ドラマ「【はじこい】初めて恋をした日に読む話」最終回の結末ネタバレ(最終回ネタバレ追記済)を公開しています。

見逃してしまった人や、あまり興味はないが内容や結末が気になる人もいるだろう。

ここではキャストに始まり、ストーリーのあらすじと最終回における結末のネタバレを公開するので参考になればと思う。

ちなみにドラマ「初めて恋をした日に読む話」はTBS系列で放送されるので、ドラマのストーリー1話~最新話まで 「 Paravi (パラビ)」で配信されている。

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【はじこい】
初めて恋をした日に読む話

まずはじめにドラマのキャストを紹介しよう。

役/キャスト

  • 春見 順子/深田恭子
  • 八雲 雅志/永山絢斗
  • 由利 匡平/横浜流星
  • 山下 一真/中村倫也
  • 勅使河原 勉/髙橋洋
  • 春見 正/石丸謙二郎
  • 由利 菖次郎/鶴見辰吾
  • 松岡 美和/安達祐実
  • ゴリさん/皆川猿時
  • 梅岡 道真/生瀬勝久
  • 春見 しのぶ/檀ふみ

人物相関図

以上がキャストとなる。

ストーリー

ドラマのキャストを紹介したので、次に物語のあらすじを見ていこう。

主人公・春見順子は、人生なにもかも上手くいかない、いちいち残念なしくじり鈍感アラサー女子。

優等生として成長した順子は、東大受験…失敗、就職活動…失敗、そして、婚活サイトに登録するも…交際も失敗。

現在は塾講師として働いている。

そんな順子の前に、タイプ違いの3人の男性が現れることから、順子の人生のリベンジとも言える闘いが始まる。

その一人、クールなルックスとエリートで「出来る男」の品格がある順子の従兄弟・八雲雅志。

超が付くほどのバカ高校に通う、髪をピンクに染めた不良高校生・由利匡平。

さらに、順子、雅志と同級生で匡平の担任をしている高校教師・山下一真。

恋も受験も就職も失敗したアラサー女子・順子は、教え子・匡平の東大受験という転機を迎えて、人生を取り戻すことが出来るのか?

さらには、思いもしなかった突然のプロポーズ…32歳鈍感女子の気付かぬところで恋のフラグが立っている!?

人生を変えてしまうようなドキドキでキュンキュンな驚きの出来事が、いくつも待ち受けていようとは思いもせずに…。

個性豊かな登場人物たちとの人間関係も交え「笑って泣いてキュンとするラブコメディ」。

引用元:TBS公式サイト/初めて恋をした日に読む話

結末ネタバレ

ここからはドラマ「【はじこい】初めて恋をした日に読む話」最終回の結末ネタバレを公開しています。

このドラマは原作に同名漫画「初めて恋をした日に読む話」があるので、同じような展開で物語は進み結末も同じようになることが予想される。

しかし原作漫画はいまだに連載中で結末を迎えていない…とりあえずコミックで発売されている8巻までの大筋のあらすじをネタバレするので見てほしいと思う。

春見順子(31歳)は母親の期待に沿い高校生までは優等生だったが、東大に落ちてからは就職に婚活とことごとく失敗し、そのせいで一緒に暮らしている母親ともギスギスしパッとしない人生を送っていた。

四流の予備校講師をしている順子が出会ったのは父親に「ろくでなし」の烙印を押された高校生・由利匡平だった…匡平は超がつく低レベルな高校に通い、髪の毛をピンク色に染めた不良。

順子は匡平と昔の自分を重ねてしまい「私のような大人になってほくない」と思い、匡平をかばうように父親に暴言を吐いてしまう…その言葉は匡平の心に響くのだった。

翌日、順子が勤める予備校に匡平が現れ「東大に受かるように指導してほしい」と順子を指名して依頼してくる…しかし「自分の道を選ばずに後悔した」順子は、父親を見返すため受験をしようとしている匡平のために「大学受験を諦める」よう説得するが、匡平は暴言を吐いて帰ってしまう。

数日後、順子は匡平がこっそり勉強をしていたことを知る…そんな順子の前に、教材を持った匡平が現れ「他はなんとか自分でやった。英語だけ教えてくれ」と頼まれる。

真剣な匡平の姿に順子は、匡平の個人指導することを決めるのだった…そして東大合格を目指し、二人の戦いがスタートした。

そんなある日、個人指導が終わり資料を取っている時、順子は匡平の目の前でギックリ腰になってしまう…匡平が助けに近づいた瞬間、他の講師が現れ「テスト前、生徒立入禁止」を気にした順子は急いで匡平を自分の机の下にかくまった。

そこで順子は他の講師から「匡平の父親が官僚」だと聞き、数々の暴言が頭の中で巡り焦る…「うちの塾に責任取れと言われたらどうします?」と言ってきた講師に、順子は「責任なんて自分で取るんですよ。どんなに親や周りのせいにしたってペンを取るのは本人です。彼がやるって言う以上逃げたくないです」とハッキリと答えた。

そんな葛藤と勉強を教えることで頭がいっぱいの順子は、ある日からまれている匡平を発見…順子は匡平に向かって「将来棒に振りたいのか!素行暴行を気にしない大学なんてない。ケンカは受験が終わってからにしなさい!」言うと頬にビンタをし「自分を大切にしなさい」と怒る。

その帰り道、順子は「大学受験のことをお父さんに話そう」と提案するが、断る匡平に順子は「こんなに努力してること伝わらないなんてかわいそうよ」と話す…匡平は今まで、自分に対してこんなに親身になって向き合ってくれた人はいなかった。

匡平は順子の言葉に胸を打たれ「順子のことが好き」だと気づくのだった。

順子への恋心を自覚した匡平は積極的に行動するも、鈍い順子にはなかなか伝わらず子供扱いをされるだけ。

そんな中、匡平の通う高校の出張講師に参加した順子は、そこで教師をしていた同級生・山下一真と再会する…昔は問題児の一真だったが、順子に勉強を教えてもらったのをキッカケで教師になっていた…学生時代に一真は順子に告白するも、順子はその申し出を断っていた。

順子にとって一真は唯一告白してくれた人で何度も励まされた大きな存在だったが、結局「好き」という感情は生まれなかったのだという。

出張講師も無事終わり順子がまだ独身だと聞いた一真は、順子の名刺を手に「ここに電話したらまた会える?」とそれとなくデートに誘うが、鈍い順子は気付くこともなく「先生同士頑張ろう」と言って帰っていく。

その後、匡平や美和と食事に行った順子はお酒の飲み過ぎ泥酔状態…ワインを服にこぼし洗いに行った順子を心配した匡平が様子を見に行くと、順子は美和と間違えて匡平に抱きついてしまう。

そして順子は「本人の前では言えなかったけど…恋愛なんて出来ないくらい匡平を絶対合格させたい。私、今あの子に夢中なの」と本音を言って匡平の胸に顔を埋める…匡平は「そういうことは酔ってない時に言ってもらえますか」と順子を抱き寄せる。

順子はそのあと寝てしまい美和に呼ばれ迎えにきたのは、順子のいとこ・八雲雅志だった…雅志は東大に一発合格したエリート。

そんな雅志は20年間順子に想いを寄せていて、この日も順子に告白するもなぜか気持ちに気づいてもらえないのだ。

そして雅志は出張する予定の軽井沢に「一緒にいこう」と順子を誘うが「今は匡平から離れられない」とあっさり断られてしまう…しかし順子は勤める塾でも、秋合宿で軽井沢に行かなければいけないことがその直後に判明した。

雅志は順子と軽井沢で鉢合わせになることを考え軽井沢に必ず行けるように仕事をやりきる…しかし、東大卒でエリートの雅志は勤める社内でも嫉妬され、他の課の年上社員からおちょくられるような言葉を言われ、プライドの高い雅志は自分のキャパをオーバーするような仕事をみずから引き受けてしまう。

雅志は激務で忙しくなってしまい、遂には疲労で道端で倒れてしまうのだった…そこにたまたま通りかかった匡平がすぐに順子に連絡し、迎えにきた順子が病院に連れて行こうとするが急ぎの仕事があった雅志は断った。

急いで届けなければいかない荷物があると知った順子は、雅志と匡平を乗せ車を走らせた…睡眠をとって回復した雅志はサービスエリアで匡平が車から降りたのを確認し順子を抱きしめ告白をする。

順子は「私だって好きだよ。いとこだもん」と雅志の告白をまともに受け取らない…車の外から雅志が順子を抱きしめているところを見た匡平は動揺を隠しきれないのだった。

数日後、軽井沢に向かった順子達だったが匡平は嫉妬心から機嫌が悪い…しかし順子と二人きりになった匡平は好きな気持をグッと押し殺し、順子を抱きしめる。

順子は匡平の態度に「ありえない」と思いながらも「自分に好意があるのでは?」と思い始め、その日から女として扱ってくる匡平に順子は戸惑いを隠せない。

しかし「これは罰ゲームだ」と勘違いした順子は「冗談で良かった」と心底ホッとするが、「万一生徒と間違いがあった日には私は担当を降りなきゃいけない…先生と生徒じゃなくなるその日は来るから、その時まで一瞬も離れたくない」と思わず匡平に本音をこぼす。

それからの匡平は気持ちを切り替え「大学に合格するため、順子を実力のある講師にするため」受験勉強を必死に頑張るのだった。

順子はたまたま会った一真と飲みに行くことに…そこで順子は一真が奥さんとケンカが絶えなくなり離婚したことを知る。

真一のやけ酒に付き合っていた順子だったが、二人とも泥酔状態…朝、順子が部屋で目を覚ますと下着姿で隣には真一が。

順子は慌てて真一を近くの公園に連れ出すが、真一は「胸を触っていたら朝になってた」と爆弾発言をするも悪気はない様子…しかも「高校の頃おれがスキだった頃のまんま」と告白まがいなことも言う。

その時、タイミング悪く通りかかった匡平が二人の会話を聞いてしまう…弁解しようとする順子を振り切るように逃げていくのだった。

順子は塾に来た匡平に改め「プライベートを見せすぎたこと、講師としてケジメがなかった」ことを謝るが、匡平は話をすり替え急に「順子を同窓会に行かせない」ための条件をだす。

匡平は順子を同窓会に行かせて一真に会わせまいと、驚異の集中力を見せ勉強に打ち込む…がやはり匡平が出した条件には達することができなかった。

それでも順子は匡平の集中力を見て「この子に私のプライベートのことを考えさせないようにしなくちゃ…」と考える…もちろん同窓会には顔を出さずにいると、その会に出席していた一真は順子のことが頭から離れなくなり急に帰ってしまうのだった。

順子の前に姿を現す一真だったが、順子は「忙しい」とほぼ無視していると一真はなかば強引に「由利(匡平)はお前に惚れてんだよ」と話を聞かせる…鈍感な順子は「そんなはず、ありえない」と驚愕の表情を見せる。

順子は「だってまだ17歳の高校生よ…恋愛感情とかそんなもので邪魔させたくない。でも今あの子が一番大事なの」と語った。

そんな中、順子の32歳の誕生日が近づいたある日、匡平から「誕生日、何すんの?」と尋ねられ、順子は「何の予定もない」と答えると匡平は「ちょっとでもいいから会いたい」と言う…順子は匡平の気持ちを理解しながら心の中では「絶対向き合ったりしない…君との大事な時間一秒も休まずに見つめてる」と考えながら、冷静に「会えるわよ、もちろん。授業だもの」と答える。

そして迎えた12月31日、順子の32歳の誕生日、匡平は「お前が一番喜ぶと思って科学テキスト一冊覚えた…誕生日おめでとう」と順子にとってサイコーのプレゼントをする…順子は「うっそだろぃ!?すごいすごーい!」と飛び跳ね喜んでいると、匡平は意表をつき順子の頬にキスをした。

匡平は「先生がいくら手離しても、俺、何回でもつかみ行くんで…来年もよろしくお願いします」と真面目な顔で軽く告白をしその場を去っていく…そんな32歳の誕生日を迎えた順子だったが、キスをされた後は体が固まってしまい身動きが取れなくなってしまうのだった。

そして年も明けセンター試験も間近となってきた…すると順子のところに一真がやってきて「俺とデートして…今お前のことが頭から離れない、お前が嫌がることは絶対しない。一回でいい…チャンスをくれよ」と言われ、順子は一真の申し出を了承する。

デート当日、バイクで迎えに来た一真の後ろに乗って出かけることに…しかし正月でどこも人で溢れ楽しむどころではなかった。

残念そうに落ち込む一真だったが、それを見た順子は笑顔で「でも初めてバイクの後ろに乗った…すごい気持ちいーね」と一真を励ますが、やはり順子の頭の中には匡平しかいない。

それでも一真の一方的な誘いに断れず、その後もデートを重ねる二人だった。

一方で、順子に恋してきた雅志もようやく動き始めた、まずはじめに順子の家に夜、遊びにやってきた雅志(いとこだからいつでも不審がられずに招いてもらえる)は順子に対して「お前、本当に何も気づいてないの?」と言って、突然キスをする…がロマンチックどころか順子は「気でもふれたかー!雅志」と鬼の形相で怒りだしてしまう。

しかし雅志はそんな順子にくってかかり、本気で好きだという思いをついに伝えることができた。

順子は雅志に何も言うことができず立ち尽くしていると、雅志は「おやすみ」と一旦その場は後にする。

次に二人が顔を合わせえたのは親戚の集まり(冠婚葬祭など)で、親戚からは「まだ二人とも独身なのか…32にもなって」と笑いが起きるほど…そんな状況をなんとか抜け出した順子と雅志だったが、ここでも雅志は「俺、ずっとお前が好きだったんだ…何日でも、何年でも待つ。ちょっとは俺で悩め」と順子に愛を告げるのだった。

順子は自分のことで手いっぱいになってしまっていたが、この時匡平も悩みを抱えていた…それは匡平の父親が知らない女性と歩いているところを見てしまったことから始まる。

ある日、とあるBARで順子はバッタリ匡平の父親に会い、その横にいた女性の存在を知る…順子はその真相を匡平に遠回しに尋ねと、匡平は父親のことが嫌いになった理由を語り始めた。

すると順子は「最低…ここまで思いつめたこの子に気づけなかったなんて…」と匡平の思いに共感し、初めて男性からの想いに応えたいと感じるのだった。

そして春見は匡平のことを元気づけたい一心で、抱きしめるが、いつの間にか抱きしめられるような形になり「これ以上この雰囲気の中にいたら講師と生徒に戻れなくなる」そんな気がして匡平の腕を振り払のだった。

そして春見は匡平が東大に合格した時、周りのみんなにも喜んでほしいと思い「試験が終わったらお互い親と仲直りしない?」と提案した…匡平は嫌がりながらも「父親とちゃんと話す」と約束する。

すると突然、匡平は「はいか、いいえだけでいい。俺のこと男としてみてくれてる?」と聞きた…動揺する春見だったがウソはつけず正直に「はい」と答えるのだった。

一方で、雅志に告白されて以来、あからさまに避けてしまう春見だったが、雅志から「諦めるために告白した」と言われ、「雅志のことを男として見たことはない。でもちゃんと考える」と返事をする。

匡平はリアルセンター試験を向かえ、自己採点の結果はC判定で、合格率も40~60%になった。

しかし、春見は「模試はあくまで、もしかしてうかるのかもの、もし。ずっとA判定で合格確実と言われたのに奇跡のどんでん返しを見せた先生の背中を忘れるな!」と熱く語る。

匡平は冷静に「それはだめ」と言いながら、閉め忘れた春見のスカートのチャックを触り「ここ開いてて僕も集中できないし、他の誰にも見せないで下さい」と言った…あの質問に答えて以来、匡平がどえらい恋愛モンスターになった気がすると思う春見だった。

一方、学校では一真が匡平の仲間達と女性についてのエロ話で盛り上がる姿にドン引きする匡平…一真が匡平に「春見と会えてないから、こんな想像しても仕方ない。お前だって想像してんだ?」と聞くと、匡平は「来年、本物もらうから俺は我慢できる」とキッパリ答えた。

その時、春見から匡平の指導のことで一真に連絡が入った…成績が上がっている今、近場で部屋を取って1週間みっちりやり込みたいのだという。

【はじこい】初めて恋をした日に読む話ネタバレ…最終回結末の漫画とドラマの違い photo 1

個人合宿をすると学校を休むことになるため、学校から匡平の父親に手紙を出してほしいというお願いだった…父親はあっさり承諾し、合宿が始まった。

合宿中、春見の他に、優秀な女講師・牧瀬から出た課題は「毎日10分、二人きりで話すこと」、張り切りすぎの二人に、一緒に休んでちゃんとコミニュケーションをとるというものだった。

匡平はここぞとばかりに「春見と一真が一緒にいた日、一線を超えたのか」聞いてきた…春見は慌てて否定すると、匡平は「良かった…」と、春見の素足を撫で「スッキリしてんで寝ます」と部屋を出ていく。

春見の親友・美和から個人合宿のことを聞いた雅志は顔面蒼白…泊まってる宿まで押しかける口実もなくアタフタしていると、美和が春見のDVDを返す口実を作ってくれ会いに行く。

雅志と向き合うことを決めた春見は「二人でどこか出かけようか」とデートの誘いをする…雅志は驚きすぎて、泣きながら喜んだ。

一方、合宿の様子を見に来た一真も「ちょっとは俺の事好きになりそう?俺はいつまで指くわえて待ってればいーんだ」と春見の心を揺さぶりをかける…春見は「好きになりたい。とにかく真っ当な恋愛をしたくて迷ってる」と答える。

春見は自分の中を占めている匡平から逃れたかった…だから一真にも「あの子から逃げ切れるなら何でもする」と口に出して言っていた。

春見は牧瀬に、思わず匡平を抱きしめそうになったり、匡平を一人占めしたいような気持ちになっていること、それが先生が生徒に思うようなやつじゃないことを話した…しかし、気持ちを認めても匡平に打ち明ける訳にはいかない。

牧瀬は春見のことを考えたうえで「ちゃんと整理して、大事に忘れな」とアドバイスをした。

翌日から春見は気持ちを切り替え講師として匡平に接する…しかし、春見と牧瀬の話を聞いていた匡平は「絶対忘れさせたりしない」と、ロビーで疲れて眠っていた春見にキスをした…。

・ここまでが漫画8巻(コミック発売中)までのネタバレ

漫画では順子争奪戦に関して、完全に匡平が有利に見える…そして順子自身も匡平に一番寄り添っているようにも思える。

が、ドラマではそれなりに3人のイケメン俳優たちが、順子(深田恭子)にアタックしていきそれぞれが違う形で近づいていくのではないだろうか。

今のところドラマのストーリーにおいて結末は予想となるが、順子は結局3人の中からは誰も選ぶことができないのではないかと考えている。

ネタバレ追記

春見順子(32歳)は母親の期待に応えようと猛勉強し高校生までは優等生だったが、東大に落ちてからは就職も恋もことごとく失敗…そのせいで一緒に暮らしている母親とはギスギスし、現在は三流予備校で講師をする日々を送っていた。

そんな順子にいとこで東大出のエリート商社マン・八雲雅志は想いを寄せるが、鈍感な順子は全く雅志の気持ちに気付かない…順子を振り向かすため、順子の親友・松岡美和に恋愛のアドバイスをしてもらい実践するも、やはり順子は気づくことなく悲しい結果となっている。

ある日、ひょんなことから知り合ったのは父親にろくでなしと言われていたピンク頭の不良・由利匡平…そんな匡平を塾にいれようと、父親が匡平を連れて順子のいる予備校にやってくるが、順子は昔の自分と重ね合わせてしまい、父親に暴言を吐き怒らせてしまう。

しかし、順子の言葉が心に響いた匡平は「俺を東大に入れてくれない?」と指導をお願いする…父親を見返すために受験をしようとしている匡平に順子は、自分で道を選ばなくて後悔したことを話し、受験を諦めるよう説得するが、匡平は暴言を吐いて帰っていった。

数日後、順子は匡平がこっそり勉強をしてたことを知り、真剣な匡平の姿に個人指導することを決めるのだった…そして東大合格を目指し二人の戦いがスタートする。

順子の話を聞いて父親への反発だけではなく自分の意志で受験すると決めた匡平の真っ直ぐな熱意に、指導している順子にも熱が入っていく。

そんな中、匡平の通うバカ校の出張講師に参加することになった順子は、そこで教師をしていた同級生・山下一真と再会する…昔、問題児だった山下は順子に勉強を教えてもらったのがキッカケで教師となっていた。

順子にとって山下は唯一、告白してくれた人で落ち込んだ時何度も励まされた大きな存在だった…しかし結局、山下に対して好きな気持ちは芽生えなかった。

そんなある日、匡平の個人指導が終わった時に順子はギックリ腰となってしまう…匡平が講師ルームまで連れて行ってくれたが、他の講師が戻ってきて「テスト前、生徒立入禁止」を気にした順子は急いで匡平を机の下にかくまった。

そこで順子は他の講師から「匡平の父親が官僚」だと聞き、数々の暴言が頭を巡り後悔する…講師の一人が「うちの塾に責任取れとか言ってきたらどうします?」というと、順子は「責任なんて自分で取るんですよ!受験会場でペンを取るのは本人です。全力で教えるのが私の仕事ですから」と反論した。

順子の話を聞いていた匡平は嬉しそうに笑いながら、順子の足に頭をつける…順子はその行動に驚き、匡平の行動の意図を教えてもらおうと雅志に電話するが、雅志は「思春期男子がなんとも思ってない女によくやることだ」と思わず嘘をつく。

匡平の高校での出張講師も無事に終わり、帰り際山下は順子に「今度、腰やったら良い整体を教えてやる」と電話を書いた紙を渡す…それを見ていた匡平は、ムッとしながらも順子にはいつも通りの笑顔を見せた。

その後、匡平と匡平の仲間達、親友の美和と食事に行った順子は気分が良くいつもよりお酒を飲み過ぎ泥酔状態となる…ワインを服にこぼし洗いに行った順子を心配し匡平が見に行くと、順子は美和と間違え匡平に抱きつく。

そして、順子は「あたし婚活なんて出来ないくらい絶対合格させたい…あたし今、あの子に夢中なの」と本音を漏らす…匡平は「先生、それは酔ってない時に言ってもらえますか」と嬉しそうに酔っぱらっている順子の顔を覗き込みながら「好きだ」と心の中で思うのだった。

匡平の勉強法に悩んだ順子は、売れっ子講師に相談するが今からだと東大合格は難しいと結論に…親友の美和に相談するが「仕事も大事だけど婚活もすべきだ」と言われ、昔からの知り合い男子はどうかと提案される。

その帰り道、順子は偶然、山下と会い飲みに行くことに…美和に「昔からの知り合い男子はどうか」と言われたことを思い出し、一人ドキドキし変に意識してしまうが、山下が結婚していることを知ると、我に返り早々に帰るのだった。

後日、順子と山下が二人きりで飲んでいたことを知った匡平は嫉妬心をあらわにする…さらに順子にいつも子供扱いされることにイラ立ち、授業中に出ていってしまう。

順子は匡平が帰った理由がわからず「このまま授業に来なかったらどうしよう」と落ち込むのだった。

そんな中、順子とデートの約束をした雅志はムリに仕事を重ね、過労で倒れてしまう…偶然、匡平達が雅志を見つけ順子に連絡し病院に連れて行ってもらおうとするが、雅志は仕事を理由に断った。

急いで届けなければいけない荷物があることを知った順子は雅志と匡平を乗せ車を走らせるが、久しぶりの運転で集中していた順子は匡平が車に乗っていることにしばらくして気づく。

順子は匡平に連絡くれたことにお礼を言うと「本気じゃないなら受験なんてやめなさい。塾をサボる人間が東大なんて笑わせないで。次サボったら二度と期待なんてしないから!」と厳しく叱った…匡平も自分がしたことを反省し、素直に謝るのだった。

そして睡眠をとって回復した雅志はサービスエリアで、匡平が車から降りたのを確認し順子を抱きしめ「俺お前が好きだ」と告白をする…しかし、鈍感な順子はそれが告白だと気付かない。

そんな二人の様子を車の外から見た匡平は動揺を隠しきれない…複雑な心境を振り払うかのように、勉強に励むようになるのだった。

そして匡平は高校3年の春を迎える。

山下から匡平が学力が驚くほど良くなったことや、中学生の頃に母親が亡くなっていることを聞いた順子は、今まで以上に匡平のことを気にかけるようになるが、それが匡平にとっては子供をされているようで嫌だった。

そんな中、3泊4日で塾の強化合宿が行なわれることとなる…合宿当日、偶然にも仕事で近くのホテルに泊まっていた雅志が顔をだす。

二人の親しげな姿に匡平は嫉妬心から、順子に冷たい態度をとってしまう…その夜、匡平が食事の時間に現れずロッジでタバコを吸っていたという目撃情報があった。

順子は急いでロッジに向かったが、ぬかるんだ山道で足を滑らせ転んでしまう…そこに匡平が現れ順子を支えながらロッジまで連れて行く。

匡平は自分の気持ちを抑えきれずに、順子に甘えるように寄り添った…順子は匡平の態度に「ありえない」と思いながらも「自分に好意があるのでは?」と思いはじめ、その日から女として扱ってくる匡平に戸惑いを隠せない。

しかし、匡平が美和に電話で恋の相談をしているのを聞いた順子は、二人会話から「これは罰ゲームだ」と勘違いをし「冗談で良かった」と笑顔を見せる。

その夜、部屋で順子が目を覚ますとなぜか匡平の姿が…匡平はさっきの件で傷つけたことを謝るが、順子は心底ホッとしたと話し「万が一、生徒と間違いがあったら私は担当を降りなきゃいけなくなる…匡平が合格する時、絶対に隣りにいたいの」と本音をこぼす。

その後、二人はインフルエンザにかかってしまうが、他の生徒達に移らないよう雅志のいるホテルの一室に隔離されることに…そして匡平は眠っている順子の手をつなぎ、一時の恋人気分を味わうが、その光景を見た雅志は言葉を失うのだった。

強化合宿を終え、美和に合宿後の現況を伝える順子だったが、インフルエンザがうつり寝込んでいる雅志に元気をだしてもらおうと写真を送ったりしているが、雅志がなぜ順子と匡平のいる隔離部屋にわざわざ泊まったのか考えもつかない。

順子は合宿中に突然、匡平が王子様キャラになったのは美和のイタズラだと思い込んでいて、匡平の気持ちには全く気づいてないが、教師と生徒としての師弟愛は感じるという…「私、塾教師に向いてるのかも!」と嬉しそうに話す順子に、美和は呆れてしまう。

匡平の気持ちをイタズラだと順子に勘違いさせてしまった美和は、お詫びに順子が20代の頃に撮ったハロウィンの写真を送る…仲間からは「魔除け?」とイジられるが、匡平はその写真を見たら元気が湧くのだった。

一方、模試試験が近づき、匡平の勉強法を模索する中、順子は理系を強化するため雅志に協力を求めてマンションを訪ねた…匡平は順子からの連絡に心躍らせるが、玄関のドアを開けると順子と匡平の姿が。

多少腹を立てながらも雅志は、今の勉強法の問題点を指摘しつつ、二人に協力を…雅志はテストの時に目が冴えるよう朝型生活にすることをアドバイスする。

翌日から匡平は雅志のアドバイス通り早起きし、順子とともに一層勉強に励んでいく。

そんなある日、順子は偶然会った山下と飲みに行くことに…そこで山下が奥さんとケンカが耐えずに離婚したことを知る。

山下を慰めるつもりが順子の方が飲み過ぎて泥酔状態…翌朝、順子が部屋で目を覚ますと山下が…しかも、山下の手は順子の胸へと伸びていた。

順子は慌てて外に山下を連れ出し問い詰めると、山下は一線は越えてないが「胸を触っていたら朝になっていた」と悪びれる様子はない…しかも「高校の頃、俺が好きだったまんまだ」と告白にもとれる発言をする。

そこに通学中の匡平がタイミング悪く二人でいる所を見てしまう…弁解しようとする順子を振り切るように匡平は逃げていく。

さらに山下から「匡平が順子のことを好きだ」と聞いた順子は、今までの匡平の行動を思い返しパニックになるのだった…。

匡平のこと山下のことで混乱していた順子は、美和に助けを求める…順子は話を聞いてもらううちに、匡平は勉強のし過ぎでおかしくなっているという結論を出し、匡平とって今1番大事なのは「東大に合格させることだ」と再認識するのだった。

その頃、山下と顔を合わせたくない匡平は学校には行かずにカフェで自習をしていた…偶然会った雅志に匡平は、順子のことが「好きで好きで、嫌いになりそうなくらい好き」だと吐露し、雅志を慌てさせた。

順子は塾に来た匡平に「プライベートを見せすぎたこと、講師としてけじめがなかった」と謝るが、匡平は「なにも聞きたくない」と言わんばかり態度で、話をすり替えるのだった。

匡平は気持ちを切り替え、夏休みに入ってからも猛勉強…着実に成績が上がってはいるが、順子が苦手としている数学の成績は思うように上がらず、自分の力不足を感じていた。

そんな中、美和の提案で順子達の高校の同窓会を開くこととなり、幹事を雅志が引き受けた…女子にもてる雅志は順子に、女子と話しているところを見せ嫉妬させようという作戦を考え気合満々だったが、当の順子は行く気がない。

しかし、美和に「同窓会で彼氏を見つければ匡平の気の迷いもおさまるかもしれない」と言われ、順子は同窓会に行くことを決めるが結局、匡平の勉強を教えていて遅くなり行くことはできないのだった。

同窓会に来ていた山下が雅志に「順子のことを好きになったこと、家に泊まったこと」を話すと、頭に血が上った雅志は山下を殴ってしまう…しかし、山下に「お前に許可とる筋合いねぇよな」と正論を言われた雅志は言い返すことができない。

翌日、山下の順子に対する気持ちを知った匡平は「20年なにもしない雅志さんにも、10年ぶりにふらっと出てきたやつにも、取られるつもりねぇから。引っ込んでろ!俺のだよ!」と宣戦布告をする。

その頃、雅志は順子に山下とのことを問い詰めていた…順子が山下とは一線を越えていないことを話し「よりによって雅志に言うなんて。雅志にだけは知られたくなかったのに」と身内に言われたことで親に知られてしまうことを恐れたが、雅志は自分のことが好きだと勘違いするのだった。

そして雅志が勘違いだと知るのはしばらく経ってからのこと。

そんな中、順子に会いにきた山下は「毎日お前のことが頭から離れない。俺お前のことが好きだ。嫌がることは絶対にしない。チャンスくれよ」と気持ちをストレートに伝えるが、順子は山下の真剣な姿に言い返す言葉が出てこない。

一方で、順子はなんとしてでも匡平を東大に合格させるため、理数科目だけ東大専門塾「花恵会」に出向き、力を貸してほしいとお願いする…特例で入塾が認められ、1番人気のある講師・百田明奈が担当してくれることとなる…。

順子と匡平と一緒に花恵会に見学に来た匡平の仲間達は、27歳の若くてカワイイ百田にデレデレ…匡平も初めは順子以外から勉強を教わることを嫌がっていたが、百田の授業を受けて腕は確かだと認める。

一方で、順子は自分から匡平に花恵会を勧めたものの、学歴・実績・若さ・お金と自分にないものを全てもっている百田と比べ落ち込む…そのことを美和に話すと「嫉妬なんじゃない?匡平取られるんじゃないかって」と言われるが順子はすぐに否定し、匡平が自分の頼りなさに気付かれないように教材作りに燃えるのだった。

そんなある日、匡平と百田が一緒に歩いているところを、順子や雅志が行きつけの店のゴリさんが見かけあることを思い出し雅志に電話をかけた…そこで百田は順子や雅志の高校の同級生だったことが判明する。

百田の本名は牧瀬明奈、高校時代に雅志に告白しフラれ雅志と仲の良い順子に嫌がらせをしていた…しかし、イジメられても気に留めない順子に強い劣等感を抱いていたのだ。

そこで牧瀬は順子に入れ込む匡平を自分のものにしようと、必要以上に近づき「自分に全教科任せてほしい」と申し出をするが、匡平は全くなびくことがなく「春見なしで受験は考えらない」と断られ、また順子に完敗し悔しい思いをする。

そんな牧瀬に入れ込んでいた生徒が、「自分を見てくれない」と嫉妬している時に、牧瀬が年齢詐称をしていることを知りネットに情報を流出させる…このことが明るみになり、牧瀬は花恵会をクビになってしまう。

順子と匡平が牧瀬に会いにいくと、牧瀬は「自分を必要としてくれる人が欲しかった」ことを話し、クビになったが東大受験のノウハウを知っている自分に匡平のことを任せてほしいとお願いした。

すると順子は「必要とされなくなるのが先生だよ。私達は通過点なの。それまで匡平は私の生徒。あなたの寂しさを埋めるためにあげる訳にはいかない…でも彼を合格させるためにあなたの力が必要なの」と今まで通り勉強を教えてもらうことに。

その帰り道、匡平は「さっき、あげないって言ってくれたのスゲー嬉しかった。先生がいくら手を離しても俺、何回でも掴みにいくんで」と言って突然、順子を抱きしめた…順子は動揺しながらも心の中で「あの時、君をあげるのがどうしても嫌だと思った…これが嫉妬?」と思うのだった…。

牧瀬の経歴詐称の影響から、理数科目もすべて順子が教えることとなり、匡平に数学を教えていると牧瀬が姿を現す…そして、指導方法や授業プランをまとめた授業ノートを順子に渡した。

ノートを見た順子と匡平は牧瀬に改めて理数科目の教えてほしいとお願いする…はじめは断る牧瀬だったが、二人の熱意に負け引き受けることに。

【はじこい】初めて恋をした日に読む話ネタバレ…最終回結末の漫画とドラマの違い photo 2

その夜、美和の声かけで順子・牧瀬・雅志・山下のメンバーでプチ同窓会が開かれた…「合コンみたい」とはしゃぐ美和の提案で順子と山下、雅志と牧瀬がそれぞれデートする流れてとなってしまう。

匡平は父親が電話で揉めている声を聞き不安になり話しかける…様子を伺う匡平だったが、父親から「勉強、頑張れよ」と初めて優しい言葉をかけられ嬉しさを隠しきれない。

東大模試当日、順子は匡平のことが気になりつつも山下とデートし、不良と学校を抜け出したような新鮮な感覚を味わう…順子は心の中で「もしこの人をすきになったら楽しいだろう。そうなったらあの子は…」となぜか匡平のことが頭をよぎる。

帰り際、山下から「ちょっとは俺のこと好きになった?」と聞かれた順子は「好きになりたいと思ってる」と答えるのだった。

模試が終わり順子と匡平は、牧瀬も交え自己採点をするが予想はE判定…牧瀬によると、この時期にE判定なのは珍しくないが合格する確率は5割以下だという。

順子は匡平を励ますが、逆に順子が山下といる所を見た匡平から問い詰められ、とっさに順子は「デートをしていた」と正直に答えると、匡平は嫉妬し帰ってしまう。

翌日、匡平は学校を無断欠席していた…理由は「順子と山下がデートしていたことへの嫉妬」もう一つは、東大を出ている父親・菖次郎が「東大なんていかなくていい。出る杭は打たれる」と嘆いていたことが原因だった。

順子は山下から匡平が学校を休んだことを聞き、そして雅志からもカフェで勉強をしていた匡平を自分の家に連れて行ったと聞く…さらに翌日、匡平から塾を欠席すると連絡が入り、心配した順子は何度も匡平に電話をするが繋がらない。

そんな中、山下が授業中、校長に呼ばれて見たものは吉川官房副長官の汚職事件…大学の設置認可をめぐる不正疑惑に、匡平の父親の関与が疑われていたのだ。

順子と山下が匡平の家に行くとマスコミだらけだった…なとか家に入ると、そこには菖次郎もいて、菖次郎は「汚職の手伝いはしていない」と言うが真実は話せないという。

そんな菖次郎の不正疑惑にショックが隠せない匡平は突然、「受験をやめる…ごめん。もうムリです」と苦しそうに言った…順子は昔の自分と重ね合わせてしまい、なにも言うことができないのだった。

ニュースを見た雅志はカフェで勉強をしていた匡平に「親の反発とか順子のためとか色々あるのかもしれないけど、自分のために勉強したくなったんじゃないのか?だから今怖くて不安なんじゃないのか?」と匡平の心を言い当て、さらに雅志は「逃げんなよ!好きな人のために思いっきりプレッシャー背負ってみろよ」と弱気になってる匡平の背中を押した。

その後、不正疑惑のあった吉川は罪を認め辞任をしたため、菖次郎にも何かしらの処分が下されるものの最悪の事態は避けられた…その背景に山下の説得があったことを、匡平と順子は知る。

実は吉川は山下の元妻の父親で、「山下が元妻とヨリを戻し、地盤を引き継いで政治家になるこ」とを条件に「真実を公表してほしい」という山下のお願いを聞いたのだった。

そのことを知った順子は山下に会い行く…山下は「好きになりたいと言ってくれたの嬉しかった。けどそれで諦めついた。俺も気持ちわかるから。だから考えた。後悔しないように全力を尽くした結果だ。これで一生忘れられない男になるんだったら悪くないかなって。幸せになってほしい。初めて好きになった人だから順子ちゃんは」と言って頭をなでる。

順子は雅志にも感謝の電話をかけたあと「世の中きれいな景色ばかり見て生きてはいけないけど、一生懸命やってれば味方になってくれる人は必ず側にいるよ」と心の中で匡平に語りかけるのだった。

その頃、上司に呼ばれた雅志に「ロシアに3年」海外赴任の話が…。

順子は匡平が休んでいた分の勉強を教えるため、順子の部屋で牧瀬、匡平と勉強会を開くことに…そこに急に雅志がやってきて、夜遅かったこともありお開きとなる。

思いつめた様子の雅志に順子が声をかけると、雅志は突然キスをしてくる…が、順子は「悪霊退散ー!!」と言って雅志を追い回す。

しかし雅志は順子にくってかかり、ついに自分の気持ちを伝えることができた…雅志は立ちつくす順子を抱きしめ一旦その場をあとにした。

その後、親戚の結婚式が行われ順子の家に親族が集合…30歳を過ぎて未婚の順子と雅志は話のネタにされ、いたたまれなくなった二人は順子の部屋に避難する。

そこで雅志はロシアに転勤が決まったことを話し「順子に一緒に来て欲しい」と決死のプロポーズをした…そして「すぐ答えなくていい。少しは俺で悩め」と言って部屋を出ていった。

順子からこのことを相談された美和は、「相手のこと考えるふりなんかしないで正直に接すればいいじゃん」と捨て身で向かってきた雅志に真っ直ぐ向き合うようアドバイスをする。

数日後、匡平の勉強対策をしていた順子と牧瀬…順子は雅志との仲を勘ぐる牧瀬に突っ込まれプロポーズされたことを話してしまう。

しかし、結婚に踏み込めない順子に牧瀬は「まかさだけど匡平のこと気にしてる?順子に気があるよね?彼。もしかして順子も?」と詮索する…順子は「生徒だよ!」と慌てて否定した。

センター試験もあと7日に迫り、順子の授業はすべて終了する…言いたいことは沢山あったが「心の底から祈ってる」と応援のことばをかけた。

そして、牧瀬も最後のら授業も終えた…しかし、牧瀬が席を外した時にゴリから「雅志と順子が結婚する」と聞いた匡平は驚愕する。

その頃、順子は雅志に男としてみたことがなかったと話し「ちゃんと考えてみる。だからもう少し時間ちょうだい」とプロポーズの返事をした。

センター試験当日。

匡平の自己採点は718点、東大の足切りは715点…このままいけば二次にすすめる。

そんな中、2月3日匡平の18歳の誕生日、匡平の仲間達の企画でサプライズ誕生日会が開かれた…順子が鬼の面を被り豆まきが行われるはずが、匡平は順子に近づき「好きです。好きです。先生のことが大好きです」と言って抱きしめた。

すると順子も匡平を抱きしめ「絶対合格して」とささやいた…順子は自然と手が動いていたことを自覚し「匡平の気持ちに答えたい」と心から思うのであった。

そして匡平は無事に一次試験を通過し、二次試験の前日…順子は匡平に電話し「雪でも嵐でも絶対、試験会場に連れていくから」と約束した。

しかし、翌日約束の時間を過ぎても順子は現れない。…そんな中、美和から匡平に電話が入る…順子はバイクに跳ねられ救急車で運ばれていたのだ。

病院に向かっていた美和も詳しいことは分からず「もし万が一の時、あの時伝えていればって嫌だから。取り合いず命に別条ないと聞いてる。どうするかは君の判断で決めて」と言って電話を切った。

匡平は順子との頑張ってきた日々を思い返し、試験会場へと向かった…。

・・・最終回へ続く

最終回あらすじ

匡平(横浜流星)の東大二次試験当日、交通事故に遭ってしまった順子(深田恭子)。

雅志(永山絢斗)は順子の事故を知り、ロシア行きが決定する大事なレセプションを投げ出して順子の元へ…。

匡平は、美和(安達祐実)からの電話で順子の状況を知り激しく動揺するが、目の前の試験に挑む道を選ぶ。

果たして順子の運命は…。そして東大受験と恋の結末は!?

引用元:TBS公式サイト/初めて恋をした日に読む話

最終回ネタバレ

匡平の東大二次試験の日に体調の悪い受験生を助けようとして、バイクにはねられてしまった順子…頭を打って意識不明の状態。

順子の病状を美和から聞いて激しく動揺する匡平だったが、雅志に「今は受験に集中しろ。順子もそういうはずだ。そう思ったから君は今そこに居るんだろ」と言われ、目の前の試験に挑む道を選ぶ。

翌日、意識を取り戻した順子の元には、ロシア行きが決定する大事なレセプションを投げ出し雅志の姿があった…レセプションのことを気にする順子に、雅志は「大成功」とウソをつく。

実際はプロジェクトから外されロシア行きはなくなったが、雅志は「これで順子からの返事を何ヶ月でも何年でも待てる」と楽観的だった。

しかし、順子が「死ぬかもしれない」そう思った時に頭に浮かんだのは匡平だった…好きな気持ちを自覚するものの、スマホを手に連絡をすることはできない。

また匡平も順子ではなく試験を選んだことで、連絡をとれずにいた。

その後、雅志のロシア行きがなくなったことを知った順子は雅志に謝りつつ、結婚に繋がる「好き」ではないことをはっきりと伝えた…雅志はちゃんとフラれたことでやっと踏ん切りがつくと言い、順子ことを好きになって良かったと。

家に戻った順子は「自分が受験の落ちた時、お母さんの方が辛いと思って必死に笑ってみせた」と今までずっと言えなかった思いを伝える…母は東大に落ちてから辛そうな順子を見ていると余計辛くあたってしまったと話す。

すると順子は「勉強の楽しさ特技を身に付けてくれたのはお母さん。あの頃夢見た大人にはなれなかったけど、匡平に会って勉強を教えるよになった自分のこと好きになれた。受験で失敗した経験も塾講師として財産に変えられると思ってる。だからありがとう」と…長かった2人のわだかまりが取れた瞬間だった。

合格発表当日。

塾には合否発表の報告をしに生徒が押し寄せていた…匡平も見事、東大合格。

嬉しそうに報告に来た匡平は「春見が居なかったら絶対ありえなかった」と感謝し「結婚なんかすんな。しないでくれ。俺は…」と自分の思いを伝えようとするのを遮るように順子は「雅志と結婚する」とウソをつく。

順子は本心ではない自分の気持ちをぶつけ、結婚すると聞いた匡平は諦めるしかなかった。

その後、順子は講師として勤務し匡平は東大に通い、2人は別々の道へ。

しかし、山下から「順子が雅志のプロポーズを断った」と聞いた匡平は順子の元へ…匡平は「嘘つくほど俺のことが嫌いだった?俺のこと好きか、はいか、いいえで答えて」と聞く。

「はい」と答える順子だったが「でも付き合うことはできない。ゆりゆりが私の年になったら私50歳だよ…正直に言うと耐えられる自信がないの。恋愛経験もないし、もし5年後10年後フラれたら東大落ちたより傷つく。ごめん」と。

すると匡平は「俺は今人生で1番好きな人に出会った。春見をずっと好きでずっと一緒に居たいのにダメなんだね…この先ずっとそう思って生きていけなきゃいけなんだ」と言うと順子を抱きしめ「さようなら…春見先生」と泣きながら、その場を去っていく。

後日、美和の婚約パーティーが行われるが来るはずの匡平は来なかった…順子にみんなが事情を話すと「当然の選択だ」という声がある中、「変な大人になりそこねてる」ということに気付く。

順子は前に匡平が「春見みたいな変な大人になりたい」と話していたことを思い出す。

翌日、順子は匡平のいる東大の教室に乗り込み、「ごめん。やっぱ間違ってた。腰痛いし寝不足だと老けるけどいいの?結婚するなら、1つなる早でお願いしたいんだけど…確認したいんだけど本当に私でいいの?」と正直な気持ちをぶつける。

すると匡平「春見がいいんだ。何度言わせるの?やっぱ変な大人だな」と順子を抱き寄せた…そして2人は確かめ合うように何度もキスをする。

・・・END

漫画は現在連載中だが、ドラマは漫画と大筋同じように進んでいることから、ラストの結末がハッピーエンドになることは間違いないだろう。

匡平・山下・雅志の3人が順子にアタックする中、漫画8巻では順子は匡平への想いを自覚している。

しかし、講師と生徒の立場、年の差、また匡平の将来を考え順子は自分の気持ちにフタをするように、山下や雅志とデートをしたり、好きになる努力をするが、結局いつも頭に浮かぶのは匡平。

漫画でもドラマの結末と同じように色々な思いもあるものの「先の不安」ではなく「今の気持ち」を大事にし、順子は自分の気持ちに正直になることが考えられる。

つまり漫画でもドラマと同様に、匡平は東大に合格し、その後順子が匡平を選ぶことが予想できるだろう。

原作

原作は漫画家・持田あき氏による少女漫画「初めて恋をした日に読む話」で、少女漫画雑誌「Cookie」にて2016年より連載中の作品。

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本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。