は「俺もハロウィンパーティ行くから」と言った。
そして(二人が会っていた場所は街の喫茶店だったが)二人が会っているのを見つめる弓子だった。
亜紀がマンションに着くと、タワーマンションのロビーで梨乃とその夫を見つけ、ハロウィンの手伝いをすると挨拶をし「お二人のハーバード大学時代のハロウィンの思い出、是非聞かせてください」と言った。
すると梨乃たちは顔を見合わせて夫の方はきょとんとした顔をした。
亜紀が「ん?」と不思議そうな表情をすると梨乃は気まずそうに「今度、お話しするわ」と足早にその場を離れてしまった。
一方、健一は阿相パートナーズの武文と接待でキャバクラらしきところに来ていた。
健一は「契約が取れると見越して、つい先走ってしまい自腹で手付金を払ってしまった」ことを武文に告白して、200万の契約を白紙になったのをやめてもらえないかと頭を下げていた。
すると武文はあっさり快諾・・・しかし条件があった。
武文にはキャバクラで働く愛人がいて、自宅のタワマンの隣のタワマンにもう一部屋持っていて、そこにこっそり住まわせていたのだ。
武文はその愛人と会っている間、健一と仕事してることにする・・・つまりアリバイ工作に協力してほしいと言われる。
左遷や、手付金の問題もあり首が回らなくなっていた健一は仕方なく了承する。
その頃、亜紀は動画編集をやっとの思いで終えていた。
すると突然航平から電話がきて、なにやら暗い声・・・その様子に「どうかした?」と亜紀が声をかけるが、航平は少し黙った後「・・・・今から会えませんか?何言ってんだ、俺・・・すいません、変なこと。遅い時間にすいませんでした」と言って電話を切ってしまう。
明らかに挙動不審だ。
ハロウィンイベント当日になり、町内会のイベントという規模ではなく、街を上げてのイベントという雰囲気。
ハーメルン事件が近辺で起きていて、犯人が現れるかもしれないと推測する警察もいた。
そこに亜紀・和樹・そらの3人で現れる・・・健一は仕事だという。
和樹はまさかの盛り上がりに、カメラの望遠レンズを取りに家に戻っていく。
そしてハロウィンイベントに来ると言っていた航平の姿を思わず探してしまう亜紀・・・しかし見当たらなかった。
亜紀の前に現れたのは、仮装とかしていない弓子で弓子にはもちろん子供はいない・・・不気味だ。
そんな弓子は警察が来ていることを確認すると、どこかに行ってしまった。
パレードが始まる、その時亜紀の携帯が鳴る・・・航平の電話からだった。
亜紀が電話に出ると、男が「この電話のお兄さんの知り合い?」と聞かれる。
店員によると航平が居酒屋で酔いつぶれてしまい、そこの店まで引き取りに来てほしいという。
今は手が離せないと言う亜紀だったが、それなら警察を呼ぶしかないと言われ、マジかという感じ。
どうすれば良いかわからなかったが、結局航平を助けに向かうことにした亜紀は、そらを他のお母さんに預けて、亜紀ははしって行ってしまった。
亜紀の走り去る後ろ姿を見つめるそらと、一連のやりとりを見ていた弓子・・・亜紀は和樹に「急用なの!お兄ちゃん、そらをお願い!」と電話する。
その時和樹はちょうどタワーマンションを出るときで、状況をある程度把握したのか、足早にハロウィン会場に向かう。
亜紀が航平が酔いつぶれているという居酒屋に着いて、肩を貸してもフラフラだったがなんとか帰ることができそう。
途中で水を買い回復に向かう航平は、体操教室の女の子が中学の体操部に入っていたが大怪我をして入院していると言った。
その子に「必ず治る・・・信じてれば治る!」と言って励ましたが、手術後やはり体操はできない身体になってしまい、航平は「先生の嘘つき」と言われてしまったことを悔やんでいたのだ。
昨晩亜紀に電話してきたのもそのことで落ち込み、精神的に弱くなっていたのだろう。
自分の無力さを嘆くと、亜紀は「でも航平くんの言葉があったから、ここまで頑張ってこれ体操は」と言った。
その言葉に感銘を受けた航平は、思わず亜紀の体を引き寄せ抱きつくのだった・・・そして感情的になった航平は「亜紀さん、何で結婚しちゃったんだよ」と言った。
亜紀は航平の言動に驚いて、抱きつかれた腕を振りほどきその場を急いで離れた。
和樹はハロウィン会場に着くが、そらはパレードの流れで会場の外へ出てしまいすれ違ってしまう。
そしてそらには魔の手が迫る。
お化けのお面を被り風船を配る男が、そらに「君には特別な風船をあげるよ」と言って近寄ってきた。
その誘惑について行ってしまうそらは人が来なそうなロッカールームに連れて来られ、さすがに怪しいと思ったのか「もしかして、ハーメンルン?」と尋ねた。
誘拐犯はタワーマンションに住んでいることを知っていたようで、身代金を要求しようと考えているようだ。
しかし助けに現れたのが弓子で、弓子は誘拐犯に対して「ウチの子に何の御用でしょうか?」と言った。
誘拐犯はナイフを出して襲おうとするが、弓子は抵抗して、むしろわざとナイフで傷つけられたかのように腕を切りつけ血を流す。
和樹と合流した亜紀は「そらぁー!」と泣き叫ぶと「ママー!」と小さい声が聞こえて、振り返るとそらの姿があった。
そらは「弓子おばちゃんに助けてもらった」という。
そらの後ろからゆっくり弓子が歩み寄ってきて「そらちゃん、迷子になったみたいで変な男に連れ去られそうになってたのよ」と血を流す腕を抑えながら言った。
その様子を見た亜紀は、そらが見つかった歓喜と安堵の感情、そして弓子に申し訳ないという感情がグチャグチャに混ざりながら謝った。
ちなみに誘拐犯は警察に捕まり「ハーメンルンに憧れていた」と供述していて、つまり【模倣犯】であることが判明した。
冷静さを取り戻した亜紀は、傷の手当てを受ける弓子に平謝りしていた。
そんな亜紀にママ友たちは「子供から目を話すなんてどうかしてるわ・・・一体何してたの?」と寛子を筆頭にしきりに責めてくる。
するとすかさず弓子が「イベント用の映像作ってたんでしょ?編集の仕上げかギリギリだって言ってたじゃない・・・皆さん亜紀さんはイベントのために一生懸命だっただけですから、どうか責めないでください」とフォローしてくれた。
亜紀は弓子の機転と、その後梨乃が「なら、しょうがないですよね」の一言によって救われた・・・しかし和樹は亜紀へ疑いの視線を送る。
ハロウィンイベントはパレードも終わり佳境に近づいていた。
イベントの打ち上げをする最中、弓子が亜紀に近寄ってきたので「さっきは何で庇ってくれたんですか?何であんな嘘を・・・?」と亜紀が尋ねると、弓子は「亜紀さんは立派な母親だって信じてる」と答える。
そうしていると、亜紀が撮っていた「だいすきなパパとママへ」が上映される。
動画が流れいるのを観ていると、和樹とそらが映る。
そら「ママのこと大好きー」
和樹「母は抜けてるところもあるけど、いつも僕らのことだけを考えてくれています」
とコメントしてるのを見て、亜紀は心が和んだ。
それを一緒に見ていた弓子が「可愛いわね・・・悲しい思いなんて絶体させられないわね」と亜紀の心に響く言葉をかける。
和樹はそんな亜紀の事を悲しい目で見ていた。
そしてガックリと肩を落として、パーティ会場から去っていく和樹だった。
動画が終わり、梨乃は亜紀をパーティ会場の真ん中に呼んで賞賛する。
しかし動画はまだ終わっていなかった・・・おそらく弓子が細工したのだろう。
ラストは梨乃と梨乃の夫が「ハーバード大学卒業ではない」という夫婦の会話の映像・
・・つまり学歴詐称していた証拠映像が流れる。
その映像を見た梨乃は亜紀に「何これ?!隠し撮り?!」憤慨した。
亜紀は「知りません!私じゃないです」と言うが、時すでに遅しで周囲はざわつき始めた。
その様子を見渡すと、泣きそうな表彰で梨乃は子供の手を引き自宅へ戻っていく。
亜紀は梨乃を追いかけようとしたが、寛子に「何なのさっきの映像は・・・そんなに私の顔潰したいの?」と言われた亜紀は「昨日の編集終了時点ではあんな映像はありませんでした」と弁解する。
しかし寛子は白々しい嘘をつくはやめなさいと言うので、亜紀は「嘘なんかじゃありません!」と否定するが、先ほど弓子がついた嘘によって、編集はギリギリまでやっていたことになっていたのを忘れていた。
寛子に「もうあなたの言うことなんて誰も信じないわ!」と怒鳴られてしまう。
その頃警察では「4人目のハーメルン事件の被害者」が出たという情報が入っていた。
失踪したのはタワーマンションに住む3歳の女の子で、防犯カメラの映像が残っているという。
防犯カメラに映るその手口は巧妙で「あんなことができるなら子供も騒がずに誰にも気づかれない」と荒又は推測する。
・・・4話へ続く
砂の塔 4話ネタバレ~息子・和樹の犯人説と弓子と共犯の可能性~
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