朝ドラ「まんぷく」ネタバレあらすじを最終回まで公開している記事のまとめページです。
前話や前週を見逃してしまったという人や、あまり興味はないが内容や結末が気になる人もいるだろう。
ここでは朝ドラ「まんぷく」第1週~第26週(最終回)までのネタバレを公開するので参考になればと思う。
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まんぷく
ストーリー
連続テレビ小説 第99作『まんぷく』。
今や私たちの生活に欠かせないものとなった「インスタントラーメン」を生み出した夫婦の知られざる物語を描きます。
何度も失敗してはどん底から立ち上がる”敗者復活戦”を繰り返した末、二人は世紀の大発明へとたどりつく――人生大逆転の成功物語です。
※実在の人物をモデルとしますが、激動の時代を共に戦い抜いた夫婦の愛の物語として大胆に再構成し、登場人物や団体名は改称した上、フィクションとしてお届けします。
引用元:NHK公式サイト/まんぷく
ネタバレ/あらすじ/感想
1週「結婚はまだまだ先!」
1話あらすじと感想 10月1日(月)放送
2話あらすじと感想 10月2日(火)放送
3話あらすじと感想 10月3日(水)放送
4話あらすじと感想 10月4日(木)放送
5話あらすじと感想 10月5日(金)放送
6話あらすじと感想 10月6日(土)放送
あらすじ(第1週)
舞台は昭和13年、大阪。
三人姉妹の末っ子で、貧しいながらも愛情をいっぱいに受けておおらかに育ったヒロイン・今井福子(安藤サクラ)は、女学校卒業後、ホテルで電話交換手として働き始める。
父を早くに亡くし、家計を支えてきた長女・咲(内田有紀)の結婚が間近に迫ったある日、母の鈴(松坂慶子)が突然の腹痛を訴え、福子は鈴の病状に振り回されることに。
一方、福子は咲のために結婚式で特別な出し物を用意したいと考え、写真をスクリーンに映し出せる新型の幻灯機のうわさを耳にする。
幻灯機を開発している工房を訪れた福子は、立花萬平(長谷川博己)と出会う。
のちに福子の夫となり、20年後、世紀の大発明を共に成し遂げる運命の相手だった。
引用元:NHK公式サイト/まんぷく
ネタバレ(第1週)
昭和13年、大阪。
ヒロインの今井福子(18歳)は三姉妹の末っ子で、前向きな明るい性格。
女学校を卒業後は、大阪一のホテルの電話交換手として働きはじめる。
父が亡くなってからは長女・咲が家計を支えていたが、大手企業に勤めている婚約者・小野塚真一との結婚を間近に控えていた。
次女・克子は売れない画家・香田忠彦と結婚し、貧乏ながらも4人の子を授かり幸せにくらしている。
福子は母・鈴にお見合いを勧められるも・・・
と高らかに宣言し、お見合いする気はもちろん恋人の陰すらもない。
電話交換手として働きはじめた福子が初めて電話を受けたのは「たちばな工房」の立花萬平…福子の後に夫となる男性だった。
咲の結婚式を間近に控えなにか出し物をしたいと考えた福子は、写真をスクリーンに映し出せる新型の幻灯機の存在を知る…工房を訪れた福子はそこで萬平と出会う。
咲の結婚式では、幻灯機を使った出し物で大成功…会場は感動に包まれ、萬平も喜びが込み上げる。
咲の結婚式から3年の月日が流れていた。
21歳になった福子は、フロント係に移動し働いていた。
そんなある日、ホテルで開かれたパーティーで福子は萬平と再会する。
萬平は営業が得意な加地谷圭介と、共同経営をし成功をおさめていて、そこで個人経営をしている世良勝夫に声をかけられるも、萬平の頭の中にはなぜか福子の顔が離れない。
その後、偶然会った福子と萬平はラーメンデートをし、そこで福子が電話交換手だった時に萬平の電話を繋いでいたことを知り、萬平は運命を感じる。
その年の12月…日本はアメリカとの戦争に突入した。
そんな中、萬平は福子に突然の告白をするのだった…。
・・・第2週へ続く
2週「…会いません、今は」
7話あらすじと感想 10月8日(月)放送
8話あらすじと感想 10月9日(火)放送
9話あらすじと感想 10月10日(水)放送
10話あらすじと感想 10月11日(木)放送
11話あらすじと感想 10月12日(金)放送
12話あらすじと感想 10月13日(土)放送
あらすじ(第2週)
福ちゃんは突然、萬平さんに交際を申し込まれてびっくり!
でもすぐにその場で撤回されて、混乱の日々を送ることに。
一方、咲姉ちゃんが肺結核にかかってしまい、福ちゃんたち家族は、看病に明け暮れます。
萬平さんも福ちゃんの力になろうと奔走しますが…。
自分の将来のことを何も考えられない福ちゃんでしたが、咲姉ちゃんの旦那さんの真一さんに背中を押され、改めて自分の気持ちを伝えるため、萬平さんの会社を訪れます。
しかし、そこに突然、憲兵隊が現れ…。
引用元:NHK公式サイト/まんぷく
ネタバレ(第2週)
福子は萬平の突然の告白に驚くが、なぜか萬平もビックリ…その場で告白を撤回し、福子は混乱の日々を過ごす。
一方、萬平はたまたま屋台で隣同士になった世良に恋の相談をし「押しまくれ」とアドバイスをもらう。
翌朝、萬平は福子にもう一度告白すると福子から「OK」の返答が。
しかし二人の関係を知った母・鈴は会社経営をしている萬平と、亡くなった夫を重ねてしまい交際を猛反対。
そんなある日、咲が「結核で緊急入院」してしまう…福子に事情を聞いた萬平は力になろうと奮闘する。
一方、鈴に「萬平ともう会わないで」と言われた福子は・・・
と答えた。
その後、萬平は「結核の専門病院」を見つけ福子に知らせにやってくる…そこで鈴に「福子と関わらないでほしい」と言われた萬平だったが「それはできません。お姉さんが元気になったら結婚を申し込むつもりです」と言って去っていく。
咲は萬平の紹介で転院し体調が回復したかに思われたが、病状は次第に悪化していき家族に見守られるなか亡くなった。
それからしばらくすると戦争は激化していき、人々の生活も苦しくなっていった…男達のもとに「赤紙」が届くようになり、次々と戦地へ向かっていく。
咲の夫・真一にも「赤紙」が届いていたことを知った福子は「咲姉ちゃんが守ってくれる」と真一の無事を祈るのだった。
そこで福子の萬平に対する本当の気持ちを知った真一は「お母さんは関係ない…大切な人が生きているなら手放してはいけない」とアドバイスをする。
真一に背中を押された福子は萬平の会社に行き、自分の気持ちを伝えようとする…しかしそこに突然、憲兵隊が現れ「軍事物資横領」の容疑で連行されてしまうのだった…。
・・・第3週へ続く
3週「そんなん絶対ウソ!」
13話あらすじと感想 10月15日(月)放送
14話あらすじと感想 10月16日(火)放送
15話あらすじと感想 10月17日(水)放送
16話あらすじと感想 10月18日(木)放送
17話あらすじと感想 10月19日(金)放送
18話あらすじと感想 10月20日(土)放送
あらすじ(第3週)
福ちゃんの目の前で、萬平さんが憲兵隊に連れ去られてしまいました。
共同経営者の加地谷さんによると、軍から支給された物資を横流ししたという疑いをかけられたとのこと。
萬平さんの無実を信じる福ちゃんは、友達に相談したり、憲兵に直接かけあったりするものの、どうにもできません。
萬平さんには連日、厳しい取り調べが続き、焦る福ちゃん。
そんな時、ホテルで開かれる商工会の集まりに、大阪の経済界で力を持つ三田村会長が出席すると聞き、勇気を振り絞って控え室のドアをたたきます。
頑張れ! 福ちゃん!
引用元:NHK公式サイト/まんぷく
ネタバレ(第3週)
萬平は福子の目の前で、憲兵隊に連れ去られてしまった…加地谷によると「軍の物資横流し」の容疑にかけられたとのこと。
福子は萬平がそんなことするはずない・・・
と萬平の無実を信じた。
しかし加地谷は信じようとしないばかりか、福子の話をまともに聞こうともしない。
福子は友人に相談したり、憲兵隊の庁舎に乗り込んだりするが取り次いでもらえず…悩んだ末、母・事情を話すと、萬平との交際を猛反対。
一方、萬平は厳しい取り調べが続き食事も取らずに日に日に衰弱していく…しかし同じ牢屋に入っていた・稲村大悟に「生きて大事な女に会いたかったら食わなあかん!」と言われ、ようやく食べ物を口にするのだった。
そんなある日ホテルで開かれる会合で、経済界で力を持つ三田村会長が来ると聞いた福子は三田村に直談判をする…福子に「萬平は大阪の将来の為に必要な人」だと聞いた三田村は、憲兵に掛け合ってくれることを約束してくれた。
すると二人の会話を聞いていた世良が交渉をかってでる…世良は三田村に良い所を見せたいようだ。
世良が情報を集めていくうちに在庫管理をしていたのは加地谷で、横流しができるのは「加地谷」しかいないという答えにたどり着く…加地谷を尾行した世良は、加地谷と憲兵との密会現場を目撃。
そこで加地谷と憲兵・村城啓治が共謀し、罪を萬平にきせていたことを知る…世良から報告を受けた三田村は憲兵隊に顔がきく元陸軍大将・神宮幸之助に事情を話すと、神宮はすぐに憲兵隊に掛け合ってくれ萬平の無実が証明され釈放される。
福子と萬平に幸せな日常が戻ってくる…二人は互いの気持ちを確かめ合い「結婚」の許しをもらうため、鈴に会いにいく。
ずっと二人の交際を反対していた鈴だったが、福子と萬平の気持ちを聞き結婚を許す…そして福子と萬平の波乱万丈の人生が始まるのだった…。
・・・第4週へ続く
4週「私がみつけます!」
19話あらすじと感想 10月22日(月)放送
20話あらすじと感想 10月23日(火)放送
21話あらすじと感想 10月24日(水)放送
22話あらすじと感想 10月25日(木)放送
23話あらすじと感想 10月26日(金)放送
24話あらすじと感想 10月27日(土)放送
あらすじ(第4週)
昭和19年春。
福ちゃんと萬平さんが結婚して1年がたちました。
戦況が厳しくなり、庶民の生活は苦しくなるばかりです。
大阪も空襲される危険性が高まり、福ちゃんと萬平さんは嫌がる鈴さんを必死で説得し、兵庫の上郡に疎開します。
初めての3人暮らしが始まり、萬平さんと鈴さんの間に挟まれて苦労しながらも楽しく過ごしていた福ちゃん。
しかし、そんなある日、萬平さんに赤紙が来てしまいます。
「今戦地に行く兵隊さんはみな生きて帰れない」と聞いた福ちゃんは…。
引用元:NHK公式サイト/まんぷく
ネタバレ(第4週)
福子と萬平が結婚して1年が経ち、戦況は悪化し暮らしは苦しくなっていた。
年が明けた昭和20年。
大阪から少し離れた天王寺で空襲が…次は「大阪」だという噂が流れ、福子と萬平は鈴と共に、萬平の親戚の住む田舎へ疎開することを決めるのだった。
そして疎開した福子達は、萬平のはとこ・八重の家の離れに住まわせてもらうこととなり、八重夫婦や近所の人達は福子達を暖かく迎い入れてくれる。
近所の人達は福子達に米や野菜などの食べ物を、惜しみなく分けてくれ食べ物に困ることはなかった。
この生活にも慣れてきた頃、散歩に出かけた萬平は川で魚を取っている子供達に会い、一緒に魚を捕まえているうちにもっと効率の良い方法を思いつく。
その方法は川に電気を流し魚を感電死させるというもの…そして萬平はいとも簡単に大量の魚を捕まえることに成功する。
そんなある日、萬平の元に「赤紙」が届く…「今戦地に行く兵隊さんはみな生きて帰れない」と聞いた福子は、「萬平に二度と会えなくなるかもしれない」と思うと涙が止まらない。
一方、覚悟を決めた萬平だったが翌朝、激しい腹痛に襲われ医者に「腹膜炎」だと診断される…薬で治る確率は「五分五分」だという。
一命を取り留めた萬平は、福子達の献身的な看病のお陰もあり、回復に向かっていった。
数日後、2度目の「赤紙」がきた萬平は入隊するが、また適正検査で引っかかりその日のうちに帰されてしまった…福子は元気のない萬平を外に連れ出す。
しかしそこに米軍の戦闘機が現れ、福子達は急いで近くの建物に身をひそめる…福子達のすぐ側を威嚇するように爆撃すると戦闘機は去っていった。
ケガもなく胸をなでおろしていると突然、萬平が「畜生!畜生!情けない」と泣き叫ぶ…萬平は体を壊し「お国のために働けない」ことを、心底悔しく思っていたのだ。
そんな萬平に福子は「戦争に行かなくとも、お国のためにできることはきっとあります。誰になんと言われようと生きていてほしいの!」と励ます。
萬平が「僕に…出来ること」とつぶやくと福子は・・・
と言う。
萬平はなにも言わずに福子を見つめ抱き寄せるのだった…。
・・・第5週へ続く
5週「信じるんです!」
25話あらすじと感想 10月29日(月)放送
26話あらすじと感想 10月30日(火)放送
27話あらすじと感想 10月31日(水)放送
28話あらすじと感想 11月1日(木)放送
29話あらすじと感想 11月2日(金)放送
30話あらすじと感想 11月3日(土)放送
あらすじ(第5週)
長く続いた戦争がようやく終わり、疎開していた福ちゃん、萬平さん、鈴さんは大阪に帰ってきました。
待っていたのは、敗戦後の厳しい現実。
大空襲を受けた大阪は、ほとんどの家々が焼け、食料が大きく不足していました。
配給では足りないため、闇市で高いお金を払って食料を買わなければなりません。
福ちゃんたちはお金を手に入れようと、持っていた着物を売っていきますが、だんだん売る物もなくなり、困っていたある日、萬平さんがある商売を思いつきます!
引用元:NHK公式サイト/まんぷく
ネタバレ(第5週)
長く続いた戦争がやっと終わり大阪に戻った福子達だったが、空襲で家は焼けてしまい克子の家に居候させてもらうこととなる。
深刻な食料不足で配給では足りないため、闇市で高いお金を払い食料を買わなければならない…福子達は持っていた着物を売り、なんとか生活をしていた。
毎日すいとんが続き子供達から不満が漏れ出す…そんな子供達の気を紛らわそうと、福子は「目を閉じ心の中で思うんです…これはすいとんじゃない。大福餅」だと・・・
と言うが、やはりみんなの頭の中では「すいとん」の文字が消えないのだった。
そんなある日、福子と萬平は夫婦になったキッカケの屋台の「ラーメン」を食べていると、福子は自然と「笑顔」になっていることに気付き「幸せになる一番の近道はおいしいものを食べることかもしれない」と思う…これがのちに「インスタントラーメン」を作るキッカケとなるのだった。
それからしばらくし福子が闇市にでかけた時、戦後をたくましく生きている世良と再会した…世良は違法に物を仕入れてさばく「闇屋」をしているようだ。
早速、世良は萬平に会いに行くが新しい仕事を見つけられない萬平に「残念やで。立花君が負け組でくすぶってんのが」と喝を入れ帰っていった。
その夜、福子は配給を受け取りたくても身元を証明するものが焼けてしまい、困っている人が沢山いることを話すと萬平は「ハンコ」作りをひらめく。
萬平の思った通り身元を証明するものを必要としている人は多くいて、ハンコ屋は大繁盛…家族みんなでハンコ作りをし生活は安定し、食事も満足に食べれるようになる。
ある夜、家に泥棒が入るが物音に気付いた鈴が棒を振り回し追い詰める…泥棒は神部茂という青年で戦争で家が焼け家族も失い天涯孤独となり、追い詰められ盗みに入ったのだという。
福子達は空腹の神部にご飯を食べさせてあげると、神部は感謝の言葉を口にし「もう泥棒はしません!」と約束し帰っていった…神部は福子達に恩返ししようと出入りするようになり、子供達の家庭教師として家に住まわせてもらうことになった。
戦地に行っていた克子の夫・忠彦、咲の夫・真一も帰って来て、これで家族全員の無事が確認され福子達は心の底から「ホッ」とするのだった。
そんなある日、萬平は世良に「泉大津に残っている軍の倉庫」を紹介される…倉庫の中に何が残っているか借りるまではわからないが、鉄くずなんかもあり加工してなにか作れるのではないかと。
早速、萬平は福子に相談すると福子は賛成…家族に事情を話し福子達は引っ越しをすることとなる。
鈴と神部と共に、泉大津へ…。
・・・第6週へ続く
6週「お塩を作るんですか!?」
31話あらすじと感想 11月5日(月)放送
32話あらすじと感想 11月6日(火)放送
33話あらすじと感想 11月7日(水)放送
34話あらすじと感想 11月8日(木)放送
35話あらすじと感想 11月9日(金)放送
36話あらすじと感想 11月10日(土)放送
あらすじ(第6週)
福ちゃんたちは、克子姉ちゃんの家を出て、大阪南部の泉大津に引っ越してきました。
萬平さんは、旧陸軍が使っていたという倉庫から大量の鉄板を発見。
戦後の混乱期で、世の中に塩が足りないと知ったことをきっかけに、鉄板を使った塩作りを始めようと計画します。
居候の神部さんは従業員を集めようと奔走。
そして連れてきたのは、なんと14人もの若い男たち。
一緒に暮らす鈴さんの不満をよそに、福ちゃんはめいっ子のタカちゃんと一緒に、突然始まった集団共同生活を切り盛りしていきます。
引用元:NHK公式サイト/まんぷく
ネタバレ(第6週)
大阪から20キロ離れた海の街、泉大津に移り住んだ福子達は長年放置された陸軍の施設で暮らしはじめる…倉庫には大量の鉄板があり、萬平は「なにかに使えないか」と考えるがなかなかアイディアが浮かばない。
そんなある日、福子達が近所の食堂でラーメンを食べた時に大阪にの屋台で食べた味に比べ塩気が足りないことに気付く…亭主によると配給で塩が手に入らず、闇市でも高額のため手を出せないのだという。
それを聞いた萬平は「目の前は海…鉄板を使って塩を作れないか」とひらめく…萬平の言葉に福子は・・・
と聞き返すが、思いついた萬平は興奮状態で福子の話が耳に入っていないようだ。
萬平は「熱々の鉄板に塩水をかけ水が蒸発すると塩が作れる」と考え早速、神部と一緒に塩の産地・赤穂へ勉強をしに行く…帰ってきた萬平は塩作りのため設備の戦略を練りはじめ、男手が必要になると神部に人探しをお願いする。
しかし人を雇うとなると寝床の準備や食事の世話などしなくてはならない…お金の問題もあり鈴は反対するが、福子は「萬平が本気ならそれを支えるのが私の役目です」と説得し、鈴はしぶしぶ了承するのだった。
福子は地主を結婚した親友のハナの夫にお金を借りにいき、なんとかお金の工面をする。
人集めをしていた神部は14人もの青年を連れて帰ってくる…翌日から塩作りの準備をはじめるが、福子と鈴は男達の世話でヘトヘト。
そんなある日、男達は慣れない環境や作業でイライラがたまり些細なことでケンカが勃発してしまう…鈴の喝でその場は収まるが、疲労もたまり倒れてしまった。
萬平は福子と鈴の負担を減らすため「人を雇う」ことを提案するが、そんなお金はなかった…困った福子は克子に相談をしにいくと、克子の娘・タカが週末のみの手伝いを買って出でてくれる。
明るいタカが来てくれたことで、空気は一変し男達は何事もなかったかのように仲良くなるのだった。
本格的な塩作りが始まり塩が完成するが、丸一日かけてできた塩はわずかで男達の士気が下がってしまう…鈴も「商売にならない塩作りはやめよう」と提案する。
福子はみんなの意思を確かめるように「もうやりたくない人は大阪に帰ってもらっていいです」と言うと、すぐさま神部が「俺は諦めませんよ。せっかくここまで頑張ってきたんだから」と断言…すると神部に続くようにみんな「俺もやります」と塩作りを続けることを表明してくれる。
福子はその言葉に思わず涙が流れた…そして完成した塩を「塩作り」とするキッカケとなった食堂の夫婦の元に届けるのだった。
塩を譲ってもらった夫婦は大喜びで受け取り、かわりにラーメンをごちそうしてくれる…福子は男達に「皆さんは世の中の役にたつ仕事をしているの。だから頑張ってお塩を作りましょう」と話す。
男達の表明はみるみる明るくなり、やる気に溢れるのだった…。
・・・第7週へ続く
7週「私がなんとかします!」
37話あらすじと感想 11月12日(月)放送
38話あらすじと感想 11月13日(火)放送
39話あらすじと感想 11月14日(水)放送
40話あらすじと感想 11月15日(木)放送
41話あらすじと感想 11月16日(金)放送
42話あらすじと感想 11月17日(土)放送
あらすじ(第7週)
福ちゃんは、萬平さんが始めた製塩業を支えるため、近くに住む女学校仲間のハナちゃんに借金を申し込むことに。
そして、暑い中での重労働に不満がたまる15人の従業員をなんとかまとめあげ、ようやく売り物になる塩を作れるようになります。
ところが、商社を経営する世良さんの仲介で塩を販売してもらったところ、品質を理由に、想定していたよりもずっと低い値段でしか売れませんでした。
悔しさのあまり、より一層仕事に熱を入れる萬平さんでしたが、福ちゃんは世良さんが闇取引をしているという情報をつかんで…。
引用元:NHK公式サイト/まんぷく
ネタバレ(第7週)
遂に塩作りに認可がおり塩を初出荷を迎える…お祝いに来てくれた世良が専売局に持っていってくれることに。
萬平は3000円ほどの売上を見込んでいたが、世良が持ってきたのは半額の1500円…世良によると「茶色い塩が混ざり評価が下がった」のが原因だという…しかし実際は1500円を世良が盗んでいたのだ。
そんなことを知らない萬平は「絶対、最上級の塩を作ってやる」と強く思うのだった…そして生産量は落ちてしまうが品質をあげるため、従業員にも「今までよりも丁寧に仕事をするよう」指示する。
その日から仕事は一層大変なものになり、お金も底をついてしまう…福子は親友・ハナの夫に当面のお金を工面してもらうが、夫から「萬平さんは職人さんですやろ?とにかく良い物を作りたい…それでは社長は務まらない」と。
ハナにも「福子ちゃんがちゃんと考えてあげないと会社は潰れてしまう…塩作りは萬平さん、経理はお母さん、あとは福ちゃんが全部しないと」と厳しい言葉を投げかける…福子は二人の正論になにも言えない。
二度目の塩の出荷を迎え再び世良が専売局に持って行くと、今度は「最上級」と認められ満額で売れる…しかし世良が持って専売局に行ったのは8個だけで、残りの12個は闇市で高額で売りさばき、またお金を盗むのだった。
そんなある日、世良を闇市で見かけ不安になった従業員が萬平に「本当に塩を全て専売局におさめているのか」相談にいく…念のため専売局に確認した萬平は「出荷した量の半分も納品されていない」ことを知る。
翌日、闇市に出かけた福子は世良が塩を売った業者を見つけ、売上を盗んでいたことを突き止める…福子は世良を問い詰めるため向かった先にいたのは三田村会長。
世良が大阪商工会に参加していると知った福子は三田村のいる控え室を訪ねたのだ…福子は三田村にこれまでのいきさつを話していると、萬平に興味を持った三田村は多額の投資をしてくれることに。
三田村に乗っかるように投資をしようとする世良に福子は「お金を受け取ったら、うちも闇業者と取引したことになるから」と嫌味も込めて断る。
そして帰ってきた福子は萬平と鈴に「三田村が投資してくれる」ことを報告し、さらに「妊娠」がわかったこと伝えみんなで大喜びするのだった…。
・・・第8週へ続く
8週「新しい冒険!?」
43話あらすじと感想 11月19日(月)放送
44話あらすじと感想 11月20日(火)放送
45話あらすじと感想 11月21日(水)放送
46話あらすじと感想 11月22日(木)放送
47話あらすじと感想 11月23日(金)放送
48話あらすじと感想 11月24日(土)放送
あらすじ(第8週)
福ちゃんは臨月を迎えていました。
もともと、製塩所で働く従業員たちの世話の大変さに不満をもっていた鈴さんは、身重の福ちゃんの分まで働かざるを得ず、我慢の限界に。
ある日、萬平さんとのささいな口論をきっかけに鈴さんは家を飛び出してしまいます。
福ちゃんと萬平さんは鈴さんを探すもののみつかりません。
その途中、萬平さんの目にとまったのは、戦後の焼け野原で食べる物に困り、栄養失調で倒れている人々。
それを見た萬平さんは、困っている人々を救うある新規事業を思いつきます。
そんな時、ついに福ちゃんに陣痛が…!
引用元:NHK公式サイト/まんぷく
ネタバレ(第8週)
萬平は三田村に投資してもらった3万円で安定してきたたちばな塩業を拡大するか、新たな事業に挑戦するか迷っていた…しかし福子の後押しもあり萬平は新しい事業にチャレンジすることを決める。
そんなある日、臨月を迎えていた福子の陣痛が始まる…福子は無事、元気な男の子を出産し「源(げん)」と名付けられた。
しかし福子は産後の回復が悪く起き上がれない日々が続いていた…産婆さんに「栄養のあるものを食べさせなさい」とアドバイスをもらった萬平はニワトリの卵を食べさせるが、数口を食べるのがやっとで福子の体調は良くならない。
さらに萬平は産婆さんに「野菜も魚も食べさせないとダメ」と言われ、翌日から福子に栄養のある物を食べさせ次第に回復していく…それでも福子が元気を取り戻したのは3ヶ月後だった。
萬平はこの経験を生かして、誰でも手軽に身体に必要な栄養を取ることができる「栄養食品」を開発することを決める…神部のツテで栄養学の教授・近江谷佐吉の指導を受けることに。
早速、萬平は新事業の準備に取り掛かり「たちばな栄養食品研究室」を立ち上げた…福子に「パンに塗るよなものはどうでしょう?」と助言をもらった萬平は手軽で安く手に入る食品を考え始める。
萬平達が「動物性タンパク質」を得るため注目した材料は近くの山で捕まえた「ガマガエル」だった…早速、ガマガエルを鍋で煮込むが、鍋が爆発し失敗で終わってしまう。
しかし、萬平は「何度も失敗してこそ成功がある…世の中の栄養失調で苦しんでいる人達のために必ず新しい食品を作る」と失敗を笑いとばすのだった…。
・・・第9週へ続く
9週「違うわ、萬平さん」
49話あらすじと感想 11月26日(月)放送
50話あらすじと感想 11月27日(火)放送
51話あらすじと感想 11月28日(水)放送
52話あらすじと感想 11月29日(木)放送
53話あらすじと感想 11月30日(金)放送
54話あらすじと感想 12月1日(土)放送
あらすじ(第9週)
男の子を出産した福ちゃん。
しかし萬平さんは、神部さんを初めとした何人かの従業員と一緒に、「ダネイホン」と名付けた新しい栄養食品の開発にすっかり夢中です。
家族で過ごす時間が少しでも欲しいと願う福ちゃんでしたが、不満を持っているのは自分だけではないと気がつきます。
「ダネイホン」開発チームに選ばれなかった「塩作り組」は、萬平さんが自分たちのことは見向きもしてくれないと腹を立てていたのです。
不満のたまった「塩作り組」はある日、倉庫でとんでもないものをみつけます。まさかそれが、進駐軍を巻き込んだ大きな事件の引き金になるなんて…。
引用元:NHK公式サイト/まんぷく
ネタバレ(第9週)
楽しそうに開発をしているダネイホン組のその一方で、塩作り組の負担は増え萬平が自分達に見向きしないと腹をたてるのだった…福子も研究室にこもりきりの萬平に、家族の時間が少しでもほしいと不満に思っていた。
塩作り組の不満の声を耳にした福子は萬平に伝えるが、研究がうまくいっていない萬平はイライラ…「そんなどうでもいいこと、いちいち僕に言うな!」と激怒…夫婦ゲンカへと発展してしまうのだった。
さらにダネイホン組と塩作り組のケンカも勃発…萬平は福子に「世の中の人を喜ばせたいなら、まずは自分の周りの人を幸せにしないと」と言われ、やっと自分のせいで亀裂が入ってしまったことに気付く。
萬平は従業員に謝り「これらは交代で研究室に入りみんなでダネイホン作りを手伝ってほしい」とお願いした…するとみんなが一つになりヤル気に溢れ、全員でダネイホン作りが始まるのだった。
ついに完成したダネイホンを売り出すことになったが、健康食品は一般的には馴染みがなく「味と値段」も不評で全く売れない…悩んだ萬平は、会社が倒産し失業中だった真一に仕事を手伝ってもらうことに。
真一は元々証券会社に勤めていたので数字に強く、経理と営業を任せられるからだ…真一は萬平の「人の役に立ちたい」という気持ちに賛同し、一つ返事で仕事を手伝ってくれることとなった。
そして福子はダネイホンを病院に売り込みことを思いつく…入院している人は誰より栄養が必要で、病院ならさほど味にはこだわらないと思ったのだ。
福子の思いつきは見事に当たり「栄養も取れ消化も良い」と病院からどんどん注文が殺到し、萬平会社は軌道に乗っていく。
しかしそんなある日、突然進駐軍の捜査が入る…海で爆弾音がしたと通報が入ったのだという。
身に覚えがない萬平は「そんなことは知らない!」と反発するが、実は食事用の魚が少ないと文句を言われた高木らは床下から見つけた手榴弾を海に投げ込み大量の魚を捕まえていたのだった…。
・・・第10週へ続く
10週「私は武士の娘の娘!」
55話あらすじと感想 12月3日(月)放送
56話あらすじと感想 12月4日(火)放送
57話あらすじと感想 12月5日(水)放送
58話あらすじと感想 12月6日(木)放送
59話あらすじと感想 12月7日(金)放送
60話あらすじと感想 12月8日(土)放送
あらすじ(第10週)
進駐軍への反乱容疑で逮捕された萬平(長谷川博己)や神部(瀬戸康史)ら16人の男たち。
たちばな塩業の建物は元々陸軍の倉庫で、隠されていた手榴弾を社員が見つけ、魚をとるのに使っていたため、疑いをかけられたのだった。
福子(安藤サクラ)は萬平たちの無実を晴らそうと奔走するが、進駐軍のビンガム(メイナード・プラント【MONKEY MAJIK】)とメイ(ブレイズ・プラント【MONKEY MAJIK】)は追求の手を緩めようとせず、頼みの綱の世良(桐谷健太)も逮捕されてしまい…。
引用元:NHK公式サイト/まんぷく
ネタバレ(第10週)
床下から手榴弾が見つかったことで、萬平達は「進駐軍に反乱を企てる」という容疑がかけられてしまう…萬平は福子に「ダネイホンと塩をしてほしい」と言い残し連行されてしまった。
残された福子達は萬平の言いつけ通り、ダネイホン作りと塩の納品をして萬平達が戻ってくるまで会社を守ろうと決意する。
一方、捕まった高木達は「元々、倉庫に手榴弾があり海で夕食の魚を捕まえるために使った」と訴えるが、進駐軍、曹長のハリー・ビンガムや軍曹のジョナサン・メイに全く信じてもらえない。
取り調べを行なっていたビンガムが注目したのは萬平の技術力…「新兵器さえ作れるのでは」と疑われるが、萬平は「あなた達とまたケンカをしようなんて、そんなくだらないことをしている暇はない」と否定する。
そして萬平達が捕まったことはすぐに新聞に載り、倉庫を紹介した世良まで逮捕されてしまう…塩を販売していた専売局からも「取引の停止」をほのめかされてしまうのだった。
それからしばらくして、高木達の証言のもとビンガムが現場検証を行うが、この日に限って魚は一匹も浮かんでこない…高木達が言っていたことは「ウソ」だと断言されてしまう。
しかし、福子はビンガムに向かって「私の夫は絶対にそんなことはしない!」と必死に無実を訴えるが聞き入れてもらえない。
そして、萬平はビンガムに「無実の証拠がない限り軍事裁判にかける」と最終忠告をうけてしまう…萬平は覚悟を決め「辛い思いをするのは僕一人で十分です」と言って従業員と世良を釈放してほしいと頼むのだった。
悩んだビンガムはもう一度、高木達が海で魚をとっていたのと同じ時間に手榴弾を投げることに…すると、今度は大量の魚が浮かんでくる。
それを見た福子は「彼らは無実よ!」と大声さけぶ…そして無実が証明された萬平達は釈放され無事に福子のもとに帰ってくるのだった…。
・・・第11週へ続く
11週「まんぺい印のダネイホン!」
61話あらすじと感想 12月10日(月)放送
62話あらすじと感想 12月11日(火)放送
63話あらすじと感想 12月12日(水)放送
64話あらすじと感想 12月13日(木)放送
65話あらすじと感想 12月14日(金)放送
66話あらすじと感想 12月15日(土)放送
あらすじ(第11週)
進駐軍から解放された萬平(長谷川博己)たちだったが、塩の専売局から目をつけられ、塩作りを続けることが困難な状況に。
そこで福子(安藤サクラ)は、塩作りをやめて、並行して作っていた栄養食品「ダネイホン」の製造・販売に専念することを提案する。
ダネイホンの課題だった味を改良し、大々的に宣伝した結果、ダネイホンは大ヒット。
販売を拡大するため、萬平や神部(瀬戸康史)は東京へ進出する。
そして福子は第二子を妊娠。しかし順風満帆なある日、萬平が…。
引用元:NHK公式サイト/まんぷく
ネタバレ(第11週)
進駐軍に逮捕された萬平達が帰ってきて大喜びの福子だったが、塩を納品していた専売局から進駐軍に捕まったことで「信用が回復するまで取引を控える」と電話を受ける。
悩んだ萬平は「塩作りをやめダネイホンに専念する」ことを決意する…世良に相談した萬平は、美味しいダネイホンを作り、これからは病院だけではなく一般人に売っていくことに。
味の改良に悩む萬平に福子は「料理をおいしくする昆布を入れたらどうか?」と思いつく…昆布には栄養が沢山入っていて、昆布のダシがきき味も好評だった。
そこで世良の提案で「東京に子会社を作ること」を決める…東京支社には営業部長として真一、リーダーに神部、仕事のあと夜間学校に通わせてあげようと戦争中に学校に通えなかった5人のメンバーを選ぶことに。
さらに東京進出の切り札として、福子がナレーションをしたレコードの録音をし、萬平をモデルにして看板を作り・・・
が完成。
東京でダネイホンを販売すると、ダネイホンは売れ行き好調ですぐに売り切れ状態…有名デパートや大学病院からも注文は入り大忙し…約束通り東京のメンバーに夜間学校に通わせてあげることができた。
そんなある日、ダネイホンそっくりの偽物が売られていること知った世良は、すぐにその会社に行き脅しをかけたことでおさまったが、また偽物を販売されないために世良は萬平に「東京の大学病院に頼みラベルに大学病院推薦と載せてもらうことを提案する。
早速、大学病院へ頼みに行こうとする萬平は、福子に「二人目を妊娠していること」を報告され、ニヤニヤが止まらない。
翌日、東京へ向かった萬平だったが「進駐軍に脱税容疑」で捕まってしまう…なんでも学校に通わせている従業員の奨学金が給料とみなされ、その分の税金を払っていないため脱税の容疑がかかったのだ。
納得のいかない萬平は抗議をするが聞き入れてもらえない…その翌日、軍事裁判にかけられ「重労働4年・罰金7万円」の有罪判決を受けてしまう。
真一から報告された福子は途方に暮れるのだった…。
・・・第12週へ続く
12週「絶対何とかなるから!」
67話あらすじと感想 12月17日(月)放送
68話あらすじと感想 12月18日(火)放送
69話あらすじと感想 12月19日(水)放送
70話あらすじと感想 12月20日(木)放送
71話あらすじと感想 12月21日(金)放送
72話あらすじと感想 12月22日(土)放送
あらすじ(第12週)
脱税の容疑をかけられ、重労働4年、罰金7万円の実刑判決を受ける萬平(長谷川博己)。
東京の刑務所に収監された萬平に代わり、福子(安藤サクラ)は弁護士の東太一(菅田将暉)の助けを借りて、お金を工面。罰金を支払う。
しかしその直後、こんどは財務局から10万円の追徴課税が通達される。
追い詰められる福子だが、三田村(橋爪功)の助けで、会社を資産整理することで財務局の追求を逃れることに成功する。
しかし、それは共に働いてきた社員たちとの別れを意味していた。
引用元:NHK公式サイト/まんぷく
ネタバレ(第12週)
脱税の容疑で逮捕された萬平を助けるため、福子は信用できる弁護士をさがすことに…紹介された東太一は、法律事務所を立ち上げてまだ2年と若手だが、東京帝大法学部を首席で卒業した優秀で正義感の強い弁護士だ。
福子は藁にもすがる思いで会いに行くと、事情聞いた東は依頼を引き受けることに決め、早速萬平の面会へ…そこで東は「有名な萬平に重い刑を与えることで、脱税は絶対に許さないと世間に見せるために逮捕されたのではないか」と話した。
さらに、憲兵裁判所の判決に異議申し立ては一切できないという…それでも東は「希望は捨てないでください!」と力強く萬平を励ますのだった。
そして、罰金の支払いに関し東はできるだけ手元にお金が残るように、東京支社とダネイホンを販売する権利を売ることを提案する…大阪でダネイホンを作ることに専念すれば、大阪のたちばな栄養食品は守れると考えたのだ。
2週間後、東京支社とダネイホン販売の権利を売ってくれる会社が現れ罰金7万円を支払うことができた…その会社はダネイホンを高く評価し「まんぺい印のダネイホン」という商品をそのまま残し、萬平の看板も残してくれることとなった。
しかし、東京支社を引き払い大阪に帰ってきた矢先、東京財務局から「追徴課税10万円」の支払い命令の連絡がはいるのだった。
福子に相談された東は不当な課税で支払う必要はないと考えたが、このまま放っておいたら大阪の会社が差し押さえになると判断し「その前に会社を解散するしかない」と萬平に話す。
さらに東は「会社をたためば財務局はどうすることもできない…また新しい事業を始めたら良い」と提案する…萬平は「他人事だと思って簡単に言うな!」と激怒するが、東は過去に栄養失調だった妊娠中の妹がダネイホンで助けられたことを話し「だからこの方法しかないことに自分も悔しい」と語った。
その話を聞いた萬平は東を信じ、すべてを託すことに決める。
その後、三田村の紹介してもらった北浜食品に12万で売却することとなり、従業員達の就職先も決まり、たちばな栄養食品は「解散」となった。
それから2日後、財務局が差し押さえにやってくるが、そこはもぬけの殻…財務局の前に現れた東が勝ち誇ったように説明すると、財務局は「やりやがったな」と悔しそうな顔をする。
しかし、この戦いはまだ終わらないのだった…。
・・・第13週へ続く
13週「生きてさえいれば」
73話あらすじと感想 12月24日(月)放送
74話あらすじと感想 12月25日(火)放送
75話あらすじと感想 12月26日(水)放送
76話あらすじと感想 12月27日(木)放送
77話あらすじと感想 12月28日(金)放送
あらすじ(第13週)
会社の資産整理をすることで財務局からの追求を逃れた福子(安藤サクラ)たちだったが、進駐軍からの圧力に焦る財務局は、福子たちの個人資産を差し押さえようとする。
東(菅田将暉)はそれを逆手に取り、萬平(長谷川博己)と逆に国を提訴する手段に打って出る。
世間を味方につけた萬平たちの勢いに旗色が悪くなった財務局は、逆提訴の取り下げを条件に、萬平を釈放する打診。
喜ぶ福子たちだったが、萬平は納得せず、戦い続けると主張し…。
引用元:NHK公式サイト/まんぷく
ネタバレ(第13週)
福子と鈴は泉大津を引き払い克子の家でお世話になることに…萬平は臨月になった福子のお腹を見て、「もう名前は決めてある」と話す。
男の子ならお世話になった東太一の一文字をもらって「太(ふとし)」、女の子なら「幸(さち)」…福子を合わせると「幸福」となる、そんな意味を込めていた。
家族で会社を売った12万円の使い道を相談していると、福子が産気づく…無事に女の子を出産し、萬平が考えた「幸」という名前が付けられる。
みんながお祝いムードの中、克子の家に財務局が乗り込んできて、福子のお金が差し押さえられてしまう…福子に事情を聞いた東は「財務局が進駐軍に圧力をかけられている」と考え、「国を訴える」ことを提案し萬平は国を訴えることを決意するだった。
財務局の動きを不審に思った東が調べると、奨学金は非課税で税金を支払う必要がないことが発覚し、萬平の逮捕は不当逮捕だということが判明する…そこで東は世間を味方につけるため、新聞に萬平の不当逮捕を掲載することに。
さらに東は訴えを取り下げてほしい財務局の望み通り訴えを取り下げ、その代わりに萬平を釈放してもらおうと考えたのだ…しかし、訴えを取り下げるということは10万円は返ってこないということだった。
それでも、福子は萬平を釈放してもらうため新聞に掲載し世間を味方につけるべき動く…そのことはすぐに世間に知れ渡り、各地で徴税反対デモが起こり、進駐軍は萬平を釈放せざるを得ない状況となる。
しかし、萬平は「この税金を支払えば負けを認めたことになる。訴えを取り下げません」と10万円の支払いを引き換えに釈放されることを断るのだった。
福子は萬平を説得するため、面会に行き「生きてるさえいれば希望はある」と話すが、「でも今の萬平さんには希望はありません。今のあなたは死んでしまっているんですもん」と言った。
さらに福子は「萬平は発明家です。みんなを幸せにするなにかを世の中に送りだすのが、ほんまにやりたいことやないんですか?これから先のことを考えて下さい。源や幸が成長していくこれからのことを」と話した。
萬平はこれから福子と子供達と一緒に新しい人生を歩くことを決め、訴えを取り下げた。
そして、釈放された萬平は家族の待つ家に戻るのだった…。
・・・第14週へ続く
14週「理事長!?」
78話あらすじと感想 1月4日(金)放送
79話あらすじと感想 1月5日(土)放送
あらすじ(第14週)
福ちゃんの説得で、財務局に対する訴訟を取り下げた萬平さん。
罰金を支払ったため、経済的には苦しくなりましたが、刑務所から釈放された萬平さんに世間の注目が集まります。
新聞社の取材申し込み、活動家からデモ参加の誘いなど、周囲が騒がしくなる中、萬平さんに新しく作る信用組合(金融機関)の理事長になってほしいという依頼が。
「畑違いの僕が・・・」萬平さんは戸惑い、家族の反応も様々。
福ちゃんは何があっても萬平さんを支える覚悟ですが・・・
引用元:NHK公式サイト/まんぷく
ネタバレ(第14週)
萬平が釈放されて穏やかな日々が戻ってきたのもつかの間、不当逮捕で国を訴えた萬平は世間のヒーローとなり、ひっきりなしに新聞の取材の申し込みや、徴税に反対するデモ活動の誘いで周囲は騒がしくなっていた。
そんなある日、大島屋という織物業を営んでいる大島勘一という老人が訪ねてきた…なんでも池田を経済発展させるという目的で信用組合を作ることとなり、萬平に信用組合の理事長になってほしいというのだ。
と福子達は驚く声が部屋中に響き渡る。
金融の仕事をやったことのない素人の萬平は「僕で池田の人は納得しない」と断ろうとするが、大島は「お引き受け下さい」と頭を下げるのだった。
今まで携わったことのない分野の打診に家族の意見もバラバラで、悩んだ萬平は証券会社に勤めていた真一に相談することに。
人集めのお飾りになると心配する萬平に真一は「君がしっかり仕事をすれば誰もお飾りなんて言わない。ヤル気次第で世の中の役に立つ」と話した。
悩んだ萬平だったが、信用できる真一も経営に関わるというのを条件に、理事長の話を受け入れるのだった…。
・・・第15週へ続く
15週「後悔してるんですか?」
80話あらすじと感想 1月7日(月)放送
81話あらすじと感想 1月8日(火)放送
82話あらすじと感想 1月9日(水)放送
83話あらすじと感想 1月10日(木)放送
84話あらすじと感想 1月11日(金)放送
85話あらすじと感想 1月12日(土)放送
あらすじ(第15週)
萬平さんが信用組合の理事長になって8年。
福ちゃんは子供たちが学校へ行く間、近所の喫茶店で働き始めました。
ある日、親友・敏ちゃんが店にやって来て、知り合いの町工場への融資を頼まれます。
話を聞いた萬平さんが早速、町工場を訪ねると「万能調理器」という画期的な商品を開発中。
萬平さんはその場で融資を即決し、同行していた真一さんも驚く額を提示します。
その日以来、再び物作りに魅せられた萬平さんは福ちゃんにある告白を・・・
引用元:NHK公式サイト/まんぷく
ネタバレ(第15週)
萬平が理事長になって8年が経ち、福子達は大阪の池田という街に移り住み大きな一軒家で暮らしていた…萬平の仕事は順調だったが、次第に景気が悪くなり東京では倒産する会社も多くなっているようだ。
一方、福子は子供達が小学校に行っている時間に近くの喫茶店でパートの仕事をしていた…そこに女学校時代の親友・敏子が訪ねて来て「萬平さんに知り合いの町工場を助けてほしい」とお願いされる。
その町工場は今まで世の中にないものを作ろうとしているようで、福子の話を聞いた萬平はその会社に興味を持ち、翌日さっそく真一と共に町工場・織田島製作所を訪ねる…そこでは「万能調理器」というジューサー・ミキサー・みじん切りの機能がついた商品を開発していた。
萬平はその場で融資を決めるが、100万円という多額の融資に同行していた真一も驚くのだった…それから萬平は万能調理器のことが頭から離れず、福子に画期的な商品のことを熱く語る。
そして、萬平が昔作ろうとしていた「根菜切断機」のことを思い出し、塩作りやダネイホンを作ったことを懐かしむ姿を見た福子は・・・
と尋ねるが、萬平はなにも答えない。
融資を決めてから萬平は残業が続きで帰りが遅くなっていたが、訪ねてきた世良からの話から萬平は定時で退社していることが判明…帰宅した萬平を問い詰めた福子は、萬平が毎晩、万能調理器の開発の手伝いをしていることを知る。
福子が織田島製作所を訪ねると、萬平とタカから話を聞いた神部の姿があった…いきいきとした萬平の姿を見た福子は複雑な気持ちになっていた。
その翌日、資金援助を受けていた梅田銀行から織「田島製作所を含む新規の会社の融資はできない」と連絡が入る…しかし、萬平は「織田島製作所だけは」と信用組合の金庫からお金を出してでも融資を続ける考えだ。
そして、遂に万能調理器が完成し商品化に向けて動き出すが、それにはやはり融資が必要となるが、融資してくれる銀行はない…萬平に相談された真一は「もし融資をしてくれる銀行があっても、お金を貸すなら担保が必要だと言ってくるだろう」と言った。
悩んだ萬平は資金を集めるために「家と土地を担保にしたい」と福子と鈴に相談する…反対する福子達に、萬平は「この万能調理器は世の中の人達を幸せにする商品だ」と熱弁し「この商品を世の中に出せないなんて後悔する」と話した。
福子は萬平の思いを受け入れ、家と土地を担保にすることを決めるのだった…。
・・・第16週へ続く
16週「あとは登るだけです!」
86話あらすじと感想 1月14日(月)放送
87話あらすじと感想 1月15日(火)放送
88話あらすじと感想 1月16日(水)放送
89話あらすじと感想 1月17日(木)放送
90話あらすじと感想 1月18日(金)放送
91話あらすじと感想 1月19日(土)放送
あらすじ(第16週)
萬平さんは自宅と家財を担保にすることで、万能調理器への追加融資を取り付けました。
でもその直後、不況の影響で梅田銀行からの資金援助が止められてしまいます。
追加融資もストップし、これまでの貸付金の返還までも求められる事態に。
そのうわさが広まると、信用組合にお客さんが押し寄せて、取り付け騒ぎにまで発展。
動揺する福ちゃんたち家族の元には、自宅と家財の差し押さえが!気丈にふるまう福ちゃんでしたが、内心はボロボロです。
萬平さんは家族、職場、ほれ込んだ万能調理器の危機的状況を乗り切るため、ある決断を…
引用元:NHK公式サイト/まんぷく
ネタバレ(第16週)
萬平が自分の家と土地を担保にしていることを知った梅田銀行の喜多村は萬平のことを心配し「融資した会社が結果を出せなければあなたの家は取り上げてしまうんですよ!融資計画がズサンだと判断されても仕方ありませんよ!」と熱くなる。
すると萬平は喜多村を織田島製作所に連れ出し万能調理器の良さをアピールする…喜多村は万能調理器の画期的な商品に感激し、その場で融資を決めた。
ところがその矢先、喜多村が融資担当から外れ矢野亮治が引き継ぐこととなり「梅田銀行から池田信用組合への資金援助を終了することとなりました…さらにこれまで貸したお金の回収に入ります」と告げた。
帰宅した萬平は福子に事情を説明し、「家が差し押さえになるのも時間の問題だ」と話すと、福子は「どんなことが起こったとしても最後は上手くいくんです。私は信じてますから」と萬平を励ました。
そして池田信用組合が梅田銀行から貸付金の返金を求められていることは、すぐに噂となり預金を下ろす人で、ごった返すのだった。
担保にしていた家が差し押さえとなっても、家族の前では気丈に振る舞っていた福子だったが、訪ねてきた親友・敏子の顔を見ると今まで我慢していた涙が溢れ「本当は怖いの。そこまで萬平さんを支えていけるか。子供達を守っていけるか…不安でたまらないの」と本音を漏らすのだった。
一方、萬平は梅田銀行の幹部達の前で「全ての責任は自分にある」と話し、自ら理事長の職を退任することを決め、梅田銀行の誰かに新理事長となってもらい、梅田銀行に経営を委ねることを条件に池田信用組合への継続をお願いする。
梅田銀行は萬平の提案を受け入れた…職を失うこととなった萬平だったが、融資が継続されること喜び、物作りの楽しさを思い出させてくれた織田島製作所に心から感謝した。
新しく住む家を探していた福子は、今までとは違い古くてボロボロの物件だったが、裏の畑のスペースが気に入りこの家で新しい生活をスタートさせることを決めるのだった…。
・・・第17週へ続く
17週「ラーメンだ!福子!」
92話あらすじと感想 1月21日(月)放送
93話あらすじと感想 1月22日(火)放送
94話あらすじと感想 1月23日(水)放送
95話あらすじと感想 1月24日(木)放送
96話あらすじと感想 1月25日(金)放送
97話あらすじと感想 1月26日(土)放送
あらすじ(第17週)
小さな借家で迎える初めての正月。
福ちゃんは質素な食卓を囲む家族の笑顔で、お金では買えない幸せがあると実感します。
無職の萬平さんはぼんやり畑いじり。
新たな発明について考えますが何も浮かびません。
世の中は高度経済成長期の真っただ中。
テレビ、洗濯機などの家電が家庭に広まり、生活が豊かに。
萬平さんは自分のせいで貧しくなったわが家の現状を憂い、福ちゃんに何気なく手助けが必要なことを尋ねます。
するとその福ちゃんの答えに、萬平さんのひらめきが・・・
引用元:NHK公式サイト/まんぷく
ネタバレ(第17週)
新しい家で静かな正月を過ごす福子達…正月が明けると子供達の新学期も始まり、福子っもパートで大忙し。
世の中は高度成長期を向かえ、冷蔵庫・テレビ・洗濯機が家庭にも広がっていき日本人の生活は豊かになっていく…しかし、福子の家はテレビや洗濯機など買う余裕はなかった。
そんなある日、福子と何気ない会話をしていた萬平は、福子が毎日の食事を考えるのが大変だということを知ると、ふと福子や仲間達と昔、一緒に食べたラーメンのことを思い出す。
すると、突然立ち上がり・・・
と興奮気味に言った。
萬平はなぜ美味しいラーメンを家で食べれないのか?と考えたのだ。
そして家で手軽に食べられるラーメンを作ることを決めた萬平は早速、屋台や中華料理屋でラーメンを食べ歩き研究を始めた。
冷蔵庫のない我が家の状況などをキッカケに、作りたいラーメンの5つの条件思いつく。
1・おいしいこと2・安く買えるもの
3・便利であること
4・常温で保存できること
5・安全であること
そんなある日、源と幸が「萬平が理事長を辞め無職だということ。ラーメン作りをしていること」を理由に友達にイジメられて帰ってくる…源は萬平にラーメン作りをやめて欲しいと泣きながら訴えた。
しかし、福子は「お父さんは世の中にないものを作る発明家なの。あなた達をバカにした友達もお父さんが作ったラーメンを美味しいと言って食べてくれる。きっとそうなる」と言うと、源と幸を優しく抱きしめた。
そして萬平と福子はラーメン作りを始め試作品が完成するも、毎日食べられるような美味しいものはできない…しかし、ひょんなことから萬平は味のついた乾麺をお湯で戻す方法を思いつく。
手間がかからず簡単に作れることから「即席ラーメン」と名付ける…家の裏庭に研究所を作り、即席ラーメン作りを始めるのだった…。
・・・第18週へ続く
第18週「完成はもうすぐ!?」
98話あらすじと感想 1月28日(月)放送
99話あらすじと感想 1月29日(火)放送
100話あらすじと感想 1月30日(水)放送
101話あらすじと感想 1月31日(木)放送
102話あらすじと感想 2月1日(金)放送
103話あらすじと感想 2月2日(土)放送
あらすじ(第18週)
福ちゃんの後押しを受けて、家の裏庭に研究小屋を作り、即席ラーメンの開発を始める萬平さん。
まずはスープ作り。
周囲から好奇の目で見られながらも、萬平さんは気にせず商店街で道具や、食材を仕入れては試作を続けます。
でも何度作っても目指す「絶対的なおいしさ」には届きません。
その頃、福ちゃんは真一さんの再婚話を聞いて、亡くなった咲姉ちゃんを思って複雑な気持ちです。
真一さんから再婚相手を紹介したいと言われて、やってきたのは・・・
引用元:NHK公式サイト/まんぷく
ネタバレ(第18週)
家の裏に研究所を造った萬平はラーメンを作るための材料や道具を集め、開発にとりかかる…萬平の退職金を崩してラーメン作りの費用に当てていたが、お金は出ていく一方で家計は苦しくなるばかり。
それでも福子は萬平にはラーメン開発に集中してもらいたいと、パートの日にちを増やしたり、家計のやりくりをしてなんとかお金の工面をするのだった。
萬平は「誰もがおいしい」と認めるスープを作ろうと意気込み、完成したスープを福子や克子達に試食してもらうが、よくある味で「この程度で満足してはいけない」と厳しい意見も。
その後、何度も作り直しをし出来上がったのは鶏ガラをベースにした物で、誰もが認める「おいしいスープ」だった…ついにスープが完成し、次は麺作りとなった。
商店街にある製麺所で麺の作り方を教えてもらった萬平は、覚えた知識を活かし「麺にスープを練り込む」作業にとりかかるが、麺がぐちゃぐちゃだったりボソボソで粉っぽかったり、何度やっても麺にはならない。
試しに出来上がった麺にお湯をかけてみるが、おいしいとは言えない仕上がり…試行錯誤を続け1ヶ月が経った頃、ようやく麺が完成する。
早速、お湯をかけて味見をしてみると、麺にコシがなく味が薄い…またしても壁にぶつかり落ち込む萬平に、福子は「絶対にできます。萬平さんなら!」と励ました。
そして萬平は、ラーメン作りを根本からやり直すことに…。
・・・第19週へ続く
第19週「10歩も20歩も前進です!」
104話あらすじと感想 2月4日(月)放送
105話あらすじと感想 2月5日(火)放送
106話あらすじと感想 2月6日(水)放送
107話あらすじと感想 2月7日(木)放送
108話あらすじと感想 2月8日(金)放送
109話あらすじと感想 2月9日(土)放送
あらすじ(第19週)
萬平さんの「お湯をかけるだけで食べられるラーメン」作りは難航。麺の味付けと常温保存する方法に悩みます。
福ちゃんは萬平さんのラーメン作りを手伝いつつ、子供たちの相手でヘロヘロ。さらには香田家の忠彦さん絵画モデル騒動に巻き込まれます。
いきなり踊り始めたり、奔放な発言をしたりするモデルさんに鈴さんたちは呆然。どうしたらいいのかわかりません。
そこで福ちゃんが渦中のモデルさんと面会することになって…
引用元:NHK公式サイト/まんぷく
ネタバレ(第19週)
萬平は麺にスープを練り込むのをやめ、常温で保存するため麺をスープエキスにくぐらせ干す方法を試すことに…表面は乾いているが中の方までは乾かずに、硬い麺とふやけた麺が混ざった状態となってしまった。
麺のことを勉強し直した萬平は、麺を茹でるのではなく蒸すことで水分量を増やせることを知る…蒸した麺を陰干しにしてみると、パリパリした麺が出来上がるが、今度は麺が思うように柔らかくならない。
次に萬平はお湯をかけて元に戻る高野豆腐に注目…高野豆腐は冷凍と蒸発を繰り返し完成する…この原理を応用し、麺を冷凍させ外で乾燥させることを繰り返すことに。
しかし、完成した麺にお湯をかけてみても高野豆腐のように元には戻らないのだった。
そんな中、萬平は福子が天ぷらを揚げているのを見てひらめく…。
・・・第20週へ続く
第20週「できたぞ!福子!」
110話あらすじと感想 2月11日(月)放送
111話あらすじと感想 2月12日(火)放送
112話あらすじと感想 2月13日(水)放送
113話あらすじと感想 2月14日(木)放送
114話あらすじと感想 2月15日(金)放送
115話あらすじと感想 2月16日(土)放送
あらすじ(第20週)
福ちゃんが天ぷらを作る様子を見て、ひらめいた萬平さん。
蒸した麺にスープをかけ、油で揚げると、水分が蒸発。
できたカリカリ麺にお湯をかけた所、麺が柔らかく戻り、食べたら味もおいしい。
ついに新しいラーメンが完成かと、福ちゃんと子供たちは大興奮。しかし萬平さんは「ここからだ」と商品化に向けて、最善のレシピを模索。
麺生地から作り直して完璧を求めます。
試作の度、福ちゃんが試食し、夫婦の二人三脚の最終調整が始まり・・・
引用元:NHK公式サイト/まんぷく
ネタバレ(第20週)
福子が天ぷらを揚げているのを見てひらめいた萬平は、蒸した麺にスープエキスをかけて揚げてみると水分が蒸発し、カリカリの麺ができあがった…そこにお湯をかけてみると、麺は柔らかく戻り味もおいしいラーメンが完成する。
萬平は以前、ダネイホン作りの時にお世話になった近江谷先生に見せると、近江谷は「スポンジのように穴があき、油の熱で麺の中の水分が蒸発し、麺に空洞ができ、お湯を注ぐとその穴に水分が入り込み高野豆腐のように麺が元に戻った」と説明し、「これは画期的な発明だ」と興奮気味に話した。
萬平はさらにおいしい麺を作ろうと研究を重ね、試食会を行い、みんなが「おいしい」と納得するラーメンが遂に完成する。
次に商品名を考えていた福子達は、おいしいラーメンを食べた人達がお腹いっぱいになって幸せを感じるという意味から「まんぷくラーメン」が候補にあがる…萬平の「まん」、福子の「ふく」が含まれていることから、まんぷくが採用されることとなった。
まんぷくラーメンの生産が始まり、みんなで協力して作業を続けて2週間、5千袋が完成する…一方で世良は販売場所を借りるため大阪一の老舗・大急百貨店と交渉を開始していた。
問題となったのは値段で、萬平はみんなに安く買ってほしいと10円で売りたいと話すが、世良と真一に安すぎると指摘され20円で売り出すことを決める。
そんな中、毎日働きづめだった福子が過労で倒れてしまう…しばらくの安静が必要となり、この緊急事態に鈴が福子達の家に移り住み手伝うことに。
みんなが手伝ってくれたお蔭で、福子の体調も良くなり、まんぷくラーメンの発売が迫ったある日、会議が行われる。
世良が確保し売り出す舞台となったのは大阪の百貨店、さらに大阪中の商店街で評判が良ければ全国展開していく予定だ…萬平が決めたまんぷくラーメンの値段は20円、50円でも売れると自信満々の世良だったが、鈴だけは「20円は高い」と反対。
そこで福子はまんぷくラーメンが画期的な商品だと知ってもらうため、その場で食べてもらうことを提案し、試食販売をすることに決まった。
そして昭和33年8月25日、遂にまんぷくラーメンが世の中に登場する…。
・・・第21週へ続く
第21週「作戦を考えてください」
116話あらすじと感想 2月18日(月)放送
117話あらすじと感想 2月19日(火)放送
118話あらすじと感想 2月20日(水)放送
119話あらすじと感想 2月21日(木)放送
120話あらすじと感想 2月22日(金)放送
121話あらすじと感想 2月23日(土)放送
あらすじ(第21週)
「まんぷくラーメン」の発売日。
福ちゃんと萬平さんが声を張り上げ、デパートで売り出しますが全く売れません。
値段が高すぎるのか。
パッケージデザインが悪いのか。
そもそもラーメンに需要がないのか。
さすがの萬平さんも弱気に。
そこで売り上げを伸ばすために、国立栄養研究所に「まんぷくラーメン」の栄養分析を依頼します。
するとコラーゲンやミネラルなど、多くの栄養が含まれていることが判明。さらにテレビでオリジナルコマーシャルを流そうと考え・・・
引用元:NHK公式サイト/まんぷく
ネタバレ(第21週)
まんぷくラーメンが発売されデパートや商店街で、試食販売を始めるとお客さんは、まんぷくラーメンの手軽さと美味しさに驚き大賑わい…しかし、売れたのは2箱だけだった。
全国展開する方法を考えていたある日、福子はテレビのコマーシャルで宣伝することを思いつく…早速、プランを練りコマーシャルの撮影を始める。
「主婦が子供達にラーメンを作る」という内容で、主婦役に福子、子供役に源と幸が出演することとなり、緊張しながらも、なんとか撮影を終える…このコマーシャルの反響は予想以上に大きく、お客さんが殺到し売上も5倍に跳ね上がった。
さらに問屋からの注文も次々と入り、まんぷくラーメンは全国的に売れ始め、商品の大量生産をするため、工場を作ることとなった…そこには新しい社員の他に、福子の親友のハナや敏子、ダネイホンを一緒に作っていた仲間達など懐かしい顔ぶれもいた。
そして「まんぷくラーメン」は日本の食文化を変えたと言っても過言ではない大ヒット商品となった。
そんな矢先、まんぷくラーメンの偽物が大量に発売されはじめる…その偽物はどれも品質が悪く、このままだとまんぷくラーメンの評判にも悪影響しかねない。
しかし、その中でテイコー食品の「本家まんぷくラーメン」という商品は、見た目も味も、まんぷくラーメンとそっくりだった…さらに最近、従業員の坂部勝が不自然な辞め方をしていることが明らかになる。
実際に坂部はまんぷく食品を辞めたあと、テイコー食品に入社していることから、企業スパイの可能性が大きかった。
世良がと真一がテイコー食品に乗り込むが社長の猿渡鎌作は「うちが本家だ」と言い張り、強気の姿勢をみせた…終いにはまんぷく食品の特許がおりるまでの間に売りまくろうという考えのようだ。
さらにテイコー食品はポスターに福子そっくりのモデルを起用する始末…みんなの怒りは頂点に達するのだった…。
・・・第22週へ続く
第22週「きれいごとは通りませんか」
122話あらすじと感想 2月25日(月)放送
123話あらすじと感想 2月26日(火)放送
124話あらすじと感想 2月27日(水)放送
125話あらすじと感想 2月28日(木)放送
126話あらすじと感想 3月1日(金)放送
127話あらすじと感想 3月2日(土)放送
あらすじ(第22週)
「本家まんぷくラーメン」を名乗る偽物会社が出現。
萬平さんがすぐさまその会社に発売中止を求めるも拒否されます。
そんな中、即席ラーメンによる食中毒が発生。
即席ラーメン業界全体に世間の厳しい視線が向けられます。
望みは申請中の特許が認められ、他社を撤退させることですが、実は「本家」を名乗る偽物会社も製造法を特許申請していることが明らかに。
福ちゃんは動揺する萬平さんに「特許は必ず認められる」と勇気づけますが・・・
引用元:NHK公式サイト/まんぷく
ネタバレ(第22週)
偽物を作っている会社に警告書を送り、撤退もしくは名前を変えて販売してもらうことに…しかしテイコー食品だけは、まんぷくラーメンを真似したことを認めた発言をしつつも、開き直り「本家まんぷくラーメン」という商品名で販売を続けるのだった。
数日後、申請していた特許が認められる歓喜に湧く中、萬平は「ざまーみろ!」と叫ぶんでいた…その姿に福子は違和感を感じるのだった。
そんな中、まんぷく食品を辞めた坂部を捕まえると、坂部は「テイコー食品にまんぷく食品の5倍の給料をもらうことを条件で引き抜かれたこと」を洗いざらい話した。
そして萬平は再びテイコー食品に乗り込み、坂部が全て吐いたこと、裁判を起こし坂部に証人になったもらうことを伝えると、猿渡は観念し撤退することを約束する…萬平は「まんぷくラーメンの一人勝ちだ!!」と嬉しそうに福子に報告した。
しばらくし、福子は「安い」という理由だけで身体に悪そうな粗悪品が出回っていることに胸を痛めていることを伝えた…そして福子は萬平が昔「世の中の役に立つ仕事がしたい。みんなが喜んでくれるような仕事を」と言っていたのが忘られないと話し、「今、萬平さんはみんなを喜ばせてますか?」と問いかける。
一人勝ちだと喜んでいる萬平は嫌いだと…あの頃の萬平なら身体に悪いものが世の中に出回っているのを嘆いていたはずだと。
福子が心を痛めていることを知った萬平は、即席ラーメンの製造を他社でも出来るように特許を公開することを決める…その代わりに、高くない金額に設定した特許使用料をもらうことに。
反対する世良に萬平は「粗悪品が出回ってるせいで、即席ラーメンが身体に悪いと思われてしまったら、うちにとっても不利益だ」と説得し、萬平は粗悪品を作っている会社を一軒一軒、回るが特許使用料を払ってまで、まんぷくラーメンの製造方法を取り入れようとする会社はないのだった。
そして福子は世良に、世良の言う通り相手にしてくれる会社はなかったことを話し、萬平の考えを叶えるよう力になってほしいとお願いする。
福子の思いに動かされた世良は、つてを使って元食糧庁の長官をしていた衆議院議員・土井垣隆三との約束をとりつける。
土井垣と対面した萬平は、今までの経緯を話し「即席ラーメンという新しい商品が安心でおいしい食品であると認知してもらうこと、即席ラーメンが浸透しその便利さが多くの人達の助けになることを望んでいる」と話した。
すると土井垣は萬平の考え方を気に入ったようだ…そこで土井垣は即席ラーメンの業界を作りそこに入ることが製造販売の条件にすること、業界に入ればまんぷくラーメンの製造特許を無償で使わせることを提案する。
萬平は土井垣の提案を受け入れ、それから1ヶ月後、即席ラーメンの協会が発足…会長には萬平が就任したのだった…。
・・・第23週へ続く
第23週「新商品!?」
128話あらすじと感想 3月4日(月)
129話あらすじと感想 3月5日(火)
130話あらすじと感想 3月6日(水)
131話あらすじと感想 3月7日(木)
132話あらすじと感想 3月8日(金)
133話あらすじと感想 3月9日(土)
あらすじ(第23週)
「まんぷくラーメン」が発売されて11年。
即席ラーメンの市場には350社以上が参入し、ついに倒産する会社が。
萬平さんは危機感を抱き、新商品の開発を考えます。
一方、福ちゃんは子育てに一段落して、充実しながらも時間を持て余す日々。
萬平さんから相談を受け、昔同行したアメリカ視察を思い出します。
即席ラーメンを入れる丼がなく、商談相手がラーメンを砕いて紙コップに入れ、お湯をかけていたのです。
すると萬平さんに突然のひらめきが・・・
引用元:NHK公式サイト/まんぷく
ネタバレ(第23週)
まんぷくラーメンが発売され11年が経ち、この年大阪では万博が開催され多くの外国人が訪れていた…まんぷく食品は多くの従業員を従え、さらに大きな会社へと成長。
しかし、即席ラーメンの市場は伸び悩み倒産する企業も出始めていた…危機感を感じた萬平は新商品の開発を考えるが「まんぷくラーメン」を超えるものは作れない。
そんな中、福子は2年前に同行したアメリカ視察を思い出す…外国にはラーメンを入れる丼がなく、商談相手は麺を砕き紙コップで食べたのだ。
このことをキッカケに萬平は「容器入りのラーメン」を作ることを思いつく…そこで即席ラーメンの概念にとらわれないよう若手社員中心の開発チームを発足させることに…そこには萬平の息子・源の姿もあった。
容器作りは開発チームに任せ萬平は自宅でスープ作りを始める…福子は萬平の納得するまで何度でもやり直す姿を源に見せたかったが、そんな萬平の姿を源はどこか冷ややかな目で見ていた。
1週間後、洋風と和風を組み合わせたビーフコンソメ味のスープが完成する…スープを飲んだ源は「これをあの台所で?」と驚くのだった。
次に萬平は麺のサンプルを持ち帰り福子と共に麺の揚げ時間の研究を始めた…しかし、逆円錐型の麺は四角く平たい萬平はまんぷくラーメンと違い、中まで揚げるのは大変だった。
そこで福子は「天ぷらを揚げるときは、わざわざ油の温度を測ったり時間を見ていない」と話す…その言葉をヒントに萬平は麺の量を減らし、麺が浮かび上がってくるか試してみすことに。
すると160℃の温度に2分半で中までしっかり揚げることに成功…萬平は上の方が詰まっているのに対して下の方は荒くなっていることに気付く。
さらにカップにお湯を注いだ時に下の方からの対流で麺が均一に戻りやすくなるという利点も発見する。
このことを開発チームに報告し、容器やスープの開発状況を尋ねたところ、いずれも遅れていることを知った萬平は「君たちは真剣に仕事に取り組んでいるのか!」と珍しく声を荒げた。
開発チームは完全に萬平のペースについていけなくなり不満を溜めていた…会社の雰囲気が悪くなっているのを察した真一は福子に「タイミングをみて話してほしい」とお願いする。
夕方、帰ってきた源は福子に「天才なんや。父さんは。天才の考えることなんて僕にはムリや」と弱音を吐く…萬平の努力する姿を近くで見てきた福子は「簡単に弱音を吐くのはやめなさい。お父さんは考えて考えて考えぬいてまんぷくラーメンを作ったんです。あなたの言ってることは言い訳にしか聞こえません」と叱った。
その夜、福子は萬平に「やっと源は自分の甘さに気づいたんやと思います。それはあなたの期待に答えたいと思ったからです。あなたが足を止めてあげるべきだと思いますよ」と話した。
翌日、冷静に開発チーム雰囲気を見つた萬平は「間違いなく画期的な商品である」ことを伝え「急がなくていい。みんなでまんぷくヌードルを一緒に作ろう」と語りかけた。
そして、やっと開発チームの心が一つになるのだった…。
・・・第24週へ続く
第24週「見守るしかない」
134話あらすじと感想 3月11日(月)
135話あらすじと感想 3月12日(火)
136話あらすじと感想 3月13日(水)
137話あらすじと感想 3月14日(木)
138話あらすじと感想 3月15日(金)
139話あらすじと感想 3月16日(土)
あらすじ(第24週)
難航する「まんぷくヌードル」の開発。
萬平さんは福ちゃんの助言を受け、開発チームのメンバーに歩み寄ると、メンバーの長男・源ちゃんにも変化が。
萬平さんと仕事の話を家でもするようになります。
福ちゃんは2人の様子に喜びを感じます。
ある日、娘の幸ちゃんと外国の友人が抱き合う姿が目撃されて騒動に。
福ちゃんはヌードルの試作で忙しい萬平さんに心配かけたくないと、幸ちゃんの熱愛疑惑を隠しますが・・・
引用元:NHK公式サイト/まんぷく
ネタバレ(第24週)
源は自分の甘さに気付き今まで嫌がっていた仕事の話を家でするようになり、そんな姿を見て福子は嬉しくなるのだった。
そんなある日、福子は商店街に置いてあった発泡スチロールを見てカップの素材に使えると思い源に電話をかけた。
それから源は色々な会社に問い合わせるところ、ビーズが細かく詰まった硬い物があることを知る…試しに作ったカップは軽く、手に持っても熱くならない素材だった…萬平から課題は出たもののカップの素材は発泡スチロールに決定。
一方、幸は大阪万博で知り合った外国人のレオナルドと親しくなりデートを重ねていた…家に送ってもらった帰りに抱き合っている所を福子が目撃してしまう。
福子が笑顔で迎え入れると、幸はハグしているところを見られて動揺し「友達同士でも抱き合うのは当たり前なんよ。外国人は」とはぐらかす。
続けて幸は「ダメなの?レオと恋人になったら」と聞くと福子は「お母さんはただあなたのことが、ちょっと心配になっただけ」と言った。
開発チームみんなの力でまんぷくヌードの試食が完成…味は好評だったが、福子は値段の高さが気になっていた。
100円だと主婦や学生は買わないと…ネギやチャーシュー、シナチクを入れるなど、もうひと工夫もふた工夫もするべきだと指摘する。
萬平は福子に言われたことをヒントに普通のラーメンには入ってない、華やかな「洋風の具材」を考え始めた。
しかし、なかなか具材を探すことはできずにいると、源は萬平にその考えは無茶苦茶だと言い出した…すると萬平は「まだラーメンの中に入っていないお湯をかけるだけで戻る具材ぼくは絶対にあると思う。なかったら作ればいい!」と言う。
その夜、萬平の言葉に衝撃を受けた源は調べ物をしその資料の中に「フリーズドライ」を発見する…早速、試したフリーズドライの実験は大成功。
そんな中、元気のない幸に気づいた福子は声をかけると、幸は「レオナルドがアメリカに帰って結婚する」ということを話した…福子は「思いっきり泣きなさい」と泣きじゃぐる幸の背中をさすり続けた。
翌朝、幸はすっかり元気をとりもどし、いつもの笑顔で学校に向かうのだった…。
・・・第25週へ続く
第25週「できました!萬平さん!」
140話あらすじと感想 3月18日(月)
141話あらすじと感想 3月19日(火)
142話あらすじと感想 3月20日(水)
143話あらすじと感想 3月21日(木)
144話あらすじと感想 3月22日(金)
145話あらすじと感想 3月23日(土)
あらすじ(第25週)
「まんぷくヌードル」に入れる具材を作るため、萬平さんはフリーズドライ製法に注目。
色々な食材を試して、ネギとスクランブルエッグを採用します。
さらに高級感のある食材を入れたいと、神部さんの提案でエビをフリーズドライ加工することに。
しかし200種以上のエビを試すも、良い結果が出ていません。
そんなある日、鈴さんが突然、腹痛を訴えて救急車で運ばれます。
同行した福ちゃんは・・・
引用元:NHK公式サイト/まんぷく
ネタバレ(第25週)
源が思いついたスクランブルエッグはヌードルの具材として採用され、他に2つ3つ具材を足すことに…スープに深みを与えるための肉作りを萬平することとなり、さらに色合いよく高級感のあるエビも入れることに。
早速、萬平は食材を家に持ち帰り福子と共に作り始めた…試行錯誤をしながら2週間、ようやく肉が完成。
一方、神部は200種類以上のエビをフリーズドライにした結果、高級ホテルで食べたブーバランという味も見た目も完璧なエビを発見する。
すべての具材は決まったが、問題はフタだった…福子に相談した萬平は昔、アメリカ出張の時に機内食で出てきたナッツの容器のフタを思い出す。
当時、萬平はそのフタをみて「画期的だ」と関心していたのだ…萬平はナッツのフタを改良し、輸送中でも万が一剥がれてしまわないようにフタをしたカップに更に透明なビニールをした。
そんな中、新たにカップの底が麺にぶつかって折れてしまうという問題が発生…そこで萬平は今までより麺を大きめに作りカップの中間に固定することを考えた。
それによって麺が底に当たらす折れる心配もなくなった。
さらにまんぷくヌードルのパッケージは忠彦の弟子・名木によって世界に通じるような素晴らしいデザインができ、遂にまんぷくヌードルが完成。
そして何度も話し合いを重ね、100円という値段で販売された…。
・・・第26週へ続く
第26週「行きましょう!二人で」
146話あらすじと感想 3月25日(月)
147話あらすじと感想 3月26日(火)
148話あらすじと感想 3月27日(水)
149話あらすじと感想 3月28日(木)
150話あらすじと感想 3月29日(金)
151話あらすじと感想 3月30日(土)
あらすじ(第26週)
「まんぷくヌードル」がついに発売。
仲間たちから絶賛され、萬平さんと福ちゃんの苦労は報われたかと思われましたが、売り上げが全然伸びません。
そこで萬平さんは新たな販路を開拓することを決断。
深夜勤務の業界で夜食の需要があると考え、タクシー会社や消防署、警備会社などに売り込むことに。
一方、福ちゃんも地道な営業活動を続け、わざわざ人が集まる場所でヌードルを食べてアピール。
そんな中、鈴さんが「お葬式を挙げたい」と言い出し…
引用元:NHK公式サイト/まんぷく
ネタバレ(第26週)
まんぷくラーメンが発売され仲間たちから大絶賛… 大々的にテレビのコマーシャルに流し、買ってくれたお客さんからの評判も良かったが、売上は萬平達が予想していた1/3。
やはり問題は値段のようで、まんぷくヌードルを扱っているスーパーや小売店では値下げをしているようだっった…値下げをしないとお客さんは買ってくれないのだ。
この危機的状況に萬平は新たな販売ルートを探し始め、「100円を出しても、まんぷくヌードル」を買ってくれそうなホテルやタクシー会社など深夜に働いている人達をターゲットに絞ることに。
販売規模は小さかったが、まんぷくヌードルの価値をわかってくれるお客さんから市場を広げていこうと、萬平達はコツコツと営業を始めた…営業を続けた結果、タクシー会社から50ケースの注文が入る。
この注文は本当にまんぷくヌードルを必要としてくれた人達からの注文…新たな販売ルートの開拓の大きな一歩だった。
さらに「一晩中やっているお店があるかも」という福子のひらめきをキッカケに、萬平はヌードル専用の自動販売機の導入を思いつき、早速3千台の設置を目指して動きだした。
そんな中、鈴が腹痛で病院へ運ばれ、緊急手術をすると「大腸憩室症」という命に関わる病気だったことが明らかとなる。
無事に手術が成功し、順調に回復し鈴はやっと退院することができた…すると、病み上がりの鈴が突然「葬式をしたい」と言い出した。
どうやら夢の中で咲が「生きてる間にみんなにありがとうと言えて良かった」と聞き、自分も生きてるうちにみんなに感謝を伝えたいと考えたのだ…萬平と福子が戸惑うも、幸や源は賛成し、鈴も強引に日取りをきめ生前葬の日がやってくる。
みんな喪服姿で本格的なお葬式のように、お坊さんのお経が響き渡る中、鈴は棺の中に横になっていた…お経が終わると一人一人、弔事が読まれその度に鈴は起き上がり「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えるのだった。
鈴の生前葬が無事に終わり、日常が戻ってきた…鈴の表情は柔らかくなり、家族も人に対して優しい気持ちになっていた。
そんな中、「おいしさと手軽さ」以外の良さを探していた福子は、幸や源のような若い世代に向けて売り出すことを思いつく…100円という値段から今までのターゲットは主婦や働いている人達だった。
まんぷくヌードルは歩きながらでも食べられるというのも売りの一つだが、大人達は「行儀が悪い」と実際にする人はいなかったが、幸や源は食べ歩きは平気だという…つまり、まんぷくヌードルの本当の価値をわかっているのは、若い世代の人達だということとなる。
そこで萬平は近々行われる「歩行者天国」で大々的に売り出すことを決める…当日は1万人以上の人が来ることが予想され、まんぷくヌードルを1000個用意した。
歩行者天国当日。
社運をかけ社員総出でまんぷくヌードルの販売を始めた…萬平の予想は的中し、まんぷくヌードルは若者を中心に売れまくり、その光景がテレビでも大きく放送されると、全国の問屋から注文が殺到し、まんぷくヌードルは大ヒット商品となった。
その後、萬平は会社を真一や神部に頼み、福子と共にアジア各地を回り世界の麺を食べ歩いていた…また新しい商品を開発するために…。
・・・END
主題歌
DREAMS COME TRUE
「あなたとトゥラッタッタ♪」
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朝ドラ「まんぷく」は、ドラマのストーリー1話~最新話まで 「U-NEXT」で配信されている。
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本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。